KCONVERT
8.4 wchar_t データタイプのサポート
8.4 wchar_t データタイプのサポート
C言語のwchar_tデータタイプのデータのデバッグ方法について説明します。ただ
し,DEC Cコンパイラはwchar_tデータタイプをtypedefにより実現しているた め,ユーザがプログラム中でwchar_tデータタイプを用いてもCコンパイラが生成す るデバッグ情報中ではwchar_tデータタイプとはなっていません。そのためデバッガ
はwchar_tデータタイプとして認識できないため,以下に示すように/WCHAR_T修
飾子を指定する必要があります。
ファイルコードとプロセスコード間の変換はデバッガを起動したときのロケール情報 に従います。
本機能は日本語拡張機能が無効の場合も動作します。
8.4.1 EXAMINE コマンド
DBG> EXAMINE /WCHAR_T[:
文字数]
アドレス表現アドレス表現で表されるアドレスから文字数分の内容をwchar_tデータ・タイプのデ ータであるとみなし,ファイル・コードに変換して表示します。文字数を省略した場 合は1文字を表示します。
8.4.2 DEPOSIT コマンド
DBG> DEPOSIT /WCHAR_T[:
文字数]
アドレス表現= "
文字列"
文字列を対応するプロセス・コードに変換し,アドレス表現で表されるアドレスから 文字数分の内容を置き換えます。文字数を省略した場合は1文字を置き換えます。
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日本語 DECnet/SNA リモート・ジョブ・エントリ (RJE) – Alpha/VAX のみ
この章では,日本語DECnet/SNAリモート・ジョブ・エントリ/OpenVMS (RJE)に ついて説明します。
日本語OpenVMS V7.2で追加されたこの機能は,日本語OpenVMS Alphaおよび日
本語OpenVMS VAXでサポートされます。
9.1 機能概要
日本語DECnet/SNAリモート・ジョブ・エントリ/OpenVMS (以下日本語RJE)は,
JSNACODEユーティリティおよびJSNAKNJDEFユーティリティから構成される
ソフトウェア製品です。
Digital SNA Remote Job Entry for OpenVMSと組み合わせて使用することにより,
DECnet SNA Gateway-ST,DECnet SNA Gateway-CTを通して,ハイレベルな伝 送制御方式で接続されたIBMシステムとOpenVMSシステムとの間で,漢字コード を含むファイルの送受信を行うことができます。
JSNACODEユーティリティを使用し,IBM-DECのファイル単位でのコード変換を
行うことができます。JSNAKNJDEFユーティリティを使用して,外字の登録を行 うことができます。
9.1.1 関連資料
Digital SNA Remote Job Entry for OpenVMSについては,次のマニュアルを参考 にしてください。
• 『Digital SNA Remote Job Entry for OpenVMS Instllation』
• 『Digital SNA Remote Job Entry for OpenVMS Problem Solving』
• 『Digital SNA Remote Job Entry for OpenVMS Use』
漢字コードについては,次のマニュアルを参考にしてください。
• 『DEC漢字コード表』
日本語DECnet/SNAリモート・ジョブ・エントリ(RJE) – Alpha/VAXのみ
9.1機能概要
必要に応じて,次のIBM社のマニュアルも参照してください。
• 『IBM漢字システム文字セット一覧表(N:GC18-0611)』
• 『IBM VTAM導入および資源の定義(N:SC23-0011-4)』
• 『IBM Network Control Program and System Support Programs Resource Definition Guide (SC30-3254-01)』
• 『IBM OS/VS2 VMS System Programming Library:JES2 (GC23-0002-1)』
9.1.2 漢字コードの対応規則
IBM漢字コードとDEC漢字コードを相互に変換するための2バイト・コード体系の 対応を図9–1に示します。
図9–1が示すように,IBM漢字空間のJIS漢字コードについてはDEC漢字セット の対応する各文字に対応付けられ,IBM付加文字(338文字)およびIBMユーザ定義
文字(4,370文字)については,日本語RJE利用者の選択によりDEC拡張漢字セット
のユーザ定義領域に対応付けます。その際,次のような対応規則を設定します。
IBM漢字セット 対応規則
JIS制定文字 DEC漢字セットと一対一対応
IBM付加文字 DEC拡張漢字セットの連続6区間と対応 IBMユーザ定義文 DEC拡張漢字セットの連続2区間 字の1区間
9.1.3 EBCDIC/ASCII 変換テーブル
EBCDIC/ASCIIの1バイト・コード変換テーブルについては,日本語RJEが提
供する変換テーブルであるSYS$LIBRARY:JSNARJETRA.TBLが省略値として 使用されます。これ以外のテーブルを使用する場合には,JSNACODEコマンド の/CHARACTERSET修飾子で指定します。/CHARACTERSET修飾子について は,第9.2節を参照してください。1バイト変換テーブルの作成方法については,
SYS$LIBRARY:JSNARJEPRE.MARを参照してください。
9.1.4 ソフトウェア構成
日本語RJEは次の2つのユーティリティから構成されています。
• JSNACODEユーティリティ
• JSNAKNJDEFユーティリティ
日本語DECnet/SNAリモート・ジョブ・エントリ(RJE) – Alpha/VAXのみ