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WPW B type

ドキュメント内 心電図読解入門 (ページ 69-85)

• WPW B type では、 Kent 束が右房 - 右室間に存

在する。

洞性徐脈

• 洞結節からの興奮が緩徐となっている状態で、

洞調律の状態は変わっていない。

• P 波から QRS 、 T 波へと続く関係は正常で、形も 変わらない。

• 脈が遅くなっていることで、一拍ごとの血圧は 正常か、あるいは低下する。

• 心臓から 1 分間に拍出される血液量 ( 心拍出

量 ) が低下し、それによる、めまい・失神など

の症状が現われることがある。

Adams Stokes 発作

• 徐脈が原因で心拍出量が減少することで、一

過性の脳虚血を生じ、その結果、めまい、失

神発作、痙攣を起こすものを Adams Stokes 発

作という。

洞不全症候群

• 洞機能が低下し、そこから発する興奮の頻度が 緩徐で、かつ不規則となっている状態。

• P 波から QRS 、 T 波へと続く関係は正常であるが、

先行する P 波を認めない場合もある。

• 脈が遅くなることで、一拍ごとの血圧は低下する 傾向にある。

• 心臓から 1 分間に拍出される血液量 ( 心拍出量 )

が低下し、それによる、めまいや失神などの症

状が現われることがあり、ペースメーカーの適応

となる。

• 洞不全症候群(sick sinus syndrome; SSS)とは、洞機能 が低下し、それによって洞性徐脈、洞停止、洞房ブ ロックなどが複合して発生するもので、3つのタイプに 分類されている(Rubensteinらによる洞不全分類)。I型 は持続性の洞性徐脈、II型は洞停止又は洞房ブロック、

III型は徐脈頻脈症候群(bradycardia-tachycardia syndrome)と分類される。

• さらに、心房粗動や心房細動、発作性上室性頻拍な どを合併する場合もある。しかし、比較的予後の良い ものの多いことも特徴である。徐脈の傾向が強く、め まい・失神などの症状があり、その原因が本症にある と確認されている場合にはペースメーカーの適応とな る。

1 度房室ブロック

• 房室結節および、その周辺での伝導障害に よって、心房からの興奮が心室へ伝わるため に余計に時間を有している状態である。

• P 波と QRS 波の間隔が延長する (P 波が、その 前の T 波に近づいている ) 。

• 血圧は、ほとんど変化せず、明らかな自覚症

状も伴わないことが多い。

• 房室ブロックが発生する原因の一つに、冠動 脈疾患がある。房室結節周辺に血液を供給 している血管が、右冠動脈から発生している ため、右冠動脈に閉塞や狭窄を有する場合、

房室結節への血液供給が障害を受けること で房室ブロックを発生することがある。

• 房室ブロックは、障害の程度によって、 1 度、 2

度、 3 度に分類される。 3 度房室ブロックを完

全房室ブロックという。

Wenckebach 型第 2 度房室ブロック

• 房室結節および、その周辺での伝導障害が 進行し、心房からの興奮が心室へ規則的に 伝わらなくなった状態が 2 度以上の段階であ る。

• P 波と QRS 波の間隔は変則的となる。

• 心房の興奮が心室に伝わらない心拍では、

血圧は発生しない。

• 室伝導系の障害により心房の刺激が心室に伝導され ず、心室の収縮が起こらないものを第2度房室ブロッ クという。第2度房室ブロックには、心室伝導がブロッ クされる前のP-Q間隔の変化によりWenckebach型 (Mobitz I型)とMobitz II型に分類される。

• Wenckebach型(Mobitz I型)では、心房から心室への 刺激伝導時間が徐々に延長し、ついには伝導が中断 され心室興奮が脱落する。続く心拍で、伝導は初めの 伝導時間に戻り、また徐々に延長して脱落する。この 周期をWenckebach周期という。

ドキュメント内 心電図読解入門 (ページ 69-85)

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