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(1)

平成25年3月

株 式 会 社 ス ズ ケ ン

コ ン サ ル テ ィ ン グ 課

在宅自己注射指導管理料について

在宅自己注射指導管理料について

(2)

目  次

○在宅自己注射指導管理料について 1

■在宅自己注射指導管理料 1

対象薬剤(厚生労働大臣が定める注射薬) 1

実施上の留意事項 2

[在宅自己注射を実施するに当たっての留意事項について] 2

■在宅療養指導管理料の通則 3

 実施上の留意事項 3

[在宅医療に係る衛生材料等の取扱いについて] 4

○在宅療養指導管理材料加算について 4

■在宅療養指導管理材料加算の通則 4

実施上の留意事項 4

■血糖自己測定器加算 4

実施上の留意事項 5

■注入器加算 5

実施上の留意事項 5

■間歇注入シリンジポンプ加算 5

実施上の留意事項 5

■注入器用注射針加算 6

実施上の留意事項 6

◇注入器加算等に関する当課補足及び留意事項 6

◆在宅自己注射に関わる特定保険医療材料の院外処方について 7

◇院外処方可能・不可能早見表 7

【参考】保険薬局で交付できる特定保険医療材料 7

◇処方せんの記載について 7

◇保険薬局における特定保険医療材料の請求価格 8

【参考】保険薬局におけるレセプト記載例 8

◆在宅自己注射指導管理料の保険請求について 9

 ◇レセプト記載について 10

【参考】医科のレセプト記載例 10

◆在宅自己注射指導管理料Q&A 11

=参考= 

◆在宅小児低血糖症患者指導管理料 13

◆在宅妊娠糖尿病患者指導管理料 13

(3)

○ 在宅自己注射指導管理料について

自己注射(対象薬剤に限る)を行う患者に対して指導などを行った場合には、在宅自己注射指導管理料 を算定することができます。自己注射用の注入器や注射針を交付した場合や血糖自己測定させた場合は、 加算を算定します(注入器、注射針を薬剤とともに院外処方した場合には加算は算定不可。4頁参照)。

在宅自己注射指導管理料(月1回) 1  複雑な場合    1,230点

2  1以外の場合     820点

 ・血糖自己測定器加算(3月に3回) 1  月20回以上測定する

場合 400点

2  月40回以上測定する

場合 580点

3  月60回以上測定する

場合 860点

4  月80回以上測定する

場合 1,140<1型糖尿病患者>

5  月100回以上測定 る場合 1,320

<1型糖尿病患者>

6  月120回以上測定す

る場合 1,500<1型糖尿病患者>  ・注入器加算(処方月) 300点

 ・間歇注入シリンジポンプ加算(月1回) 1 プロブラム付きシリンジポンプ 2 , 5 00点

2 1以外のシリンジポンプ 1,500点  ・注入器用注射針加算(月1回)

       1 治療上の必要があって、1型糖尿病若しくは血友病の患者

又はこれらの患者に準ずる状態にある患者に対して処方した場 合 200点

       2 1以外の場合 130点

別に厚生労働大臣が定める注射薬(下記の薬剤、以下同じ)の自己注射を行っている入院中の患者以外 の患者に対して、自己注射に関する指導管理を行った場合に算定する。

 対象薬剤(厚生労働大臣が定める注射薬) 

平成20年3月5日 厚生労働省告示 第63号 (最終改正 平成24年5月29日 厚生労働省告示 第369 号)

        平成18年3月6日 厚生労働省告示 第107号 (最終改正 平成24年5月29日 厚生労働省告示  第368号)

   平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発0305第1号、平成24年5月29日 厚生労働省通知 保医発 05293第1号、

■   C101  在宅自己注射指導管理料(月1回) 1 複雑な場合 1,2

30点 2

1以外の場合 820点

(4)

(1) インスリン製剤 (2) 性腺刺激ホルモン製剤 (3) ヒト成長ホルモン剤

(4) 遺伝子組換え活性型血液凝固第Ⅶ因子製剤 (5) 遺伝子組換え型血液凝固第Ⅷ因子製剤 (6) 遺伝子組換え型血液凝固第Ⅸ因子製剤 (7) 乾燥人血液凝固第Ⅷ因子製剤

(8) 乾燥人血液凝固第Ⅸ因子製剤 (9) 顆粒球コロニー形成刺激因子製剤 (10) 性腺刺激ホルモン放出ホルモン剤 (11) ソマトスタチンアナログ(注1) (12) ゴナドトロピン放出ホルモン誘導体 (13) グルカゴン製剤

(14)

ペ プ 1 チド- 受容体アゴニ スト

(15) ヒ ソ ト ト マ

メ 製剤 ジン C

(16) インターフェロンアルファ製剤 (17) インターフェロンベータ製剤 (18) エタネルセプト製剤

(19) ペグビソマント製剤 (20) スマトリプタン製剤

(21) グリチルリチン酸モノアンモニウム・グ リシン・L-システイン塩酸塩配合剤 (22) アダリムマブ製剤

(23) テリパラチド製剤 (注2) (24) アドレナリン製剤

(25) ヘパリンカルシウム製剤 (26) アポモルヒネ塩酸塩製剤 (27) セルトリズマブペゴル製剤

(28) 注射用水(上記の注射薬を投与するに当 たりその溶解又は希釈に用いる場合に限る)

☆SDIC一覧表(A-106)保険医が投与することができる注射薬一覧をご参照下さい (注1) ソマチュリン皮下注は厚生労働大臣が定める注射薬に該当するため院外処方することができます が、在宅自己注射指導管理料は算定できません(平成24年11月22日 厚生労働省通知 保医発1122第 3号)

(注2)テリボン皮下注用は、厚生労働大臣が定める注射薬に該当するため院外処方することができます が、在宅自己注射指導管理料は算定できません(平成25年2月6日 厚生労働省通知 保医発0206第1 号)

(5)

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 在宅における排卵誘発を目的とする性腺刺激ホルモン製剤を用いた治療については、在宅自己注射 指導管理料は算定できない。ただし、性腺刺激ホルモン製剤に含まれるフォリトロピンベータ製剤

(遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤)を「視床下部-下垂体機能障害に伴う無排卵及び希発 排卵における排卵誘発」の治療のために投与した場合、又はホリトロピンアルファ製剤(遺伝子組 換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤)を「視床下部-下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無 排卵及び希発排卵における排卵誘発」の治療のために投与した場合に限っては、在宅自己注射指導 管理料を算定できる。

