◆ 調査の目的
(1)調査期間 平成25年7月5日 ~ 平成25年7月19日 ※終了後も一定期間回収
(2)モニター数 203人
(3)回答者数 170人 (回答率 83.7%)
(4)担当課 健康管理部 健康支援課
市民の在宅医療や終末期医療に対する考え方を尋ねることにより、誰でも最期の瞬間まで 安心して自分らしく過ごすことができる体制づくりの参考とする。
在宅医療・終末期医療ついての市民意識調査 集計結果
◆ 調査の概要
◆ 調査結果考察
◆ 調査結果まとめ
【問2】の在宅医療については、9割近くの方が「知っている」と答えており、各サービス においての認識度も割と高い。しかしながら、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士の訪問指 導については、「全く知らない」という方が約6割いる状況となっている。
【問8】の人生の最期については、「自宅で療養して、必要になれば医療機関に入院した い」「自宅で最期まで療養したい」という方が7割近くを占めているが、【問6】の自宅で 最期まで療養できるかについては、6割近くが「実現困難」と回答している。【問7】でそ の理由として最も多いものは「介護してくれる家族に負担がかかる」、次いで、「緊急時 への不安」が挙がっている。
【問10】の治る見込みがない延命医療については、「どちらかというと望まない」という 方を含め、8割近くが「望まない」と回答している。【問11】でその理由として、「長い間 苦しみたくない」「家族に迷惑をかける」がともに4割近くを占めている。
【問14】から、7割の方が看取りの経験あり、【問15】の看取りの場所として、7割が病 院、2割が自宅という結果となっている。
【問18】のエンディングノートについては、「よく知っている」「なんとなく知ってい る」という方が約6割であり、「全く知らない」という方は1割にも満たない状況であっ た。
【問19】の作成の意向については、「すでに書いている」という方が1割、「いずれ書くつ もり」という方が6割となっており、エンディングノートに対する関心が高いようである。 作成状況、作成意向ともに、国が平成24年3月に調査した結果よりも高い割合となってい る。
在宅医療・終末期医療に対しては、学習会の希望も8割を超えているなど関心の高さが伺え た。また人生の最期は、自宅で迎えたいと思っている人が多くいるものの、「家族には負 担をかけたくない」「自宅で本当に大丈夫なのか」と不安を抱える人も多くいることが分 かった。そのため、不安を解消できるような体制づくりの必要性を感じた。集計結果につ いては、今後の具体的な事業の実施における基礎資料として活用していく。
,
Ⅰ.「ご自身のこと」についておたずねします。
問1 あなたのお宅のご家族の構成は、次のどれにあたりますか。
1
2
3
4
5
6
問2
1
2
問3
構成比
構成比 65
◎ 調査結果
集計結果の数値(%)は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、内訳の比率の合計が 100%にならない場合がある。また、複数回答の設問は、比率の合計が100%を超える。
5
在宅医療を支える仕組みの中で、あなたは下記のようなサービスがあることを知って いますか。それぞれのサービスについて、あてはまるものを1つ選んでください。
66
2 10
8
10.6%
1.8% 知らなかった
無回答
計
87.6%
100% 選択肢
知っていた
通院できなくなった場合などに、医師や看護師などの訪問を受けながら自宅で治療・ 療養する医療のあり方を「在宅医療」といいます。あなたは、このような「在宅医 療」という方法があることを知っていましたか。
149 回答数
3
170
100% 1.2%
170
18
5.9%
4.7%
2.9% 38.8% 二世代世帯(親と未婚の子ども)
二世代世帯(親と子ども夫婦)
無回答
計
8.2%
38.2% 選択肢
単身世帯(1人暮らし)
一世代世帯(夫婦だけ)
回答数
14
三世代世帯(祖父母と親と子ども)
その他の世帯
構 成 比 構 成 比 構 成 比 構 成 比 1 訪 問 診 療 ( 往 診 ) 5 . 3% 6 4 .1 % 2 4. 1% 3 .5 % 2 訪 問 看 護 ( 看 護 師 の 訪 問 ) 4 . 7% 6 1 .2 % 2 6. 5% 4 .1 % 3 訪 問 歯 科 診 療 0 . 6% 4 1 .2 % 2 6. 5% 27 . 6% 4 薬 剤 師 の 訪 問 指 導 0 . 0% 1 7 .6 % 1 8. 8% 60 . 0% 5 管 理 栄 養 士 の 訪 問 指 導 0 . 0% 1 7 .1 % 1 8. 8% 59 . 4% 6 歯 科 衛 生 士 の 訪 問 指 導 0 . 0% 1 9 .4 % 1 5. 9% 60 . 6%
