PVID(ポートVLAN ID)
4.7.9. d. IGMP snooping Querierの設定 (Set Querier Configuration Menu)(Set Querier Configuration Menu)
「IGMP Snooping Configuration Menu」でコマンド「T」を選択すると、図4-7-46ような
「Show Router Port Table Menu」の画面になります。
図4-7-46 IGMP Snooping Querierの設定
PN28089K Local Management SystemIGMP Snooping Configuration -> Set Querier Configuration Menu
Querier Status : Disabled Current Role: Querier
IGMP Version : Version 2 Query Interval : 60 Max Response Time : 10 Querier Timeout : 120
TCN Query Count : 2 TCN Query Pending Count : 2 TCN Query Interval : 10
--- <COMMAND> --- Set Qu[e]rier Status Set IGMP [V]ersion Set Query [I]nterval Set [M]ax Response Time Set Querier [T]imeout Set TCN Query [C]ount Set TCN Query I[n]terval [Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
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画面の説明
Querier Status IGMP Snooping Querierの有効/無効を表示します。
Enabled IGMP Snooping Querier機能が有効です。
Disabled IGMP Snooping Querier機能が無効です。(工場出荷時) Current Role IGMP Snooping Querierの状態を表示します。
Querier 本装置がQuerierとして動作している。
None 他にQueryを送信する機器がいるため、本装置からのQuery
送信を停止しています。
IGMP Version 送信するIGMP Queryのバージョンを表示します。
Version 1 Version 1のIGMP Querierを送信します。
Version 2 Version 2のIGMP Querierを送信します。(工場出荷時) Querier Interval Queryを送信する間隔を表示します。(工場出荷時:60秒)
Max Response Time Queryに対する応答の待ち時間を表示します。(工場出荷時:10秒)
Querier Timeout 他のQuerierがいなくなったと判断するまでの時間を表示します。
(工場出荷時:120秒)
TCN Query Count STPのトポロジーチェンジ発生時に送信するQueryの数を表示します。
(工場出荷時:2) TCN Query Pending
Count
STPのトポロジーチェンジ発生時に送信するQueryの残数を表示します。
TCN Query Interval STPのトポロジーチェンジ発生時に送信するQueryの送信間隔を表示します。
(工場出荷時:10秒)
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ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
E IGMP Snooping Querier機能の設定を行います。
「E」と入力するプロンプトが「Enable or Disable querier status (E/D)>」と表示されるので、
有効にする場合は「E」を、無効にする場合は「D」を入力してください。
V 送信するIGMP Queryのバージョンの設定を行います。
「V」と入力するプロンプトが「Enter IGMP version (1/2)>」と表示されるので、バージョン1 を使用する場合は「1」を、バージョン2を使用する場合は「2」を入力してください。
I IGMP Queryの送信間隔を設定します。
「I」と入力するプロンプトが「Enter query interval >」と表示されるので、1~18000(秒)の 範囲で値を入力してください。
M IGMP Queryの待ち時間を設定します。
「M」と入力するプロンプトが「Enter max response time >」と表示されるので、1~25(秒)
の範囲で値を入力してください。
T 他のQuerierがいなくなったと判断するまでの時間を設定します。
「T」と入力するプロンプトが「Enter querier timeout >」と表示されるので、60~600(秒)
の範囲で値を入力してください。
C STPのトポロジーチェンジ発生時に送信するQueryの数を設定します。
「C」と入力するプロンプトが「Enter TCN query count >」と表示されるので、1~10(回)の 範囲で値を入力してください。
N STPのトポロジーチェンジ発生時に送信するQueryの送信間隔を設定します。
「N」と入力するとプロンプトが「Enter TCN query interval >」と表示されるので、1~10(秒)
の範囲で値を入力してください。
Q 上位のメニューに戻ります。
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4. 4 .7 7. .1 10 0. . Po P ow we e r r O Ov ve er r Et E th he er rn ne et tの の設 設定 定
(P ( Po ow we er r O Ov ve er r E Et th he er rn ne et t Co C on nf f ig i gu ur ra at ti io on n) )
「Advanced Switch Configuration Menu」でコマンド「E」を選択すると、図4-7-47のよ うな「Power Over Ethernet Configuration Menu」の画面になります。IEEE 802.3at準 拠の電源供給の設定を行うことができます。
図4-7-47PoEの設定
PN28089K Local Management SystemAdvanced Switch Configuration -> Power Over Ethernet Configuration Menu
PoE [P]ort Configuration PoE [G]lobal Configuration [Q]uit to previous menu
Command>
Enter the character in square brackets to select option
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ここで使用できるコマンドは下記のとおりです。
P PoEポートの設定を行います。
「P」と入力すると「PoE Port Configuration Menu」へ移動します。4.7.10.aをご覧くださ い。
G PoEの設定を行います。
「G」と入力すると「PoE Global Configuration Menu」へ移動します。4.7.10.bをご覧くだ さい。
Q 上位のメニューに戻ります。
ご注意: 本装置ではIEEE802.3afまたはIEEE802.3at準拠の端末機器に対して合計240W
までの電源供給が可能です。各ポートに対しては、IEEE802.3af対応機器の場合
は最大15.4W、IEEE802.3at対応機器の場合は最大30.0Wまで供給が可能です
が、接続される端末機器の必要電力が合計240Wを越えないように接続してくだ
さい。これを越えた場合は4.7.10.a項のStatusでOverloadと表示され、正常に
電力供給ができなくなります。
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