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lcchgpasswd(証明書パスワード変更コマンド)

ドキュメント内 帳票印刷配信機能 PDF運用ガイド (ページ 67-70)

第4章 証明書管理環境定義ファイル/証明書管理コマンド

4.3 証明書管理コマンドの説明

4.3.6 lcchgpasswd(証明書パスワード変更コマンド)

機能説明

証明書の管理環境作成時に使用しているトークンパスワード、トークン情報操作用パスワードを変更したい場合に使用します。

記述形式

コマンド オプション

lcchgpasswd -u|-s

コマンド オプション

[-o [old-password]]

-n [new-password]

([ ] は省略することができます。

オプション -u:

トークンのパスワードを変更します。環境作成時(lcsetenv コマンド実行時)にトークンのパスワードを明に指定したり(証明書管理環 境定義ファイル lccrtmgr.def の説明参照)、すでにこのコマンドで変更したことがある場合は、その際に指定したパスワードを-oオプ ションで指定する必要があります。なお、パラメタold-password は省略可能です。

-s:

トークン情報操作用パスワードを変更します。環境作成時(lcsetenv コマンド実行時)にトークン情報操作用のパスワードを明に指 定したり(証明書管理環境定義ファイルlccrtmgr.def の説明参照)、すでにこのコマンドで変更したことがある場合は、その際に指定 したパスワードを-o オプションで指定する必要があります。なお、パラメタold-passwordは省略可能です。

-o [old-password]:

証明書管理環境定義ファイル(lccrtmgr.def の説明参照)のPASSWORD セクションで、USERPIN やSOPIN キーに文字列を明に 設定した場合は、その文字列を指定しなければなりません。また、すでにこのコマンドでパスワードを変更したことがある場合も、そ の際に変更したパスワードを指定してください。old-password を省略した場合は、パスワードを問い合わせます。パスワードは下記 の“注意事項”の条件を満たすものでなければなりません。なお、このパラメタは必要がないとき(このコマンド実行前に、明にパス ワードを指定したことがない場合)に指定されても無視されます。

-n [new-password]:

変更後のパスワードを指定します。new-password を省略した場合は、パスワードを問い合わせます。パスワードは下記の“注意事 項”の条件を満たすものでなければなりません。

復帰値 0:

正常終了 0 以外:

異常終了 参照

lcsetenv、証明書管理環境定義ファイル(lccrtmgr.def) コマンド格納場所

List Works Print Agent インストールフォルダ\Listmanager¥ListCREATOR¥bin

実行に必要な権限

Administrators 権限で実行してください。

注意事項

パスワードとして設定できるのは、6 ~ 63 文字で、使用できる文字は、以下に示すもののみです。なお、記号の“¥”は、コード0x5C に 該当する文字であり、表示する環境によっては「バックスラッシュ」となります。

カテゴリ 文字

英字 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ

abcdefghijklmnopqrstuvwxyz

カテゴリ 文字

数字 0123456789

記号 ! " # % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? [ ¥ ] ^ _ { | } ~ 空白 ’ ’(半角)

使用例1

トークンパスワードを“userpinpasswd”に変更します。トークンパスワードを明に指定したことは一度もありません。入力するパスワードを 画面に表示しません。

lcchgpasswd -u -n

New UserPIN: ← userpinpasswd と入力します(エコーバックされません)

Retype: ← userpinpasswd と入力します(エコーバックされません)

使用例2

トークンパスワードを“newuserpinpasswd”に変更します。lcsetenv コマンド実行時に、証明書管理環境定義ファイルでトークンパスワー ドを“userpinpasswd”と指定しました。入力するパスワードを画面に表示しません。

lcchgpasswd -u -n

Old UserPIN: ← userpinpasswd と入力します(エコーバックされません)

New UserPIN: ← newuserpinpasswd と入力します(エコーバックされません)

Retype: ← newuserpinpasswd と入力します(エコーバックされません)

使用例3

トークン情報操作用パスワードを“newsopinpasswd”に変更します。トークン情報操作用パスワードを明に指定したことは一度もありませ ん。

lcchgpasswd -s -n newsopinpasswd

使用例4

トークン情報操作用パスワードを“newsopinpasswd”に変更します。以前、lcchgpasswd コマンドを使って、トークン情報操作用パスワー

ドを“sopinpasswd”に変更しました。入力するパスワードを画面に表示しません。

lcchgpasswd -s -o sopinpasswd -n

New SO-PIN: ← newsopinpasswd と入力します(エコーバックされません)

Retype: ← newsopinpasswd と入力します(エコーバックされません)

実行結果/ 出力形式

標準出力に、メッセージが出力されます。

正常終了時:

メッセージは表示されません。

異常終了時:

パスワードの設定が失敗した旨のメッセージが表示されます。

付録 A 運用上の注意

ここでは、PDF 変換機能の運用上の注意について説明します。

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