ここでは、Windows Server 2008のiSCSI Intiator サーバーの運用に関して説明します。
4.2.1 切断
仮想ディスクの構成変更時などで、iSCSI Targetグループへの接続を切断する必要が生じる場合がありま す。その場合は、以下の手順でiSCSI Target グループとの接続を切断してください。
1. iSCSI initiator サーバーで [スタート] → [管理ツール] → [iSCSIイニシエータ] をクリックし ます。
2. [ターゲット] タブをクリックし、切断する iSCSI Target グループの IQN を選択して [詳細]
ボタンをクリックします。
3. [セッション] タブの [このターゲットには次のセッションがあります] から、切断するパスを 選択し、[ログオフ] ボタンをクリックします。
4. [OK] ボタンをクリックして、ターゲットのプロパティおよび iSCSI イニシエータのプロパテ
ィ画面を閉じます。
注意
ログオン時に [コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する] のチェックボックスを有 効にした場合は、iSCSI イニシエータのプロパティの [お気に入りのターゲット] タブにiSCSI
Target グループのIQNが登録され、iSCSI initiator サーバーの再起動時に自動的に接続されます。
自動接続を削除する場合は、[お気に入りのターゲット] からこの接続を削除してください。
4.2.2 接続
1. iSCSI initiator サーバーで [スタート] → [管理ツール] → [iSCSIイニシエータ] をクリックし ます。
2. [ターゲット] タブをクリックします。iSCSI Target グループの IQN が表示され、状態が [非
アクティブ] になっています。表示されていない場合は、[最新の情報に更新] ボタンをクリッ クします。
3. 目的のiSCSI Target グループの IQN を選択し、[ログオン] ボタンをクリックします。
4. [ターゲットへのログオン] 画面で、必要に応じてチェックボックスを有効にします。本手順で
は、[コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する] のチェックボックスを有効にしま
す。[詳細設定] ボタンをクリックします。
5. [接続の設定] 欄で、[ローカルアダプタ] を [Microsoft iSCSI Initiator]、[ソース IP] を iSCSI initiator サーバーの IP アドレス、[ターゲットポータル] を iSCSI Target サーバーの IP アド レスを選択し、[OK] ボタンをクリックします。
6. [ターゲットへのログオン] 画面に戻りますので、[OK] ボタンをクリックします。
7. [接続完了] と表示されたら、[OK] ボタンをクリックして画面を閉じます。
4.2.3 仮想ディスクの追加
iSCSI initiator サーバーで使用可能な仮想ディスクの追加は、iSCSI Target で行います。追加方法について
は、「3.2 iSCSI Target サーバーの設定」または「4.1.2 仮想ディスクの変更」を参照してください。ここ では、iSCSI initiator サーバーで行うべき手順や注意を記載します。
• iSCSI Target サーバーで既存の iSCSI Target グループに新規の仮想ディスクを追加した場
合は、iSCSI Initiator サーバーにて、追加した仮想ディスクのフォーマット、ボリュームの作
成を行う必要があります。
• 既存の仮想ディスクを拡張した場合は、iSCSI Initiator サーバーの [ディスクの管理] 画面で、
ボリュームの拡張を行ってください。詳細はiSCSI Initiator サーバーのOSのヘルプをご確 認ください。
• iSCSI Target サーバーで新規にiSCSI Target グループと仮想ディスクを作成した場合は、
iSCSI Initiator サーバーにて、作成したグループへの接続設定を行う必要があります。本手順
書の「4.2.2 接続」を参照して、新たに作成したiSCSI Target グループに接続してください。
その後、iSCSI Initiator サーバーにて、追加した仮想ディスクのフォーマット、ボリュームの
作成を行ってください。
5 トラブルシューティング
本章では、iSCSI Target サーバー、iSCSI Initiator サーバーの設定および環境構築の際に発生した問題 に対する確認のポイントや、PP・サポートサービスに問い合わせる際に必要となるデータの採取方法につ いて説明します。