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第101期 有価証券報告書(平成28年4月1日~平成29年3月31日) 有価証券報告書 等|株主・投資家の皆様へ|会社情報|DAIKEN-大建工業

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(1)

 

有価証券報告書

 

事業年度 第101期

自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日

 

大建工業株式会社

 

E00619

(2)

目 次

 

  頁

表 紙 ……… 1

    第一部 企業情報   第1 企業の概況   1 主要な経営指標等の推移 ……… 2

2 沿革 ……… 4

3 事業の内容 ……… 5

4 関係会社の状況 ……… 7

5 従業員の状況 ……… 9

第2 事業の状況   1 業績等の概要 ……… 10

2 生産、受注及び販売の状況 ……… 12

3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 ……… 13

4 事業等のリスク ……… 14

5 経営上の重要な契約等 ……… 15

6 研究開発活動 ……… 15

7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 16

第3 設備の状況   1 設備投資等の概要 ……… 17

2 主要な設備の状況 ……… 18

3 設備の新設、除却等の計画 ……… 21

第4 提出会社の状況   1 株式等の状況 ……… 22

2 自己株式の取得等の状況 ……… 25

3 配当政策 ……… 26

4 株価の推移 ……… 26

5 役員の状況 ……… 27

6 コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 32

第5 経理の状況 ……… 42

1 連結財務諸表等   (1) 連結財務諸表   ① 連結貸借対照表 ……… 43

② 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 45

連結損益計算書 ……… 45

連結包括利益計算書 ……… 46

③ 連結株主資本等変動計算書 ……… 47

④ 連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 49

注記事項   (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……… 51

(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ……… 53

(追加情報) ……… 53

(連結貸借対照表関係) ……… 54

(連結損益計算書関係) ……… 55

(連結包括利益計算書関係) ……… 57

(連結株主資本等変動計算書関係) ……… 58

(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……… 60

(リース取引関係) ……… 60

(3)

(金融商品関係) ……… 61

(有価証券関係) ……… 66

(デリバティブ取引関係) ……… 69

(退職給付関係) ……… 72

(ストック・オプション等関係) ……… 74

(税効果会計関係) ……… 74

(企業結合等関係) ……… 75

(セグメント情報等) ……… 77

関連当事者情報 ……… 81

(1株当たり情報) ……… 82

(重要な後発事象) ……… 82

⑤ 連結附属明細表   社債明細表 ……… 83

借入金等明細表 ……… 83

資産除去債務明細表 ……… 84

(2) その他 ……… 84

2 財務諸表等   (1) 財務諸表   ① 貸借対照表 ……… 85

② 損益計算書 ……… 87

③ 株主資本等変動計算書 ……… 88

注記事項   (重要な会計方針) ……… 90

(会計上の見積りと区別することが困難な会計方針の変更) ……… 91

(追加情報) ……… 91

(貸借対照表関係) ……… 92

(損益計算書関係) ……… 93

(有価証券関係) ……… 94

(税効果会計関係) ……… 94

(企業結合等関係) ……… 95

(重要な後発事象) ……… 95

④ 附属明細表   有形固定資産等明細表 ……… 96

引当金明細表 ……… 96

(2) 主な資産及び負債の内容 ……… 96

(3) その他 ……… 96

第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 97

第7 提出会社の参考情報   1 提出会社の親会社等の情報 ……… 98

2 その他の参考情報 ……… 98

第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 99

   

[監査報告書] 100

 

(4)

【表紙】

 

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成29年6月26日

【事業年度】 第101期(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

【会社名】 大建工業株式会社

【英訳名】 DAIKEN CORPORATION

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 億田 正則

【本店の所在の場所】 富山県南砺市井波1番地1

上記は登記上の本店で、本店の事務を行っている場所は 大阪市北区中之島三丁目2番4号

(中之島フェスティバルタワー・ウエスト)

【電話番号】 (06)6205-7190

【事務連絡者氏名】 上席執行役員財務経理部長 野村 孝伸

【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区外神田三丁目12番8号(住友不動産秋葉原ビル)

【電話番号】 (03)6271-7851

【事務連絡者氏名】 財務経理部 三宅 猛

【縦覧に供する場所】 大建工業株式会社本社大阪事務所

(大阪市北区中之島三丁目2番4号) 大建工業株式会社東京事務所

(東京都千代田区外神田三丁目12番8号) 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)  

(5)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次 第97期 第98期 第99期 第100期 第101期

決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月

売上高 (百万円) 158,153 180,392 168,833 168,141 168,848

経常利益 (百万円) 5,669 5,025 4,648 5,281 9,021 親会社株主に帰属する

当期純利益

(百万円) 1,318 2,546 2,736 3,988 5,116

包括利益 (百万円) 4,323 3,694 5,709 1,750 6,856

純資産額 (百万円) 39,870 41,419 44,984 43,833 49,086

総資産額 (百万円) 131,618 135,890 135,596 130,315 132,171

1株当たり純資産額 (円) 1,434.53 1,480.47 1,669.47 1,692.28 1,933.96

1株当たり当期純利益金額 (円) 52.53 101.46 111.70 164.67 212.26 潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円) - - - - -

自己資本比率 (%) 27.4 27.3 29.9 31.3 35.3

自己資本利益率 (%) 3.8 7.0 7.0 9.8 11.7

株価収益率 (倍) 24.5 13.8 12.1 9.5 9.7 営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) 2,624 9,663 9,299 6,016 10,547 投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) △2,033 △5,168 △4,072 △5,972 △4,231 財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) 224 △1,054 △2,635 △5,486 △6,741 現金及び現金同等物の

