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CIR v George Andrew Goepfert, [1987] HKCFI 100 (香港高等裁判所判例)

ドキュメント内 Hong Kong Salaries Tax (ページ 62-76)

IRO Section 8(1)→制定法

給与所得税は、香港における雇用から生じ、または稼得されている所得を基に課税される

CIR v George Andrew Goepfert, [1987] HKCFI 100

(香港高等裁判所判例)

George Andrew Goepfert氏(G氏)は米国市民

G氏は米国で設立されたエクソン社と米国において雇用契約を締結

問題となった課税年度においては、G氏はエクソン社の子会社で、米国で設立され、香港に所在するエクソンケミカルアジア 社(以後ケミカル社)に出向

当該課税年度において325日香港に滞在

給与を米国において米ドルで受領

エクソン社のみと雇用契約を締結しており、ケミカル社やその他のグループ法人との雇用契約はない

ケミカル社において、極東に所在する、香港外グループ法人の管理業務に従事

エクソン社に直接業務を報告

香港において業務に従事をしていたが、それは主に利便性を考慮し香港に所在

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CIR v George Andrew Goepfert, [1987] HKCFI 100

(香港高等裁判所判例)

争点:G氏の受取給与は香港において課税所得を構成するか否か

結論:受取給与のうち香港滞在日数相当額が、香港における課税所得 1. 雇用契約地→米国

2. 雇用主居住地→米国 3. 報酬支払地→米国

G氏の雇用契約は香港雇用契約でないと解され、Section 8(1)に基づいた給与所得税は課されないが、Section 8(1A) に従い課税

Section 8(1)→香港で生じた給与所得とみなされ全額課税対象

Section 8(1A)→香港内で提供した役務に対する給与のみが課税対象(通常365日に対して按分)

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給与所得税の例外

すべての役務が香港外、もしくは

1課税年度における滞在日数が60日以下(租税条約がない場合)

到着日・出発日は1日としてカウントする。 (週末と休日も同じ様に取り扱われる)

例: 到着日:2019年4月2日 出発日:2019年4月5日 滞在日数:4日

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取締役報酬

取締役の地位(office)に基づく報酬

源泉地

会社の経営管理が行われている場所(例:取締役会開催の場所)

源泉地が香港である場合

報酬全額が課税対象(常勤・非常勤、滞在場所に関わらず)

取締役の地位に基づく所得と従業員(兼務役員)としての所得を区別

香港勤務に対する日本支払の給与

課税対象

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 給与所得税率

 累進税率もしくは標準税率により算出された税額の低い方

課税所得 税率 税額

HKD % HKD

始めの 50,000 2 1,000

次の 50,000 6 3,000

次の 50,000 10 5,000

次の 50,000 14 7,000

残額 17

標準税率 15 2019/20 課税年度

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年間スケジュール (例:2019年4月~2020年3月課税年度ー2019/20)

申告書が送付されなくても、課税所得がある場合、IRDへの通知義務がある 2020年5月 給与所得申告書 (BIR60) の送付 IRD 2020年6月 給与所得申告書の提出(受領後1ヶ月以内) 納税者 2020年11~12

月頃

賦課通知書の送付 IRD

2021年1-4月 2019/20納税及び2020/21予納 納税者

雇用開始通知書 (IR 56E)

雇用主支払報酬報告書 (IR 56A, 56B)

雇用終了通知書 (IR 56F)

出国通知書 (IR 56G)

雇用主の報告義務

雇用主は完全出国した雇用者の税務債務に対して源泉徴収を行う義務がある。

実務上最後の一か月分の給与は:

税務長官の書面による同意(レター・オブ・リリース)が発行されるまで、雇用主が保留する

レター・オブ・リリース

完全出国した従業員の税金清算が完了したことを証明(IRDより発行)

雇用主の報告義務(続き)

質疑応答

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