事 項 ｜お う と う 「 南 陽 」 の 花 芽 着 生 促 進 の た め の 摘 心 処 理
お う と う の 大 玉 優 良 品 種 で あ る 「 南 陽 」 は 、 頂 部 優 勢 が 強 く 、 新 梢 生 育 が 旺 盛 で 芽 が 飛 び や す い こ と か ら 、 校 が は げ や す い 性 質 が あ る 。 そ こ で 側 枝 を 作 つ ね ら い ｜て い く 段 階 で 、 新 梢 の 伸 長 を 抑 制 し 芽 を 充 実 さ せ る 方 法 と し て 、 摘 心 を 検 討 し た と こ ろ 、 わ い 化 剤 同 様 に 新 梢 生 育 の 抑 制 と 、 枝 の コ ン パ ク ト 化 及 び 花 芽 の 着 生促進が図られたので参考に供する。
指
1 強樹勢の新梢に対して、 5月 下 旬 に 約 20∼30c m伸 長 時 に 先 端 を 軽 く 摘 心 す る。 そ の 後 副 梢 の 発 生 ま で1か 月 程 抑 制 さ れ る が 、 副 梢 の 生 育 が 旺 盛 な 場 合 再び、20∼ 30c m伸長時に先端を軽く摘心する。
2 摘心を行った部位に当年花芽が形成される。
参
、
，
r 先端を軽く摘心
導
考
〆
内
、
，
芽の充実 、はげ上がり防止
業 芽
落 葉 時
容
図 1 摘 心 の 方 法
新 梢 伸 長 の 抑 制 と 芽 が 充 実 し 、 枝 の は げ 上 が り を 防 ぐ と と も に 、 翌 年 の 花 芽 期 待 さ れ る 効 果 ｜
着生促進が図られる 。
利用上の注意事項 ｜なし
担 当 ｜青 森 県 り ん ご 試 験 場 ｜ ｜
当 ｜ ｜対 象 地 域 ｜県 下 全 域
一 ｜ 県南果樹研究センター 栽 培 育 種 部 ｜ ｜
｜平 成10年 度 青 森 県 り ん ご 試 験 場 県 南 果 樹 研 究 セ ン タ 一 成 績 概 要 集 発 表 文 献 等 ｜
l 平 成 11 年 度 青 森 県 り ん ご 試 験 場 県 南 果 樹 研 究 セ ン タ 一 成 績 概 要 集
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司
｛根拠となった主要な試験結果］
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無 処 理 区
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4/ 20 5/ 19 6/1 6/ 10 6/ 20 7/1 7/ 10 7/ 20 8/ 4 10/ 6 11 /6
月 日
図2 ．摘 心 処 理 が 側 枝 先 端 の 新 梢 長 に 及 ぼ す 効 果 （ 平 成10年 青森りんご試県南果研セ）
注 ） わ い 化 剤 は バ ウ ン テ イ フ ロ ア ブ ル 1000倍 散 布
表1 処 理 翌 年 の 側 枝 の 開 花 し た 花 数 （平成 11 年 青森りんご試県南果研セ）
区
2年 生 枝 1年生枝基部 l年生枝摘心部
よ口〉
計
一 花 芽 当 た り 花 数
イt, 数 イt, 妻女 イじ 数 2年 生 枝 l 年生枝基部 l年生枝摘心部
わい化剤1回 30. 7 11. 8 0. 0 42. 5 2. 0 2. 0
わい化剤 2回 41. 0 14. 3 1. 4 * 56. 7 2. 2 2. 1 2. 8
摘 心 1 回 48. 5 12. 9 9. 6 71. 0 2. 1 2. 2 2. 1
摘 心 2 回 63. 2 14. 2 12. 5 89. 9 2. 4 2. 3 2. 3
征 処 理 48. 8 13. 7 0. 0 62. 5 2. 3 2. 1
注）
*
:
1 年 生 校 版 芽 に 花 芽 が 着 生 。庁
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ハ
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唱
