付録1 付録
付録1.1 独自属性一覧
指定するタグごとにMobilenetServer/WEB独自属性をまとめた表を以下に示します。
なお、表中の独自属性の欄に「(iモードコンテンツからの変換時も有効)」と記入され ていない独自属性は、HTMLコンテンツからの変換時のみに使用する独自属性です。
指定するタグ 独自属性 機能
$IMGDEL インラインイメージを削除する。
$IMGTXT=”〜” インラインイメージをテキストに置
き換える。
$ALTTXT インラインイメージをテキストに置
き換える(ALT属性に指定された文字 列をテキストとして使用する)。
$IMGLNK=”〜” インラインイメージをイメージへの
リンクに置き換える。
$ALTLNK インラインイメージをイメージへの
リンクに置き換える(ALT属性に指定 された文字列をリンク文字列として 使用する)。
$IMGINL インラインイメージを残す。
<IMG>
$COPYRIGHT=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
Wap2端末でサポートされている、各 種マルチメディアデータのデータフォ ルダへの保存の制限をする。
$TCELL テーブル要素の
列と列の間を改行にし、
行と行の間を改行にする。
$TBLOCK テーブル要素の
列と列の間を空白にし、
<TABLE>
$TASIS <TABLE>タグを残す。
$NOPATHCHG リンク先を変換しない。
<A>
$TITLE=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
EZweb 端末でサポートされている、
ハイパーリンクが選択されている時の ソフトキーに表示される文字列を指定 する。
$LABEL=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
HDMLのフォームのタイトル文字列 を指定する。
<FORM>
$STYLE=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
HDMLのフォームのレイアウトを指 定する。
“asis”、”arrange1”、”arrange2”から 選択する。
$LABEL=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
HDMLのフォームに表示する各入力 部品のテキストを指定する。
<FORM>内の、
<INPUT>、
<TEXTAREA>、
<SELECT>、
<BUTTON>
$FORMAT=”〜”
(i モードコンテンツ からの変換時も有効)
<INPUT>タグ、<TEXTAREA>タグ にだけ指定できる。Wap2端末でサポ ートされている文字入力支援・制御の 指定をする。
<FRAME> $FRMDEL 指定したフレームを表示しないよう
にする。
<NOFRAMES> $FRMDEL <NOFRAMES>の指定を無効化し、
それぞれの<FRAME>をリンクに置 き換える。
<OBJECT> $COPYRIGHT=”〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
Wap2端末でサポートされている、各 種マルチメディアデータのデータフォ ルダへの保存の制限をする。
$PHONETO=”〜” 電話をかけるリンクに置き換わる。
<!-- 〜 -->
(コメント)
$FAXTO FAX を受信するリンクに置き換え
る。
$LABEL=”〜” 上記、$PHONETOや$FAXTOと組 み合わせて使用する。
電話をかけたり、FAX を受信するリ ンク用のテキストを指定する。
$EMOJI 絵 文 字 を 表 示 す る 。($DOTI、
$EZWEB、 $IMODE 、$JSKY 、
$LMODE、$Hと組み合わせて使用す
る。)
$DOTI=”〜”
$EZWEB=”〜”
$IMODE=”〜”
$JSKY=”〜”
$LMODE=”〜”
$H=”〜”
$HPHONE=”〜”
上記、$EMOJI と組み合わせて使用 する。
表示する絵文字を指定する。
$DOTIはドットi用
$EZWEBはEZWEB用
$IMODEはiモード用
$JSKYはボーダフォンライブ!用
$LMODEはLモード用
$HはH”用
$HPHONEはAirH”Phone用
<!-- 〜 -->
(コメント)
$DOTITXT=”〜”
$EZWEBTXT=”〜”
$IMODETXT=”〜”
$JSKYTXT=”〜”
$LMODETXT=”〜”
$HTXT=”〜”
$HPHONETXT=”〜”
上記、$EMOJI と組み合わせて使用 する。
絵文字の代わりに表示するテキスト を指定する。
$DOTITXTはドットi用
$EZWEBTXTはEZWEB用
$IMODETXTはiモード用
$JSKYTXTはボーダフォンライブ!
