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“root.sh”の実行

ドキュメント内 Oracke Real Application Clusters 10g設定 (ページ 56-98)

インストール状況が100%に到達すると、上の画面が現れます。画面中に記載があるよう に、各サーバー上でrootユーザーになって、”root.sh”を実行します。まず、インストーラ を起動したサーバーで実行します。

上の画面の例では、無事”root.sh”の実行に成功しました。これにより、CRS の各種のバ ックグラウンドプロセスが起動しているはずです。引き続いてもう一つのサーバーでも、

同じように”root.shを実行します。

上 の 画 面 は 、 も う 一 台 の サ ー バ ー で”root.sh”を 実 行 し た 例 で す 。 画 面 の 下 の 方

で、”sakura”と”satuki”の2台のサーバーがクラスタとして無事に構成されたことが示され

ています。無事に2台のサーバーでクラスタが構成されたことは、”olsnodes”コマンドで確 認することもできます。実行例を示します。

クラスタを構成するサーバーのリスト出力例

# olsnodes -n sakura 1 satuki 2

上の画面では、ノード1として”sakura”が、ノード2として”satuki”が構成されているこ とを示しています。

ここまで来ましたら、インストーラの画面に戻り、先ほどのダイアログで”OK”をクリッ クして、次の画面に進みます。

”Oracle Notification Server”と”Oracle Private Interconnect”の設定画面が現れます。こ こでは入力する項目はありません。しばらくすると、作業が完了しますので、”次へ”をクリ ックして次の画面に進みます。

“インストールの終了”画面が現れます。”終了”をクリックしてください。

終了を問うダイアログが現れますので、”はい”をクリックしてインストーラの画面を閉じ てください。ここまでで、CRSのインストールは終了です。お疲れさまでした。

Oracle Database のインストール

メディアの解凍

OTN-Jから試用版をダウンロードした場合は、CRSのメディアと同様にメディアの

解凍を行います。

$mkdir db

$cp ship.db.cpio.gz db

$cd db

次のように解凍します。

$gzip –d ship.db.cpio.gz

$cpio –idmv < ship.db.cpio

CD-ROMからインストールする場合は、この作業は不要です。CD-ROM メディアのマウントポイント(/mnt/cdrom など)から直接インストーラを 起動してください。

runInstaller コマンドの実行

では、oracle ユーザーに再び切り替えてください。それでは、データベースのインスト ールコマンドを入力して、インストーラを起動します。

CRSのときと同様に、システム環境確認が行なわれます。Linuxの種類、一時領域の大 きさ、スワップ領域の大きさ、画面の色表示が確認されます。タイトル画面が表示された 後、次の画面が表示されます。

“次へ”をクリックして、次の画面に進んでください。

ファイルの場所を指定する画面が表示されます。一番下のテキストフィールドのインス トール先のパスを、環境設定ファイルに設定した”ORACLE_HOME”環境変数にあわせ入力 します。本書の設定では、標準で表示されるパスとは異なりますので、上の画面のように 入力します。入力が終わりましたら、”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

“ハードウェアのクラスタ・インストール・モードの指定”の画面が現れます。ここでは、

RACを構成していますので、”クラスタ・インストール”を選択してください。CRSが正常 に稼動していれば、標準で選択されているはずです。RACを構成するノード別にデータベ ースをインストールすることもできますが、ここでは、まとめて行ないます。インストー ラを起動したサーバー”sakura”は最初からチェック済みですから、もう一台のサーバ ー”satuki”のチェックボックスをチェックします。”次へ”をクリックして、次の画面に進み ます。

“イ ン ス ト ー ル ・ タ イ プ の 選 択”の 画 面 が 現 れ ま す 。RAC の 構 成 を し て い ま す の で、”Enterprise Edition”を選択します。”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

システムの要件を確認する画面が現れます。致命的な問題が判明した場合は、インスト ールを中止して確認してください。画面上半分のチェックで警告が表示された場合は、画 面下のテキストフィールドの内容を読み確かめて、問題がなければ、画面上半分の警告が 出たフィールドのチェックボックスをチェックしてください。上の画面の例では、カーネ ル・パラメータの確認で警告が出ています。内容を確認した結果、問題がないことを確認 したので、チェックボックスをチェックし、”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

“データベース構成の選択”の画面が現れます。ここでは、”初期データベースを作成しな い”を選択します。”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

これまで選択してきた条件が”サマリー”として表示されます。画面をスクロールして内容 をもう一度確認してみてください。確認が終わりましたら、”インストール”をクリックしま す。この後、インストールが開始されます。

