• 検索結果がありません。

LABEL install KERNEL mboot.c32

APPEND -c <location of boot.cfg>

MENU LABEL ESXi-6.x.x-XXXXXX-full ^Installer LABEL hddboot

LOCALBOOT 0x80

MENU LABEL ^Boot from local disk

7 ターゲットホストマシンのメディアアクセスコントロール (MAC) アドレスを使用して、ファイルの名前を指定し ます。01-<mac_address_of_target_ESXi_host>

たとえば、01-23-45-67-89-0a-bc と指定します。

8 PXE の構成ファイルを TFTP サーバの /tftpboot/pxelinux.cfg に保存します。

9 ネットワークアダプタを使用してマシンを起動します。

PXELINUX および isolinux.cfg PXE 構成ファイルを使用した ESXi インストーラの PXE 起動

PXELINUX を使用して ESXi インストーラを PXE 起動し、isolinux.cfg ファイルを PXE 構成ファイルとして使用するこ とができます。

「インストールスクリプトおよびアップグレードスクリプトについて (P. 62)およびboot.cfg ファイルについ て (P. 71)も参照してください。

開始する前に

次のコンポーネントが使用する環境内にあることを確認します。

n VMware Web サイトからダウンロードした ESXi インストーラ ISO イメージ。

n PXELINUX での PXE 起動をサポートする TFTP サーバ。TFTP サーバ、PXELINUX、および gPXE につい て (P. 48)を参照してください。

n PXE 起動用に構成された DHCP サーバ。DHCP の構成例 (P. 50)を参照してください。

n PXELINUX

n お使いのバージョンの ESXi でサポートされるハードウェア構成のサーバ。

http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php の『VMware 互換性ガイド』を参照してくだ さい。

n TFTP トラフィックを許可するネットワークセキュリティポリシー(UDP ポート 69

n (任意)インストールスクリプト(キックスタートファイル)。「インストールスクリプトおよびアップグレードス クリプトについて (P. 62)を参照してください。

n ターゲット ESXi ホストに、PXE をサポートするネットワークアダプタ。

n IPv4 ネットワーク。IPv6 PXE 起動には使用できません。

ほとんどの場合、ネイティブ VLAN を使用します。PXE 起動で使用する VLAN ID を指定する場合は、使用している NIC

で VLAN ID の仕様がサポートされていることを確認します。

手順

1 TFTP サーバに /tftpboot/pxelinux.cfg ディレクトリを作成します。

2 Linux マシンに PXELINUX をインストールします。

PXELINUX Syslinux パッケージに含まれます。ファイルを展開し、pxelinux.0 ファイルを見つけて、TFTP サーバ上の /tftpboot ディレクトリにコピーします。

3 DHCP サーバを構成します。

DHCP サーバは、次の情報をクライアントホストに送信します。

n TFTP サーバの名前または IP アドレス n 初期起動ファイルの名前 (pxelinux.0)

4 ESXi インストーライメージの内容を、TFTP サーバ上の /var/lib/tftpboot ディレクトリにコピーします。

5 (オプション) スクリプトを使用したインストールの場合は、boot.cfg ファイルの kernel コマンドの後の行に kernelopt オプションを追加して、インストールスクリプトの場所を指定します。

次の例の <XXX.XXX.XXX.XXX> は、インストールスクリプトが置かれたサーバの IP アドレスです。

kernelopt=ks=http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/esxi_ksFiles/ks.cfg

6 ESXi インストーラ ISO イメージから、isolinux.cfg ファイルを /tftpboot/pxelinux.cfg ディレクトリに コピーします。

isolinux.cfg ファイルには次のコードが含まれています。XXXXXX は、ESXi インストーライメージのビルド番 号です。

DEFAULT menu.c32

MENU TITLE ESXi-6.x.x-XXXXXX-full Boot Menu NOHALT 1

PROMPT 0 TIMEOUT 80 LABEL install KERNEL mboot.c32

APPEND -c <location of boot.cfg>

MENU LABEL ESXi-6.x.x-XXXXXX-full ^Installer LABEL hddboot

LOCALBOOT 0x80

MENU LABEL ^Boot from local disk

7 ファイル名 isolinux.cfg を、ターゲットホストマシンの MAC アドレスに変更します:

01-<mac_address_of_target_ESXi_host>。例: 01-23-45-67-89-0a-bc 8 ネットワークアダプタを使用してマシンを起動します。

gPXE を使用した ESXi インストーラの PXE 起動

gPXE を使用して、ESXi インストーラを PXE 起動できます。

「インストールスクリプトおよびアップグレードスクリプトについて (P. 62)およびboot.cfg ファイルについ て (P. 71)も参照してください。

開始する前に

次のコンポーネントが使用する環境内にあることを確認します。

n VMware Web サイトからダウンロードした ESXi インストーラ ISO イメージ n ターゲット ESXi ホストからアクセス可能な HTTP Web サーバ

n PXE 起動用に構成された DHCP サーバ。/etc/dhcpd.conf は、TFTP サーバを使用するクライアントホスト用 に構成され、初期起動ファイルは gpxelinux.0/undionly.kpxe に設定されています。DHCP の構成 例 (P. 50)を参照してください。

n お使いのバージョンの ESXi でサポートされるハードウェア構成のサーバ。

http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php 『ハードウェア互換性ガイド』を参照して ください。

n gPXELINUX

n (任意) ESXi のインストールスクリプト。「インストールスクリプトおよびアップグレードスクリプトについ

て (P. 62)を参照してください。

ほとんどの場合、ネイティブ VLAN を使用します。PXE 起動で使用する VLAN ID を指定する必要がある場合は、使用し ている NIC VLAN ID の仕様がサポートされていることを確認します。