期末残高

(百万円) 10,596 14,096 16,774 11,134 10,474

従業員数 (人) 3,194 3,141 3,191 3,060 3,071

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 3.当社は、平成28年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第97期の期首

に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しており ます。

 

(6)

(2)提出会社の経営指標等

回次 第97期 第98期 第99期 第100期 第101期

決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月

売上高 (百万円) 149,395 164,708 152,584 144,666 147,083

経常利益 (百万円) 2,137 2,842 3,687 4,365 6,915 当期純利益又は当期純損失

(△)

(百万円) △546 1,455 2,053 4,201 4,910

資本金 (百万円) 13,150 13,150 13,150 13,150 13,150

発行済株式総数 (株) 130,875,219 130,875,219 130,875,219 125,875,219 25,175,043

純資産額 (百万円) 33,605 34,456 36,173 39,069 44,188

総資産額 (百万円) 121,357 122,325 119,911 116,433 120,195

1株当たり純資産額 (円) 1,339.00 1,372.97 1,488.40 1,620.90 1,833.36

1株当たり配当額

(円)

7.50 7.50 7.50 10.00 44.00

(うち1株当たり中間配当額) (3.75) (3.75) (3.75) (5.25) (5.00) 1株当たり当期純利益金額又

は1株当たり当期純損失金額

(△)

(円) △21.78 58.01 83.83 173.48 203.72

潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額

(円) - - - - -

自己資本比率 (%) 27.7 28.2 30.2 33.6 36.8

自己資本利益率 (%) △1.6 4.3 5.8 11.2 11.8

株価収益率 (倍) - 24.2 16.2 9.1 10.1

配当性向 (%) - 64.6 44.7 28.8 31.4

従業員数 (人) 1,158 1,208 1,189 1,702 1,710

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第98期、第99期、第100期及び第101期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が 存在しないため記載しておりません。

3.第97期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在 株式が存在しないため記載しておりません。

4.第97期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。

5.当社は、平成28年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第97期の期首 に当該株式併合が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しており ます。

6.第101期の1株当たり配当額44円00銭は、中間配当額5円00銭と期末配当額39円00銭の合計となります。な お、平成28年10月1日を効力発生日として普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施いたしましたの で、中間配当額5円00銭は当該株式併合前の配当額、期末配当額39円00銭は当該株式併合後の配当額となり ます。

(7)

2【沿革】

昭和20年9月 大建産業㈱林業部の全事業を継承し、資本金6,000千円をもって大建木材工業㈱を設立。 昭和22年6月 大阪支店を開設。本社業務の大半を大阪に移転。

昭和24年5月 大阪証券取引所に上場。

昭和29年9月 特殊合板の製造を目的とした名古屋工場を新設。

昭和32年5月 木質繊維板の製造を目的とした関係会社大建ウォールボード工業㈱を設立。 昭和32年12月 大建ウォールボード工業㈱にて、木質繊維板の製造を目的とした岡山工場を新設。

昭和38年4月 大建ウォールボード工業㈱にて、米国コンウェッド社の技術を導入し、完全不燃ロックウール繊 維板の生産を開始。

昭和42年10月 大建ウォールボード工業㈱を合併、社名を大建工業㈱に変更し資本金15億円をもって発足。 昭和44年4月 ビル内装工事やロックウール吸音板耐火構造体工事を業務とする建築部を設ける。

昭和45年3月 名古屋工場で、WPC建材の生産を開始。 昭和45年4月 特殊合板の製造を目的とした富山工場を新設。

昭和46年1月 住宅機器の生産並びに技術に関する業務全般を担当する住機部を設ける。 昭和46年9月 東京証券取引所市場第一部へ上場。

昭和48年6月 岡山工場で、たたみ用ボードの生産開始。

昭和50年4月 中高層集合住宅の内装プレハブ工事、2×4住宅及び床板工事を業務とする住宅部を設ける。 昭和51年4月 製商品の輸出を業務とする貿易部を設ける。

昭和52年4月 木質繊維板の製造を目的とした高萩工場を新設。

昭和54年1月 たたみボード及び畳関連商品の営業を業務とする畳材部を設ける。 不動産販売を業務とする不動産部を設ける。

昭和59年5月 ビル等の内装工事業を目的とした、ダイケンエンジニアリング㈱を設立。 昭和62年5月 木質内装建材の製造を目的とした、三重ダイケン㈱を設立。

平成元年4月 防音関連製品の開発及び営業を業務とする建築音響事業部を設ける。 平成元年7月 高萩工場で、窯業系外壁材の生産開始。

平成2年1月 井波工場で、住宅機器の生産開始。

平成4年10月 運送業を目的とした、ダイケン物流㈱を設立。

平成6年5月 MDFの製造を目的とした、DAIKEN SARAWAK SDN.BHD.をマレーシアに設立。

(現・連結子会社)

平成8年9月 VSF(ダイライト)の製造を目的とした、ダイライト㈱を設立。 平成11年3月 ダイケンホーム㈱を設立し、住宅事業を譲渡。

平成12年9月 富山大建工業㈱を設立し、合板事業を譲渡。

平成14年4月 達森木業(寧波)有限公司(現社名・大建工業(寧波)有限公司)を買収し、住宅機器の生産開 始。(現・連結子会社)