※ ゴナールエフ皮下注ペンについては、「低ゴナドトロピン性男子性腺機能低下症における精子形成の誘導」の目的の場合の 自己注射の場合にも算定可(平成22年10月18日 厚生労働省通知 保医発第1018第2号)

(2) インターフェロンベータ製剤については、多発性硬化症に対して用いた場合に限り算定する。 (3) インターフェロンアルファ製剤については、C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善(血中HC

V RNA量が高い場合を除く)を目的として単独投与に用いた場合、C型代償性肝硬変におけるウ イルス血症の改善(セログループ1の血中HCV RNA量が高い場合を除く。)を目的として単 独投与に用いた場合及びHBe抗原陽性でかつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウ イルス血症の改善を目的として単独投与に用いた場合に限り算定する。なお、ペグインターフェロ ンアルファ製剤については算定できない。

(4) グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L-システイン塩酸塩配合剤については、慢性肝 疾患における肝機能異常の改善に対して用い、在宅自己注射での静脈内投与について十分な経験を 有する患者であって、医師により必要な指導を受けた場合に限り算定する。

(5) 顆粒球コロニー形成刺激因子製剤については、再生不良性貧血及び先天性好中球減少症の患者に対 して用いた場合に限り算定する。

(6) アドレナリン製剤については、蜂毒、食物及び毒物等に起因するアナフィラキシーの既往のある患 者又はアナフィラキシーを発現する危険性の高い患者に対して、定量自動注射器を緊急補助的治療 として用いた場合に限り算定する。

(7) 「1」複雑な場合については、間歇注入シリンジポンプを用いて在宅自己注射を行っている患者に ついて、診察を行った上で、ポンプの状態、投与量等について確認・調整等を行った場合に算定す る。この場合、プログラムの変更に係る費用は所定点数に含まれる。

(8) 在宅自己注射指導管理料を算定している患者の外来受診時に、当該在宅自己注射指導管理に係る皮 内、皮下及び筋肉内注射を行った場合の費用及び当該注射に使用した当該患者が在宅自己注射を行 うに当たり医師が投与を行っている特掲診療料の施設基準等別表第九に掲げる注射薬(当課注:1 頁の対象薬剤)の費用は算定できない。

(9) 在宅自己注射指導管理料を算定している患者については、当該保険医療機関において在宅患者訪問 診療料を算定する日に行った皮内、皮下及び筋肉内注射、静脈内注射及び点滴注射の費用(薬剤及 び特定保険医療材料に係る費用を含む)は算定できない。

≪参考≫

[在宅自己注射指導管理料と同一月に算定できない医学管理等の例] 

*特定疾患療養管理料、生活習慣病管理料(糖尿病を主病とする場合)、慢性疼痛疾患管理料 など

[在宅自己注射指導管理料と同一月に算定可能な医学管理等の例] 

*糖尿病合併症管理料、糖尿病透析予防指導管理料、在宅療養指導料、外来栄養食事指導料、

集団栄養食事指導料、ニコチン依存症管理料 など

[在宅自己注射を実施するに当たっての留意事項について] 平成17年4月27日 厚生労働省通知 保 医発第0427002号

患者に対する注射は、医師等の有資格者が実施することが原則であるが、在宅自己注射を実施するに当 たっては、以下の点に留意すること。

(1) 在宅自己注射に係る指導管理は、当該在宅自己注射指導管理料の算定の対象である注射薬の適応と なる疾患の患者に対する診療を日常の診療において行っており、十分な経験を有する医師が行うこ と。

(2) 在宅自己注射の導入前には、入院又は週2回若しくは3回以上の外来、往診若しくは訪問診療によ

(6)

り、医師による十分な教育期間を取り、十分な指導を行うこと。

(3) かかりつけ医師と異なる医師が在宅自己注射に係る指導管理を行う場合には、緊急時の対応等につ いて当該かかりつけ医師とも十分な連携を図ること。

(4) 在宅自己注射の実施に伴う廃棄物の適当な処理方法等についても、併せて指導を行うこと。

(7)

■ 在宅療養指導管理料の通則       

在宅自己注射指導管理料は「在宅療養指導管理料」のカテゴリーに分類されており、この部分に関する 以下の通則も遵守する必要があります。

・在宅療養指導管理料は、特に規定する場合を除き、月1回に限り算定し、同一の患者に対して1月以 内に指導管理を2回以上行った場合においては、第1回の指導管理を行ったときに算定する。

・同一の患者に対して、在宅療養指導管理料に規定する在宅療養指導管理のうち2以上の指導管理を行 っている場合は、主たる指導管理の所定点数のみにより算定する。(当課注:4頁 実施上の留意事項

(2)も参照)

・在宅療養支援診療所又は在宅療養支援病院から患者の紹介を受けた保険医療機関が、在宅療養支援診 療所又は在宅療養支援病院が行う在宅療養指導管理と異なる在宅療養指導管理を行った場合(在宅自己 腹膜灌流指導管理と在宅血液透析指導管理、在宅酸素療法指導管理と在宅人工呼吸指導管理又は在宅持 続陽圧呼吸療法指導管理、在宅中心静脈栄養法指導管理と在宅成分栄養経管栄養法指導管理、在宅中心 静脈栄養法指導管理と在宅小児経管栄養法指導管理、在宅成分栄養経管栄養法指導管理と在宅小児経管 栄養法指導管理、在宅小児経管栄養法指導管理と在宅寝たきり患者処置指導管理、在宅人工呼吸指導管 理と在宅持続陽圧呼吸療法指導管理、在宅悪性腫瘍患者指導管理と在宅自己疼痛管理指導管理、在宅悪 性腫瘍患者共同指導管理と在宅自己疼痛管理指導管理及び在宅寝たきり患者処置指導管理と在宅難治性 皮膚疾患処置指導管理の組合せを除く)には、紹介が行われた月に限り、それぞれの保険医療機関にお いて、在宅療養指導管理料を算定できるものとする。

・入院中の患者に対して退院時に在宅療養指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合においては、 各区分の規定にかかわらず、当該退院の日に所定点数を算定できる。この場合において、当該退院した 患者に対して行った指導管理(当該退院した日の属する月に行ったものに限る)の費用は算定しない。

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 在宅療養指導管理料は、当該指導管理が必要かつ適切であると医師が判断した患者について、患者 又は患者の看護に当たる者に対して、当該医師が療養上必要な事項について適正な注意及び指導を 行った上で、当該患者の医学管理を十分に行い、かつ、各在宅療養の方法、注意点、緊急時の措置 に関する指導等を行い、併せて必要かつ十分な量の衛生材料又は保険医療材料を支給した場合に算    ただし、当該保険医療機関に来院した患者の看護者に対してのみ当該指導を行った場合には算定定する。

