第5章 運用例
5.3 設定方法
5.3.10 ジョブネットの起動日を確認・調整する
登録したすべてのジョブネットの起動日を一覧で確認できます。特定の日だけに負荷がかからないようにするな ど、スケジュール一覧で直接起動日を修正して、全体の運用スケジュールを調整することができます。
また、ジョブネットごとに確認して修正することもできます。
5.3 設定方法
電源制御からジョブの登録まで、運用を開始するために必要な設定方法について説明します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウ(メインウィンドウ)について
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウは、Systemwalker Operation Managerで運用を行う場合のメインウィンドウと なります。(以下は初期画面です)
ウィンドウのタイトルバーには、[Systemwalker Operation Manager]の名称が表示されていますが、利用する機能に応じて 以下の名称で呼ばれます。
利用する機能(括弧内は利用する機能の詳細) ウィンドウ名称
カレンダ [カレンダの一覧] ウィンドウ
カレンダ(カレンダ名称選択時) [カレンダの登録]ウィンドウ サービス・アプリケーション起動 [サービス・アプリケーション起動]ウィ
ンドウ ジョブスケジューラ
(ジョブスケジューラ/プロジェクト選択時)
[ガントチャート]ウィンドウ
ジョブスケジューラ(グループ選択時) [ジョブネット一覧]ウィンドウ ジョブスケジューラ(ジョブネット選択時) [ジョブ一覧]ウィンドウ
ジョブ [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウ キュー [キュー状態表示/操作]ウィンドウ
なお、利用する機能とは、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウ(ウィンドウ左側)に表示され ている機能名称になります。業務選択ウィンドウで選択している利用機能によって、右側のウィンドウの表示内容や操作 内容が変わります。
ただし、以下の機能については、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[オプション]メニューから表示される別 ウィンドウでの操作・監視となります。
・ イベント監視【Windows版】
・ アクション管理【Windows版】
なお、本章では、上記のウィンドウをメインウィンドウのタイトルバーに表示される“[Systemwalker Operation Manager]ウィ ンドウ”の名称で、すべて記載しています。オンラインヘルプ等でウィンドウの詳細を参照する場合には、上記の表にある ウィンドウ名称で参照してください。
5.3.1 カレンダを設定する
SYSTEM_CALENDARに、電源を切断する休日や日変わり時刻を設定します。このSYSTEM_CALENDARでは、以下
の設定を行います。
SYSTEM_CALENDARの設定
休日 日曜
日変わり時刻 8:30
振替休日 有効
サーバは、SYSTEM_CALENDARに設定されたカレンダに従って、電源の投入や切断、日付の更新を自動的に行いま す。
以下に手順を示します。
なお、休日の設定のみ、電源制御方法や電源投入/切断時刻のスケジュールをした後で実施することもできます。
1. SYSTEM_CALENDARの表示
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの初期画面で、業務選択ウィンドウ(画面左側)より“カレンダ”を選択
します。
ウィンドウ右側のカレンダ一覧よりSYSTEM_CALENDARを選択すると、ウィンドウ右側にSYSTEM_CALENDAR が表示されます。
2. 休日・振替休日の設定
[オプション]メニューより[年間の休日設定]を選択します。
[年間休日の設定]ダイアログボックスが表示されます。ここで毎週日曜日を休日(電源が投入されない日)として設 定します。
まず、[月の選択]域で[すべての月に設定する]チェックボックスをチェックします。次に[毎週]の選択域で“日”曜日 を選択します。これで、すべての月の日曜日が休日に設定されます。
また、振替休日を有効にするために[振替休日を有効にする]チェックボックスをチェックします。
上 記 の 設 定 が 終 わ っ た ら[OK]ボ タ ン を ク リ ッ ク し ま す 。 ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス が 終 了 し 、 以 下 の よ う に
SYSTEM_CALENDARの日曜日が休日に設定されます。(休日は赤で表示されます)
休日以外はすべて運用日となります。
3. 日変わり時刻の設定
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[オプション]メニューより[日変わり時刻]を選択します。
[日変わり時刻の登録]ダイアログボックスが表示されます。
[日変わり時刻]を8時30分に設定します。
設定が完了したら[OK]ボタンをクリックします。