平成15年10月 東日本ダイケンプロダクツ㈱に外装材・繊維板事業を譲渡。

平成15年10月 西日本ダイケンプロダクツ㈱(ダイライト㈱が社名変更)に繊維板事業を譲渡。 平成16年2月 西日本ダイケンプロダクツ㈱が三興不動産㈱を吸収合併。

平成16年10月 井波ダイケンプロダクツ㈱に住宅機器事業を譲渡。 平成16年10月 中部ダイケンプロダクツ㈱に木質内装建材事業を譲渡。

平成16年10月 ニチハ㈱に外装材事業を譲渡。ニチハ㈱より繊維板事業を譲受。

平成17年2月 マレーシアのMDF製造会社SAMLING FIBRE BOARD SDN.BHD.(現社名・DAIKEN MIRI SDN.BHD.) を買収し子会社化。(現・連結子会社)

平成17年12月 秋田ダイケン㈱を吸収合併。

平成18年4月 富山住機㈱が㈱トナミ加工を吸収合併。

平成18年10月 ダイケンエンジニアリング㈱が梅田建材㈱を吸収合併。(現・連結子会社) 平成19年4月 繊維板製造会社カイハツボード㈱を買収し子会社化。

平成20年4月 中国市場の開拓・強化を目的とした、大建阿美昵体(上海)商貿有限公司を設立。

(現・連結子会社)

(8)

 

平成22年12月 ビル等の内装工事業を営む三恵㈱を買収し子会社化。(現・連結子会社)

平成23年2月 東部大建工業㈱(東日本ダイケンプロダクツ㈱が社名変更)が会津大建工業㈱(カイハツボード

㈱が社名変更)を吸収合併。 平成25年1月

平成25年4月 平成27年4月

    平成27年10月

  平成28年10月 平成28年12月

MDF販売業を営むC&H㈱を買収し子会社化。(現・連結子会社) 富山住機㈱が㈱サンキを吸収合併。(現・連結子会社)

三重ダイケン㈱、岡山大建工業㈱(西日本ダイケンプロダクツ㈱が社名変更)及び東部大建工業

㈱を井波大建工業㈱(井波ダイケンプロダクツ㈱が社名変更)に吸収合併し、井波大建工業㈱を 当社に吸収合併。

内装ドアの製造販売を目的とした、PT.DAIKEN DHARMA INDONESIAをインドネシアに設立。(現・ 連結子会社)

マンションリノベーション事業を営む㈱パックシステムを買収し子会社化。(現・連結子会社) ダイケン物流㈱を吸収合併。

 

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(大建工業㈱)、子会社21社及び関連会社1社(平成29年3月 31日現在)により構成されており、エコ素材、木質内装建材、住宅機器等の製造販売を主たる業務としております。

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。

なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメン トの区分と同一であります。

 

(1)住空間事業  

木質内装建材··· 当社が製造販売するほか、㈱ダイフィット、㈱ダイウッド及びセトウチ化工㈱が製 造し、当社が仕入販売しております。

 

住宅機器··· 当社が製造販売するほか、富山住機㈱が製造し、当社が仕入販売しております。ま た、大建工業(寧波)有限公司製品については大建工業(寧波)有限公司及び大建 阿美昵体(上海)商貿有限公司が中国市場での販売を行っております。PT.DAIKEN DHARMA INDONESIAは、インドネシア市場での製造販売を行っております。

 

(2)エコ事業  

エコ素材··· 当社が製造販売するほか、㈱ダイタック、会津大建加工㈱、DAIKEN NEW ZEALAND LIMITED、DAIKEN SARAWAK SDN.BHD.及びDAIKEN MIRI SDN.BHD.が製造し、当社が仕 入販売しております。また、DAIKEN NEW ZEALAND LIMITED製品についてはC&H㈱ が販売を行っております。なお、エコテクノ㈱は木材の廃材加工業を営んでおりま す。

 

(3)エンジニアリング事業  

内装工事··· ビル・マンション・店舗の内装工事をダイケンエンジニアリング㈱、鉱工産業㈱及 び三恵㈱が請負っております。

 

住宅事業··· ダイケンホーム&サービス㈱及び㈱スマイルアップは、当社グループ製品を使用し た住宅のリフォーム工事及び修繕を行っております。また、㈱パックシステムは、 当社グループ製品を使用したマンションリノベーション事業を行っております。  

(4)その他  

その他··· 当社が合板等の商品の仕入販売等を行っております。  

(9)

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。  

   

◎印 連結子会社

○印 持分法適用の関連会社

(注)事業活動を休止している会社の記載は省略しております。  

(10)

4【関係会社の状況】

(1)連結子会社

名称 住所

資本金又は出資

主要な事業の 内容

(注)1

議決権の 所有割合

(%)

(注)2

関係内容

役員の 兼任

資金援助

(百万円)