できない。

(2) 在宅療養指導管理料は1月1回を限度として算定し、特に規定する場合を除き、同一の患者に対し て同一月に指導管理を2回以上行った場合は、第1回の指導管理を行ったときに算定する。 (3) 2以上の保険医療機関が同一の患者について同一の在宅療養指導管理料を算定すべき指導管理を行

っている場合には、主たる指導管理を行っている保険医療機関において当該在宅療養指導管理料を 算定する。

(4) 同一の保険医療機関において、2以上の指導管理を行っている場合は、主たる指導管理の所定点数 を算定する。

(5) 入院中の患者に対して、退院時に退院後の在宅療養指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合 には、退院の日1回に限り、在宅療養指導管理料の所定点数を算定できる。この場合においては、 当該保険医療機関において当該退院月に外来、往診又は訪問診療にて行った指導管理の費用は算定 できない。また、死亡退院の場合又は他の病院若しくは診療所へ入院するため転院した場合には算 定できない。

(6) 退院した患者に対して、当該退院月に外来、往診又は訪問診療において在宅療養指導管理料を算定 すべき指導管理を行った場合は、当該患者について当該保険医療機関において退院日に在宅療養指 導管理料を算定していない場合に限り、在宅療養指導管理料を算定することができる。ただし、退 院日に在宅療養指導管理料を算定した保険医療機関以外の保険医療機関において在宅療養指導管理 料を算定する場合においては、診療報酬明細書の摘要欄に当該算定理由を記載すること。このため、 在宅療養指導管理料を算定する場合は、患者に対し当該月の入院の有無を確認すること。

(7) 在宅療養を実施する保険医療機関においては、緊急事態に対処できるよう施設の体制、患者の選定 等に十分留意すること。特に、入院施設を有しない診療所が在宅療養指導管理料を算定するに当た っては、緊急時に必要かつ密接な連携を取り得る入院施設を有する他の保険医療機関において、緊 急入院ができる病床が常に確保されていることが必要であること。

(8)

(8) 当該在宅療養を指示した根拠、指示事項(方法、注意点、緊急時の措置を含む)、指導内容の要点 を診療録に記載すること。

(9) 保険医療機関が在宅療養指導管理料を算定する場合には、当該指導管理に要するアルコール等の消 毒薬、衛生材料(脱脂綿、ガーゼ、絆創膏等)、酸素、注射器、注射針、翼状針、カテーテル、膀 胱洗浄用注射器、クレンメ等は、当該保険医療機関が提供すること。なお、当該医療材料の費用は、 別に診療報酬上の加算等として評価されている場合を除き所定点数に含まれ、別に算定できない。 (10) 関連学会より留意事項が示されている在宅療養については、指示、管理に当たってはこれらの事項

を十分参考とするものとする。(例:がん末期医療に関するケアのマニュアル(厚生省・日本医師 会編))

[在宅医療に係る衛生材料等の取扱いについて] 平成15年3月31日 厚生労働省通知 保医発第 0331014号

在宅療養指導管理料は必要かつ十分な量の衛生材料又は保険医療材料を支給した場合に算定することと なっており、保険医療機関は訪問看護ステーションとの連携等により在宅医療に必要な衛生材料等の量 の把握に努め、十分な量の衛生材料等を支給すること。

○在宅療養指導管理材料加算について

  

自己注射用の注入器や注射針を交付・使用した場合や血糖自己測定をさせた場合は、加算を算定します。 保険医療機関側では注入器などの材料1つ1つに価格設定がされているのではなく、加算という形で算 定することになっています。

また、材料の中には院外処方が可能なものもあり、院外処方した場合には、該当する加算は算定できま せん。この場合、保険薬局では材料代として算定します。 (保険薬局で交付できる特定保険医療材料 は7頁参照)

■ 在宅療養指導管理材料加算の通則(4~6頁の加算に共通するルールです)

・在宅療養指導管理材料加算は、在宅療養指導管理料のいずれかの所定点数を算定する場合に、特に規 定する場合を除き月1回に限り算定する。

・上記にかかわらず在宅療養指導管理材料加算のうち、保険医療材料の使用を算定要件とするものにつ いては、当該保険医療材料が別表第三調剤報酬点数表第4節の規定により調剤報酬として算定された場 合には算定しない。

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 在宅療養指導管理材料加算は、要件を満たせば、在宅療養指導管理料を算定するか否かにかかわら ず、別に算定できる。

(2) 同一の保険医療機関において、2以上の指導管理を行っている場合は、主たる指導管理の所定点数 を算定する。この場合にあって、在宅療養指導管理材料加算及び当該2以上の指導管理に使用した 薬剤、特定保険医療材料の費用は、それぞれ算定できる。

(3) 在宅療養指導管理材料加算は、例えば「酸素ボンベを使用した場合」とは当該保険医療機関の酸素 ボンベを在宅で使用させた場合をいう等、保険医療機関が提供すること及び在宅における状態であ ることを前提にしているものであること。

なお、保険医療機関が所有する装置(酸素濃縮装置等)を患者に貸与する場合、保険医療機関は、 当該装置の保守・管理を十分に行うこと。また、これらの装置の保守・管理を販売業者に委託する 場合には、保険医療機関は、当該販売業者との間で、これらの装置の保守・管理に関する契約を締 結し、保守・管理の内容を患者に説明すること。

■   C150  血糖自己測定器加算(3月に3回)

1 月20回以上測定する場合 400点 400点 2 月40回以上測定する場合 580点 3 月60回以上測定する場合 860点 4 月80回以上測定する場合 1 , 140点 <1型糖尿病患者> 5 月100回以上測定する場合 1 , 320点 <1型糖尿 病患者> 6 月120回以上測定する場合 1 , 500点 <1型糖尿病患者>

(9)

・1から3までについては、インスリン製剤又はヒトソマトメジンC製剤の自己注射を1日に1回以上 行っている入院中の患者以外の患者(1型糖尿病の患者を除く)又はインスリン製剤の自己注射を1日 に1回以上行っている入院中の患者以外の患者(1型糖尿病の患者に限る)に対して、血糖自己測定値 に基づく指導を行うため、血糖自己測定器を使用した場合に、3月に3回に限り、所定点数に加算する。

・4から6までについては、インスリン製剤の自己注射を1日に1回以上行っている入院中の患者以外 の患者(1型糖尿病の患者に限る)に対して、血糖自己測定値に基づく指導を行うため、血糖自己測定 器を使用した場合に、3月に3回に限り、所定点数に加算する。