ダイアログボックスは終了し、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ります。
5.3.2 電源制御方法を設定する
電源制御を行う場合、電源制御方法を設定します。
ここでは、以下の制御方法を設定します。
・ 単一のサーバで電源制御を行う 以下に手順を示します。
1. 電源制御方法の設定
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[オプション]メニューより[電源制御設定]を選択すると、[電源制御 設定]ダイアログボックスが表示されます。
ここでは、1台のサーバのみを対象とした電源制御を行うので[自ホスト単体で制御を行う]をチェックし[OK]ボタン をクリックします。
確認のダイアログボックスが表示されるので、確認の上[はい]ボタンをクリックします。
[電源制御設定]ダイアログボックスが終了し、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ります。
5.3.3 電源の投入/切断時刻をスケジュールする
“カレンダを設定する”で設定したSYSTEM_CALENDARの運用日(休日以外)に対して、電源の投入/切断時刻を設定 します。ここで設定されたスケジュールに沿って、自動的にサーバの電源投入/切断が行われます。
設定する項目のワークシートを以下に示します。
電源制御の投入/切断スケジュール
電源制御ボックス 使用(PowerMANagement for Windows(富士通 製))
電源スケジュール(標準) 8:30~21:00(月曜から金曜まで) 電源スケジュール(パターン1) 8:30~20:00(長期休暇前日のみ)
また、終了監視オプションを利用し、サーバ停止時の制御を以下のように行います。
終了監視オプション
運用終了時のユーザ通知 通知あり 終了の条件 接続ユーザなし 終了時刻経過後のオペレータへの通知
(条件を満たせず終了待ちの場合)
通知あり
(終了予定時刻より3分経過後に通知) 通知手段 メール(通知先:
[email protected]) アプリ停止までの終了監視の待ち時間 15分
以下に手順を示します。
1. 電源制御の選択・電源制御パターンの設定
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウでSYSTEM_CALENDARを選択し、[オプション]メニューの[電源制 御スケジュール]を選択します。
表示された[電源制御スケジュール]ダイアログボックスで、使用する電源制御ソフトウェアを選択します。この例で は、Power MANagement for Windows または PMAN/L(富士通製)をチェックします。
次に、[電源制御パターン]で運用日の電源投入/切断時刻を設定します。まず、運用日のスケジュールとなる“標 準”パターンを設定します。電源制御パターンのリストより“標準”を選択し、[パターンの設定]ボタンをクリックしま す。
[電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。
[運転]ボタンを選択した状態で、[運転時刻]タイムチャート上を左マウスドラッグして時刻を設定します。
月曜から金曜までは、朝8時30分に電源を投入し、夜21時に電源を切断するように設定します。[OK]ボタンをクリッ クすると、“標準”パターンの設定が終了し、[電源制御スケジュール]ダイアログボックスに戻ります。
次に、“パターン1”を設定します。
まず、[電源制御パターン]リストより、すでに設定済みの“標準”以外の色を選択します。選択後、[パターンの設 定]ボタンをクリックします。
[電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。
[パターン名]に“パターン1”を入力します。[運転時刻]タイムチャートに8時30分から20時までを運転時刻として設 定します。
設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを終了します。
[電源制御スケジュール]ダイアログボックスに戻ると、[電源制御パターン]リストに“パターン1”が表示されるように なります。
設定が完了したら[OK]ボタンでダイアログボックスを終了します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ると、新たに追加した“パターン1”がカレンダの下に表示されま す。
2. “パターン1”を個別に設定する
運用日はすべて“標準”パターンのスケジュールで電源の投入/切断が行われます。“パターン1”で運用したい日 については、個別に変更する必要があります。
ここでは、2月5日に“パターン1”を設定します。
“パターン1”に変更したい日付の上で左クリックします。日付が選択状態になったら、右クリックでポップアップメ ニューを表示させます。[運用日(パターン1)]を選択します。
変更した日のカレンダの色が変わります。
3. 終了監視オプションの設定
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[オプション]メニューより[電源制御スケジュール]を選択し、[電源制 御スケジュール]ダイアログボックスを表示します。