用
$ LMODETXTはLモード用
$UNCOMMENT=”
〜”
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
MobilenetServer/WEBによる変換後 に有効となるHTMLを記述する。
$BLOCKDEL
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
<!-- $BLOCKDEL -->
〜
<!-- /$BLOCKDEL -->
で囲まれた部分を、携帯電話で参照す るときだけ削除する。
$PAGEDIV
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
<!-- $PAGEDIV -->
が指定された位置でページ分割され る。
<!-- 〜 -->
(コメント)
$NOPAGEDIV (iモードコンテンツか らの変換時も有効)
<!-- $NOPAGEDIV -->
〜
<!-- /$NOPAGEDIV -->
で囲まれた部分では、ページ分割され ない。
$IMODE、
$JSKY、
$EZWEB、
$EZWEBMONO、
$EZWEBHDML、
$DOTI、
$BRPHONE
$LMODE
$H
$HPHONE
$PDA
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
$UNCOMMENT、$BLOCKDEL、
$PAGEDIV、$NOPAGEDIVと組み
合わせて使用する。
ただし、$EZWEBHDMLについては
$UNCOMMENTと$BLOCKDELと
のみ併用指定可能。
それぞれの指定を有効にするキャリ アを限定する。複数同時指定可能。
$IMODEは、iモードに限定。
$JSKYは、ボーダフォンライブ!に
限定。
$EZWEBは、EZweb 端末(カラー、
白黒端末)に限定。
$EZWEBMONO は、EZweb 白黒端
末に限定。
$EZWEBHDMLは、EZweb HDML
端末(Wap2端末以外)に限定。
$DOTIは、ドットiに限定。
$BRPHONE は、ブラウザフォンに
限定。
$LMODEは、Lモードに限定。
$Hは、H”に限定。
$HPHONEは、AirH”Phoneに限定。
$PDAは、PDA端末に限定。
$REQUIRED <!-- $REQUIRED -->
〜
<!-- /$REQUIRED -->
で囲まれたテキストを、目次化、ペー ジ分割を行っても、必ず表示する。
<!-- 〜 -->
(コメント)
$OPTGROUP、 Wap2端末でサポートされている、選
全てのタグ $TAGDEL
(iモードコンテンツか らの変換時も有効)
開始タグと閉じタグだけを削除する。
付録1.2 利用者独自テンプレートの追加
独自にテンプレートを追加する場合は、標準テンプレートの置き換えが簡単にできるよ うに、標準テンプレートとして用意されたファイルに追加せずに、別ファイルに追加して 下さい。
また、独自属性を新たに定義する場合は、先頭文字を’$’にしないで下さい。これは、
MobilenetServer/WEBが使用する独自属性の先頭文字が’$’であるので、属性名が重複する
可能性があるためです。
付録1.3 フォームのEZweb変換のスタイルについて
付録1.3.1 スタイル概要
入力フォームをEZweb用に変換する場合、目的やコンテンツ内容に応じて、変換 後のスタイルを以下の3種類の中から選ぶことができます。
・asis(変換前のHTMLのスタイルをそのまま利用する)
・arrange1(変数のリストとSUBMITボタンを一覧表示する)
・arrange2(変数のリストを一覧表示しSUBMITボタンを別画面に表示する)
使用するスタイルは、以下のように MobilenetServer/WEB の独自属性である
$STYLEをFORMタグに付加することによって選択します。
<FORM ACTION=”http://〜” $STYLE=”asis”> ← asisを使用 <FORM ACTION=”http://〜” $STYLE=”arrange1”> ← arrange1を使用 <FORM ACTION=”http://〜” $STYLE=”arrange2”> ← arrange2を使用
なお、$STYLEが付加されていないフォームにはConvertHdmlFormStyleに指定
したスタイルが適用されます。ConvertHdmlFormStyleに指定してているのと同 じ変換を行う時は、特に$STYLEで指定する必要はありません。
付録1.3.2 asisスタイル
asisスタイルは変換前のHTMLのスタイルをそのまま利用したい場合に指定し ます。変換の例を以下に示します。
<FORM ACTOIN=”〜” ”>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。<BR>
<BR>
<SELECT NAME=”goods”>
<OPTION VALUE=”帽子”>帽子
<OPTION VALUE=”シャツ”>シャツ
<OPTION VALUE=”ズボン”>ズボン
<OPTION VALUE=”靴”>靴
</SELECT>
を<BR>
<INPUT TYPE=”TEXT” NAME=”quantity”>着<BR>
<SELECT NAME=”payment”>
<OPTION VALUE=”代引”>代引
<OPTION VALUE=”カード”>カード
<OPTION VALUE=”振込”>振込
</SELECT>
で購入する<BR>
<BR>
<INPUT TYPE=”SUBMIT” VALUE=”送信”><BR>
</FORM>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
帽子を 50着 代引で購入する 送信
asis変換前のHTMLのソースと外観
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
[帽子]を [50]着 [代引]で購入する [送信]
asis変換後のHDMLの外観
なお、ラジオボタンやチェックボックスを使用しているフォームをasisスタイル で変換した場合、以下のようになります。
<FORM ACTOIN=”〜” ”>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。<BR>
<BR>
<SELECT NAME=”goods”>
<OPTION VALUE=”帽子”>帽子
<OPTION VALUE=”シャツ”>シャツ