・12歳未満の小児低血糖症の患者及び妊娠中の糖尿病患者は1から6までのいずれかを加算する。

(在宅小児低血糖症患者指導管理料及び在宅妊娠糖尿病患者指導管理料については13頁参照)

(10)

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発0305第1号

(1) 血糖自己測定器加算は、インスリン製剤又はヒトソマトメジンC製剤の在宅自己注射を毎日行って いる患者のうち血糖値の変動が大きい者又は12歳未満の小児低血糖症患者に対して、医師が、血糖 のコントロールを目的として当該患者に血糖試験紙(テスト・テープ)又は固定化酵素電極(バイ オセンサー)を給付し、在宅で血糖の自己測定をさせ、その記録に基づき指導を行った場合に、在 宅自己注射指導管理料、在宅小児低血糖症患者指導管理料又は在宅妊娠糖尿病患者指導管理料に加 算するものである。

なお、血糖試験紙、固定化酵素電極、穿刺器、穿刺針及び測定機器を患者に給付又は貸与した場合 における費用その他血糖自己測定に係る全ての費用は所定点数に含まれ、別に算定できない。 (2) 入院中の患者に対して、退院時に在宅自己注射指導管理料、在宅小児低血糖症患者指導管理料又は

在宅妊娠糖尿病患者指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合は、退院の日1回に限り、在宅 自己注射指導管理料、在宅小児低血糖症患者指導管理料又は在宅妊娠糖尿病患者指導管理料の所定 点数及び血糖自己測定器加算の点数を算定できる。この場合において、当該保険医療機関において 当該退院月に外来、往診又は訪問診療において在宅自己注射指導管理料、在宅小児低血糖症患者指 導管理料又は在宅妊娠糖尿病患者指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合であっても、指導 管理の所定点数及び血糖自己測定器加算は算定できない。

(3) 当該加算は、1月に2回又は3回算定することもできるが、このような算定ができる患者は、在宅 自己注射指導管理料を算定している患者のうちインスリン製剤を2月分又は3月分以上処方してい る患者又は在宅小児低血糖症患者指導管理料を算定している患者に限るものである。

(4) グルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニストの自己注射を行っている者に対して、血糖自己測定値 に基づく指導を行うために血糖自己測定器を使用した場合には、インスリン製剤の自己注射を行って いる者に準じて、所定点数を算定する。

別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、注入器を 処方した(当課注:注入器を渡した)場合に、所定点数に加算する。

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 「注入器」とは、自己注射適応患者(性腺刺激ホルモン放出ホルモン剤の自己注射を除く)に対す るディスポーザブル注射器(注射針一体型に限る)、自動注入ポンプ、携帯用注入器又は針無圧力 注射器のことをいい、加算の算定はこれらを処方した月に限って可能であり、単に注入器の使用を 行っているのみでは算定できない。注入器加算は、針付一体型の製剤を処方した場合には算定でき ない。

(2) 入院中の患者に対して、退院時に在宅自己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合は、 退院の日1回に限り、在宅自己注射指導管理料の所定点数及び注入器加算の点数を算定できる。こ の場合において、当該保険医療機関において当該退院月に外来、往診又は訪問診療において在宅自 己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合であっても、指導管理の所定点数及び注入器 加算は算定できない。

別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、間歇注入 シリンジポンプを使用した場合に、所定点数に加算する。

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 「間歇注入シリンジポンプ」とは、インスリン又は性腺刺激ホルモン放出ホルモン剤を間歇的かつ 自動的に注入するシリンジポンプをいう。

(2) 「プログラム付きシリンジポンプ」とは、間歇注入シリンジポンプのうち、基礎注入と独立して追

■  C 151  注入器加算(処方月1回)  300点      

■  C 152  間歇注入シリンジポンプ加算(月1回) 1 プロブラム付きシリ

ンジポンプ 2,500点

1以外のシリンジポンプ 1,500点 2

(11)

加注入がプログラム可能であり、また基礎注入の流量について、1日につき24プログラム以上の設 定が可能なものをいう。

(3) 入院中の患者に対して、退院時に在宅自己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合は、 退院の日1回に限り、在宅自己注射指導管理料の所定点数及び間歇注入シリンジポンプ加算の点数 を算定できる。この場合において、当該保険医療機関において当該退院月に外来、往診又は訪問診 療において在宅自己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合であっても、指導管理の所 定点数及び間歇注入シリンジポンプ加算は算定できない。

(4) 間歇注入シリンジポンプを使用する際に必要な輸液回路、リザーバーその他療養上必要な医療材料 については、所定点数に含まれる。

別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、注入器用 の注射針を処方した場合に、所定点数に加算する。

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

(1) 注入器加算に規定する「注入器」を処方せず、注射針一体型でないディスポーザブル注射器を処方 した場合は、注入器用注射針加算のみ算定する。

(2) 注入器用注射針加算は、注入器用注射針を処方した場合に算定できる。この場合において、1の加 算は、以下の場合に算定できるものであり、算定する場合は、診療報酬明細書の摘要欄に算定理由 を記載すること。

ア 糖尿病等で1日概ね4回以上自己注射が必要な場合    イ 血友病で自己注射が必要な場合

(3) 注入器用注射針加算は、針付一体型の製剤又は針無圧力注射器を処方した場合には算定できない。 (4) 入院中の患者に対して、退院時に在宅自己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合は、 退院の日1回に限り、在宅自己注射指導管理料の所定点数及び注入器用注射針加算の点数を算定で きる。この場合において、当該保険医療機関において当該退院月に外来、往診又は訪問診療におい て在宅自己注射指導管理料を算定すべき指導管理を行った場合であっても、指導管理の所定点数及 び注入器用注射針加算は算定できない。

◇注入器加算等に関する当課補足及び留意事項

■  C 153  注入器用注射針加算(月1回)

1 治療上の必要があって、1型糖尿病若しくは血友病の患者又

は これらの患者に準ずる状態にある患者に対して処方し

た場合 200点

2 1以外の場合

130点

(12)

1)万年筆型注入器(例、ノボペン、ヒューマペン)は、保険薬局で交付できる特定保険医療材料とし て認められていないので院外処方はできない。必ず医療機関で支給する。支給した場合は注入器加 算を算定する。

2)万年筆型注入器用注射針(例、ペンニードル、マイクロファインプラス)を院内で支給した場合は、 医療機関では注入器用注射針加算を算定する。薬剤とともに院外処方した場合は注射針加算の算定 はできず、保険薬局で特定保険医療材料として保険請求が認められている。

