5
.
28 】、
9]品質管理 4
.
47 2.
01内 部 振 替 価 格の決 定 0
.
968内 部 振 替 価 格の交 渉
0.
9214
.
31 2. 02
4.
23 2,
02販売価 格の 決定 0
.
994 5.
66 1.
50販売 価格の 交 渉 O
.
880 5.
54 1.
60回 転 後 の負荷量平方 和 5
.
164 4.
815 5.
033 2.
832 2467因 子門の 相関 会 計 管理 0477 1000
課 業 管 理 0
.
445 0.
422 1.
000振替価 格設 定 O
.
181 0.
1110. 370
販売 価 格設定 0
.
236一
〇.
023 0.
217玉
.
0000.
187 L 00主 因 子
,
プ ロ マ ックス 法 因 子 負 荷 量は 0,
4以上を 記 載,
なお,
各 顕 在 項目 は 正(全く 重 要な 利用E
的で は ない )−
7(非 常に重 要 な 利用目的で ある)
,
および 0(わか ら ない,
欠損値 扱い )とい う7段階 リ カー
トス ケー
ル で 測 定,
59
N工 工
一
Eleotronio Library管理 会 計 学 第18巻 第 1号
の だろ うか
.
こ こ で は,
前 節で あ げ た 22 の 顕 在 項 目 につ い て,
探 索 的 な因 子分 析 を 実 施 す るこ とに よっ て,
工場 や 事業
所 レ ベ ル で 期 待 され て い る 製 品 原 価 計 算の 利 用 目 的にっ い て の潜在
的 な因子 を抽
出 す るこ と を試み る.
こ れ ら因子 分 析の結
果 は, 表7
の よ うに なっ た.
表 7 か ら
,
製 品 原 価 計算
の利 用 目 的 につ い て,
5 つ の 潜在
因 子が存 在 す るこ とが明 らか と なっ た9
.
第1
因 子で は,
工場 や 事 業 所に所 属 す る 会 計 担 当 者が,
他の 部 門 (本 社 経 理 部 門,
企 画 部 門,
研 究 開 発 部 門 )へ 原 価 情 報 を 提 供 す る た め に製 品 原 価 を 計 算 す るとい う共 通 点 を 持っ 顕 在 項 目が集
約 し た.
よっ て , こ れ を製
品 原価
計算
の 「情
報 提 供 機 能 (変
数 名 :JNFOSUP
)」 と 呼ぶ. 第 2
因 子で は,
予算
関 連 項 目や 原 価管
理 関 連項
目の よ うな工場
や 事業所
内で 実践
さ れ る一 般
的 な管
理会計
実務
に関
す る顕在項
目が集約
した.第 3
因子 の 命名
との兼
ね合
いも
か ね て,
これを製
品原
価 計算
の 「会 計 管 理機
能(
変数
名 ;ACCCTRL )
」 と 呼 ぶ.第 3
因子 で は,一 般
に管
理会計
の枠 外で 実 施 さ れて い る と考え ら れる タス ク コ ン トロ
ー
ル に 関 連 する項 目 が集 約 し た.
こ こ で は,
これ を製
品原価 計算
の 「課業 管
理機 能
(変 数
名 :TASKCTRL
)」 と呼ぶ こ と にす る.
第4
因 子 及 び第 5
因 子 は,
振 替 価 格 と販 売価
格 の そ れ ぞ れ につ い ての 決定
や 交渉
へ の 利 用 が集 約 し た た め, そ れ ぞ れ 「振 替 価 格 設 定 機 能 (変 数 名 :JNPRJCfNG )
」, 「販 売価
格 設 定機
能(
変数 名
:PRICilVG
)」 と名 付 けた,
これ ら
,5
つ の製
品原価
計算
の 期 待 機能
は既 存の 文 献で 定 型 化 され た 知 識 と どの よ うに関 連 付 け るこ と が出 来 るだ ろ うか.
「情
報 提 供 機 能」 とい う利 用 目 的は,
工 場・
事 業 所 レベ ル を 対 象 と し た調 査だっ た が故に明 らか に なっ た項 目で あ る.
この 項 目 は,
既 存の テ キス トな どが想 定し て い た利 用 目 的の う ち
,
「基 本 計 画 目 的」との 関 連 が強い の だ が,完
全 に一
致して い ない 理 由 として は,
工場・
事業
所 とい う調 査 レベ ル に よる ところが大 きい の だろ う.
ま た, 「会
計管
理 」 は,『
原 価 計算
基 準』
が想 定 す る 「予 算 管 理 目的」 と 「原 価 管理 目的」が集
約 され た もの となっ た.