8 訪 問 介 護 ( ヘ ル パ ー の 訪 問 ) 2 . 9% 6 9 .4 % 2 2. 4% 1 .8 % 不 明
回 答 数 回 答 数 回 答 数 回 答 数 1 実 際 に 利 用 し
た 事 が あ る
2 利 用 し た 事 は な い が 、 内 容 は 知 っ て い る 。
3 聞 い た 事 は あ る が 、 内 容 は 知 ら な い 。
4 全 く 知 ら な い
5
8 10 4 4 5 7 6
9 10 9 4 1 6
7 0 3 0 3 2 1 02 6 1 7 0 4 5 47
0 2 9 3 2 1 01
3 3 2 7 1 03 7
6 6 8 4 0 .0 % 4 2 2 4. 7%
5 11 8 3 8 3
51 30 . 0% 6 7
訪 問 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン (リ ハ ビ リ ス タ ッ フ の 訪 問 )
3 1 . 8%
8 0
0% 25% 50% 75% 100%
問4
1 ぜひ聞いてみたい
2 都合があえば聞いてみたい
3 聞いてみたいと思わない
無回答
○その他意見
・ よく知っているので必要性は感じない。・よく知っているので必要性は感じない。
問5
1
2
3
4
5
6
○その他意見
・痛みをとって、旅行などで楽しく快適に過ごしたい。
・④を希望するが、医療機関は好まない(受入れない)。
・緩和ケア病棟に入りたい。
・その時の家族の状況と見合わせて決めたい。
・できるだけ長い時間、子ども達と過ごしたい。
・出来るだけ自宅で自立。できなくなったらホスピスに入り何もしないでほしい。
問6
1 実現可能である
2 実現困難である
3 わからない
無回答・不明
101
50
59.4%
29.4%
1.2%
100% 2
170 17
4 2.4% 5.3%
8
170 9
10.0% 回答数
17 19
3
仮に、あなたご自身が治る見込みがなく6ヶ月以内に死期が迫っている状態だとした 場合、どのようにしたいと思われますか。
無回答
22
専門的医療機関で積極的に治療 を受けたい
施設に入所したい
その他
12.9% 60.0%
回答数 170
14 8.2%
96
自宅で療養生活を過ごす場合に、実際に受けることができるサービスの内容等につい て、学習する機会があったら聞いてみたいと思いますか。
4.7% 自宅で最期まで療養したい
1.8% 11.2%
100%
選択肢 回答数
46
102
計 選択肢
なるべく今まで通っていた医療 機関に入院したい
選択肢
計 計
構成比
構成比
構成比 27.1%
56.5%
100% 10.0%
自分自身が治る見込みがない病気になった時、自宅で最期まで療養できるとお考えに なりますか。
自宅で療養して、必要になれば 医療機関に入院したい
0% 25% 50% 75% 100%
0% 25% 50% 75% 100%
問7
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
・老老介護や単身世帯では、上記以外にも様々な制約が予想される。
・娘もいつまでも自宅にはいないので、夫は家で看たい。
問8
1
2
3
4
5
6
31
1.8% 9 5.3% 11 6.5% 18.2%
61 35.9%
【問6で「2 実現困難である」と答えた方に質問します】(複数回答可) それはどうしてですか。考えに近いものすべてを選んでください。
回答数
82 48.2% 24 14.1% 訪問介護(ホームヘルバーの訪
問)体制が整っていない 24時間相談にのってくれるとこ ろがない
23.5% 11 6.5%
23 13.5%
その他
計 190.6%
経済的に負担が大きい
○その他意見
訪問看護(看護師の訪問)体制 が整っていない
選択肢 (回答者数 170人)
介護してくれる家族がいない
29
3
324 往診してくれるかかりつけの医
師がいない
介護してくれる家族に負担がか かる
あなたは、人生最期(看取り)をどこで迎えたいですか。あなたの考えに最も近いも のを1つ選んでください。
居住環境が整っていない 症状が急に悪くなった時の対応 に自分も家族も不安である 症状が急に悪くなった時に、す ぐ病院に入院できるか不安
40
17.1%
100% 回答数
81 47.6%
35 20.6%
2.4%
10
