平成22年度第4回行政改革推進委員会 会議録
1.会長進行
本日は、平成23年度「行政の守備範囲の明確化」の実施方針、チェックシ ート等の実施方法に関して事務局から説明を行った後、1つの事業をモデル として、実際に「行政の守備範囲の明確化」作業を委員の皆様にも行ってい ただく。
その後、作業の中で感じた各委員の意見などを発言、議論していただく。
2.行政の守備範囲の明確化について事務局説明
平成23年度の「行政の守備範囲の明確化」作業に使用する、実施方針やチ ェックシートなどに関して、平成22年度からの改善点を中心に事務局から説 明を行った。
3.委員による「行政の守備範囲の明確化」の模擬作業
平成22年度に「行政の守備範囲の明確化」作業の対象となった『IT講習 事業』をモデルとして、実際に各委員にチェックシートを使った作業を行っ ていただいた。
○日 時/平成 23 年2月1日(木) 14:00~16:00
○場 所/浦安市集合事務所3階 301 会議室
○出席者/兼村会長、宮﨑副会長、加藤委員、塚本委員、髙木委員、森柄委 員、八條委員、板垣委員の8名が出席(阿部委員が欠席)
○事務局/工藤総務部長、小澤総務部次長、岩島総務課長、三枝行政改革推 進室長、藤松主査、宇田川主任主事、高橋主任主事
○議 題/1.平成 23 年度『行政の守備範囲の明確化』について 2.その他
【意見交換・質疑応答】
○「行政の守備範囲の明確化」の対象とする事業の選定について、対象外の条 件とする理由と説明をお願いします。
●市の組織や財政など浦安市内部の運営に関する事業や前年度終了した事業及 び当年度で終了する事業などは、市の組織内部の管理業務であることや担当 課自身で仕分けを行うべきであると考え再検討委員会にて議論するまでも無 い事項であることから対象から除外することといたしました。
◎一般市民に選定していただくという方法もあるかと思います。
○チェックシートでいう“7つの視点”とは、何を指しているのか。
●「法令上の位置付け」「公益性」「必需性」「目的が達成された事業か」「民間 企業等との競合」「事業に対するニーズ」「開始からの時間経過」の7つを指 しております。
○事業によっては対象者の規模の大小に差がある。対象者の規模があまりに小 さい事業だと、対象者のニーズがいくら大きくても全市的な視点からすれば、 たいしたニーズ量ではないということになる。そうしたそもそもの対象者数 の大小について、このチェックシートではどう考慮しているのか。
●その点については、事務局の方でも悩んでいるところであり、是非委員から 御意見を頂戴したいところであります。
だが、例えば高齢者対象の事業であれば、それだけで確かに働き盛りの市民 には関係のない事業となってしまう。
○弱者を対象としている事業は、たいていそうした少数に向けた事業である。
●まさにそうした事業について、どのように扱うのかを悩んでおります。ただ、 そうした性質の事業については、「必需性」や「公益性」の視点で評価を上 げることが出来るのではないかと考えています。
○状況の変化が激しい現代において、開始からの時間経過をチェックする欄に 設定された選択肢が、最短で10年未満というのは適当ではないのではないか。 もう少し短い期間から、チェックすべきでは?
●各委員からのチェック結果を集計するとグラフとして見られるようになりま すが、グラフの形が歪になれば、どこかの視点で何らかの見直しが必要とい う判断の目安になります。これらの設問に関しては、現時点で事務局が作成 した案となりますので、今委員がおっしゃったような御意見を受けて、今後 も内容に関しては調整を行っていきたいと考えております。
●このチェックシートを使って、各担当課にシステマティックに事業の廃止を 判断することは困難であると考えております。しかし、事務局の思いとして、 職員が自らの事業を客観的に判断する資料として使えるレベルまでは、この 制度を整備していきたいと考えております。
◎では、ここで実際に『IT講習事業』を題材として、皆でチェックシートの 作成をやってみたいと思います。
○『IT講習事業』に対する国からの補助金に関しては、今も引き続き存在す るのか。
●国の補助金については、既に終了しております。
○『IT講習』事業の利用者について、年齢構成や開催日、男女比は分かるか。 期間設定によって絞り込んでいるのではないかと考えられることから伺いま した。
●平日と土日を含み午前・午後の講習会実施日を設定しており、市内在住在勤 の方を広報を通じて募集しておりますが、受講者は全般的に女性の方が多い 状況です。
○このチェックシートの中に、目的達成状況を問う設問を設けたのはなぜか。
●行政が一度始めた事業は、事業当初に設定した目的が達成したとしても、利 用者のことなどを考慮して継続されていく傾向があります。そうした傾向を 考慮して、事業の現状における必要性を振り返ってもらうきっかけとするた め、この項目を設定したところです。
○目的を達成した事業かどうかを判定するためには、目的を明確にしなくては
ならない。そのためには、把握可能な形で目的を設定することが不可欠であ る。例えば、IT講習会なら「市民へのIT普及率、何パーセント」などと なるだろうか。
○目的の達成度という話については、先ほどの対象者の設定の話ともつながっ てくると思う。どれだけの層に向かって事業を行っているのかを明らかにし なくては、事業の現状を判断することはできない。
●事業の対象者に関しては、そもそも対象となっていない人を除外していって、 本当の対象層を把握することの必要性は認識しています。
このチェックシートでいう対象者に関しても、そもそも事業に関係ない人々 などを極力除外して、適切な数値把握を心掛けるつもりです。
○このチェックシートの作成については、完全に自分の主観で捉えるのか。そ れとも、自分を客観的に位置して審査を行うものなのか。
●このチェックシートを作成する前段階として、既に作成している各種資料を 十分に検討する時間を設けます。そうした客観的な情報を摂取した上で、各 委員が個人の主観で判定作業をすることになります。
◎目標値がないと判断ができない。数値や計画などがあれば判りやすいと思う。
○チェックシートの中に、対象一単位当たりのコストが入っていない点に疑問 を感じる。コストを把握した上でなければ、事業の継続すべきかどうかにつ いて正確に判断することは難しい。ぜひ、このようなコストを計算するのに 必要なデータをチェックシートに加えるべきである。
4.その他について
(1)平成23年度組織改編について
来年度から、行政改革に関する業務については、市長公室企画政策課 に移管されることを事務局から報告した。
また、その改編に伴って、行政改革推進委員会の事務局に関しても、 企画政策課が務めるようになることを合わせて報告した。
(2)次回委員会の開催日程について
会長による調整の結果、次回の委員会については3月24日に開催する ことで合意した。当日の会場等も含め、正式な通知については後日改め て行うこととした。
(16時05分 終了)
(凡例)
◎会長
○委員
●事務局