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THE CELL 細胞の分子生物学(Alberts ら著) Newton Press 2) 実習では、生化学教室で作製した実習書を使用する。

ドキュメント内 本文.indd (ページ 94-102)

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小試験の評価の割合は 12. 5%である)。授業のコマ数(9)は、生物学 の講義コマ数に加えられる。

1) THE CELL 細胞の分子生物学(Alberts ら著) Newton Press 2) 実習では、生化学教室で作製した実習書を使用する。

2.参考書(学生の所持をすすめるもの)

分子細胞生物学 東京化学同人 ヴォート基礎生化学 東京化学同人

ワトソン遺伝子の分子生物学 東京電機大学出版局

ヒトの分子遺伝学 メディカル・サイエンス・インターナショナル

分子生物学講義中継 Part 1 羊土社

平成29年度 1年(前期) 講義予定表

【分子生物学】

月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書

5/25 木 1 前期分子生物学ガイ ダンス

細胞とゲノム

前期分子生物学の授業の進め方、評価基 準の説明をする。地球上の細胞が共有す る特徴とすべての細胞が有する共通の遺 伝情報について概説するとともに、その多 様性について解説する。

粟崎 健 1〜26

6/1 木 1 真核生物の遺伝情 報

真核生物の起源とゲノムの複雑化の観点 から、真核生物の遺伝情報について概説 する。ゲノム情報が発生プログラムを通じ て多細胞生物の形を決めていることを解 説する。

粟崎 健 26〜42

6/8 木 1 DNA塩基配列の維 持と複製機構

DNA塩基配列の維持の必要性とDNA複製 の仕組みについて概説する。DNA複製に 携わる各種のタンパク質についてそれぞ れの役割を解説する。

平井 和之 263~280

6/15 木 1 DNA複製の開始と完 了

DNA複製がどのようにして開始され、どの ようにして完了するかを概説する。真核生 物における、DNA複製と細胞周期の関 係、複製起点、染色体末端の複製につい て解説する。

平井 和之 281~295

6/22 木 1 DNA損傷

DNAに絶え間なく生じる様々な偶発的な損 傷とそれを修復する仕組みについて概説 する。DNA損傷を除去する複数の機構と、

DNA損傷と細胞周期のチェックポイントの 関係について解説する。

平井 和之 295~304

6/29 木 1 DNAからRNAへ−1

DNAからmRNAへの転写について、RNAポ リメラーゼの働きを中心に概説する。転写 開始と基本因子について解説するととも に、転写の伸長によるDNAのねじれの張 力について説明する。

加藤 健太郎 329~345

7/6 木 1 DNAからRNAへ−2

真核生物におけるmRNAの成熟に必須で ある、5’キャップ形成、3’ポリアデニル化、

そしてRNAスプライシングについて概説す る。また、真核生物のmRNAが核から選択 的に運び出される仕組みについて解説す る。

加藤 健太郎 345~366

7/10 月 3 RNAからタンパク質 へ-1

tRNAとリボソームの構造と機能を解説し たうえで、mRNA上の遺伝暗号・コドンか ら、いかにしてタンパク質が合成される か、その仕組みを概説する。

加藤 健太郎 366~376

7/13 木 1 RNAからタンパク質 へ−2

タンパク質合成の開始と終了、機能的なタ ンパク質にするための折りたたみ、合成中 の品質管理機構としてのナンセンス変異 によるmRNA分解、合成されたタンパク質 の品質管理としてのプロテオソームによる タンパク質の分解について解説する。

加藤 健太郎 376~400

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平成29年度 1年(後期) 講義予定表

【分子生物学】

月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書

9/5 火 3 後期イントロダクショ ン

ガイダンス(講義内容、進級判定基準な

ど) 今泉美佳

9/5 火 4 核酸の代謝-1

ヌクレオチドはDNAとRNAのモノマー成分 である。プリンヌクレオチド、ピリミジンヌク レオチドの生合成、およびデオキシリボヌ クレオチドの生成について解説する。

今泉美佳 85~87、

116~117

9/7 木 3 染色体-1

遺伝形質は、安定して次世代に引き継が なければならない。疾患を引き起こす遺伝 子も引き継がれることから、染色体の機能 を含めた遺伝形質の伝達について概説す る。

岡村匡史 202~245

9/7 木 4 染色体-2

染色体の構造的特徴とクロマチンの構造 変化について解説する。また遺伝子を保 持するDNAの二重らせん構造が染色体構 造を形成する上で必要な構成因子につい ても解説を行う。

岡村匡史 202~245

9/20 水 3 核酸の代謝-2

プリンヌクレオチド、ピリミジンヌクレオチド の分解と再利用について解説する。また、

ヌクレオチドの代謝異常と疾患について概 説する。

今泉美佳 85~87、

116~117

9/20 水 4 核酸の代謝-3 核酸代謝と疾患 安西尚彦 配布プリント 参照

9/27 水 2 DNAの組み換え-1

ゲノムDNAの再編成過程である相同組み 換えと部位特異的組み換えについて概説 した後、ほ乳類における相同組み換えの 特徴とその分子機構について解説を行う。

粟崎 健 304~316

10/4 水 4 DNAの組み換え-2

トランスポゾンを例に、部位特異的組み換 えの分子機構について解説を行う。あわ せて、トランスポゾンがゲノムの多様化を 通して、生命の多様化に寄与していること について説明する。