3)注入器一体型キット製剤(例、ノボリンR注フレックスペン、ヒューマログ注ミリオペン)を使用 した場合、注入器は薬剤料に含まれているので、院内で支給しても注入器加算の算定はできない。 4)針付注入器一体型キット製剤(例、ジェノトロピンゴークイック注用、ヒュミラ皮下注20mgシリ ンジ0.4、シムジア皮下注200mgシリンジ)を使用した場合は、注入器加算及び注入器用注射針加 算は算定できない。

5)針付ディスポーザブル注射器(例、マイジェクター、プラスチパック)を院内で患者に支給した場 合は、注入器加算を算定する(注入器用注射針加算の算定は不可)。

6)針付ディスポーザブル注射器(例、マイジェクター、プラスチパック)を院外処方した場合、注入 器加算及び注入器用注射針加算は算定できない。

7)注射器、注射針又はその両者のみを処方せんにより投与することは認められない(薬剤とともに処 方せんにより投与されていることが前提条件)。

8)血糖自己測定器加算は3か月に3回に限り加算とされており、要件を満たせば1か月に3回まで算定 できるが、注入器加算や注入器用注射針加算は月1回しか算定できない。

☆SDIC一覧表(A-047)インスリン製剤用の注入器一覧をご参照下さい

(13)

◆ 在 い つ に 方 処 外 院 の 料 材 療 医 険 保 特 定 る わ 関 に 料 理 管 導 指 射 注 己 自 て 宅

医療機関が院外処方し、保険薬局で特定保険医療材料として保険請求ができるものがあります。「保険 薬局で交付できる特定保険医療材料」として規定されているものだけが該当します(下記参照)。それ らは自己注射のために用いる以下の材料であり、自己注射以外の目的で使用する場合は算定できません。

(1)インスリン等の自己注射のために用いるディスポーザブル注射器    (2)万年筆型注入 器用注射針

*なお、「注射器、注射針又はその両者のみを処方せんにより投与することは認められない」とされています(平成 24年3月5日 厚生労働省通知 保医発0305第1号)。そのため注射器等を院外処方する際は、対象薬剤とセット であることが必要です。

◇院外処方可能・不可能早見表

       ○:院外処方できる  ×:院外処方できない  

-:想定されない組合せ 使

用 す る注入器・注射器等 万年筆型注入器

(ノボペン300 など)

注入器一体型キッ

(ノボリンR注フレックト製剤 スペンなど)

針付ディスポーザブル注

(マイジェクタ射器 ーなど)

針付注入器一体型キッ【参考】

(ヒュミラ皮下注40㎎シリト製剤 ンジ0.8Mlなど)

製 の 剤

タ イプ 万年筆型カートリッ

ジ製剤

(薬価が1筒○○円と表示)

万年筆型ディスポーザブ ル製剤

(薬価が1キット○○円と表示)

バイアル製剤

(薬価が1バイアル○円と表示)

注 み

× × - -

針の 射

注 器(針つき)の 射

×

注 み

×

器の 入

注 器 入

+ 注射針

×

薬 の 剤

み キ ト製剤 ( ッ 含む )

薬 剤

キ ト製 + 剤 ッ 含む ) 注射針

○ ○ - -

薬 + 剤

射 器 ( 針つき)

○ -

薬 + 剤

入 器

× - - -

薬 + 剤

入 注射針 器 +

× - - -

【 】 き材療医険保定特る付で交で局薬険保考料 参  

(14)

保険薬局で交付できる特定保険医療材料とは、次に掲げるものとする。

○ インスリン製剤、ヒト成長ホルモン剤、遺伝子組換え活性型血液凝固第Ⅶ因子製剤、遺伝子組換え型 血液凝固第Ⅷ因子製剤、乾燥人血液凝固第Ⅷ因子製剤、遺伝子組換え型血液凝固第Ⅸ因子製剤、乾燥 人血液凝固第Ⅸ因子製剤(活性化プロトロンビン複合体及び乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体 を含む)、性腺刺激ホルモン放出ホルモン剤、性腺刺激ホルモン製剤、ゴナドトロピン放出ホルモン 誘導体、ソマトスタチンアナログ、顆粒球コロニー形成刺激因子製剤、インターフェロンアルファ製 剤、インターフェロンベータ製剤、ブプレノルフィン製剤、抗悪性腫瘍剤、グルカゴン製剤、グルカ ゴン様ペプチド-1受容体アゴニスト、エタネルセプト製剤、ヒトソマトメジンC製剤、ペグビソマ ント製剤、スマトリプタン製剤、グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L-システイン塩 酸塩配合剤、アダリムマブ製剤、テリパラチド製剤、ヘパリンカルシウム製剤、アポモルヒネ塩酸塩 製剤及びセルトリズマブペゴル製剤の自己注射のために用いるディスポーザブル注射器(針を含む)

○ 万年筆型注入器用注射針

○ 自己連続携行式腹膜灌流のために用いる腹膜透析液交換セット

○ 在宅中心静脈栄養用輸液セット

○ 在宅寝たきり患者処置用栄養用ディスポーザブルカテーテル

○ 携帯型ディスポーザブル注入ポンプ  

次に該当する器材については算定できない。 ア 自己注射以外の目的で患者が使用する注射器

イ 自己連続携行式腹膜灌流液以外の目的で患者が使用する自己連続携行式腹膜灌流交換セット ウ 在宅中心静脈栄養法以外の目的で患者が使用する在宅中心静脈栄養法用輸液セット

エ 在宅成分栄養経管栄養法以外の目的で患者が使用する在宅寝たきり患者処置用栄養用ディスポーザブ ルカテーテル

(平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発0305第1号)

◇ 処

24年3 月5 日 0305第 13 号    

の せ て い つ に 載 記 ん 方

7 「処方」欄について

(4)  特定保険医療材料(自己注射に用いる自己注射用ディスポーザブル注射器(針を含む)、万年筆 型注入器用注射針、自己連続携行式腹膜灌流に用いる腹膜透析液交換セット、在宅中心静脈栄養法 に用いる在宅中心静脈栄養用輸液セット、在宅成分栄養経管栄養法に用いる在宅寝たきり患者処置 用栄養用ディスポーザブルカテーテル又は携帯型ディスポーザブル注入ポンプ)を保険薬局より支 給させる場合は名称及び本数又はセット数を記載すること。

◇保険薬局における特定保険医療材料の請求価格

院外処方せんにより、保険薬局で注射器等を交付し保険請求する場合は、下表の通り材料ごとに定めら れた材料価格(1回に渡す分の合計金額)を10で割り(1未満の端数は四捨五入)、点数に換算して 請求します。