無回答
6 3.5%
32 18.8%
2 1.2% 5.9% 特別養護老人ホーム
その他(有料老人ホーム、ケア ハウスなど)
わからない
4 選択肢
自宅
病院
介護老人保健施設
計 170
構成比 構成比
0% 25% 50% 75% 100%
問9
・自由に過ごしたいから。
・それが自然なあり方だから。
・少しでも家族と自宅の雰囲気を共有したい。
・自分の住まいが最も心安らぐところだから。
・家族だけに見守られて最期を迎えたい。
・子ども、孫たちに見守られてお別れしたい。
・それぞれの方に迷惑をかけたくない。
・病院が嫌いだから。
・病院では落ちつかない。
・理想は自宅だが、家人に負担がかかるので現実は病院だと思う。
・
・
問10
1
2
3
4
問11
1 長い間苦しみたくないから
2 家族に迷惑をかけるから
3 経済的に負担をかけるから
4 その他
無回答
・それが自分の寿命だから。
・人間的な生活がしたいから。どうせ死ぬならできるだけやりたいことをやりたい。
・植物人間、あるいはそれに近い状態では「延命」はさほど意味がないように思う。
・
【問10で「2 どちらかというと延命医療は望まない」「3 延命医療は望まない」と答 えた方に質問します】
それはどうしてですか。
88 51.8%
23 13.5%
延命治療はしたくない。入院すると医療器具につながれたりして生きている気がしな いように思う。
2
死ぬ事がわかっているのなら、無駄な時間やお金をかけてまで病院で過ごしたくない から、家族と一緒にいたい。
50 【問8で「1 自宅」と答えた方に質問します】 それはどうしてですか。ご自由に記載ください。
あなたは、もし自分の病気が治る見込みがなく死期が迫っている(6ヶ月程度あるい はそれより短い期間を想定)と告げられた場合、延命医療を望みますか。
16
41 回答数
7.8% 38.8% 38.0%
10
9.4%
24.1%
1.2%
100%
49 回答数
○その他意見
10
構成比
7.8% 7.8%
100%
負担どころじゃなくお金がないから。どうせ死ぬならそこでお金を使わずに、遺され た人に回すのが得策。
10 選択肢
計
170
129 選択肢
計 延命医療を望む
どちらかというと延命医療は望 まない
延命医療は望まない
わからない
無回答・不明
構成比
0% 25% 50% 75% 100%
問12
1 ある
2 ない
無回答
問13
1 家族
2 親戚
3 行政(保健所、支援センター等)
4 友人
5 近所の人
6 宗教家
7 かかりつけの医療機関
8 その他
・「エンディングコンシエルジェ」のようなカウンセラーの参考意見を聴きたい。
・職場の福利厚生の医療相談ダイヤル。
・ホスピス
・インターネットで探す。
Ⅱ.看取りの経験について
問14
1 ある
2 ない
無回答
あなた自身が治る見込みがない病気になった時、相談できる所(場所、人)がありま すか。
あなたは、今までに身近な人の死を経験したこと(病院や施設、自宅などでの看取 り)がありますか。
○その他意見
126
計 170 100%
計
2 1.2% 74.1%
40 23.5%
4 2.4%
121 71.2%
47 27.6% 170 100%
【問12で「1 ある」と答えた方に質問します】(複数回答可)
それはどのような所(場所、人)ですか。あてはまるものをすべて選んでください。
2.9%
回答数
18.8%
選択肢 計
32
5
221 130.0%
構成比
構成比
0.6%
4 2.4% 選択肢 (回答者数 170人)
118
9 5.3%
32 18.8% 69.4%
20 11.8% 回答数
1
選択肢 回答数
構成比
0% 25% 50% 75% 100%
0% 25% 50% 75% 100%
問15
1 自宅
2 病院
3 介護老人保健施設
4 特別養護老人ホーム
5
6 忘れた
問16
1
2 親戚の人
3 友人
4 近所の人
5 医師
6 訪問看護ステーションの看護師
7 病院の看護師
8 ヘルパー
9 ケアマネージャー
10 薬剤師
11 カウンセラー
12 宗教家
13 その他
無回答
○その他意見
・施設のスタッフ ・お手伝いさん(有料) ・ 自分の体調管理
・
・
2
2.1%
2 1.2%
25 14.7%
0 0 30
72.3%
41 24.1% 3.5%
2.9% 5
回答数
医師という職業からして仕方ないが、臨終近くやその宣告後は事務的で身内の心情等 察しない。
32
6
2.4%
3 1.8% 0.0% 0
21.3%
3 4
1.4%
2.8% 102
選択肢
家族
4 141
