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HKFRS16

ドキュメント内 Hong Kong Salaries Tax (ページ 32-57)

リース期間 費用

リース期間を通じ、同額費用を 営業費用として認識

リース期間の早期の段階で費

用を認識する

 借手リースの会計処理

リースについては、原資産を使用する権利を使用権資産(資産リース資産)として、リース料を 支払う義務を負債(リース負債)として計上

使用権資産

 事後測定:

取得原価-減価償却累計額及び減損損失累計額±リース負債の再測定による修正

 測定方法:

原則、定額法などによる減価償却

 償却期間:

香港の会計基準:使用権資産

(当初直接コスト)

リース負債 使用権資産

リース負債

 帳簿価額+当期利息相当額-リース料支払額±リース負債の再測定による修正

 「現在価値」算定のための割引率はA)リースの計算利子率、B)借手の追加借入利子率(Aが容易に計算できない場合)の いずれかを用いる

香港の会計基準:リース負債

(リース料の現在価値)

 収益

全ての顧客との契約から生じる収益について、以下の5つのステップを適用

香港の会計基準:収益

香港の会計基準:5つのステップ(主要検討ポイント)

STEP1:顧客との契約の識別

 顧客との契約を識別する

 契約は書面に限らず、口頭、慣習上合意されているものを含む

STEP2:契約内の履行義務の識別

 契約における取引開始日に、顧客との契約において自社が約束した財又はサービスを評価

 顧客に移転する約束を履行義務として識別

STEP3:取引価格の算定

 財又はサービスの移転と交換に顧客から受け取る対価の額(取引価格)を算定

 第三者のために回収する額は含まない。変動対価や現金以外の対価は考慮する必要がある

STEP4:取引価格の履行義務への配分

 それぞれの履行義務に取引価格を配分

STEP5:履行義務の充足による収益認識

 自社が履行義務を充足した時に(充足するにつれて)収益を認識

香港の会計基準:本人か代理人かの検討

他の当事者 顧客

企業

代金1,000で発注 代金800で発注

本人(Principal)

本人自らの履行義務が、特定された財又はサービスを自ら提供する 場合

⇒移転する財又はサービスと交 換に権利を得ると見込んでいる対価 の総額を収益で認識

<検討ポイント>

企業は特定された財又はサービスを、当該財又はサービスが顧客に移

代理人(Agent)

本人自らの履行義務が、他の当事者による特定され た財又はサービスの提供を手配する場合

⇒企業が見込んでいる報酬又は手数料の金額で収 益を認識

<検討ポイント>

代理人である企業は、他の当事者が提供する特定さ

企業の収益は、1,000か? (費用800)もしくは 200(1,000-800)か?

商品を発送

 外貨建取引

機能通貨 – 経済環境(事実)に基づき決定

 企業活動の主たる通貨

 販売価格や原価への影響の大きさ、および資金調達等を考慮して決定

 経済環境に重要な変化がある場合は見直しの検討が必要

表示通貨 – 経営者による選択(会計方針)

 通常、機能通貨と同じ通貨で財務諸表を表示

 機能通貨とは異なる通貨で財務諸表を表示することも可能

(例:機能通貨-USD、表示通貨-HKD)

香港の会計基準:外貨建取引

香港の税制概要

• 事業所得税(16.5%)

• 給与所得税(累進税率ー2~17% 標準ー15%)

• 資産所得税(15%)

所得に対する税

• 事業登録税

• 印紙税

• 不動産税 その他

• 配当課税なし

• 住民税・事業税のような地方税に相当する税なし

• 消費税なし 特徴

香港の税制概要

事業所得税

香港の租税関連法

租税条例 (Inland Revenue Ordinance - IRO)

判例法

Departmental Interpretation and Practice Notes (DIPN)

(内国歳入庁内における解釈と実務指針)

執行機関 - Inland Revenue Department (IRD)

事業所得税率

法人:16.5% (2019/20)

個人:15% (2019/20)

事業所得税の概要

決算期 延長後の提出期限

(通常)

延長後の提出期限

(2019/20)

4月~11月 翌年4月30日前後 7月14日

12月 翌年8月15日前後 9月30日

1月~3月

1月~3月(欠損) 11月15日前後

翌年1月30日前後(個別事前申請要) 11月30日 2021年2月1日

課税年度 ー 4月1日から翌年の3月31日(原則)

通常4月1日に事業所得税申告書をIRDが送付(賦課課税制度)

納税者は申告書に必要事項を記入し、1ヶ月以内にIRDに提出

ただし、実務上は会社の決算期に応じて延長申請するのが一般的

事業所得税の概要(続き)