営業上の取引

設備の賃 貸借等

㈱ダイフィット 鳥取県倉吉市 30百万円 住空間事業 100.0 兼任有 貸付金

902

製品の販売 製品の仕入

㈱ダイウッド 三重県伊賀市 50百万円 住空間事業 100.0 兼任有 貸付金

1,083

製品の販売 製品の仕入

セトウチ化工㈱ 岡山市南区 50百万円 住空間事業 100.0 兼任有 貸付金

60

製品の販売 製品の仕入

富山住機㈱ 富山県砺波市 80百万円 住空間事業 100.0 兼任有 貸付金

287

製品の販売 製品の仕入

大建工業(寧波)有 限公司 (注)3

中国浙江省

13百万 USドル

住空間事業 100.0 兼任有

債務保証 621

製品の販売 製品の仕入

大建阿美昵体(上 海)商貿有限公司

(注)4

中国上海市

1百万 USドル

住空間事業 100.0 兼任有 製品の販売

PT.DAIKEN DHARMA INDONESIA

インドネシア スラバヤ市

85,000百万 ルピア

住空間事業 70.0 兼任有 貸付金

650

製品の販売

㈱ダイタック 岡山市南区 10百万円 エコ事業 100.0 兼任有

製品の販売 製品の仕入

会津大建加工㈱ 福島県会津若松市 30百万円 エコ事業 100.0 兼任有 貸付金

227

製品の販売 製品の仕入

設備の賃

DAIKEN NEW ZEALAND LIMITED (注)3

ニュージーランド ランギオラ市

40百万 NZドル

エコ事業 100.0 兼任有

債務保証 1,113

製品の仕入

DAIKEN SARAWAK SDN.BHD. (注)3

マレーシア サラワク州

60百万 リンギット

エコ事業 75.0 兼任有

製品の販売 製品の仕入

DAIKEN MIRI SDN.BHD. (注)3

マレーシア サラワク州

149百万 リンギット

エコ事業 70.0 兼任有 製品の仕入

C&H㈱ 大阪府岸和田市 100百万円 エコ事業 51.0 兼任有 製品の仕入

エコテクノ㈱

(注)5

東京都千代田区 30百万円 エコ事業 50.0 兼任有 製品の仕入

ダイケンエンジニア リング㈱

大阪市北区 450百万円

エンジニアリ ング事業

100.0 兼任有 貸付金

510

製品の販売

鉱工産業㈱ 東京都千代田区 10百万円

エンジニアリ ング事業

100.0 (100.0)

兼任有 貸付金

232

製品の販売

三恵㈱ 大阪府東大阪市 15百万円

エンジニアリ ング事業

100.0 (100.0)

兼任有 貸付金

57

製品の販売

ダイケンホーム&サ ービス㈱ (注)6

大阪市北区 20百万円

エンジニアリ ング事業

100.0 兼任有 貸付金

83

製品の販売 修繕工事委託

㈱スマイルアップ 大阪市北区 40百万円

エンジニアリ ング事業

100.0 兼任有

製品の販売 修繕工事委託

㈱パックシステム 東京都品川区 10百万円

エンジニアリ ング事業

66.7 兼任有 貸付金

171

製品の販売

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。 3.特定子会社に該当しております。

4.債務超過会社で債務超過の額は、平成29年3月末時点で12百万円となっております。 5.持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。 6.債務超過会社で債務超過の額は、平成29年3月末時点で150百万円となっております。  

 

(11)

(2)持分法適用の関連会社

名称 住所

資本金又は出 資金

(百万円)

主要な事業の 内容

議決権の所 有割合

(%)

関係内容

役員の 兼任

資金援助

(百万円)

営業上の取引

設備の賃貸 借等

㈱岡山臨港 岡山市南区 98 その他 25.0 兼任無

(注) 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。  

(3)その他の関係会社

名称 住所

資本金又は出 資金

(百万円)

主要な事業の 内容

議決権の被 所有割合

(%)

関係内容

役員の 兼任

資金援助

(百万円)

営業上の取引

設備の賃貸 借等

伊藤忠商事㈱ 大阪市北区 253,448 総合商社 26.5 兼任無 商品の購入

(注) 有価証券報告書を提出しております。  

 

(12)

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

平成29年3月31日現在  

セグメントの名称 従業員数(人)

住空間事業 861

エコ事業 1,192

エンジニアリング事業 156

報告セグメント計 2,209

その他 1

全社(共通) 861

合計 3,071

(注)1.従業員数は、就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グル ープへの出向者を含む)であります。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、営業部門及び管理部門に所属しているものであります。  

(2)提出会社の状況

平成29年3月31日現在  

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)

1,710 41.2 17.6 5,504

 

セグメントの名称 従業員数(人)

住空間事業 389

エコ事業 459

報告セグメント計 848

その他 1

全社(共通) 861

合計 1,710

(注)1.従業員数は、就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であります。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、営業部門及び管理部門に所属しているものであります。  

(3)労働組合の状況

当社グループには、大建工業労働組合が組織(組合員数1,071人)されており、全国繊維化学食品流通サービス 一般労働組合同盟に属しております。

なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。  

 

(13)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1)業績

当連結会計年度のわが国経済は、世界経済の不確実性が高まるなかで金融資本市場が不安定になるなど、一時足 踏みも見られましたが、雇用情勢の改善や個人消費の持ち直しの動きに支えられ、緩やかな回復基調が続きまし た。

住宅建設分野におきましては、年度後半に勢いは弱まったものの、賃貸住宅が好調を維持し、持ち家や分譲戸建 についても堅調に推移しました。また、公共・商業建築(非住宅建築)分野におきましても、宿泊施設や店舗等を 中心に民間建設工事受注が好調に推移しております。

このような経営環境のもと、当社グループは、長期ビジョン『GP25』で目指している10年後のありたい姿の 実現に向けて、3ヵ年の中期経営計画『GP25 1st Stage』をスタートさせました。将来想定されている日本 国内の新設住宅の着工減に備え、住宅リフォーム市場、公共・商業建築分野、海外市場を重点市場と捉えて、新た な取り組みを推進しております。