なお、キット製剤の場合は、キットに含まれる注入器や注入器用注射針を別途算定することはできませ ん。

材料名 材料価格 該当する製剤

インスリン製剤等注射用 ディスポーザブル注射器

17円 インスリン製剤、エタネルセプト製剤、インターフェロンアルファ製剤、イン ターフェロンベータ製剤

ヒト成長ホルモン剤注射用

ディスポーザブル注射器 10円

ヒト成長ホルモン剤

ホルモン製剤等注射用

ディスポーザブル注射器 11円

乾燥人血液凝固第Ⅷ因子製剤、乾燥人血液凝固第Ⅸ因子製剤、性腺刺激ホルモ ン放出ホルモン剤、性腺刺激ホルモン製剤、ゴナドトロピン放出ホルモン誘導 体、ソマトスタチンアナログ注射、グルカゴン製剤、ヒトソマトメジンC製剤、 ペグビソマント製剤

材料名 材料価格 定義 製品例

 材料価格(渡す数量の合計金額)  10円

⇒  点(1点未満は四捨五入)

(15)

万 年 筆 型 注 入 器 用 注 射 針

標準型 15円 針折れ防止型、超微細型に該当しない万年 筆型注入器専用の注射針であること

ペンニードル30G

マイクロファインプラス31G Thin Wall

針折れ防止型 17円 針の根元部の外径が31G又は31Gより 細いものであって、ハブ部の工夫又はその 他の方法による針折れ防止構造を有する万 年筆型注入器専用の注射針であること

ペンニードル32Gテーパー マイクロファインプラス32G Thin Wall

超微細型 18円 針の先端部の外径が33G又は33Gより 細いものであって、針の根元から先端に向 かって細くなる形状又はその他の方法によ り薬液注入時の負荷を軽減する構造を有す る万年筆型注入器専用の注射針であること

ナノパスニードル33G(テル モ)

ナノパスニードルⅡ34G(テ ルモ)

☆SDIC一覧表(A-114)万年筆型注入器用注射針一覧をご参照下さい

【参考】保険薬局におけるレセプト記載例

前提条件:自己注射に用いるインスリン注射薬と自己注射用ディスポーザブル注射器(17 円/製品) を交付した場合

医師

番号 処方月調剤月日 医薬品名・規格・用量・剤処   方 調 剤数 量 調剤報酬点数 公費分点数 形・用法 単位薬剤料 調剤料 薬剤料 加算

1 7・7 7・7 (注射)

○○○注100単位 1バイ アル

***点 1 38

***

17円 × 28本 ÷ 10円=47. 6 ⇒ 48点

(16)

◆在宅自己注射指導管理料の保険請求について (インスリン製剤の場合)

自己注射に使われる注入器には3種類あり、それぞれの注入器によって、請求できる点数が異なります

(院外処方の可否、材料の組合せ等については前頁参照)。また、薬剤があらかじめ注入器に入っている 製剤があります。

在宅自己注射の対象薬剤(注入器等含む)のみが処方されている場合の医療機関(院内処方・院外処 方)と保険薬局の算定できる在宅自己注射に関わる主な点数を一覧にすると以下のようになります(処 方料・処方せん料の取扱いは11頁のQ&A13、14参照)。なお、血糖自己測定器加算は、注射薬を複数 月分処方の場合に1月に最大3回(3月分)まで算定可能です。

1.万年筆型カートリッジ製剤

 (万年筆型注入器) 院内処方の場合医療機関 医療機関院外処方の場合保険薬局

在宅自己注射指導管理料 820点 820点

 血糖自己測定器加算 400~1,500点 400~1,500点

 注入器加算(処方した場合に算定) 300点 300点

 注入器用注射針加算 130or200点

調剤基本料 40or24点

薬剤服用歴管理指導料 30点

調剤料(注射薬) 26点

薬剤料 ○○点 ○○点

万年筆型注入器用注射針代 ○○点

*万年筆型注入器は院外処方不可(必ず医療機関で支給し、注入器加算を算 定する)

*万年筆型注入器用注射針を院内で支給するこ とも可

2.万年筆型ディスポーザブル製 剤 (注入器一体型キット製剤)

院内処方の場合 院外処方の場合

医療機関 医療機関 保険薬局

在宅自己注射指導管理料 820点 820点

 血糖自己測定器加算 400~1,500点 400~1,500点

 注入器加算     ― ※1

 注入器用注射針加算 130or200点

調剤基本料 40or24点

薬剤服用歴管理指導料 41点

調剤料(注射薬) 26点

薬剤料 ○○点 ○○点

万年筆型注入器用注射針代 ○○点

※1 キット製剤の薬剤の場合は、注入器加算は算定できない。         *万年筆型注入器用注射針を院内で支給するこ とも可

3.バイアル製剤

 (針付 デ ィスポ ー ザ ブル注射 器)

院内処方の場合 院外処方の場合

医療機関 医療機関 保険薬局

在宅自己注射指導管理料 820点 820点

 血糖自己測定器加算 400~1,500点 400~1,500点  注入器加算(処方した場合に算定) 300点 ※1  300点

 注入器用注射針加算 ※2

調剤基本料 40or24点

薬剤服用歴管理指導料 41点

調剤料(注射薬) 26点

薬剤料 ○○点 ○○点

ディスポーザブル注射器代 ○○点

※1 処方せんにより針付ディスポーザブル注射器を院外処方した場合、注入器加算は算定できない。

※2 針なしディスポーザブル注射器と注射針(注射針一体型でないディスポーザブル注射器)を院内で渡した場合は、注入器用注 射針加算のみ算定(注入器加算は算定不可)

4.針付注入器一体型キット製剤 院内処方の場合 院外処方の場合

医療機関 医療機関 保険薬局

在宅自己注射指導管理料 820点 820点

 血糖自己測定器加算 400~1,500点 400~1,500点

 注入器加算

 注入器用注射針加算

処方料・処方せん料

(17)

調剤基本料 40or24点

薬剤服用歴管理指導料 41点

調剤料(注射薬) 26点

薬剤料 ○○点 ○○点

*針付注入器一体型のキット製剤の薬剤の場合は、注入器加算、注入器用注射針加算は算定できない。

☆在宅自己注射指導管理料 複雑な場合1,230点を算定する場合、間歇注入シリンジポンプ加算(1,500点or2,500点)が 算定可能です。

(18)

