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Web認証に関する注意事項

ドキュメント内 認証ソリューションガイド (ページ 106-113)

5. 注意事項

5.2. Web認証に関する注意事項

5.2.1. Web認証前に通信許可する項目

Web認証を行う場合、認証前に通信許可すべき項目(*1)を以下に示します。

(1) ARPリレーの設定

Web認証を行う場合は、必ずARPリレーの設定をして下さい。設定方法は3章を参照して下さい。

(2) DHCP通信の許可

Web認証端末にDHCPでIPアドレスを配布する場合は、認証専用アクセスリストでDHCP(BOOTPパ

ケット)の通信を許可するアクセスリストを設定して下さい。設定方法は3章を参照して下さい。

(3) DNSサーバへの通信許可

Web認証のURLリダイレクト機能を使用する場合は、認証前にDNSサーバでの名前解決が必要となり ます。認証専用アクセスリストでDNSサーバへの通信を許可するアクセスリストを設定して下さい。設 定方法は3章を参照して下さい。

(4) 認証前に検疫等を実施する場合

検疫ネットワークなど、認証前に通信を行う必要のあるサーバが存在する場合は、認証専用アクセス リストで該当サーバへの通信を許可するアクセスリストを設定して下さい。

(*1) AX1200Sシリーズの動的VLANモードを除く。

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5.2.2. 固定VLANモードのWeb認証のログアウト条件

固定VLANモードでWeb認証した端末は、以下のいずれかの条件に一致した場合、ログアウト(通 信非許可状態)します。

条件1:ログアウト画面からログアウトした場合。

条件2:最大接続時間を超えた場合。(デフォルト3600秒)

コンフィグレーションによって時間と機能の有効無効化ができます。

条件3:接続監視機能(ARPポーリング)によるログアウト。

条件4:認証ポートのリンクダウン

条件5:強制ログアウトコマンドによるログアウト 条件6:特殊pingによるログアウト

(認証用IPアドレス宛て、コンフィグレーションで指定したTOS、TTL値のping)

条件7:無通信監視機能によるログアウト(AX1200Sのみ)

5.2.3. 固定VLANモードのWeb認証の端末移動に関する注意事項

(1)AX1200Sの場合

認証済み端末のポート移動許可設定(コンフィグレーションコマンド web-authentication static-vlan

roaming)を行った場合、同一VLAN間を再認証せずに移動することが可能です。設定を行っていない

場合や別VLAN間を移動する場合は再度認証を行う必要があります。

(2)AX2400S / AX3600Sの場合

同一VLAN間、別VLAN間ともに移動後、再度認証を行う必要があります。

5.2.4. 動的VLANモードのWeb認証ネットワーク構築に関する注意事項

(1) DHCPサーバの設置

動的VLANモードのWeb認証では、認証のためにWebブラウザへのIP通信を用いたアクセスが必 要なため、認証前後両方のVLAN上にDHCPサーバを設置してIPアドレスを配布して下さい。

下図に示すように、認証前は認証スイッチからIPアドレスを配布し、認証後は認証後VLAN からア クセスできるVLAN上のサーバからIPアドレスを配布する構成を推奨します。

図 5.2-1 DHCPサーバの設置例

AXシリーズのDHCPサーバ機能はWeb認証用にカスタマイズされており、IPアドレスのリース時 間を最短で10秒に設定することができます。このため、認証前VLANから認証後VLANへ切り替わっ た時に、スムーズに認証後VLANのIPアドレスに切り替える事ができます。

リース時間を10秒とした場合のクライアント最大接続数は200以下となるようにして下さい。同様 に、20秒とした場合400以下、30秒の場合は600以下となるように同時接続数を調整して下さい。

端末

認証前VLAN

認証後VLAN

RADIUSサーバ

ネットワーク管理用VLAN

業務用サーバ

AX3600S

AX1200S

認証後用 DHCPサーバ

認証前のIP アドレスのみ認証 スイッチのDHCPから配布 DHCPリレーを設定

(2) VLANインタフェースIPアドレスの設定

動的VLANモードでWeb認証を行なう場合は、認証前および認証後のVLANにIPアドレスを設定し て下さい。認証後のVLANの定義は忘れがちですが、ログアウト時に必要となります。

(3) 端末側の設定

動的VLANモードでWeb認証を使用する場合、端末側では必ずDHCPによるIPアドレス取得の設 定を行って下さい。

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(4) 認証スイッチが複数台存在する場合

下図のように、認証スイッチが複数台存在するネットワークを構築する場合、認証前VLANに配布する IPアドレスを各認証スイッチ毎に同一サブネットとして設定すると、IPアドレスが重複してしまう場合 があります。このため、各認証スイッチ毎にDHCPのIPアドレス配布対象除外コマンドを用いて、表 5.2-1のようにIPアドレスが重複しないように設定して下さい。もしくは、認証前VLANを認証スイッチ 毎に分けて設定して下さい。

5.2-2 認証スイッチが複数台存在するネットワーク構成

・RADIUSサーバ

・DNSサーバ

・DHCPサーバ

(認証後用)

