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meliifolia Bentham

ドキュメント内 p (ページ 34-43)

居宅寝たきり介護の実態

E.  meliifolia Bentham

本州の近畿以西,四国,九州,琉球諸島,台湾 それに中国の暖帯南部から亜熱帯に分布する半落 葉性の高木です。暖地の海岸などに自生し,高さ 約20m,目通り直径約50cmにもなり,生長は早 く雌雄異株です。若枝に,上向きの毛がありま す。

奇数の羽状複葉で,小葉は7〜19個あり,ゆが んだ狭卵形か長楕円形で長さ6〜9cm,上面は 緑色で下面は緑白色,周りは全縁か低い鈍鋸歯が あります。8〜9月頃,枝先に円錐花序を出し,

5数性の白花を咲かせます。

材は軽くて粘りがあり,下駄材や指物材として 用いられています。また,樹皮は黒っぽいのでシ マクロキ(島黒木の意か)の別名があり,エボジ ンを含むといわれていますが,現在のところ薬用 されていないようです。

10月頃,果実が紫褐色となる以前,未熟果のう ちに果柄ごと採集し,陰干しにして果柄を除き,

果実のみとしたものを呉茱萸と呼んでいます。漢 方では古いものが良いとされるが,採集後1年を

主な成分

経過したものの意で,辛味の無いものは不良品。

アルカロイドのエボジアミンevodiamine,デヒ ドロエボジアミンdehydroevodiamine,レテシニ ンrhetsinine,ルテカルピンrutaecarpine。それに キ ノ リ ン ア ル カ ロ イ ド の エ ボ カ ル ビ ンe v o -carpine,ウッキインwuchuyineなど。

リモノイドのルタエビンrutaevineで,これはリ モニン系変形トリテルペノイドで苦味質でありキ ハダの樹皮である黄柏オウバクにも含まれています。この ほか精油のエボデンevodeneは鎖状テルペンで す。

なお,参考までにハルマンアルカロイドhar-mane alkaloidとは,ハルマン核をもつインドール 系アルカロイドの総称で3種に大別されます。

1 ハルマリンharmaline,ハルミンharmine 2 呉茱萸のエボジアミン,ルテカルピンで,発

汗・分娩促進作用をもっている。

3 ヨヒンビンyohimbine

細部は岩波『生物学辞典』第4版(1996年)の P.1119を参照して下さい。

漢方では,健胃,鎮痛,利尿剤と考えられてお り,採取後1年位を経たもので,辛くて苦く,悪 臭少なく,果梗や小枝の混入の少ないものが良品 とされています。新しいものは気味が強烈で,飲 みにくいからといわれます。

古くから「六陳八新」といわれ,六陳とは狼ロウ

ドク

・呉茱萸・半夏・陳皮・枳

ジツ

・麻黄の6種は陳

ちん

きゅう

(古い)品を用い,八新とは蘇葉・薄荷・菊 花・桃花・赤小豆シャクショウズ・槐カイ・沢タクラン・款カントウの8種は 新鮮なものがよいという伝承です。

呉茱萸湯は呉茱萸3,人参2,大棗,生薑各4 で,胃内停水,吐き気,頭痛,手足が冷えるなど を目標に用いられる処方で,片頭痛,吐き気,急 性の吐瀉などに用います。飲みにくい処方で吐き 気のある場合は少量ずつ何回にも分けて服用。

民間では,乾燥した果実を粉末とし,胃のもた れ,食欲不振,消化不良など健胃に,1回量0.3

〜0.5gを毎食後に水またはぬるま湯で飲んでおく とよいでしょう。

薬用

9月9日は5節句の1つ,重ちょうようの節句です。陽 数である9が,重なることから名付けられたよう で,往年は陰暦9月19日に行われる節せちのことで す。平安時代(794〜1192年)には,宮中の年中 行事となって観菊の宴が催されたといわれます。

朝廷の儀式や行事など,公事についてその起源 や沿革を記した一条兼良著『公さんげん』(1422年 頃)に,「群臣に菊花を賜る…御帳の左右に茱萸 の嚢をかけ,御前に菊瓶をおく」とあり,端午の 節句に掛けた薬玉が茱萸の嚢に替ります。