◇レセプト記載について

レセプト記載のルールは以下のようになっています。

○ 退院した患者に対して、当該退院月に、退院日に在宅療養指導管理料を算定した保険医療機関以 外の保険医療機関において在宅療養指導管理料を算定した場合は、「摘要」欄に当該在宅療養指 導管理料を算定した理由を記載すること。

○ 在宅自己注射指導管理料を算定した場合は、その他の項に 注 と表示して所定点数を記載し、 注入器用注射針加算(1の加算(当課注:200点)に限る)を算定した場合は、「摘要」欄に当該 加算を算定した理由を記載すること。血糖自己測定器加算、注入器加算、間歇注入シリンジポン プ加算又は注入器用注射針加算を算定した場合は、併せてそれぞれ 注糖 、 入 、 間 又 は 針 と表示して当該加算を加算した点数を記載すること。また、血糖自己測定器加算を算定し た場合は、「摘要」欄に血糖自己測定の回数及び1型糖尿病である場合は1型糖尿病であること を記載すること。在宅自己注射に用いる薬剤を支給した場合は、薬剤の項に総点数を記載し、

「摘要」欄に総支給単位数、薬剤の総点数、所定単位当たりの薬剤名及び支給日数等を記載する こと。

〇 在宅小児低血糖症患者指導管理料を算定した場合は、その他の項に 在小血糖 と表示して所定 点数を記載すること。また、血糖自己測定器加算を算定した場合は、 注糖 と表示して当該加算 を加算した点数を記載し、「摘要」欄に血糖自己測定の回数を記載すること。(13頁 在宅小児 低血糖症患者指導管理料参照)

〇 在宅妊娠糖尿病患者指導管理料を算定した場合は、その他の項に 在妊糖 と表示して所定点数 を記載すること。また、血糖自己測定器加算を算定した場合は、 注糖 と表示して当該加算を加 算した点数を記載し、「摘要」欄に血糖自己測定の回数を記載すること。(13頁 在宅妊娠糖尿 病患者指導管理料参照) 

(平成24年3月26日 厚生労働省通知 保医発0326第2号より抜粋)

【参考】医科のレセプト記載例

前提条件:自己注射に関する指導を行い、院内で自己注射に用いるインスリン注射薬、万年筆型注入 器、万年筆型注入器用注射針、血糖自己測定用の器具など(月3 0 回測定)を交付した場合 1

4 在 宅

往 診 回

夜 間 回

深夜・緊急 回

在宅患者訪問診療 回

そ の 他 注 入 針 注糖  1650

薬 剤      

△△△

14 注糖 血糖自己測定 30回(1日1回 30日 分)

○○注 300単位 3筒      

△△△×1

1日2回 30日分

(19)

◆在宅自己注射指導管理料Q&A

   在宅自己注射指導管理料の算定に関するQ&Aをまとめ ました。

Q A

1 初診月にも算定はできますか。 算定要件を満たせば算定可能です。

2 月に何回指導すれば算定できますか。 医師が月1回以上の指導管理を行った場合に算定 できます。なお、月に2回以上指導を行った場合 は、1回目に算定します。

3 患者に自己注射薬を一度に2か月分渡し、その翌月 に受診せず指導管理しなかった場合でも、自己注射 薬の使用期間内であれば、在宅自己注射指導管理料 を算定できますか。

受診がない場合は算定できません。医師が指導管 理を行うことが必要です。

4 在宅自己注射指導管理料を算定している、主病が糖 尿病の患者に対して、特定疾患療養管理料と同一月 算定(併算定)はできますか。

併算定できません。在宅自己注射指導管理料を算 定している場合は、特定疾患療養管理料の費用は 在宅自己注射指導管理料に含まれることとされて います。

5 主病が糖尿病の患者に対して、生活習慣病管理料と 在宅自己注射指導管理料の同一月算定(併算定)は できますか。

併算定できません。いずれか一方の点数を算定し ます。

6 糖尿病の患者でも高脂血症が主病ならば、生活習慣 病管理料と在宅自己注射指導管理料の同一月算定

(併算定)はできますか。

算定できます。高血圧又は高脂血症が主病の患者 であれば、併算定できます。

7 在医総管(在宅時医学総合管理料)又は特定施設入 居時等医学総合管理料(特医総管)と在宅自己注射 指導管理料の同一月算定(併算定)はできますか。

在医総管又は特医総管と在宅自己注射指導管理料 の同時算定はできます。

8 入院患者に対して退院時に在宅自己注射を算定する

場合、入院基本料は別に算定できますか。 算定できます。 9 外来受診時に算定できない皮内、皮下、筋肉内注射

の費用とは在宅自己注射に係るものだけですか。 在宅自己注射に係るものは算定できません。他の 疾病に係る注射については手技料、薬剤料ともに 算定できます。

10 在宅自己注射指導管理料に含まれる衛生材料等はあ

りますか。 消毒用アルコール、脱脂綿、ガーゼ等が所定点数

に含まれ、医療機関が無償で支給すべきものとさ れています(別途、保険請求できません)。 11 在宅自己注射指導管理料に使用する衛生材料等の代

金は患者から実費徴収してよいですか。 消毒用アルコール、脱脂綿、ガーゼ等は所定点数 に含まれ、医療機関が無償で支給すべきものとさ れており、患者から実費徴収できません。また、 薬局で購入してもらうこともできません。 12 在宅自己注射指導管理料に含まれる衛生材料等は院

外処方できますか。 院外処方できません。消毒用アルコール、脱脂綿、 ガーゼ等は医療機関が支給すべきものです。 13 在宅自己注射で使用する薬剤のみを院内処方した場

合、処方料の算定はできますか。 在宅自己注射で使用する薬剤は、レセプトの⑭

「在宅」欄で請求する薬剤なので(投薬ではな い)、処方料の算定はできません。

14 在宅自己注射で使用する薬剤等(薬剤、注射器、注 射針)のみの処方せんを交付した場合、処方せん料 の算定はできますか。

Q13と同様に、算定できません。

15 在宅自己注射で使用する薬剤と内服薬(投薬)を処 方した場合、処方料又は処方せん料の算定はできま すか。

投薬薬剤が処方されていれば、処方料又は処方せ ん料は算定できます。

16 自己注射に使用する注射薬は院外処方し、注入器等

は院内で渡すことはできますか。 できます。院内で渡した注入器等については、注 入器加算、注射針加算等を算定します。

17 注射針だけを処方せんにより保険薬局から出すこと

はできますか。 在宅自己注射に使う薬剤と一緒に院外処方にする ものであり、注射針・注射器又はその両方のみを 処方せんにより院外処方することはできません。 18 注入器を処方する場合とは、具体的にどのような場