そ して , 「課業管
理機
能」 とい う利 用 目的が,
これ ら 「会 計 管 理 機 能1
と は 異 なる次元 の利 用 目的で あっ た 点か ら, オペ レー
シ ョ ン・
マネ
ジメ ン ト に お ける原 価情
報の 利 用は, 会 計 管理 機 能 と は 比 較 的 独立 した 概 念で ある こ と が示唆
さ れ た,価
格決
定につ い て は 「販 売 価 格 決 定 機 能」 と 「振 替 価 格 決 定 機 能」 が異 な る次元 とし て示 され た.
こ れ は ,『
原価
計算
基 準』
が指摘
す る 「価 格 決 定 目的」 と 噬本 計
画 目的」 にそれぞ れ 対応
し て, そ れ ぞれ の 価 格 決定機 能
が抽
出 された か ら と も 考 え ら れる.
結 局
,
これ ら 探 索 的 因子分 析に よっ て抽 出 され た5
つ の 利用 目的は,『
原価
計 算基 準 』が想 定 し て い る 利 用 目 的と異なっ てい る とい う よ り は, それ ら 利 用 目的を仕
切 りなお し た とい う側 面 が あるの か もしれ ない,
と はい え, これ まで規 範 的な議 論に おい て 想 定 さ れて き た利
用 目的につ い て
,
その 概 念の妥
当 性 を探 索
的 因子分
析 に よっ て検
証 した こ とで,
よ り頑 健かつ 実 証 的 な 根 拠 を 示 すこ とが 出 来 た とい えよ う.
そ れで は
,
工 場 や事 業
所 にお ける5
つ の利
用 目的は,実際
の製
品原価
計算
の設 計 要 素に どの よ うに影響
を 与 えるの だろ うか,
次 項で は, これ ら利 用 目的 や複 数
の 統制変 数
が,
原価計算
の 設 計 要 素に与 える影 響 を回帰
分析
に よっ て検 証 す る.
4 . 2 . 製
品原 価 計 算
の設 計 要 素
:回 帰 分析
製品原 価 計 算の設 計 要 素で ある
,
製品原 価の範 囲,
総合
/ 個 別 原 価 計 算の 選 択 , 原 価情
報の 報告者
の 選 択,
の3
点につ い て ,こ こで は そ の規
定 要 因を探
索 す るた めの 回 帰 分 析 を 実 施 する.
規 定 要 因 とし て は, 先の 探索
的 因子分析
で 明 らか に なっ た5
っ の期待 機 能
の 項 目 平 均 値loと,
複 数の統 制 変 数 を採 用 す る,
統 制変数
は,
規 模 の代理変 数で ある製 造に 関 与 す る従業
員 数の対The Japanese Association of Management Accounting
NII-Electronic Library Service
The Japanese Assooiation of Management Aooounting
製 晶 原 価 計 算の 設 計 原理 :探索的 研 究
数 変
換
値 (変数
名 :SIZE
), 労 働集
約度
の変 数
と して(製
造に従 事 する従 業 員 数 )/ (建 物の べ 床 総 面 積 )の値
(変数
名 :LABORJN7
),何
ら かの 証券
取 引所 に上 場 し て いれ ば1
を とるダ ミー
変 数 (変 数 名 :LISTED
),
現 代 製 造 実 務尺度 (変 数 名 :Mau
恥,
工程 レ ベ ル の相互 依 存 性の 測 定尺度
(変
数 名 :Ij
>1
)EP
), FA 化 尺度
(変
数 名 :FA )
11で あ る.
現代製
造 実 務尺度 と工程 レベ ル の 相互依 存 性尺度の 基 本 統 計 量は表 8 お よび表 9 の 通 りであ る,
そ して,
分 析に使用 する 説 明変数
の記述 統 計は , 表10
に おい て基 本 統計
量及び相
関 分析
表に よっ て 示 し てい る.
4
. 2. 1 製
品 原価
の 範 囲ま ず は
,製
品原 価の範 囲にっ い て の 回帰
分析
を行 う,被
説明変数
は, 1
)材料費 , 2
)労 務 費,3
)償 却費 ,4
)外 注 加工費,5
)保険
料,6
)備品・
消耗
品費
,7
)水 道光
熱費
,8
)工場
事 務・
管理費
,9
) 本 社 管 理費
,10
)販 売 費,11
)物 流費
,12
)金 利, の12
項 目の う ち何 項
目 を製
品原価
に含
め るの かとい う計 数 デ
ー
タ で ある.
