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日本の発展の、今日が新たな船出 「特技懇」誌のページ(特許庁技術懇話会 会員サイト)

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tokugikon

2003.9.19. no.230

4 年半前に私は日本の競争力を必ず近いうちに復活させ てみせると自分に誓い、知財議連の旗揚げをいたしました。 その1 年半後に休眠状態であった知財小委員会の小委員長 に就任し、これを立ち上げる宣言をいたしました。それか ら1 年半かけて「知財立国宣言」を取りまとめ、政府に提 言したしだいでございます。

何十回という会合を重ね、ヒアリングをし、日本が単に 高コストの是正競争に向かうだけでは絶対に世界の競争に 勝てないはずだ、人間の英知、創造性こそが日本経済を救 うはずだ、そう信じて提言を取りまとめ、その中で知財基 本法も議員立法で作るという宣言もいたしました。その後 の調整で政府がぜひ基本法は当方で作りたいというお話で ありました。

仲間の中には、「甘利さんが手掛けたんだから議員立法 でやれ」という励ましもずいぶん頂きましたけれども、ど っちがみんなが総力戦で一生懸命になれるかということを 秤に掛けてみれば、政府提案でやった方が総力体制になる のは目に見えています。自分のプライドは、ひとつ脇に置 いておくこととして、政府がやってくれるならば知財基本

法は政府に譲るということにいたしました。

総理に「知財立国宣言」の提言をお渡しし、そして施政 方針演説の中で「知財立国」を、更には国家戦略本部の設 置を謳い上げてほしいという要請をし、総理は素直にその 通りやってくださったわけでございます。

それから1 年半が経ち、いよいよ推進計画が出来上がり ました。もちろん、それに先んじて党としても、やるべき ことを取りまとめて総理に提言をさせていただきました。 思えばあっという間の3 年であり4 年でありましたけれど も、しかしここに明確に日本がかつての競争力を新しい切 り口で取り戻すというプランが出来上がったしだいであり ます。まだ現在では予算も人員もこれからの話であります から、このプランを具体的に実行していくために、しっか りと我々政治の分野でこれをフォローしていきたいという ふうに思っております。

きっと5 年、1 0年経ってみれば、そのときの政策があっ たからこそ今の日本があると言われるようになるはずであ りますし、お集まりの皆さん方がまさに日本の競争力を取 り戻すこれからの主役として、これからの5 年、1 0年、大 活躍をしていただけるかと思っております。

今日が日本の発展の船出であらんことを心からご祈念申 し上げて、挨拶とされて戴きます。

日本の発展の、

今日が新たな船出

甘利 明

衆議院議員

甘利 明(あまり・あきら)

昭和2 4 年8 月2 7 日生まれ 衆議院議員(自由民主党)

<主な現職>

衆議院国家基本政策委員会理事  自由民主党筆頭副幹事長

自由民主党司法制度調査会副会長 

自由民主党経済産業部会知的財産政策小委員会委員長 知的財産制度に関する議員連盟会長

参照

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