※上記日程は暦等の関係上、年度により多少前後する。

予定納税制度

当課税年度の確定税額と同額を次年度分としてあわせて納税する

ホールドオーバ―

次年度の納税額が減額すると見込まれる場合(確定年度の90%未満)予納額の減額を申請可能

予定納税期限の28日前または賦課決定通知書発行日から14日以内のいずれか遅い日までに、IRDに 対して書面で申請

監査済決算書の添付

事業所得税の申告に際し、原則として全ての法人に対し公認会計士による監査済決算書の提出を要 求している

ただし、支店については不要(Management accountをベースに申告)

事業所得税の概要(続き)

IRO Section 14 (1)→制定法

事業所得税は、香港における事業から、香港で生じ、または稼得されている所得を基に課税される

CIR v Hang Seng Bank Limited [1991] 1 AC 306→判例法(英国枢密院判例)

(以下の3要件を全て満たすもの)

1.香港において事業活動を行っている

2.事業活動から課税所得が生じている 課税所得

3.課税所得が香港において生じ、または稼得されている (オンショア所得)

香港外の所得 オフショア所得

事業活動外の所得 キャピタルゲイン

課税所得

課税対象外

CIR v Hang Seng Bank Limited [1991] 1 AC 306→判例法(英国枢密院判例)

 Hang Seng Bank Limitedは香港において銀行業を営む法人

 香港において事業の管理、支配及び運営を行っている

 金融商品をシンガポールとロンドンの金融市場にて売買取引している

 売買取引からは所得(利益)が生じている

 金融商品の売買判断は香港において行われている

争点:稼得した所得が香港において課税所得を構成しうるか否か 結論:香港において課税所得を構成しない

1. 香港において事業活動を行っている→Yes 2. 事業活動から課税所得が生じている→Yes

3. 課税所得が香港において生じ、または稼得されている→No

コモディティ(商品)の売買による所得(利益)は、当該売買の契約が実質的に成立している地において生じるとし、売

課税所得

課税所得が香港において生じ、または稼得されたもの

税務当局の実務指針(DIPN21)

物品販売所得(Contract effected test)

製品製造所得/役務提供所得(Operation test)

親子ローンの受取利息(Provision of credit test)

オフショア所得とオンショア所得

物品販売所得(Contract effected test)

所得の源泉:実質的な契約地

一連のプロセスの包括的な検討ー準備・交渉・締結

電話・ファックス等の使用による契約

オフショア所得とオンショア所得(続き)

仕入契約 販売契約 課税

香港内 香港内 全額課税対象

香港外 香港内 全額課税対象

香港内 香港外 全額課税対象

香港外 香港外 課税対象外

製品製造所得/役務提供所得(Operation test)

所得の源泉:製品製造地、サービス提供地

生産活動が全て香港内、販売地が香港外 全額課税対象

オフショア所得とオンショア所得(続き)

活動 課税

100%香港製造 全額課税対象

香港内外で製造活動

(例:来料加工) 50%オンショア

50%オフショア

親子ローンの受取利息(Provision of credit test)

通貨の種類・借手の居住地・借手の資本運用場所にかかわらず貸付資金を借手に提供した場所

金銭貸借業を行っている者に係る貸付金(例:グループ内プーリングサービス)

Provision of Credit Testの適用対象とならず、Operation Testにより受取利息の源泉を総合的 に判定

オフショア所得とオンショア所得(続き)

貸付金の提供場所 課税

香港内 全額課税対象

香港外 課税対象外

資本性資産の売却に発生した所得は非課税(キャピタルゲイン非課税)

資本性の支出・損失は損金不算入(減価償却は別途規定)

資本性資産

転売目的ではなく長期間にわたり当該資産を賃貸又は自己使用目的で保有する資産

(例)

事業の用に供している土地・工場・オフィス・機械装置

長期投資の不動産及び子会社株式

ロイヤルティ収入を得るための知的財産権

キャピタルゲインとキャピタルロス

キャピタルゲインの実務的取り扱い

保有している有形固定資産または有価証券等が転売目的ではなく、長期保有資産であることを証明

購入時の意図

所有期間

資産自体の性格

売却時の意図

同種または類似の取引の発生頻度

その資産に関し行われた付随行為

キャピタルゲインとキャピタルロス(続き)

減価償却資産

産業用建物(Industrial Buildings)

商業用建物 (Commercial Buildings)

機械設備 (Plant and Machinery)

減価償却

有形固定資産の減価償却

種類 初年度特別償却 年次償却法 償却率

産業用建物 建築原価X20% 定額法 4%

商業用建物 なし 定額法 4%

ロイヤルティ

無形資産の 保有地

課税対象 税率 税額

香港内 受取額 16.5% 受取額×16.5%

香港外 受取額×30% 16.5% 受取額×4.95%

香港外へロイヤルティを支払う場合、支払者が税額相当額を送金時に留保し、納付する

香港外にある無形資産について、過去に全部または一部を香港で保有されていた場合、受取額の30%ではなく、

全受取額が課税対象となる

ドキュメント内 Hong Kong Salaries Tax (ページ 32-57)

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