中国の『荊けい歳時記』(6世紀)に,「9月9日 に宴会す。未だ何いずれの代より起るかを知らず。然 れども,漢世より以来,未だ改めず。今,北人も 叉た此の節を重んじ,茱萸を佩

び,餌

を食

くら

い,菊

その他 花の酒を飲まば,人をして長寿ならしむと云う」

と記されています。

紀元前2世紀頃から続いた行事が,室町時代に 日本へ伝わり,重陽の節句となったようです。茱 萸とあるのは呉茱萸のことで,重陽の日にはゴシ ュユの気烈

はげ

しく成熟するのだそうで,果実の房を 折って髪に挿したといわれます。

また,中国の農業書『斉民要術』(6世紀)に

「茱萸の子を屋内に懸くれば,鬼畏おそれて入らざる なり」とあり,いずれもゴシュユの果実には邪気 を払う力があると信じられていたようです。

洋の東西を問わず,香りの高い処には邪気が起 らないという考え方があり,端午のショウブやヨ モギと同じように,重陽には果実が色づくゴシュ ユを風呂に入れ,心身をリフレッシュしましょう。

*ENTRY No.1 大阪ずし

その名もずばり 大阪ずし ,いわゆる箱寿司

(押し鮨)(写真1)ですが,お祝い事やお祭りに は欠かすことのできないご馳走,言い換えればそ ういう時にしか口にできないものでした。独特の 木枠に少し甘く煮染めた椎茸を挟みこむようにし て,ふっくら炊いた酢飯を詰め,トッピングには 小鯛,厚焼き卵,エビ,アナゴなどをあしらい軽 く押して(プロは三回位)木枠からはずせばでき

あがりです。醤油はつけないでお召し上がり下さ い。また,小鯛だけの高級品(雀鮨し)もありま す。

有名店としては,すし萬,吉野すし,心斎橋筋 の本福寿司などですが,隠れた名店も多いですよ。

*ENTRY No.2 お好み焼き,たこ焼き 大阪の味は 粉もん で勝負と言われています。

その筆頭が お好み焼き,たこ焼き でしょう。

一昔前まで,大阪の家にはお好み焼き,たこ焼き の道具が一揃いありました。それほど庶民の味で したが,最近はこだわりを持ったプロの店が多く できています。まずは お好み焼き 。すじ肉で 煮込んだコンニャクのみじん切りを生地にまぜて 焼く伝統的なもの(十三じゅうそう:やまもと等)から,フ ランス料理の元シェフの焼いている店(呑喜帆亭

ど ん き ほ ー て

) やいつも新しい味に挑戦している店(卵をバラの 花のように焼いて飾ったものなどとてもお好み焼 きにみえません)などです。

たこ焼き(写真2)も,メリケン粉を卵とおい

★第33回日本薬剤師会学術大会は,10月21,22(土,日)大阪府で開催されます。新幹線で東京からわず か2時間半で行けてしまうところです。近すぎて,案外何も知らずに往復していませんか? 学術大会 を機会に,大阪を再発見してみませんか!

★大阪府で開催 第33回日薬学術大会 特別企画

大阪府薬剤師会

とう

佐知子

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写真1 大阪ずし 写真2 たこ焼き

しいだし汁で溶いているのでソースなしに食べら れる元祖(会津屋)から,チョコやバナナなどの 果物を具にしたものまで実に様々。お店によって はお客さんが焼いてもよい所があるので挑戦して はいかがでしょう。もっと,探求したい派は千日 前道具屋筋へどうぞ。東京でいえば合羽橋で,屋 台の道具からプロの調理器具がそろっています。

お好み焼き,たこ焼きの道具も豊富です。そうそ う,ここは食品のサンプルも多いので,折り箱に 入った本物と見間違う様な たこ焼き などもあ り,洒落心のある人へのおみやげにお奨めです。

*ENTRY No.3 串カツ(写真3)

東京では 串揚げ でしょうか。これも大阪の

P A O 新大阪 

大阪駅  JR環状線 

OAP

JR学研都市線  JR

西 

梅 田  西梅田  福 島 

新福島 

東梅田 

京 橋 

森ノ宮  谷 四 

天王寺 

平 野  四天王寺 

本 町  心斎橋  弁天町 

大 正  大阪港 

南港  トレードセンター前 

難 波 

住吉大社 

日本橋  鶴 橋 

南海難波  淀屋橋  北 浜 

大阪城公園  中之島 

東洋陶磁  公園  美術館  空中庭園  新梅田シティ 

天 六 

 

