「函館TOM向上推進事業」プロジェクト展開検討ワーキングチーム報告書
1 「函館TOM向上推進事業」の目的
本市は,函館山からの夜景や歴史的建造物が建ち並ぶ異国情緒豊かな町並みなど 多くの観光資源のほか,恵まれた水産物による食など多くの魅力を有し,民間調査 会社による地域ブランド調査で3年連続魅力ある都市全国1位に選ばれており,北 海道新幹線開業による観光客の大幅増加など,明るい話題がある一方,全国・全道 を上回って急速に進行する少子高齢化や進学・就職時の人口流出などによる人口減 少,近年の水産業の不振など函館の将来に対する閉塞感・不安感を高めるような暗 い話題についてもクローズアップされています。
このような閉塞感・不安感が市民の函館に対する将来への期待感を減少させ,ま ちの魅力の低下をまなきかねないことから,市民一人ひとりが先人達が築いてきた 素晴らしい函館の歴史や現在の魅力などを再発見して正しく認識し,まちに対する 誇りや地域愛を高めることで,まちの魅力を向上・発信し次世代に継承する役割を 担う人材を育てることを目的に,本年度の市長政策の一つとして「函館TOM向上 推進事業」を実施しています。
TOM:まち(Town)を大切に 人(Other people)を大切に 自分(Myself)を大切に 2 函館TOM向上推進事業(平成29年度)
① 有識者による小学生向け意識啓発映像制作検討懇話会
② キックオフ事業として小学生生向けのワークショップ
③ 「函館TOM向上推進事業」プロジェクト展開検討ワーキングチーム 3 「函館TOM向上推進事業」プロジェクト展開ワーキングチームについて
①目的
市内に住む子どもや若者の誇りや地域愛を醸成することを目的に,小学生向け意 識啓発映像以外の事業展開を検討する。
②参加職員等
庁内若手職員および函館市内の大学に在学する学生による計15名。
③進め方
ワーキングチームを3つの班に分け,班ごとに事業展開の検討・協議を行い,第 5回検討会議において,検討内容を取りまとめた報告書の発表を行いました。
また第3回検討会議にて各班で考えた事業アイデアについて中間報告として提案 がありました。
④開催時期と会議内容
第1回目(9月22日)
・会議の趣旨説明
・班の決定,リーダー・副リーダー選出
・今後のスケジュール,作業の説明
・グループディスカッション 第2回目(10月3日)
・市立函館博物館にて市の歴史についての説明を受講
・グループディスカッション 第3回目(10月18日)
・グループごとに事業アイデアの検討・協議 ※中間報告 第4回目(11月2日)
・グループごとに事業アイデアの選定・検討・協議 第5回目(11月21日)
・報告会 ※報告書
⑤各班からの提案事業
「函館TOM向上推進事業」プロジェクト展開検討ワーキングチーム報告書 取りまとめ
1班提案事業
プロジェクト名「ニューアクティビティー」
(1)地域の人材活用
・市内大学,専門学校生による市内小中学生を対象としたワークショップ
(2)函館の情報を学ぶ拠点として「はこだてみらい館」の活用
・函館の歴史,文化や企業情報などの集約
・はこだてみらい館の特色を活かしたVRなどのデジタルコンテンツで集約し た情報を体験
・市内学校の課外学習や修学旅行生の学習,学生の職業体験などに利用 2班提案事業
プロジェクト名「体で感じろ!体験!函館プロジェクト」
(1)若者チャレンジ応援事業
・若者が函館に貢献する事業を提案・実施
※市は上限額を設定して一部補助
(2)はこだて検定スタンプラリー&はこだてジュニア検定
・インプット(知識の入力)として,はこだて検定スタンプラリーを,アウト プット(知識の出力)として,はこだてジュニア検定を開催
※はこだて検定スタンプラリー
歴史,文化施設などにスタンプ,切り取れるハンドブックページ等を設置 し,全箇所巡ると1冊の教科書が完成
※はこだてジュニア検定
スタンプラリーにちなんだ設問を中心とした小・中・高校生版の「はこだ て検定」の実施
3班提案事業
プロジェクト名「HaKoGP事業」
(1)子どもたちによる函館のツアープラン作成
・ツアープランを作成するためのフィールドワークを実施
※函館の歴史を再発見するため,市立函館博物館のおもてなし講座を小学生 向けにカスタマイズなどしたものを活用
・ツアープランの市内小学校への情報提供および市ホームページでの公開