住宅リフォーム市場では、TOTO㈱、YKK AP㈱と共同でTDYコラボレーションショールームを4月に は金沢に、7月には高松にオープンし、エンドユーザーへの提案の場を充実させるとともに、住宅リフォーム向け 製品のラインナップを拡充し、提案の幅を拡げました。また、10月にマンションリノベーションを手がける㈱パッ クシステムを子会社化し、新たにリノベーション事業に参入しました。公共・商業建築分野では、当社の強みであ る「音」や「国産木材」などをキーワードとした新製品を発売し、同分野での実績づくりを推進しました。海外市 場では、インドネシアにおいてドア工場を本格稼働させ、同国内及び周辺国への内装建材の供給体制の整備を行い ました。また、新たな取り組みとして、日南町(鳥取県日野郡)及び地元の森林組合・企業と共同で、「木材総合 カスケード利用」(※1)の具体的な事業化に向けた検討を開始しました。

一方、利益面におきましては、国内主力工場である岡山工場において、木材チップを燃料とした「木質バイオマ スボイラー」を7月に本格稼働させ、環境負荷を低減するとともにエネルギー関連のコストダウンを行うなど、生 産性の向上に努めました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。  

(住空間事業)

住空間事業につきましては、重点市場として位置づけている住宅リフォーム市場、公共・商業建築分野での売上 拡大に努めました。住宅リフォーム市場向けには省施工を切り口とした床材や収納の新工法を開発し、提案を開始 しました。公共・商業建築分野向けには、ホテル等の宿泊施設向けの床材や、保育所や託児所等の施設向けのドア を発売するなど、同分野のニーズに合った製品提案を進めました。

利益面におきましては、様々な合理化に加え、平成27年10月にリニューアル発売した主力の内装建材シリーズへ の切り替えが順調に進むなど、前連結会計年度後半からの収益性を維持できたことにより、前年同期比で増益とな りました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高872億68百万円(前年同期比1.2%増)、経常利益45億51百万円(前 年同期比10.6%増)となりました。

 

(エコ事業)

エコ事業につきましては、機械抄き和紙を原料とし、耐久性・デザイン性が特長である当社独自の畳おもてが、 建設・改修が盛んなホテル・旅館向けとして採用が広がり、売上が拡大しました。MDFについては、床材のシー ト化が進んでいることなどにより、表面の平滑性の高い床用MDFの需要が伸び、売上を伸ばしました。また、当 社独自の無機素材であるダイライトの防火性・不燃性・軽量性を活かした不燃化粧壁材や軒天井材を新たに発売 し、売上拡大に努めました。

利益面におきましては、原材料やエネルギー関連のコストダウンを進めたことに加え、国内のMDF等の需要増 に対して、拠点ごとの生産品目の見直しを行うなど生産効率の最適化に努めました。また、前連結会計年度に一部 製品の不具合による補修費用を計上していたため、前年同期比で増益となりました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高564億10百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益37億26百万円(前 年同期比358.4%増)となりました。

 

(14)

 

(エンジニアリング事業)

エンジニアリング事業につきましては、国内建設工事は順調であるものの、マンション市場を中心とした内装工 事において、当連結会計年度での工事需要が伸びず苦戦しました。利益面におきましては、技能工不足等による原 価高騰に対して、技能工の確保並びに現場ごとの管理体制を強化し、採算性の強化に努め、前年同期比で増益とな りました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高136億12百万円(前年同期比2.6%減)、経常利益3億35百万円(前 年同期比44.4%増)となりました。

 

特別損益につきましては、当社グループの物流施設の一部について売買契約を締結したことに伴い、売却予定価 額と帳簿価額の差額を減損損失に計上したこと等により、11億81百万円の減損損失を計上しました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,688億48百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益85億15百万円

(前年同期比52.4%増)、経常利益90億21百万円(前年同期比70.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益51億 16百万円(前年同期比28.3%増)となりました。

 

〔用語説明〕

※1:木材総合カスケード利用

木材を建材等の資材として利用した後、ボードや紙などの利用を経て、最終段階では燃料として利用する こと。森林の維持管理から木材を伐採・搬出し、製材品、集成材、合板等として活用することはもちろんの こと、端材や間伐材をチップとして繊維板や燃料などにも利用することで、木材という貴重な資源を総合的 に無駄なく、効率的に、余すことなく利用することをいいます。

   

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6億60百万 円減少し104億74百万円となりました。

 

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は105億47百万円(前年同期比75.3%増)となりました。これは税金等調整前当 期純利益の計上等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は42億31百万円(前年同期比29.1%減)となりました。これは有形固定資産の取 得等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は67億41百万円(前年同期比22.9%増)となりました。これは長期借入金の返済 等によるものであります。

 

(15)

 

2【生産、受注及び販売の状況】

(1)生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 金額(百万円) 前年同期比(%)

住空間事業 47,322 0.2

エコ事業 43,344 △3.5

エンジニアリング事業 13,393 △4.2

報告セグメント計 104,060 △1.9

その他 - -

合計 104,060 △1.9

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

3.エンジニアリング事業は当期完成工事高(工事進行基準を適用しているものを含む)を表示しております。  

(2)受注状況

住空間事業及びエコ事業については見込み生産を行っているため、該当事項はありません。また、エンジニアリ ング事業については、受注高及び受注残高に金額的重要性がないため、記載を省略しております。

 

(3)販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 金額(百万円) 前年同期比(%)

住空間事業 87,268 1.2

エコ事業 56,410 0.1

エンジニアリング事業 13,612 △2.6

報告セグメント計 157,291 0.5

その他 11,556 △0.0

合計 168,848 0.4

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。  

(16)

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、グループ企業の社員全員で共有し、進むべき方向を合わせていくため、「私たちの使命 -ミ ッション-」「私たちが目指す企業像 -ビジョン-」「私たちが大切だと考えること -バリュー-」から成るグ ループ企業理念を定め、株主を始めとするすべてのステークホルダーから評価される経営を行い、持続的に企業価 値の向上を図ることを基本方針としております。

