• 検索結果がありません。

Webコンソールの暗号化通信

ドキュメント内 解説書 (ページ 126-130)

第4章 セキュリティ

4.3 Webコンソールの暗号化通信

Systemwalker Operation Managerでは、WebサーバとWebコンソールとの通信に暗号化通信(SSL: Secure Socket Layer) を使用します。SSLの使用時に必要な証明書/鍵管理環境について説明します。

証明書と秘密鍵

SSLを使用するためには、認証局の証明書(発行局証明書)、サイト証明書、それに対応する秘密鍵が必要となります。

また、証明書の有効性を確認するために、CRL(証明書失効リスト)が利用されます。

X.509またはRFC2459に準拠し、RSA暗号アルゴリズムの鍵が使用されている証明書・CRLが使用できます。

・ 認証局の証明書(発行局証明書)

認証局(発行局)が発行した証明書を保証するための、認証局自身の証明書です。CA証明書ともいいます。

認証局が配下の認証局に証明書を発行することがあります。この場合、認証局自身の証明書に加え、配下の認証 局に発行した証明書も、認証局の証明書と呼びます。また、配下の認証局に発行した証明書を特に中間CA証明書 と呼びます。

・ サイト証明書

サーバの身元を保証するために、認証局が発行した証明書です。サーバに関する情報と認証局に関する情報が含 まれています。サイト証明書は、必ずこれを発行した認証局の証明書を組み合わせて使用する必要があります。証 明書には有効期間が設定されています。有効期間を過ぎた証明書は無効と判断され、利用することができなくなりま す。有効期間を過ぎる前に、証明書を更新し、新しい証明書を入手する必要があります。詳細については、

“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“証明書を更新する(証明書の有効期限が切れる)場合”を参照し てください。

・ サイト証明書に対応する秘密鍵

サイト証明書の中に含まれている公開鍵と対になる鍵です。

注意

秘密鍵をなくすと、対応するサイト証明書は使用できなくなります。そのため、必ずバックアップするようにしてくださ い。

・ CRL(証明書失効リスト)

CRLは認証局が発行し、その認証局が発行したが無効になった証明書の一覧が含まれています。証明書を無効に する(失効する)のは、秘密鍵が盗まれた場合や、利用資格がなくなった場合、などがあります。

SSL通信で利用する場合には、接続先のサーバの証明書が無効になっていないかを確認する場合に参照されま す。

CRLは定期的に発行され、認証局の管理しているWebサーバやディレクトリサーバなどに公開されます。公開方法 は、認証局の運用によって異なるため、認証局に確認してください。なお、証明書の中に公開場所が記載されてい る場合もあります。

認証局

(

証明書発行局

)

証明書を作成するためには、認証局(証明書発行局)が必要です。

証明書/鍵管理環境では、以下で発行された証明書・CRLをサポートしています。

・ Systemwalker PkiMGR

当社のインターネット/イントラネットで証明書管理を実現するソフトウェアです。

・ 日本ベリサイン株式会社

セキュア・サーバID、セキュア・サーバID EV(EV SSL証明書)をサポートしています。

・ サイバートラスト株式会社

SureServer for SSL証明書をサポートしています。

・ 日本認証サービス株式会社

Webサーバ証明書をサポートしています。

Systemwalker PkiMGRについては、Systemwalker PkiMGRのカタログやマニュアルを参照してください。

証明書/鍵管理環境のイメージ

証明書/鍵管理環境のイメージは以下のとおりです。

秘密鍵の管理方法

秘密鍵管理では、秘密鍵をスロット、トークンの概念で扱います。

スロットは暗号装置を装着する物理的な口を抽象化したものであり、トークンとはスロットに装着する暗号装置を抽象化し たものです。

1つのスロットには1つのトークンが割り当てられますが、1つのトークンには複数の秘密鍵を登録できます。

このスロット、トークン、秘密鍵の関係を以下に示します。

スロットの情報を処理する操作にはスロットパスワードが、トークンの情報を処理する操作には、SO-PIN、またはユーザ PINが必要であり、それぞれスロットの生成時、トークンの生成時に設定されます。なお、SO-PINは、設定だけであり通常 の運用では使用しません。

ユーザPINは、トークン内の秘密鍵にアクセスする際(cmmakecsrコマンドで秘密鍵を生成する場合)に必要となる認証の ための情報です。なお、ユーザPINはトークン単位で存在するため、1つのトークンに複数の秘密鍵が登録されている場 合には、1つのユーザPINで複数の秘密鍵情報にアクセスできることになります。

スロット、トークンに関するパスワードとPINの関係を以下に示します。

種別 個数 主な用途

スロットパスワード スロットに1個 トークンの生成

SO-PIN トークンに1個 -

ユーザPIN トークンに1個 秘密鍵アクセス (cmmakecsr)

ドキュメント内 解説書 (ページ 126-130)