活性時のmountが正常な場合にはfsckを実行しないため、ファイルシステムが持っている
fsckの実行を推奨するmount回数が超過したときに、コンソールに以下のような警告が表示さ
れることがあります。(例)ファイルシステムが
ext3
の場合EXT3-fs warning: maximal mount count reached, running e2fsck is recommended
このメッセージが表示されることに特に問題はありません。以下の手順で表示を回避するこ とができます。ディスクリソースの場合は 13.1.1 を参照してください。
ミラーディスクリソースの場合は
13.1.2
を参照してください。13.1.1 ディスクリソース
以下のいずれかの手順を実行してください。
(1) tune2fsコマンドを使用して最大mount回数を変更する場合
ファイルシステムが ext2, ext3 の場合、tune2fsコマンドを使用して最大mount回数を変更 することができます。
以下の手順をディスクリソースが活性しているサーバで実行してください。
(1)
以下のコマンドを実行してください。(例)デバイス名/dev/sdb5に、警告を出力しない設定をする場合4
# tune2fs -c -1 /dev/sdb5 tune2fs 1.27 (8-Mar-2002)
Setting maximal mount count to -1
(2)
以下のコマンドを実行して、最大mount回数が変更されたことを確認をしてください。(例)デバイス名/dev/sdb5に、警告を出力しない設定をした場合
# tune2fs -l /dev/sdb5 tune2fs 1.27 (8-Mar-2002)
Filesystem volume name: <none>
:
Maximum mount count: -1 :
4
tune2fs
コマンドについては、tune2fs
のマニュアルを参照してください。125
(2) fsckを実行してmount回数を初期化する場合
fsckを実行することによって、mount回数を初期化することができます。
ディスクリソース活性時に
fsck
を実行することはできません。以下の手順は必ずディスクリソースが活性しているサーバで実行してください。
(1)
ディスクリソースが所属するグループをclpgrpコマンドで非活性してください。(2)
ディスクをmountしていないことを、mountコマンドやdfコマンドを使用して確認しま す。(3)
以下のコマンドを実行して、ディスクをRead Only
からRead Write
の状態にします。(例)デバイス名/dev/sdb5の場合
# clproset -w -d /dev/sdb5 /dev/sdb5 : success
(4) fsck
を実行します。(5)
以下のコマンドを実行して、ディスクをRead WriteからRead Onlyの状態にします。(例)デバイス名/dev/sdb5の場合
# clproset -o -d /dev/sdb5 /dev/sdb5 : success
(6)
ディスクリソースが所属するグループをclpgrpコマンドで活性して下さい。以上でmount回数を初期化することができ、mount回数超過の警告は出力されなくなります が、再びmount回数が最大値を超えた場合は警告メッセージが出力されます。
*
最大mount回数を超過していない場合、上記を実行してもmount回数は初期化されませ ん。126
13.1.2 ミラーディスクリソース
以下のいずれかの手順を実行してください。
(1) tune2fsコマンドを使用して最大mount回数を変更する場合
ファイルシステムが ext2, ext3 の場合、tune2fsコマンドを使用して最大mount回数を変更 することができます。
以下の手順をミラーディスクリソースが活性しているサーバで実行してください。
(1)
以下のコマンドを実行してください。(例)デバイス名/dev/NMP1に、警告を出力しない設定をする場合5
# tune2fs -c -1 /dev/NMP1 tune2fs 1.27 (8-Mar-2002)
Setting maximal mount count to -1
(2)
以下のコマンドを実行して、最大mount回数が変更されたことを確認をしてください。(例)デバイス名/dev/NMP1に、警告を出力しない設定をした場合
# tune2fs -l /dev/NMP1 tune2fs 1.27 (8-Mar-2002)
Filesystem volume name: <none>
:
Maximum mount count: -1 :
5
tune2fs
コマンドについては、tune2fs
のマニュアルを参照してください。127
(2) fsckを実行してmount回数を初期化する場合
fsckを実行することによって、mount回数を初期化することができます。
ミラーディスクリソース活性時に
fsck
を実行することはできません。以下の手順は必ずミラーディスクリソースが活性しているサーバで実行してください。
(1)
ミラーディスクリソースが所属するグループをclpgrpコマンドで非活性してください。(2)
ミラーディスクをmountしていないことを、mountコマンドやdfコマンドを使用して確認 します。(3)
以下のコマンドを実行して、ミラーパーティションを活性します。(例)ミラーディスクリソース
md1
の場合# clpmdctrl --active -nomount md1
<md1@server1>: active successfully (4) fsckを実行します。
(5)
以下のコマンドを実行して、ミラーパーティションを非活性します。(例)ミラーディスクリソース
md1
の場合# clpmdctrl --deactive md1
<md1@server1>: deactive successfully
(6)
ミラーディスクリソースが所属するグループをclpgrpコマンドで活性して下さい。以上で
mount
回数を初期化することができ、mount
回数超過の警告は出力されなくなりますが、再びmount回数が最大値を超えた場合は警告メッセージが出力されます。
*
最大mount
回数を超過していない場合、上記を実行してもmount
回数は初期化されません。