上の画面は、インストール中の進行状態を示す画面です。CRSと比べ、多少、容量が多 いので時間がかかります。しばらくお待ちください。

“root.sh”の実行

インストールの進行状態が 100%に達しますと、上の画面に示すダイアログが現れます。

CRSのときと同様に、RACを構成するそれぞれのサーバー上に root ユーザーとしてログ インし、”root.sh”を実行します。

”root.sh”を流す前に、一つしておかなければならない作業があります。”root.sh”が行な う一連の作業の中で、仮想IP(VIP)を設定する部分があります。このとき、”vipca”と呼ばれ るGUIのツールが起動されます。このツールが正常に起動できるように、rootユーザーに ついても、本書の最初で説明した”DISPLAY”環境変数の設定が必要です。また、日本語で 表示を行なうためには、”LANG”環境変数の設定も必要です。”ja_JP”に設定します。忘れ ずに実行した上で、”root.sh”をそれぞれのサーバーで実行してください。

上の画面では、現在インストールをしている方のサーバーにおいて、”LANG”環境変数 と、”DISPLAY”環境変数の設定を確認した後、”root.sh”を起動しています。いくつかの処 理が終了すると、仮想IP(VIP)を設定する処理に移ります。

“VIP Configuration Assistant”の画面が現れます。”次へ”をクリックして、次の画面に移 ります。

  仮想 IP の設定を行なうネットワークインタフェースの選択画面が現れます。RAC を構 成するサーバー間のインターコネクトに使用するインターフェースは除き、対象となるイ ンターフェースを選択します。選択するのは、最初の環境設定のところで、仮想IPを設定 すると決めたインターフェースです。本書では、”eth0”をパブリック用途に選択しました。

選択したら、”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

RACを構成する各サーバーについて、ノード名に対応する”IP別名”と”IPアドレス”を設 定します。”IP 別名”は、”/etc/hosts”に対して行なった設定を参考に設定してください。一 つ設定すると、残りは自動的にデータが入ります。必ずしも正しい値が入るとは限らない ので、必要であれば修正してください。

上の画面の例では、2台のサーバーについて、値を設定したところの状況を示しています。

問題がなければ、”次へ”をクリックして、次の画面に進みます。

  仮想IPの設定に関する”サマリー”が現れます。以前にも示しましたが、仮想IPに使用す るネットワークインタフェースは、RACを構成するサーバー全体で共通である点に注意し てください。内容を確認して問題がなければ、”終了”をクリックします。

構成中の状況を示す画面が現れます。しばらくお待ちください。

無事に構成が完了すると、上の例に示す画面が現れます。”OK”をクリックして、次の画 面に進みます。

“構成結果”を現す画面が現れます。内容を確認した後、”終了”をクリックして、”VIP Configuration Assistant”を終了します。これで1台目の”root.sh”の処理は全て終了しまし た。次は、2台目の”root.sh”の実行に移ります。

  上の画面は、2台目のサーバーでの”root.sh”を実行したときの表示例です。2台目以降は 仮想IPを設定するための画面は開きません。すぐに実行は完了します。

以上で、全てのサーバーでの”root.sh”の処理は完了しました。表示されているダイアロ グについて、”OK”をクリックします。

“インストールの終了”画面が開きます。”終了”をクリックします。

確認のダイアログが現れますので、”はい”をクリックして、インストーラを終了します。

これでデータベースのインストールは無事終了しました。

ここで、手順の最初で用意した環境変数を設定するファイルを修正しておきましょう。

いくつかコメントアウトしていた部分を解除します。

  上の画面では、以前に示した環境変数設定ファイルの中でコメントアウトしておいた部 分 を 解 除 し た も の を 示 し て い ま す 。”ORACLE_HOME”, “ORA_CRS_HOME”,

“ORA_NLS33”を解除しました。では、これを読み込んで、有効にしましょう。これで、イ ンストールしたCRSと Oracleの各種のコマンドへのパスが設定され、利用できるように なりました。

上の画面の例では、CRSが管理するリソースを表示する”crs_stat”コマンドを実行してい ま す 。 オ プ シ ョ ン の”-t”は 表 形 式 で 表 示 す る こ と を 指 示 し て い ま す 。 各 サ ー バ ー で”gsd”,”ons”,”vip”の3つのリソースが起動していることを確認してください。サーバーは 2台ありますから、合計で6つのリソースが表示されるはずです。

以上で、データベースのインストールは無事完了しました。お疲れさまでした。

ドキュメント内 Oracke Real Application Clusters 10g設定 (ページ 56-98)

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