AX3600S AX3600S AX3600S

192.168.10.0/24 を配布

AX2400S#1 AX2400S#2

192.168.10.0/24

を配布 192.168.10.0/24

を配布

AX2400S#3

端末 端末

認証前VLAN

192.168.10.51 192.168.10.51 192.168.10.52

配布されたIPアドレスが重複する場合がある

端末

5.2-1 認証スイッチのDHCP設定例

認証スイッチ 配布対象サブネット 配布対象除外アドレス 実際に配布されるアドレス

AX2400S#1 192.168.10.1~50

192.168.10.101~254

192.168.10.51~100

AX2400S#2 192.168.10.1~100

192.168.10.151~254

192.168.10.101~150 192.168.10.0/24

AX2400S#3 192.168.10.1~150

192.168.10.201~254

192.168.10.151~200

5.2.5. 動的VLANモードのWeb認証のログアウトに関する注意事項

(1) ログアウト条件

動的VLANモードでWeb認証した端末は、以下のいずれかの条件に一致した場合、ログアウト(通 信非許可状態)します。

条件1:ログアウト画面からログアウトした場合。

条件2:最大接続時間を超えた場合。

ログインしてから強制ログアウトされる時間のデフォルト値は3600秒です。

本機能はコンフィグレーションコマンドにて無効にすることができます。

条件3:強制ログアウトコマンドによるログアウト 条件4:無通信監視機能によるログアウト

(2) ログアウト後再ログインする時の注意点

動的VLANモードでWeb認証した端末は、ログアウト時にIPアドレスの解放を行わず、DHCPサー バから通知されたリース時間に従ってIPアドレスの解放を行います。

再ログイン時にWeb認証画面へのアクセスができない場合は、以下のいずれかを実施し端末のIPア ドレスを解放した後認証を行なって下さい。

(1) 通信インタフェースのリンクダウン・アップ

(2) 通信インタフェースの無効化・有効化

(3) IPアドレスの再取得(Windows XP / Windows Vistaの場合)

コマンドプロンプトで以下の2つのコマンドを実行します。

ipconfig /release ipconfig /renew

(4) 端末の再起動

5.2.6. 動的VLANモードのWeb認証の端末移動に関する注意事項

Web認証済み端末を同一認証スイッチの他の認証ポート(同一認証モード)へ移動した場合、再認証 無しでそのまま通信可能となります。ただし、すでに自動ログアウトしていた場合は再認証して下さい。

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5.2.7. 動的VLANモードのWeb認証成功時のURL移動に関する注意事項

動的VLANモードでWeb認証成功後にアクセスするURL を指定する場合は、Web認証画面入れ替 え機能を用いてログイン成功画面を変更して下さい。

Web認証のコンフィグレーションコマンドweb-authentication jump-urlを用いてWeb認証成功後に アクセスするURLを指定した場合、認証成功画面が表示された5秒後に指定されたURLへアクセスを 試みます。このとき、端末はまだ認証後VLANのIPアドレスに切り替わっていないためアクセスが失 敗してしまいます。このシーケンスを以下に示します。

図 5.2-3 動的VLANモードにおけるWeb認証成功後の指定URL移動シーケンス 内蔵

DHCPサーバ

認証スイッチ

認証前のIPアドレス取得

認証成功画面表示

×

IP アドレスがまだ切り替 わっていないためアクセ スできない

認証前 VLAN

指定URLへジャンプ

認証後のIPアドレス取得

ユーザID、パスワード入力

5秒

指定Webサーバ

DHCPサーバ

端末

認証後 VLAN

認証成功画面が表示されてから指定 URL へジャンプするまでにかかる時間を変更するには、ログイ ン成功画面を変更します。以下にその方法を示します。

(1) ログイン成功画面(ファイル名:loginOK.html)に別ページへの自動ジャンプを行う記述を追 加します。ジャンプまでにかかる時間は、認証前IPアドレスのリース時間より長い時間を指 定して下さい。ここでは15秒後に指定URLへジャンプする例を示します。

<meta http-equiv="Refresh" content="15;URL=http://hogehoge.com/">

(2) 運用コマンドset web-authentication html-filesを用いて、Web認証画面を入れ替えます。

5.2.8. AX2400S / AX3600SシリーズのVer10.7新機能を使用する場合の注意事項

AX2400S / AX3600SシリーズにおけるVer10.6までのWeb認証の動的VLANモードは、Ver10.7か

ら「レガシーモード」となります。

動的VLANモードのWeb認証を使用している環境において、Ver10.6からVer10.7へバージョンアッ プを行った場合、Ver10.7よりサポートしている「Web認証専用IPアドレス」および「URLリダイレ クト機能」を使用するときは、レガシーモードから新しい動的VLANモードへ設定を変更する必要があ ります。ただし、Ver10.7新機能を使用しない場合は、設定変更の必要はありません。

レガシーモードから動的VLANモードへ変更する手順を以下に示します。

1.コンフィグレーションからweb-authentication vlanの設定を削除する。

2.認証ポートにweb-authentication portの設定を行う。

認証前に通信を行いたい場合は、authentication ip access-groupおよびauthentication arp-relayを 設定する。

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