ここまでで、このデモのHDLと論理デザイン部分が出来上がりました。ここからのセクションではMSSとSERDESIF の初期化に使用するCortex-M3ファームウェアの作成を説明します。
SERDESIF初期化用のファームウェア・アプリケーションをCoreSF2Config経由でeNVMクライアントにアップロー ドする必要があります。Cortex-M3プロセッサはSmartFusion2デバイスがリセットされた後にeNVM中のコードを実 行します。このデザインでは、SERDESIF初期化用のファームウェア・アプリケーション・コードでeNVMクライア ントを作成します。
1. ファームウェアeNVMクライアントを生成するために、Figure 39のように”Design Flow”ウィンドウの”Write Application Code”をクリックします。
Figure 39 • SoftConsoleプロジェクトを起動
5. SoftConsole IDEが起動され、SoftConsoleのプロジェクト・ワークスペースがFigure 40のように表示されます。
Figure 40 • SoftConsole ワークスペース
3. “Project Explorer”の中にあるプロジェクトPCIe_Demo_MSS_CM3_appと PCIe_Demo_MSS_CM3_hw_platformをCTRLキーを押しながら選択します。
4. 右クリックして”Build Configurations > Set Active > Release”と選びます(Figure 41参照)。
Figure 41 • リリース・モードのオプション
5. PCIe_Demo_MSS_CM3_appを選択し、右クリックしてPropertiesを選びます(Figure 42参照)。
Figure 42 • プロパティ・オプション
6. “Properties for PCIe_Demo_MSS_CM3_app”ウィンドウがFigure 43のように開きます。
Figure 43 • プロパティ・ウィンドウ
7. “Properties for PCIe_Demo_MSS_CM3_app”で、”C/C++ Build”オプションを開き、Settingsを選びます。
8. Miscellaneousを選択し、リンカにリリース・モードのリンカ・スクリプト・ファイルを渡します。
Figure 44のように”Linker flags”欄に下記パスを入力します。
-T../../PCIe_Demo_MSS_CM3_hw_platform/CMSIS/startup_gcc/production-execute-in-place.ld
Figure 44 • LDファイルのオプション
9. “OK”をクリックして”Properties for PCIe_Demo_MSS_CM3_app”ウィンドウを閉じます。
10. プロジェクトをクリーン、ビルドするために Figure 45のようにProject > Cleanを選択します。
Figure 45 • SoftConsoleプロジェクトをビルドする
11. Cleanウィンドウが開きます。OKをクリックしてSoftConsoleプロジェクトをビルドします(Figure 46参照)。
Figure 46 • SoftConsoleプロジェクトのクリーン・アンド・ビルド
12. SoftConsole はPCIe_Demo_MSS_CM3_appプロジェクトの下のRelease フォルダ内にhexファイルを生成 します(Figure 47参照)。
Figure 47 • 生成されたHEXファイル
13. Liberoプロジェクトを開きPCIe_Demo_MSSタブをクリックしてeNVMクライアントを追加します。
SmartDesignのMSSコンフィグレータ内にあるENVMモジュールをダブル・クリックし、Figure 48のように eNVMデータ・ストレージ・クライアントを追加します。
Figure 48 • MSSコンフィグレータ内のENVMブロック
14. eNVMコンフィグレータ・ウィンドウがFigure 49のように表示されます。
Figure 49 • “Modify core – ENVM”
15. “Available client types”欄の中にある”Data Storage”を選択し、”Add to System”をクリックします。“Add Data Storage Client”ウィンドウがFigure 50のように開きます。
16. “Add Data Storage Client”ウィンドウのデータ・ストレージの”Client Name”欄にeNVMと入力します。
17. “Browse…”ボタンを押し、(生成されたHEXファイルにて)生成された”.hex”ファイルを指定します。Figure51 のように、この実行ファイルはSoftConsole プロジェクトのワークスペース内部の”Release”フォルダの中に あります。
Figure 51 • ブラウズして.hex ファイルを探す
18. Figure 52のように”Add Data Storage Client”ウィンドウのOKをクリックします。
Figure 52 • データ・ストレージ・クライアントを追加
19. ENVMコンフィグレータ・ウィンドウのOKをクリックします。
20. PCIe_Demo_MSSを保存し、SmartDesignの”Generate Component”をクリックし、PCIe_Demo_topコンポ ーネントを再生成します。