【問14で「1 ある」と答えた方に質問します】(複数回答可)
あなたが看取りを行ったときに一番頼りになった人は誰ですか。あてはまるものをす べて選んでください。
回答数
101 59.4%
18.8%
0.0% 計
その他(有料老人ホーム、ケア ハウス等)
100% 【問14で「1 ある」と答えた方に質問します】
看取りを行った場所はどこですか。
選択肢 (回答者数 170人)
計
0 0.0%
0.0%
1.2%
228 134.1%
小学校4年の時に祖母が自宅で亡くなったが、幼かったのでよく覚えていない。父は私が 37歳のとき病院で亡くなったが、適切な医療が行われたのか今も疑問に思っている。
7 4.1%
2
構成比
構成比
0% 25% 50% 75% 100%
問17
(主なご意見)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
問18
1
2
3
4 全く知らない 選択肢
看取りをされる本人の病気のための痛さ、辛さが見いて一番辛かった。
症状が急変した時の対応と肉体的・精神的な疲労感。
食事の量が減り、日に日に衰弱していく様子を見る時。 【問14で「1 ある」と答えた方に質問します】
看取りを行なった時どんな事が困難で何か不安でしたか。ご自由にお書きください。
計
遺族の心の支えになるだけの経験が、自分自身にまだできていなかったために、もど かしい思いをしたこと。
24時間傍についている人が必要だったが、長期になった時交代要員がいなくなった。
前もっての心構えができていなかった。告別式等の経済的な面も含めて考えておく必 要がある。
病院に寝泊りすることが、心身共に疲れた。
父が認知症になり意思疎通が難しかった。本人の希望と違う治療をしているのではと いう不安があった。
看取りの後、どうすればいいのかなど家族の精神的なサポート。
よく知っている
なんとなく知っている 32.9%
7.6%
あなたは自分自身の万が一に備えて治療や介護、相続や葬儀の内容などの希望を予め 書いておくエンディングノート(遺言ノート、マイライフノート等ともいう)を知っ ていますか。
分からないゴールを走ってる感じで疲れる。
姑が入院をした時、延命医療はお願いしていなかった。病院では排尿促進のためと 次々に点滴を続け、効果はなく水ぶくれ状態なので、夫に点滴を止めさせてと言って も誰も医師には言えず、姑はパンパンの水ぶくれ状態で亡くなった。確かに延命医療 ではなかったかもしれないが、このような時どのように対応すれば良かったのか。
点滴や胃ろうをつくらないと、病院にいる意味が無いので退院してくださいと言われ た時は、どうしたらよいのか悩んだ。仕方なく点滴をした。
本人の生死が本当に今であるかの判断。家族であるから期待もしたいので、持ち直し てくれるのではないかと考えてしまう。
3 1.8%
100% 45 26.5%
13 名前は聞いた事があるがよく知
らない
今後に残されたもの(父・母・子)の生活(金銭面を含む)。葬儀、届出書類の処置 及び財産管理。
56 回答数
170
53 31.2%
無回答
構成比
問19
1 すでに書いている
2 いずれ書くつもりである
3 書くつもりはない
4 考えていない
無回答
問20
1
2
3
4
5
6
7
・ ラジオ
・ 自分らしい最期を迎えたいため。
問21
1 ぜひ聞いてみたい
2 都合があえば聞いてみたい
3 聞いてみたいと思わない
無回答
エンディングノートの書き方や延命医療の具体的な内容等について学習する機会があ れば聞いてみたいと思いますか。
○その他意見
計
26 15.3%
100% 3 1.8%
170
51 30.0%
90 52.9%
選択肢 回答数
計
【問18で「1 よく知っている」「2 なんとなく知っている」と答えた方に質問します】 エンディングノート作成の経験や作成意向についてお答えください。
13 100% 書籍や雑誌、テレビなどで存在
を知って
その他
特に理由はない
無回答
1
2 15.4% 回答数
7 53.8% 【問19で「1 すでに書いている」と答えた方に質問します】 エンディングノート作成するきっかけはなんですか。
13
9.2%
15
0.0% 選択肢
2
109 100% 13.8%
7.7%
0 選択肢
計
回答数 69
10
家族の死去や病気、それに伴う 相続
身近な事故や災害等
病気等で自身の健康に不安を感 じたから
家族や知人からのすすめ 0 0.0% 3 23.1%
0 0.0%
0 0.0%
構成比 構成比
構成比 63.3%
1.8% 11.9%
0% 25% 50% 75% 100%
0% 25% 50% 75% 100%