この 計 数 値の 平 均は7. 06 ,
標 準 偏 差は2 . 04 ,
中 央 値 は7 ,
第1
四 分位
は6 ,第 3
四分位
は8
と なっ た.
それ ぞ れの 項 目につ い て,
製 品 原 価 に 採 用 して い る もの の内 訳は, 図
1
の よう
になっ てい る.
計 数 値 を 被 説 明 変 数 とし て
,5
っ の機 能お よ び5
つ の統 制変
数 を説 明変
数 と して 回帰 分析
を 行 う12.分析
は 通常
のOLS
に よ る推 定の 他に,
ポワ ソン 回帰に よ る推 定 も 実 施 して い る.
これは
, 被
説明変数
が計数
デー
タ である と き,
OLS
で は一
致 性 や 不 偏 性が担 保 さ れ ないた めで あ る.
だ が,
被 説明変 数 は 同一
事 象の 発 生回数で はな く複 数の項 目につ い て の 採 用 個 数の 計 数 デ
ー
タであ る た め ポ ワ ソ ン回 帰が想 定 してい る
状
況 と は厳 密 に異 なる.
結 局,
OLS とポ ワ ソ ン 回帰 を 併 用 し て分 析 結 果の解
釈 を 行 うの が妥 当で あ る と判 断 し,
こ こ では 両 者 を用い て 推定 を行 うこととす る
。
これ ら推 定 結 果は表11
の よ うになっ た.
分 析 結
果
よ り,製
品 原価
の範
囲に影響
を 与 える 要因 とし て,製
品原
価 の範
囲に対 し て,
企 業 規模
が 正の,
課 業管
理機 能が負
の 関係 に あっ た とい うこ と が明 らか と なっ た,
企 業 規 模 につ いて は,
規模
の拡 大 につ れて企 業 行 動 が 複 雑 化 し,
製 品 原 価 を構 成 す る 費 目が多 様 化 す る もの と解
釈で き る.
課 業 管理 が 負の関 係に あっ たのは,
従 業 員の努 力の成 果 を 測 定 す る上 で,
製 品 原 価の範 囲 を 拡 大 す る と努
力 以 外の 要 因が製
品原価
を変動
させ て し まい,結
果 と し て 課業管
理 に 原価
情 報が 不適
当になっ て し ま うた め だ ろう.
表
8現代
製
造実務
尺度
質問 項 目 質 問 項目の 記 述 統 計
平 均 値 標 準 偏 差 生 産 に 関 す る 改 善 活 動の 際 に
,
チー
ム の メン バー
全員 か ら意見 を集め る よ う に 努5
,
11め る
作業員は ほ と ん ど の作 業を管理者の指示 を仰ぐこ と な くこなす 4
.
55 作 業 員は 多様 な 作 業・
工程に対 応 出 来 る よ う に 訓練さ れてい る 4.
75工 場 は 問 題 を解 決 するため にチ
ー
ム・
小集 団 を 組 織 する 5.
101
.
501.
321.
16L72 作 業 員は 新しい 技 能・
資 格を 身 につ け る と報酬 が増え る過 去の 数 年 問, 多くの 生産 に 関す る 問 題 は 小集団 に よっ て解 決 されて きた
3
.
94 1.
69 4,
35 1.
58生 産計 画は作 業 員に毎日伝 達 さ れる 5
.
55 1,
39こ の 工 場 は 作業 員 自身が意思決 定す るの に適 して い る 3
,
92 1.
30 管理者の 決 定がない と作 業 員は ほ とん ど作 業が 出来 ない 〔R) 5.
33 1.
30 クロ ン バ ッ クの a は 0,
640.
各 項 目 は,
「全 く異な る (D
」 か ら 「全 く その 通 り(7)」 の 7点 リ カー
トス ケー
ル にて 測 定
.
(R)は逆 転 項 目で あ り,
統 計量 は逆 転 済 み.
61
N工 工
一
Eleotronio Library管 理 会 計 学 第 18巻 第 1号
表 9
工程 レベ ル の相
互依 存 性尺 度質 問 項 目 質問項 目の 記述 統 計
平均値 標 準 偏 差 あ る工程の 生産に 関する 問 題 に よっ て
,
前 後の 工程の 生 産 活 動 は 停 止 す る 4.
63 1.
66ある 工
k
で 問 題 が 発 生 し た と き,
前 後 の 工程の 作 業 員がす ぐ に補助 に入 る 519 123ある 工程の 作 業 改 善によっ て
,
前 後の 工程の 生 産 能 率 も 向上する 4,
69 製品需 要の 変 動 は,
全て の 工 程の作 業 計 画に毎 日反 映さ れて い る 4.
30Q