合ですか。使用している場合は、注入器加算を算定 できますか。

注入器加算の算定要件における注入器を処方する 場合とは、当該月に医療機関が患者に注入器を供 与する場合のことです。以前処方した注入器を継 続して使用している月については、注入器加算は 算定できません。

(20)

Q A

19 注入器加算を算定できない場合はありますか。 万年筆型ディスポーザブル製剤(例、ノボリン注 Rフレックスペン)のように薬剤が注入器と一体 型になっている場合は、算定できません。 また、処方せんによりディスポーザブル注射器

(例、マイジェクター)を給付した場合も注入器 加算は算定できません。

20 医療機関で針付ディスポーザブル注射器を渡してい る場合、注入器加算と注入器用注射針加算は両方算 定できますか。

この場合は、注入器加算のみの算定となります。

Q A

21 注射針加算は、注射針を院内で処方し、注射薬を院

外処方せんで処方しても算定できますか。 算定できます。 22 注射針加算は院内処方、院外処方のいずれにおいて

も算定できますか。 注射針を院内で渡した場合のみ算定できます。 23 血糖自己測定器加算に含まれているものは何ですか。血糖試験紙、固定化酵素電極、穿刺器、穿刺針及

び測定機器を患者に給付又は貸与した場合におけ る費用その他血糖測定に係る全ての費用は、所定 点数に含まれます。

上記の器具等は、院外処方することはできません。 また、患者から実費徴収することもできませんし、 薬局で購入させることもできません。

24 グルテストセンサーを渡し、患者から実費徴収する ことはできますか。また処方せんで出すことはでき ますか。

実費徴収も院外処方もできません。グルテストセ ンサーは血糖自己測定器加算に含まれており医療 機関で支給しなければなりません(Q23参照)。 25 退院時に在宅自己注射指導管理料を算定した場合に、

血糖自己測定器加算の算定はできますか。 退院時に血糖自己測定に係る器具等を給付し、指 導した場合は、血糖自己測定器加算を算定できま す。

26 在宅療養指導管理材料加算は要件を満たせば、別に 算定できるとなりましたが、インスリンを投与して いない糖尿病患者に対しても、血糖自己測定器加算 等は算定できますか。

算定できません。

*なお、生活習慣病管理料を算定している糖尿病を主 病とする患者(2型糖尿病でインスリン製剤を使用し ていない者)に血糖自己測定値に基づく指導を行った 場合は年1回500点を生活習慣病管理料の加算が算定 できます。

27 血糖自己測定器加算は3か月に3回に限り加算でき るとありますが、1月に当該加算を複数回算定でき る場合とはどのような場合ですか。

インスリン製剤又はヒトソマトメジンC製剤を複 数月分処方していることが必要であり、患者が1 月に使用するインスリン製剤又はヒトソマトメジ ンC製剤を複数回に分けて処方した場合には算定 できません。

28 血糖自己測定器加算は3か月に3回に限り加算とさ れましたが、注入器加算や注入器用注射針加算も1 月に2回、3回加算することができますか。

注入器加算と注入器用注射針加算は月1回の算定 になります。

29 注射針加算を算定し注射針を渡している患者の針が 足りなくなった場合、薬局で購入させることはでき ますか。

注射針加算を算定している医療機関で、必要分を 支給しなければなりません。

※参考資料-「在宅医療点数の手引(2012年度改定版)」…全国保険医団体連合会        「在宅診療報酬Q&A」(2010-11年版)…医学通信社

       「疑義解釈」2010年5月9日…厚生労働省 医療課事務連絡

(21)

= 考= 参

○在宅小児低血糖症患者指導管理料(月1回)  820点

12歳未満の小児低血糖症であって入院中の患者以外の患者に対して、重篤な低血糖の予防のために適切 な指導管理を行った場合に算定することができます。血糖測定器などを貸与等した場合は、血糖自己測 定器加算を算定します

□ C101-2 在 宅 小 児 低 血 糖 症 患 者 指 導 管 理 料

( 月 1 回 ) 8 2 0 点

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

在宅小児低血糖症患者指導管理料は、12歳未満の小児低血糖症の患者であって、薬物療法、経管栄養 法若しくは手術療法を現に行っているもの又はそれらの終了後6月以内のものに対して、患者及びその 家族等に対して適切な療養指導を行った場合に算定する。

○在宅妊娠糖尿病患者指導管理料(月1回)  150点

妊娠中の糖尿病患者で入院中の患者以外の患者に対して、周産期における合併症の軽減のために適切な 指導管理行った場合に算定することができます。血糖測定器などを貸与等した場合は、血糖自己測定器 加算を算定します。

□ C101-3 在宅妊娠糖尿病患者指導管理料(月1回) 150点

 ・血糖自己測定器加算(3月に3回) 1  月20回以上測定する場

400点

2  月40回以上測定する場

580点

3  月60回以上測定する場

860点

4  月80回以上測定する場

1,140点

5  月100回以上測定する

場合 1,320点

6  月120回以上測定する

場合 1,500点

(22)

 実施上の留意事項  平成24年3月5日 厚生労働省通知 保医発 0305第1号

在宅妊娠糖尿病患者指導管理料は妊娠中の糖尿病患者であって、下記の者のうち、血糖自己測定値に 基づく指導を行うため血糖測定器を現に使用している者に対して、適切な療養指導を行った場合に算定 する。

妊娠糖尿病患者のうち、以下の(1)又は(2)に該当する者 (1) 以下のいずれかを満たす糖尿病である場合

ア 空腹時血糖値が126mg/dL以上

イ HbA1cがJDS値で6.1%以上(NGSP値で6.5%) ウ 随時血糖値が200mg/dL以上

(注)ウの場合は、空腹時血糖値又はHbA1cで確認すること エ 糖尿病網膜症が存在する場合

(2) ハイリスク妊娠糖尿病

HbA1cがJDS値で6.1%未満(NGSP値で6.5%未満)で75gOGTT2時間値が200mg/dL 以上

 ・血糖自己測定器加算(3月に3回) 1  月20回以上測定する場

400点

2  月40回以上測定する場

580点

3  月60回以上測定する場

860点

4  月80回以上測定する場

1,140点

5  月100回以上測定する

場合 1,320点

6  月120回以上測定する

場合 1,500点

参照

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3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施 2:四半期に1回以上 1:年1回以上

3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施. 2:四半期に1回以上 1:年1回以上

特定負担 ※2 0円 (なお、一般負担 ※3 約400百万円).. (参考)系統連系希望者がすべて旧費用負担ルール ※4 適用者 ※5 の場合における工事費用

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