粟崎 健 316~326

10/12 木 1 DNAの組み換え-3

相同組み換えならびに部位特異的組み換 えの分子機構について復習し、応用例とし て遺伝子改変動物の作成を解説する。

岡村匡史 304~326

平成29年度 1年(後期) 講義予定表

【分子生物学】

月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書

10/12 木 2 特別講義 遺伝子改変疾患モデル動物:治療法開発

への応用 岡村匡史

10/26 木 2 細胞内分画と蛋白質 の選別

タンパク質の生合成はまず細胞質で行わ れ、それを必要とする細胞内区画へ運ば れる。この細胞内のタンパク質輸送につい て解説する。

今泉美佳 695-704

11/9 木 2 遺伝子発現の調節

-1

遺伝子発現調節蛋白質:DNAの転写を調 節する蛋白質の概観、転写調節の基本機 構、JacobとMonodのオペロンモデル。遺 伝子スイッチの働くしくみ:DNA結合蛋白 質の配列特異的DNA分子結合における構 造モチーフ。プロモーター配列とRNAポリメ ラーゼのもつ特徴。

青柳共太 411~454

11/16 木 2 遺伝子発現の調節

-2

一過性および永続的な遺伝子発現調節機 構について解説する。その後、転写から翻 訳に至る様々な段階における転写後調節 機構について解説を行う。

青柳共太 454~497

11/22 水 2 遺伝子組換え技術

-1

1.分子クローニング:プラスミドクローニン グベクターの特性、cDNAライブラリーとゲ ノミックライブラリーの作製方法、2.制限 酵素とプラスミド:制限酵素によるDNA切 断とその消化産物の解析。

青柳共太 501~552

11/29 水 2 遺伝子組換え技術

-2

3.核酸の電気泳動、4.DNAの標識法と ハイブリダイゼーション:ニックトランスレー ション法によるDNAの標識、サザンブロッ ト、ノザンブロット、ウエスタンブロットにつ いて、5.DNAシークエンス:ジデオキシ法 によるDNA塩基配列の決定。

青柳共太 501~552

12/6 水 2 特別講義 iPS細胞 赤松 和土

12/14 木 2

遺伝子組換え技術

-3 および 実習説 明

分子生物学的解析に不可欠なPCR法につ いて解説を行う。さらにPCR法を用いた DNA塩基配列決定法や遺伝子診断法に ついて解説する。

青柳・今泉 544~553

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平成29年度 1年(後期) 講義予定表

【分子生物学実習】

月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書

1/4 木 2 分子生物学実習 組み換えDNAに関する実習 教室員 配布テキスト

1/4 木 3 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/4 木 4 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/4 木 5 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/5 金 2 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/5 金 3 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/5 金 4 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/5 金 5 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/9 火 2 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/9 火 3 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/9 火 4 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/9 火 5 分子生物学実習 〃 教室員 〃

1/10 水 2 細胞機能実習 生体高分子の抽出・分離・定量 教室員 〃

1/10 水 3 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/10 水 4 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/10 水 5 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/11 木 2 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/11 木 3 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/11 木 4 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/11 木 5 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/12 金 2 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/12 金 3 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/12 金 4 細胞機能実習 〃 教室員 〃

1/12 金 5 細胞機能実習 〃 教室員 〃

教室員:今泉美佳,青柳共太,牧山智彦

学 科 目:代謝生化学および代謝生化学実習 科目責任者:教授 後藤田貴也(生化学教室)

担 当 教 員:教授 後藤田貴也(生化学教室)

講師 田原義和(生化学教室)

助教 山本隆史(生化学教室)

A.教育の基本方針

生命現象を「生成」と「分解」を通じた物質のやりとりと捉えると、そ れぞれの反応に必要なエネルギーと生体構成成分の源となりうる栄養素 はまさに生命維持の根幹をなす。 この一連の物質のやりとりの過程を「代 謝(metabolism) 」と称し、その破綻はさまざまなレベルの異常あるいは 疾患を引き起こす。例えば、代謝の過程を担う分子を規定する遺伝子の 異常は多様な先天性代謝疾患を引き起こし、一方で、飽食による栄養過 多と運動不足に伴うエネルギー消費不足に起因した代謝バランスの破綻 は、現代人に肥満とメタボリックシンドロームという重い代償を強いて いる。 「代謝生化学」は、生命現象を細胞、臓器、そして個体レベルで化 学(科学)の言葉を用いて理解・説明する学問であり、基礎医学はもと より、学生諸君が今後臨床医学を学ぶ上でも大きな礎となる学問である ものと考える。代謝生化学では通常の講義に加え、実習では実際の臨床 検査の基礎となる実習技能を体験し、特論・特別講義ではとくに基礎医 学から臨床医学への橋渡し的な側面をもつ生化学の魅力を存分にお伝え したい。

B.到達目標

医師・医学研究者として礎となる代謝生化学的教養を身につけ、基本的 な実習手技を習得する。さらに、疾患の病態生理および診断・治療法に 関する科学的洞察力を涵養し、合わせて医師・医学研究者にふさわしい 協調性と価値観、自律的な学習態度を身につける。

分子レベルで包括的に代謝機構を理解するために、以下の項目の達成を 目標とする。

1.糖質・脂質・アミノ酸(タンパク質) ・核酸がどのように代謝(物質代 謝)され、ATP がどのように合成・利用(エネルギー代謝)され、そし て両者がどのように関わるかを説明できる。

2.これらの物質の代謝機構とその調節機構を説明できる。

3.これら代謝機構において重要となる酵素と中間代謝物の性質を、それ らの構造に基づいて説明できる。

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