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iSCSI Target サーバーの運用

ドキュメント内 iSCSI Software Target 3.3 利用者ガイド (ページ 44-80)

4.1.1 iSCSI Target グループの変更

iSCSI Target グループのIQN、名前、iSCSI Target グループにアクセスするiSCSI initiator サーバーの変 更、およびiSCSI Target グループを削除する手順を記載します。

注意

本項の操作を行う前に、変更するiSCSI Target グループへのアクセスを切断してください。切断方 法については、「4.2.1 切断」を参照してください。

4.1.1.1 iSCSI Target グループの名前またはIQNの変更

注意

• iSCSI Target グループの名前、IQNが他と重複しないようにしてください。

• iSCSI Target グループの名前、IQNの変更後は、iSCSI initiator サーバーで接続設定を変更 する必要があります。接続設定については、「4.2.2 接続」を参照してください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [iSCSI ターゲット] を展開し、変更するiSCSI Target グループを右クリックして

[プロパティ] をクリックします。

3. [全般] タブで必要に応じてiSCSI Target グループの名前、IQNを変更して、[OK] ボタンをク

リックします。

4.1.1.2 iSCSI Target グループへアクセスする iSCSI initiator サーバーの変 更

注意

• 変更するiSCSI Target グループへのアクセスを切断してください。切断方法については、

「4.2.1 切断」を参照してください。

• 1つのiSCSI Target グループに複数のiSCSI initiator サーバーからアクセスすると、仮 想ディスク内のデータが破壊される恐れがあります。クラスタシステムのように iSCSI

initiator サーバー側で仮想ディスクの排他制御が行える環境を除いて、1つのiSCSI

Target グループには1台の iSCSI initiator サーバーからのみアクセスできるよう設定し

てください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [iSCSI ターゲット] を展開し、変更する iSCSI Target グループを右クリックして

[プロパティ] をクリックします。

3. [iSCSI イニシエータ] タブで、設定されているiSCSI initiator サーバーの識別子をクリックし

て、[編集] ボタンをクリックします。

4. [識別子の追加/編集] 画面で、変更先のiSCSI initiator サーバーの識別子の種類を選択して適切 な値を指定します。ここでは [識別子の種類] で [IPアドレス] を選択し、[値] の欄に変更先の

iSCSI initiator サーバーの IP アドレスを入力して [OK] ボタンをクリックします。

5. 変更先の iSCSI initiator サーバーの IP アドレスが表示されていることを確認して [OK] ボ タンをクリックします。

4.1.1.3 iSCSI Target グループの削除

ここではiSCSI Target グループの削除方法を説明します。なお、iSCSI Target グループを削除しても仮想

ディスクは削除されません。

注意

削除するiSCSI Target グループへのアクセスを切断してください。

切断方法については、「4.2.1 切断」を参照してください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [iSCSI ターゲット] を展開し、削除するiSCSI Target グループを右クリックして

[iSCSI ターゲットの削除] をクリックします。

3. 削除の確認のメッセージが表示されたら、[はい] ボタンをクリックします。

4.1.2 仮想ディスクの変更

4.1.2.1 仮想ディスクのサイズの拡張

仮想ディスクのサイズは、動的に増やすことができます。これによりデータが失われることはなく、iSCSI ターゲットを再起動する必要もありません。ただし、iSCSI initiator サーバーで使用するには、iSCSI initiator サーバーでの設定が必要です。詳細は「4.2.3 仮想ディスクの追加」を参照してください。

注意

• 拡張後に元のサイズに戻したり、サイズを小さくすることはできません。

• iSCSI initiator サーバーでは、元のボリュームサイズが増えるのではなく、未使用領域が既

存のボリュームの後ろに追加されます。

• iSCSI initiator サーバーの OS が Windows Server 2008以降の場合は、ベーシックディス ク内のボリュームを拡張することができます。

• iSCSI initiator サーバー上で、仮想ディスクをダイナミックディスクに変更することはでき

ません。そのため、ダイナミックディスクでの [ボリュームの拡張] は行えません。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペインの [デバイス] から拡張する仮想ディスクを右 クリックして、[仮想ディスクの拡張] をクリックします。

3. [仮想ディスクの拡張ウィザードへようこそ] の画面が表示されたら、[次へ] ボタンをクリック します。

4. [サイズ] 画面で仮想ディスクに追加するサイズを指定して [次へ] ボタンをクリックします。

5. [仮想ディスクの拡張ウィザードの完了] の画面で [完了] ボタンをクリックします。

注意

仮想ディスクのサイズを変更した後に、[Microsoft iSCSI Software Target] 画面に表示されるサイ ズが動的に更新されない場合があります。新しいサイズを表示するには、最新の情報に更新して ください。

4.1.2.2 他の iSCSI Target グループへの変更

あるiSCSI Target グループに割り当てられている仮想ディスクを、他のiSCSI Target グループに変更する

には、現在のiSCSI Target グループへの割り当てを解除し、新たに割り当てるiSCSI Target グループを指 定します。以下にその手順を説明します。

注意

• 以下の操作を行う前に、変更するiSCSI Target グループへのアクセスを切断してください。

切断方法については、「4.2.1 切断」を参照してください。

• 1つの仮想ディスクを複数のiSCSI I Target グループに割り当てないでください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペインの 仮想ディスクの一覧から、グループを変更 する仮想ディスクを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