 

① 私たちの使命 -ミッション-

私たちは、技術と発想と情熱で、笑顔があふれる未来に貢献します  

② 私たちが目指す企業像 -ビジョン-

私たちは、豊かな社会と環境の調和を第一に考え、期待を超える新たな価値を提供し、あらゆる人に愛される 企業であり続けます

 

③ 私たちが大切だと考えること -バリュー- みんなが笑顔になるために、私たちは

・環境・社会・人の調和を大切にします

・安全・安心・健康・快適にこだわります

・勇気をもって新しいことに挑戦します

・変化や機会を捉えて俊敏に行動します

・あらゆる人と誠実に接します  

(2)目標とする経営指標

当社グループは、企業価値の向上と財務体質の強化を図るための経営指標として、総資産利益率(ROA)を重視 しつつ、キャッシュフロー経営に徹しており、最終目標は自己資本利益率(ROE)の向上に置いております。  

(3)中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、2025年を見据えた長期ビジョン『GP25』で示しているありたい姿の実現に向け、平成28年 度より3ヵ年の中期経営計画『GP25 1st Stage』をスタートさせ、従来の取り組みや考え方から大転換を図 り、新設住宅着工に左右されない事業構造の構築を進めております。

そして、日本国内における『住宅用建材のメーカー』という企業像から、建材だけでなく、建材に使用する素材 の供給から建材の施工・工事までを手掛け、また、住宅だけでなく、公共・商業建築分野、建築以外の産業資材分 野まで幅広く展開し、さらに、国内だけでなく、海外に展開する『建築資材の総合企業』を目指してまいります。

事業セグメント別では、住空間事業及びエコ事業において、国内新築住宅市場でのシェア拡大、公共・商業建築 分野攻略のための新製品投入や販売体制の強化、産業資材分野への用途展開、海外市場でのドア事業の拡大などを 進めてまいります。エンジニアリング事業においては、省施工製品・工法等の開発による差別化を進め、公共・商 業建築分野及び住宅リフォーム市場での拡大を図ります。また、新たな市場の開拓や新規事業の創出のために、 M&Aなど積極的な投資を継続して行ってまいります。

 

(4)経営環境と対処すべき課題

今後につきましては、金融資本市場の変動や世界景気の下振れによる国内景気の減速、先行きの不透明感からく る消費の冷え込み、接着剤などの原材料コストや人手不足などによる各種コストの高騰に注意が必要であります。

住宅建設分野におきましては、消費増税の延期が決定されたことや今後もしばらく住宅ローンの低金利が見込ま れることなどから、消費者が住宅取得や改修を急がず、より時間をかけて検討することが推測され、市場環境とし ては足踏みが見られる状況になることが予想されます。

そのような事業環境の中、当社は中期経営計画『GP25 1st Stage』に掲げている重点市場での売上拡大を 図ります。重点市場である住宅リフォーム市場、公共・商業建築分野、海外市場に対しさらなる経営資源の投入を 行い、新設住宅着工に依存しない経営体質へ強化してまいります。また、当面の課題として、さらなる合理化に加 え、当社独自の技術やノウハウを活かした高付加価値製品の販売に力を入れ、売上・利益の拡大に努めてまいりま す。

 

(17)

4【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可 能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。  

(1)新設住宅着工戸数及び床面積の変動

新設住宅着工戸数及び床面積は、景気動向、金利動向、税制及び所得環境などに影響を受けやすく、新設住宅着 工戸数及び床面積の大幅な変動が、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)原木及び合板価格の変動

当社グループ製品の原材料の一つである木材、とりわけ南洋材は、地球環境保護の観点から産出国の伐採規制が 強化される可能性があり、船舶運賃及び為替変動のみならず需給バランスに大きな影響を生じ、当社グループの財 政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)原油や石化製品価格の変動

原油や石化製品価格は、産出国の情勢及び国際的な需給バランスで大きく変動する要素があります。当社グルー プ製品は、塗料、接着剤他の石化製品や生産時のエネルギー面で価格変動の影響を生じる可能性があります。  

(4)為替相場の変動

当社グループが行っている外貨建国際取引、海外での生産活動及び販売等の営業活動取引は、為替変動リスクに 晒されております。このため、為替予約等によるリスクヘッジを行っておりますが、これにより当該リスクを完全 に回避できる保証はなく、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)自然災害の発生

地震・津波・台風等の大規模な自然災害の発生は、当社グループの生産・物流・営業活動に影響を与える可能性 があります。特に地震対策についてはBCP(事業継続計画)を策定して優先的に進めておりますが、大規模な自 然災害による被害を完全に回避できるものではなく、また、インフラストラクチャー破壊やサプライチェーンの寸 断等により、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)株式市場

投資有価証券として株式を保有しており、株価の下落から投資有価証券評価損・売却損を計上することになり、 当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)金利変動

金利の変動により、営業費用、支払利息及び受取利息あるいは金融資産及び金融負債の価値に影響を与え、当社 グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)買収・提携関連

企業買収及び資本参加を含む投資や、他社との業務提携等により事業の推進・拡大を行うことがありますが、こ れらの経営戦略が円滑に進まない、あるいは当初期待した効果が得られず、当社グループの財政状態や業績に影響 を及ぼす可能性があります。

 

(9)品質保証

製品の品質確保に細心の注意を払っているものの、製品に欠陥が生じた場合に、欠陥に起因する直接的・間接的 な損害額に対して多額の賠償費用が発生したり、当社グループのブランドイメージの低下や顧客の流出が起きたり することで、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)知的財産