<OPTION VALUE=”ズボン”>ズボン
<OPTION VALUE=”靴”>靴
</SELECT>
を<BR>
<INPUT TYPE=”TEXT” NAME=”quantity”>着<BR>
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”代引”>代引
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”カード”>カード
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”振込”>振込 で購入する<BR>
<BR>
<INPUT TYPE=”SUBMIT” VALUE=”送信”><BR>
</FORM>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
帽子を 50着
● 代引○ カード ○ 振込で購入する 送信
asis変換前のHTMLのソースと外観(ラジオボタン使用)
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
[帽子]を [50]着 [*]代引 []カード []振込で購入する [送信]
asis変換後のHDMLの外観(ラジオボタン使用)
代引、カード、振込の選択されたものに、チェック”*”がつきます。
なお、チェックボックスの場合は、チェックされたものに対して、”X”がつきま す。
注意:上記HTMLの例は、ConvertHdmlFormStyleにasisが指定されている 時です。asis以外が設定されている時は、$STYLE=”asis”を指定してください。
付録1.3.3 arrange1スタイル
arrange1 スタイルは、入力フォームの変数を一覧表示させたい場合に使用しま
す。変換例を以下に示します。
<FORM ACTOIN=”〜” $STYLE=”arrange1”>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。<BR>
<BR>
<SELECT NAME=”goods”>
<OPTION VALUE=”帽子”>帽子
<OPTION VALUE=”シャツ”>シャツ
<OPTION VALUE=”ズボン”>ズボン
<OPTION VALUE=”靴”>靴
</SELECT>
を<BR>
<INPUT TYPE=”TEXT” NAME=”quantity”>着<BR>
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”代引”>代引
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”カード”>カード
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”振込”>振込 で購入する<BR>
<BR>
<INPUT TYPE=”SUBMIT” VALUE=”送信”><BR>
</FORM>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
帽子を 50着
● 代引○ カード ○ 振込で購入する 送信
arrange1変換前のHTMLのソースと外観
[goods:帽子]
[quantity:50]
[payment:代引]
[送信]
arrange1変換後のHDMLの外観
デフォルトでは上の例のように変数名がそのまま出力されてしまいますが、属 性TITLEもしくはMobilenetServer/WEB独自属性の$LABELをフォーム関連タ グに付加することによって表示文字列を変更することができます。なお、TITLE と$LABELの両方が指定されている場合は$LABELが優先されます。
TITLEおよび$LABELを付加できるフォーム関連タグには(FORM、INPUT、
TEXTAREA、SELECT、BUTTON)があります。また、arrange1もしくはarragne2 を使用している場合にはFORMタグにTITLE、$LABELを付加するとタイトル 文字列が表示されます。以下に$LABELの使用例を示します。
<FORM ACTOIN=”〜” $STYLE=”arrange1”
$LABEL=”品物とお支払い方法”>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。<BR>
<BR>
<SELECT NAME=”goods” $LABEL=”品物”>
<OPTION VALUE=”帽子”>帽子
<OPTION VALUE=”シャツ”>シャツ
<OPTION VALUE=”ズボン”>ズボン
<OPTION VALUE=”靴”>靴
</SELECT>
を<BR>
<INPUT TYPE=”TEXT” NAME=”quantity” $LABEL=”数量”>着<BR>
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”代引”
$LABEL=”お支払方法”>代引
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”カード”>カード
<INPUT TYPE=”RADIO” NAME=”playment” VALUE=”振込”>振込 で購入する<BR>
<BR>
<INPUT TYPE=”SUBMIT” VALUE=”送信”><BR>
</FORM>
お求めの品物やお支払い方法をご入力下さい。
帽子を 50着
● 代引○ カード ○ 振込で購入する 送信
arrange1変換前のHTMLのソースと外観($LABEL付加)
品物とお支払方法 [品物:帽子]
[数量:50]
[お支払方法:代引]
[送信]
arrange1変換後のHDMLの外観($LABEL付加)
なお、これまでの例を見ればわかるように、arrange1スタイルではフォームに 関係ないタグやテキストは削除されてしまいますので、変換後も出力したい文章 がある場合はフォームの外に出すかTITLE、$LABEL属性にも記述するようにし て下さい。
付録1.3.4 arrange2スタイル
arrange2スタイルは、以下の点を除けばarrange1スタイルと同じです。
・ SUBMIT ボタンが変数一覧とは違うページに表示される(変数一覧の画面
でソフトキーを押下するとSUBMITボタンの画面に移動する)。
・ 数に限りのあるソフトキーを使用するため、ページ分割後の各ページに入力 フォームを1つしか置けない。