3. [ターゲットアクセス] タブで、変更元の iSCSI Target グループを選択し、[削除] ボタンをク リックすることで割り当てを解除します。

4. 以下のメッセージが表示されたら、[はい] ボタンをクリックします。

5. [追加] ボタンをクリックし、変更先のiSCSI Target グループを選択して [OK] ボタンをクリッ クします。

6. [OK] ボタンをクリックして、仮想ディスクのプロパティ画面を閉じます。

7. 右ペインの仮想ディスクの一覧で、変更した仮想ディスクの [アクセス元] が、項番5で選択

したiSCSI initiator サーバーになっていることを確認します。

4.1.2.3 仮想ディスクのローカルマウント

通常、iSCSI initiator サーバーで使用する仮想ディスクは、iSCSI Target サーバー上では1つのVHD形式 のファイルとして管理されています。そのため、iSCSI Target サーバーにてVHD形式内のフォルダやファ イルを参照/編集したい場合には、iSCSI Target サーバーにてローカルマウントする必要があります。

注意

• 仮想ディスクをマウントする前に、その仮想ディスクを使用しているiSCSI initiator サーバ ーからのアクセスを切断してください。

切断方法については、「4.2.1 切断」を参照してください。

• 仮想ディスクとその仮想ディスクのスナップショットを同時にマウントすることはできま せん。マウントを実行する前に、既存のマウントを解除してください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペインの [デバイス] から、ローカルにマウントする 仮想ディスクを右クリックして [ディスク アクセス] を選択し、[読み取り/書き込みマウント]

をクリックします。

3. 以下のメッセージが表示されたら、[OK] ボタンをクリックします。

4. iSCSI Target サーバーの [ディスクの管理] 画面に仮想ディスクが追加されたことを確認しま

す。以下の図では、ディスク2がマウントしたディスクです。

4.1.2.4 ローカルマウントした仮想ディスクのアンマウント

注意

マウントを解除する際には、仮想ディスクが使用されていないことを確認してください。使用中 にマウントを解除すると、データが破壊される恐れがあります。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペインの [デバイス] から、マウント解除する仮想デ ィスクを右クリックして [ディスクアクセス] を選択し、[マウント解除] をクリックします。

3. 以下のメッセージが表示されたら、[はい] ボタンをクリックします。

4. 以下のメッセージが表示されたら、[OK] ボタンをクリックします。

マウント解除後は、ディスクの管理に表示されなくなります。

4.1.2.5 仮想ディスクの削除

不要な仮想ディスクは削除することができます。ただし、本手順では、仮想ディスクへの割り当てが解除 されるだけで、VHDファイルは削除されません。完全に削除する場合には、ローカルアクセスにて、VHD ファイルを削除してください。なお、VHDファイルは、インポートにより仮想ディスクとして再利用が可 能です。

注意

仮想ディスクを削除する前に、iSCSI Target グループへのアクセスを切断してください。切断方 法については、「4.2.1 切断」を参照してください。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペインの [デバイス] から、削除する仮想ディスクを 右クリックして [仮想ディスクの削除] をクリックします。

3. 以下のメッセージが表示されたら、[はい] ボタンをクリックします。

4.1.2.6 VHD ファイルのインポート

VHDファイルのインポートを行うと、以前使用していたVHDファイルを仮想ディスクとして再利用する ことができます。なお、インポートにより作成した仮想ディスクを iSCSI initiator サーバーで使用するに は、iSCSI Target グループに割り当てる必要があります。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

2. 左ツリーの [デバイス] をクリックし、右ペイン内で右クリックして表示されるメニューから、

[仮想ディスクのインポート] をクリックします。

3. [仮想ディスクのインポートウィザードへようこそ] 画面が表示されますので、[次へ] ボタンを

クリックします。

4. [ファイル] 画面で、インポートするVHDファイルのパスを指定します。[追加] ボタンをクリ ックして直接入力するか、または [参照] ボタンをクリックしてファイルを選択することもで きます。[次へ] ボタンをクリックします。

5. [仮想ディスクのインポートウィザードの完了] 画面が表示されたら、[完了] ボタンをクリック

してウィザードを終了します。

補足

インポートした仮想ディスクをiSCSI Target グループに割り当てるには、[Microsoft iSCSI

Software Target] 画面でインポートした仮想ディスクを右クリックし、[ターゲットの割り当て/

削除] をクリックします。表示されるプロパティ画面の [ターゲットアクセス] タブで目的の

iSCSI Target グループを選択してください。

4.1.3 iSCSI Target サーバーでのスナップショット

iSCSI Target で仮想ディスクのスナップショットを作成する場合は、Microsoft iSCSI Software Target 画面 から行います。スナップショットは手動で作成することも、スケジュールを設定して自動で作成すること もできます。以下の手順に従って作成およびスケジュール設定を行ってください。なお、iSCSI Initiator サ ーバーでの仮想ディスクに対するスナップショットについては、各iSCSI Initiator サーバーの説明書を参 照してください。

4.1.3.1 スナップショットで使用する記憶域の設定

スナップショットが格納される場所は、明示的に定義しない限り、ボリュームシャドウコピーサービス

(VSS) によって自動的に選択されます。十分な空き容量が確保できないなどの問題が発生しないよう、ス

ナップショットを作成する前に適切な記憶域の場所と最大サイズを設定してください。

注意

• 記憶域に設定するボリュームには、スナップショットの格納用として最低 300 MB の空き 領域 (既定値) が必要です。

• 他のファイルへのアクセスや容量増加などの影響を排他する目的で、スナップショットで使 用する記憶域は、専用のボリュームに作成することをお奨めします。

1. [スタート] → [管理ツール] → [Microsoft iSCSI Software Target] をクリックします。

ドキュメント内 iSCSI Software Target 3.3 利用者ガイド (ページ 44-80)

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