事業の優位性を確保するため、開発する製品及び技術について知的財産権による保護に努めておりますが、出願 する特許について権利が付与されず、十分な権利の保護が得られない、また知的財産権に関連して、第三者から訴 訟を提起されたり、第三者に対して訴訟を提起する場合は多額の訴訟関連費用が発生し、当社グループの財政状態 や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)会計関連

固定資産の減損に係る会計基準等により、定期的に減損損失の認識、測定を行っておりますが、その結果、固定 資産の減損損失を計上することになる場合、又は、新たな会計基準や税制の導入、税務申告における税務当局との 見解の相違により、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(18)

(13)法的規制関連

海外生産拠点において、各国における法規制や許認可制度等が従来よりも厳格になることで、当社グループの生 産活動が制限されたり、法的規制に対応するための費用が増加し、当社グループの財政状態や業績に影響を及ぼす 可能性があります。

 

(14)情報セキュリティー

当社グループが保有する顧客等のプライバシーや信用に関する情報について情報漏えいが生じ、その結果、多額 の損害賠償等が発生したり、当社グループのブランドイメージが低下することで、財政状態や業績に影響を及ぼす 可能性があります。

   

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。  

 

6【研究開発活動】

長期ビジョン「GP25」のもと、“エコ”と“空間の質的向上”への取組みを通じ、社会と共通の価値を創造 し、持続可能な社会の実現に貢献する研究開発を進める一方で、将来の国内新設住宅着工に影響されない市場・分野

(公共・商業建築分野、非建築分野)に向けて、その土台となる技術の開発を進めております。

具体的には、当社保有技術の強みを活かし、循環利用可能な木材・木質材料を広く、多く利用するための技術開発 や、住宅での快適性、安全性を追求しながらも生活のエネルギー消費を抑える技術開発、ユーザー目線でデザインを 発想し、「くらしの価値(美しさ、使いやすさ、心地よさ)」を創造する製品開発を進め、公共・商業建築分野や建 築以外の分野向けの新提案へと繋げております。

研究開発活動に直接携わる研究開発員は125名で、支出した研究開発費の総額は1,477百万円であります。なお、当 社グループの研究開発活動は、主に住空間事業とエコ事業で実施しておりますが、研究開発内容は事業分野を跨り相 互に関連していることから、セグメントに関連付けて記載しておりません。

 

(住空間事業)

公共・商業建築分野へ向けた製品の拡充を目指し、各分野へ特化した製品として、階下への音漏れを軽減する「防 音性能」と、土足歩行や水がかりに対する「耐久性」を両立させた、ホテル向けの天然木化粧床材「コミュニケーシ ョンタフ 防音」を、子どもがドアを操作したり、ドアにぶつかった場合でも、ケガをしにくいように配慮した性能 を多く搭載した、幼稚園・保育施設向けドア「おもいやりキッズドア」を、ガラス製やスチール製のパーティション 面に取り付けて、音の反射を軽減させて人の話し声などを聞き取りやすくする吸音材として、オフィス向け吸音パネ ル「OFF TONE(オフトーン)」をそれぞれ発売いたしました。

また、木材・木質材料利用の観点から、国産木材・地域木材を活用した主要材で立方体状に構成した基本構造に、 床、壁、照明などの部材を組み合わせることによりつくりあげる、ユニット型の木質化空間パッケージ「ウッドキュ ーブ」を地域限定発売いたしました。商業施設内キッズスペースや、公共施設内オープンスペースの休憩コーナーな ど、設置場所の利用用途に合わせて、多様な空間創りが可能となります。

 

(エコ事業)

エコ事業においては、未利用資源のシラスを用い、防火性能を持ちながら、軽量で加工性に優れた無機素板である ダイライトを使用し、公共・商業建築分野向けに最適な木目柄を豊富にラインアップした新製品、「GRAVIO」 を発売いたしました。

また、鳥取県日南町において自治体、森林組合及び地元民間企業と共同で取り組んでいる「木材総合カスケード利 用」の具体化に向け、木質繊維を使った林業・農業分野などへの用途開発を進めてまいります。

MDF事業においては、名古屋大学や秋田県立大学との共同研究を通して、原料となる木繊維の形状、特性とボー ド物性の関係等の基礎研究を継続し、事業強化に繋がる技術開発を進めております。

 

(その他)

国産材利用ニーズの高まりを受けて、木材の不燃化技術の研究開発を引き続き進めており、防火規制が厳しい公共 空間への木材利用拡大の可能性を探索しております。

中長期的な研究開発として、「PCM建材の評価方法及び最適熱環境設計方法の研究開発」を進めておりますが、 研究開発を加速させるために、東京大学、建材試験センター、PCM製造メーカーを中心とした、「蓄熱建材コンソ ーシアム」を立ち上げ、評価方法の標準化および数値シミュレーションソフトの研究開発を進めております。  

 

(19)

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。  

 

(1)重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されて おります。この連結財務諸表の作成にあたりまして、過去の実績や合理的な方法等で処理しておりますが、引当金 や資産の陳腐化等による評価減等につきましては、財政状態及び経営成績に影響を与える見積り額にて計上してお ります。なお、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果とこれらの見積り額が異なる場合があります。  

(2)当連結会計年度の経営成績の分析

当連結会計年度の経営成績については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載していると おりであります。

 

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載していると おりであります。

 

(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金状況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記 載しているとおりであります。

   

(20)