手順

1 ESXi インストーラ ISO イメージの内容を、HTTP サーバ上の /var/www/html ディレクトリにコピーします。

2 HTTP サーバの情報を使用して boot.cfg ファイルを変更します。

次のコードをモデルとして使用します。<XXX.XXX.XXX.XXX> には、HTTP サーバの IP アドレスを指定します。

kernelopt 行を含めるかどうかは任意です。スクリプトを使用したインストールのためにインストールスクリプト の場所を指定するには、このオプションを含めます。

title=Loading ESX installer

kernel=http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/tboot.b00

kernelopt=ks=http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/esxi_ksFiles/ks.cfg

modules=http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/b.b00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/useropts.gz --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/k.b00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/a.b00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/s.v00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/weaselin.t00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/tools.t00 --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/imgdb.tgz --- http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/imgpayld.tgz

3 ホストを gPXE 起動し、Ctrl + B を押して GPT メニューにアクセスします。

4 次のコマンドを入力して、ESXi インストーラで起動します。<XXX.XXX.XXX.XXX> には HTTP サーバの IP アドレ スを指定します。

dhcp net0 ( if dchp is not set)

kernel -n mboot.c32 http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/mboot.c32 imgargs mboot.c32 -c http://<XXX.XXX.XXX.XXX>/boot.cfg boot mboot.c32

ソフトウェア FCoE による ESXi のインストールおよび起動

FCoE オフロード機能が装備された VMware ソフトウェア FCoE アダプタおよびネットワークアダプタを使用して、

FCoE LUN から ESXi をインストールおよび起動できます。ホストには専用 FCoE HBA は必要ありません。

ソフトウェア FCoE による ESXi のインストールおよび起動の詳細については、『vSphere ストレージ』ドキュメントを 参照してください。

リモート管理アプリケーションの使用

リモート管理アプリケーションによって、リモートの場所にあるサーバに ESXi をインストールできます。

インストールがサポートされているリモート管理アプリケーションには、HP iLO Integrated Lights-OutDRAC

(Dell Remote Access CardIBM 管理モジュールMMRSA II Remote Supervisor Adapter IIがあります。

現在、サポートされているサーバモデルとリモート管理ファームウェアバージョンのリストについては、「サポートさ れているリモート管理のサーバモデルとファームウェアバージョン (P. 25)を参照してください。リモート管理アプリ ケーションのサポートについては、ベンターに問い合わせてください。

リモート管理アプリケーションを使用して、リモートからの ESXi のインストールを、対話的に行ったり、スクリプトを 使用して行うことができます。

リモート管理アプリケーションを使用して ESXi をインストールする場合、ピーク容量で稼働しているシステムまたはネッ トワークでは、仮想 CD が破壊されるという問題に直面することがあります。ISO イメージからのリモートインストール が失敗した場合は、物理 DVD メディアからインストールを実行します。

ESXi のインストールに必要な情報

対話形式のインストールでは、必要な情報の入力を求めるメッセージがシステムに表示されます。スクリプトによるイン ストールでは、この情報をインストールスクリプト内に指定する必要があります。

今後の使用に備えて、インストール中に使用した値を書き留めてください。ESXi を再インストールし、最初に選択した値 を再入力する必要が生じた場合にこのメモが役立ちます。

表 3‑1. ESXi のインストールに必要な情報 詳細情報

必須またはオプ

ション デフォルト コメント

キーボードレイアウト 必須 米国英語

VLAN ID オプション なし 範囲: 04094

IP アドレス オプション DHCP インストール中に DHCP でネットワークを構成できま す。インストール後にネットワーク設定を変更できま サブネットマスク オプション IP アドレスに基づいて計算 す。

ゲートウェイ オプション 設定されている IP アドレスとサブ ネットマスクに基づく

プライマリ DNS オプション 設定されている IP アドレスとサブ ネットマスクに基づく

セカンダリ DNS オプション なし ホスト名 固定 IP アドレス

設定の場合は 必須

なし vSphere Web Client はホスト名または IP アドレス

のいずれかを使用して ESXi ホストにアクセスします。

インストール場所 必須 なし コンポーネントを 1 つのディスクにインストールする 場合は、5 GB 以上必要です。

ESXi の既存の設定を移 行します。既存の VMFS データストアを維持しま す。

ESXi がすでにイ ンストールされ ているドライブ 上で、ESXi をイ ンストールする 場合に必要です。

なし すでに、ESXi 5.x をインストールしていると、ESXi

ンストーラでは、インストール中に VMFS データスト アを保持するか上書きするかを選択できます。

root パスワード 必須 なし root パスワードは、840 文字である必要がありま

す。パスワードの詳細については、vSphere セキュ リティ』ドキュメントを参照してください。

ESXi インストーラのダウンロード

ESXi のインストーラをダウンロードします。

開始する前に

https://my.vmware.com/web/vmware/ My VMware アカウントを作成します。

手順

1 VMware Web サイト(https://my.vmware.com/web/vmware/downloads)から ESXi インストーラをダウ ンロードします。

ESXi はデータセンターおよびクラウドインフラストラクチャの下に表示されます。

2 md5sum が正しいことを確認します。

MD5 チェックサムを使用して、VMware Web サイトのトピックを確認します

(http://www.vmware.com/download/md5.html

ドキュメント内 vSphere のインストールとセットアップ - VMware (ページ 52-200)

関連したドキュメント