ソ ー シ ャ ル メ ディア 研 究 会 : 第 6 回 勉 強 会 レ ポ ー ト
報告者:古賀 克之 報告書作成日:2011年12月29日 テーマ
開催日時 開催場所
(会場、住所)
プログラム概要
参加者数
コミュニティの運営とソーシャルメディアの活用 2011年12月20日(火)18:30から21:00
JR博多シティ会議室G
福岡市博多区博多駅中央街1-1(JR博多シティ10階) 1) コミュニティ運営上の課題と解決方法に関する議論 (実在のコミュニティ「経営技術勉強会」について) 2) 課題解決を念頭に、コミュニティ運営における ソーシャルメディア活用についてディスカッション ソーシャルメディア研究会メンバー他9名
コミュニティ運営の課題と解決方法について
社会的な課題解決の新たな担い手として、会社員やフリーランスなどの立場を超えて集 うコミュニティによる活動(プロボノなど)に期待が寄せられている。経営技術勉強会も そのようなコミュニティの1つであり、毎月1回の会合(勉強会)をベースとして経営に関 する情報共有や他のコミュニティとの交流に取り組んできた。
経営技術勉強会では今年度、ソーシャルメディア研究会の協力も得て、情報発信や情報 共有に積極的にソーシャルメディアを活用した。今年度の活動を総括し、課題や要望につ いて議論した結果、ソーシャルメディアに関しては以下のような意見が出た。
<ソーシャルメディア活用の効果>
•若干ではあるが、会っていない期間でも緩やかにコミュニケーションを維持できた
•ネットでコミュニティの存在を知って参加し始めたメンバーが登場した
<今後の活動の方向性とソーシャルメディア活用について>
•来年度はチームを組んで実践的なプロジェクトに取り組む
•会合のペースは月に1回のままなので、会っていない期間の議論が重要になる
•ネット上での議論のツールとして、ソーシャルメディアを積極的に活用していきたい
ソーシャルメディア研究会
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ソーシャルメディア活用に関する議論
TwitterやFacebookの存在を知り、実際に使ってみるようになったが、例えば経済的 な効果を実感している訳ではない。触ってみるレベルと、業務の道具として使うレ ベルは違うように思う。
昨年度も実践的なプロジェクトに半年間取り組んだが、ネット上での議論はあまり 進まなかった。当時はGoogle Groupsの掲示板を利用していたが、今回はFacebookを 利用できるため、もしかすると、もっと活発な議論ができるかも知れない。
ソーシャルメディアについてさらに知るためにも、実際のプロジェクトで活用して みる必要があると思う。
最近はネット上でのコラボレーションツールが多く登場している。海外の若者と協 同している方からは、海外の若者はそれらのツールを使いこなして、ネット上でも 凄いスピードで知的な仕事(コラボレーション)を進めているとのこと。我々も、 Facebookに限らず、新たな道具を積極的に活用する必要があるだろう。
経営技術勉強会では、来年度少なくとも1月∼3月、経営支援のプロジェクトに取り 組むので、そのプロジェクトで実際にソーシャルメディアやその他のツールを積極 的に活用し、ソーシャルメディア研究会としては、そこで得られた知見をまとめて いくこととする。
まとめ
ソーシャルメディア研究会と多く のメンバーが重複しているコミュニ ティ(経営技術勉強会)の協力を得 て、実際の「活用」に関する知見を 得られ始めている。今後は同コミュ ニティにおけるプロジェクト推進を
ソーシャルメディアや他のITツール活用の観点から引き続きフォローしつつ、課題や知見 について議論していきたいと考えている。
なお、得られた知見については、今回のように当研究会の報告書としてまとめて、 Internetで公開していく予定である。
以上
ソーシャルメディア研究会
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