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社)では、安全環境整備及び維持更新を中心に各種設備投資を実施しました。こ の結果、当連結会計年度の設備投資額は4,757百万円となりました。

なお、当連結会計年度において、減損損失1,181百円を計上いたしました。減損損失の内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結損益計算書関係)※6 減損損失」に記載 のとおりであります。

 

セグメントの設備投資は、次のとおりであります。  

(住空間事業)

安全環境整備及び維持更新を中心に各種設備投資を実施しました。この結果、住空間事業における当連結会計年度 の設備投資額は1,437百万円となりました。

 

(エコ事業)

安全環境整備及び維持更新を中心に各種設備投資を実施しました。この結果、エコ事業における当連結会計年度の 設備投資額は3,049百万円となりました。

 

(エンジニアリング事業)

重要な設備の取得、除却、売却等はありません。  

(21)

2【主要な設備の状況】

当社グループにおける平成29年3月31日現在の主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社

事業所名

(所在地)

セグメントの 名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 建物及び (人)

構築物

機械装置 及び運搬具

土地 (面積㎡)

その他

(注)1

合計

本社大阪事務所

(大阪市北区他)

全社(共通)

建物附属設備、 事務所備品等

(注)2

340

23 (1,909)

184 549 253

井波工場

(富山県南砺市)

住空間事業

工場敷地・建物、 住宅機器生産設備

884 1,004

135 (54,303)

78 2,102 206

三重工場

(三重県津市)

住空間事業

工場敷地・建物、 内装材生産設備等

1,018 1,089

1,732 (86,007)

25 3,865 180

岡山工場

(岡山市南区)

エコ事業

工場敷地・建物、 繊維板生産設備等

1,204 2,653

4,061 (252,765)

346 8,265 318

高萩工場

(茨城県高萩市)

エコ事業

工場敷地・建物、 繊維板生産設備等

(注)3

874 1,115

944 (124,743)

[156]

19 2,954 113

東京事務所

(東京都千代田区他)

全社(共通)

建物附属設備、 事務所備品等

(注)4

297

1,183 (1,575)

102 1,584 328

西日本流通センター

(兵庫県加西市)

全社(共通) 流通センター敷地 1,226 7

1,830 (68,727)

17 3,082 6

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定の合計であります。 2.本社大阪事務所には、本社で管理しております八幡寮(京都府八幡市)の建物及び構築物338百万円、土地

23百万円(面積1,909㎡)、その他2百万円が含まれております。 3.上記中[外書]は、連結会社以外からの賃借設備であります。

4.東京事務所には、東京事務所で管理しております与野寮(さいたま市中央区)の建物及び構築物220百万 円、土地1,183百万円(面積1,575㎡)、その他0百万円が含まれております。

5.主要な設備の選定にあたっては、設備の規模や業績への貢献度、将来性等を勘案して判断しております。  

 

(22)

(2)国内子会社

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの 名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 建物及び (人)

構築物

機械装置 及び運搬

土地 (面積㎡)

リース 資産

その他

(注)1 合計

㈱ダイフィット

本社工場

(鳥取県倉吉 市)

住空間事業

内装材生産 設備等

51 124

341 (17,961)

1 520 49

㈱ダイウッド

本社工場

(三重県伊賀 市)

住空間事業

内装材生産 設備等

(注)2

132 147

748 (30,355)

[379]

0 1,028 27

セトウチ化工㈱

本社工場他

(岡山市南区)

住空間事業

内装材生産 設備等

182 171

102 (14,815)

28 483 65

富山住機㈱

本社工場

(富山県砺波 市)

住空間事業

住宅機器生 産設備等

184 323

220 (26,011)

2 4 735 82

会津大建加工㈱

本社工場

(福島県会津若 松市)

エコ事業

畳おもて生 産設備等

35 5

55 (11,811)

0 96 78

エコテクノ㈱

相模原工場

(相模原市中央 区)

エコ事業

廃木材加工 設備等

65 73

406 (6,340)

3 2 551 13

三恵㈱

本社

(大阪府東大阪 市)

エンジニアリ ング事業

事務所 37

151 (697)

0 189 12

(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。 2.上記中[外書]は、連結会社以外からの賃借設備であります。

 

(23)

(3)在外子会社

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの 名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業 員数

(人) 建物及び

構築物

機械装置 及び運搬

土地 (面積㎡)

(注)1

その他

(注)2 合計

大建工業(寧波)有 限公司

本社工場

(中国)

住空間事業

住宅機器 生産設備

75 138

(48,220)

5 219 169

PT.DAIKEN DHARMA INDONESIA

本社工場

(インドネシ ア)

住空間事業

住宅機器 生産設備

75 246

(19,058)

18 340 65

DAIKEN NEW ZEALAND LIMITED

本社工場

(ニュージーラ ンド)

エコ事業

MDF工場

723 2,008

384 (1,591,454)

79 3,196 177

DAIKEN SARAWAK SDN.BHD.

本社工場

(マレーシア)

エコ事業

MDF工場

230 1,154

(177,577)

981 2,366 195

DAIKEN MIRI SDN.BHD.

本社工場

(マレーシア)

エコ事業

MDF工場

528 635

(260,340)

203 1,367 199

(注)1.大建工業(寧波)有限公司、PT.DAIKEN DHARMA INDONESIA、DAIKEN SARAWAK SDN.BHD.及びDAIKEN MIRI SDN.BHD.の「土地の面積(㎡)」は、各国の国有土地使用権を取得している土地の面積を表示しております。 2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、山林及び植林及び建設仮勘定の合計であります。  

   

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