 

 

 

 

 

 

サントリー  ミュージアム 

ATC

コリアンタウン  適塾 

道修町  神社 

大阪城  OBP

通天閣  黒門市場  府薬会館  アメリカ村  道頓堀 

大阪ドーム  天保山 

新世界  海遊館 

グランキューブ大阪  大阪国際会議場 

WTC

平野町ぐるみ  博物館  聖徳太子の  四天王寺  淀川 

新今宮 

天保山:日本一低い山 標高4.53m 黒門市場:ミナミの台所 その多くは鮮魚店

回りには「フグ」を食べさせる店も多い キタ:梅田を中心とした繁華街

ミナミ:難波を中心とした繁華街 キタより庶民いえ大阪的 !?

ミナミ千日前はラーメン激戦区

神座か み く ら,金龍ラーメン,薩摩ッ子ラーメン,

天下一品 等

memo

粉もん です。海の幸,山の幸の旨味をメリケ ン粉に山芋でといたころもで封じ込めパン粉で形 を整え油でジュー! と揚げてあります。旬の素 材をふんだんに楽しめる店やワインセラーをしつ らえた店から,「ソースの二度づけお断り」(*)

の立ち飲み屋まで,お財布とよくご相談の上おで かけください。

(*)ここではお客さん共用のソース容器がおかれ てあるので,この中にドボンと串カツをいれ てソースをつけます。だからソースをつける のは食べる前の一度だけ,食べかけをドボン とするのは御法度なのです。

*ENTRY No.4 豚饅(ぶたまん)

大阪では 肉 といえば牛肉を指します。だか ら,豚肉でつくる饅頭は 豚まん です。肉まん ではありません。安くておいしいのは当たり前の 大阪で鍛えられた,華僑の味 豚まん は必見

(味)の価値有りです。手頃なおみやげには最適 かと思われますが,帰りの新幹線の中かなり強烈 なにおいにはお覚悟のほどを。

*ENTRY No.5 塩昆布(しおこぶ)

今更,紹介するにはどうかな?と悩むほど有名 な大阪の味,昆布の佃煮です。 しおこんぶ と 読まないでくださいね。大阪ではあくまで しお こぶ です。

全国的に名を馳せている小倉屋,小倉屋山本を はじめ,おきな昆布,少し甘めの神宗かんそう(天明元年 創業)・天満の永田屋などもお試し下さい。

*ENTRY No.6 粟おこし(写真4)

昔懐かしい大阪の味です。大阪の人すら忘れか

けているかも? ぷっくりした粟を生姜砂糖でか ためた少し歯ごたえのあるお菓子です。初めて口 する人も郷愁にかられること請け合いです。現代 風にアレンジされた新作もでていますからお土産 にいかがでしょうか。

*ENTRY No.7 地酒(写真5)

日本酒と言えば 灘 伏見 があまりにも有 名で大阪の地酒は残念ながら知られていませんが 数も多く味もなかなか捨てたものではありませ ん。たとえば池田の 呉春 はご存じの方は多い と思います。ほかに 浪速正宗 などなど,そし て, 利きゅうばい休梅 。これは大阪市の東にある交かた大門 酒造のお酒なのですが本当は,本当は…紹介した くはなかった…でも,せっかくだから紹介しちゃ いましょう。山田錦を原料に麹も芳しく,さらっ とした飲み口と純米大吟醸ならではの芳醇なあと くちは,飲む人を魅了してやまないはずです。こ こでは,酒蔵の一部をサロンとし改造してあるの で,コンサートを楽しみながらグラスを傾ける事 もできます。

*番外 オムライス,きつねうどん(写真6,7)

大阪生まれの食べ物の代表格が オムライス と きつねうどん です。ご存じでしたか。

屋台の洋食屋さんが毎日オムレツとライスを注 文するお客さんのためにフランス料理風に編み出 したのが オムライス なのだそうです。柔らか なチキンライスをふわっとした卵でくるみ,トマ トソースでいただく,昔懐かしくて何故か新鮮な 味だと信じています。元祖 北極星 本店は西心 斎橋にあり,古い民家を改装した風情ある構えで 写真3 串カツ

写真4 粟おこし 写真5 利休梅

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