• 検索結果がありません。

c=K b ×M tot ×n

ドキュメント内 目 次 (ページ 40-43)

7 .サン プ ルの 測定

Kb=105➯1000μM=Mtot

106➯100μM 07➯10μM

数範囲は102~109です。結合定数 大き トータル初期サンプル濃度を薄くし、結合定 数の小 け濃度を高くし、平衡をずらす。サンプルの 調整量は、1回の滴定実験で最低0.3mlは必要に ます。

求める方法1 です。

一方、滴定シリンジ側に充填するリガンド濃度は、

Xtot×Δv/V=Mtot×n×1.5 を満たすよう設定します。

ここでXtot:初期リガンド濃度、Δv:トータル滴定量、V:セル容量

(約0.3ml)とする。通常はトータル滴定量を 40ulとして、滴定終了後の

セル中のリガンド濃度がサンプルの結合サイトの濃度の最低 2 倍以上に なるように調整してください。最終的なリガンド量が多すぎて問題にな ることはますありません。情報量は多いほうが有利です。つまりn=1の 時のリガンド濃度はトータル初期サンプル濃度(Mtot)の最低10倍とな るようにシリンジに充填します 2。調整量は 1 回の滴定実験について少 なくとも60ul以上は必要です3

滴定回数は、ΔH、Kb、nを決定するためには少なくとも10回以上の 応熱が飽和するように設定しなければなりません。

1

108➯1μM

通常の滴定実験で測定できる結合定 が い反応はできるだけ

さい反応はできるだ

なり

結合定数が109以上の時にはDisplacement法が利用できます。これは 結合の弱いリガンド(106)をまずサンプル溶液へ滴定した後に結合の強 いリガンド(1015)を滴定し、あらかじめ結合させたリガンドと置換させ ることで等温線をなだらかなシグモイド状にし、結合定数を

1)

Sigurskjold、B,W.(2000)

Exact analysis of competition ligand binding by displacement isothermal titration calorimetry.

Anal. Biochem. 277, 260-266

注 2)

リガンドの溶解限界に注意してくださ い。溶解性に余裕があるならば、Mtot の 10 倍~20 倍にして濃度を高めに調 整するほうがあとで濃度変更する場合 を考えると都合が良いでしょう。

注 3)

本実験、コントロール実験 2 回分で約 1.2 ml 以上を調整してください。

滴定で反

Ⅱ. バッファーの選択

使用バッファーはエンタルピー補正が無視できる、あるいは必要のな いリン酸バッファー、酢酸バッファー、カコジル酸バッファーが理想的 です。塩濃度は50~100mMで使用するのが一般的です。またpH、塩濃

、添加物濃度などがサンプル溶液、リガンド溶液、コントロール

度 用バ

ール実験に用いてください。

またリガンドの溶 にDMSOを用いる場合には、同濃 度のDMSOがサンプ 液にも溶けているようにしなければなりません。

ばなるほど、滴定される側とする側の濃度ミスマ ご注意ください。

ッファーについて全て同一組成であることが必須です。同一の組成とな るようサンプル溶液、リガンド溶液を同時に透析し、透析外液をコント ロ

解性を上げるため ル溶

DMSOが高濃度になれ ッチが大きくなりますので

Ⅲ. 還元剤

還元剤の添加はベースラインに大きなドリフトを与えるので、基本的 す。

レイット(-トレイトール)) – ITC測定ではできればDTT ください。DTT が存在しないと蛋白質が不安定であるとい 場合には DTT 濃度をなるべく低くしてください。経験によると僅か 1m

濃度(1~

mM)のTCEP ライン 響を与えませんが高濃度 に使用は不適で

DTT (ジチオト は使わないで う

MのDTTでもベースラインにアーチファクトを生じさせます。これを 抑制するには溶液をアルゴンか窒素でパージして酸素を除去することが 有効です。

TCEP (トリス(2-カルボキシル)ホスフィン) – 経験によると低

2 はベース にほとんど悪影

(10mM)ではベースラインが傾斜します。ある種の蛋白質の場合はDTT をTCEPに置換するのがよい方法かもしれませんが問題が起きることも あります。

.

Ⅳ 凝集試験

用いて反応による 凝集の有無を確認したほうがよいでしょう。

滴定実験を行う際は事前に目視、もしくは分光計を

ドキュメント内 目 次 (ページ 40-43)

関連したドキュメント