[終了監視]シートを選択し、[終了監視]をチェックします。
次に[詳細設定]ボタンをクリックして[終了監視]ダイアログボックスを表示させます。
[終了監視]ダイアログボックスでは、以下の設定を行います。
- 電源切断前にサーバにネットワークを通じて接続しているユーザに通知を行うために[ユーザへの終了通知を 行う]をチェックします。
- 終了する時に、“接続しているユーザがいないこと”を条件とするために、[終了の条件]で[接続ユーザなし]を チェックします。
- 終了時刻を過ぎても終了条件を満たしていない場合に、オペレータに通知されるよう[監視対象の未終了時の オペレータへの通知]をチェックします。
- オペレータへの通知は、終了予定時刻より3分経過したところで通知されるよう[未終了の確認契機]に“3”分を 指定します。
- オペレータへの通知はメールで行うため、[通知手段]で[メール]をチェックしておきます。
- 終了監視で15分間は監視を続けるために[アプリ停止までの待ち時間]に“15”分を指定します。
オペレータへの通知手段に[メール]を指定した場合、通知先の設定が必要となります。[詳細定義]ボタンをクリック して、[メールの通知先定義]ダイアログボックスを表示します。
[メールアドレス]に通知先のアドレス“[email protected]”を指定します。
上記の設定が完了したら、[メールの通知先定義]ダイアログボックス、[終了監視]ダイアログボックスおよび[電源制 御スケジュール]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックして終了します。
4. カレンダの保存
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[ファイル]メニューより[保存]を選択します。
[カレンダの保存]ダイアログボックスが表示されるので、ここで[上書き保存]を選択します。
5. Systemwalker Operation Managerの再起動
設定を有効にするには、Systemwalker Operation Managerを再起動してください。
以上で、電源制御用のSYSTEM_CALENDARの設定は終了です。
5.3.4 ジョブネットの休日カレンダを設定する
ジョブネットの起動日/休日を設定します。本章で挙げた例では、日曜のみ休日とする電源制御の休日カレンダと“営業”
プロジェクトの休日カレンダが異なっています。そのため、“営業”プロジェクトに登録されるジョブネットでは、電源制御の 休日カレンダ(SYSTEM_CALENDAR)を利用しません。ここでは、“営業”プロジェクト用に、以下の2種類の休日カレン ダを作成します。
ジョブネットの休日カレンダ(起動日/休日の設定)
本社カレンダの休日 毎週土日、祝日5/1~5/5・8/12~8/15・12/30~1/3 名古屋営業所カレンダの休日 毎週土日
5/3~5/5・8/13~8/15・12/30~1/3
※ 振替休日は有効とします。
ポイント
ジョブネットの休日カレンダを作成しなかった場合、ジョブネットは電源制御の休日カレンダ(SYSTEM_CALENDAR)を 利用します。
ジョブネットの休日(非起動日)が電源制御の休日カレンダ(SYSTEM_CALENDAR)と同じスケジュールで問題ない場合 には、ジョブネットの休日カレンダを新たに作成する必要はありません。
以下に、手順を示します。
1. 新規カレンダの作成画面の表示
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[ファイル]メニューより[新規作成]-[カレンダ]を選択します。
[カレンダの登録]ウィンドウが表示されます。
2. 本社カレンダの休日の設定
[オプション]メニューより[年間の休日設定]を選択します。
[年間休日の設定]ダイアログボックスが表示されます。まず、“電源の休日カレンダを設定する”の手順2と同じ操作 ですべての月の土曜と日曜を休日にします。
次に、以下の手順で5/1から5/5までを休日に設定します。
1. [月の選択]で[指定した月に設定する]チェックボックスをチェックします。
2. [月選択域]のリストボックスより5月を指定します。
3. 日付選択域の“1”で左クリックした後、“5”でSHIFTキーを押しながら左クリック(範囲選択)します。1から5まで が赤色の休日表示に変わります。(左マウスクリックで1つずつ選択することも可能です。)
同様の手順で、8/12から8/15と12/30から1/3まで、そして祝日を休日に設定します。
また、[振替休日を有効にする]チェックボックスもチェックします。
設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックします。
ダイアログボックスが終了し、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ります。
3. 本社カレンダの登録 本社カレンダを保存します。
[ファイル]メニューの[保存]を選択します。
[カレンダの保存]ダイアログボックスが表示されるので、[名前を付けて保存]ボタンをクリックします。