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と実習評価点に基づいて算出した総合評価点が 60 点以上を合格とする。
総合評価の算出に際してはコマ数と評価の分布を勘案し、実習評価点と 講義評価点の比を 20:80 で決定する。
H.学習指導書
1.教科書(学生が所持しなければならないもの)
D. Voet・J. Voet・C. Pratt 著、田宮信雄・村松正實・八木達彦、遠藤 斗志也訳「ヴォート基礎生化学(第4版) 」東京化学同人、2014 2.参考書(学生の所持をすすめるもの)
D. Voet・J. G. Voet 著、田宮信雄、村松正實、八木達彦、吉田浩、遠 藤斗志也訳「ヴォート生化学(上・下)(第4版) 」東京化学同人、2012
「イラストレイテッドハーパー・生化学(原書 29 版)」(清水孝雄監訳)
丸善出版、2013
「リッピンコットイラストレイテッド生化学(原書6版) 」 (石崎泰樹、
丸山敬監訳)丸善出版、2015
T.M. Devlin 著、上代淑人、澁谷正史、井原康夫監訳「デブリン生化学 原書7版」丸善出版、2012
Alberts 他著、中村桂子・松原謙一監訳「細胞の分子生物学(第5版)」
ニュートンプレス、2010
今掘和反・山川民夫監修「生化学辞典(第4版)」東京化学同人、2007
平成29年度 1年(後期) 講義予定表
【代謝生化学】
月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書
9/7 木 2 代謝生化学オリエン テーション
H29 M1代謝生化学全般に関するオリエン
テーション。 後藤田貴也 なし
9/11 月 2 14.代謝 (1/3)
14・1代謝概説:解糖・クエン酸回路など の代謝経路の詳細な学習に先立ち、(1)
異化と同化(2)代謝経路の構成要素(3)
代謝経路のエネルギー論(4)代謝の調節 などの代謝の理解に必要な重要概念を説 明する。
田原義和 286-291
9/14 木 3 〃 (2/3)
14・2高エネルギー化合物:細胞活動の 原動力は、異化代謝により獲得する自由 エネルギーである。その普遍的な形態で ある「細胞内エネルギー通貨」=ATPの加 水分解によって自由エネルギーが得られ ることの意味を理解する。
田原義和 291-297
9/20 水 2 〃 (3/3)
14・3酸化還元反応:細胞は糖などの栄 養素の酸化的代謝つまり電子の授受を伴 う反応により大きなエネルギーを得る。そ の過程で解放された自由エネルギーが NADH、FADH2などの電子対であることの 意味を理解する。
田原義和 297-300
9/21 木 3 15.グルコースの異 化代謝(1/5)
15・1解糖の概要:解糖系の研究の歴史 を振り返り、解糖の全体像、生理的意義を 学ぶ。15・2 解糖の反応:10段階の解糖 系の各反応において、基質、生成物、酵 素、補酵素、ATP合成について学ぶ。
後藤田貴也 307-320
9/21 木 4 〃 (2/5)
15・3発酵・嫌気条件でのピルビン酸の変 化:解糖系で生じたピルビン酸は、筋肉お よび酵母内で発酵という反応によって、乳 酸またはアルコールに変化する。その発 酵過程について学ぶ。
後藤田貴也 320-323
9/25 月 2 〃 (3/5)
15・4 解糖の調節:解糖の速度が身体の エネルギー需要に応じて調節される仕組 みを学ぶ。 15・5 グルコース以外のヘキ ソースの代謝:フルクトースやガラクトース などが解糖系に取り込まれる仕組みを学 ぶ。
後藤田貴也 323-329
9/26 火 3 〃 (4/5)
15・6ペントースリン酸経路:脂肪酸・核酸 合成に必要なNADPH及びリボースリン酸 を生産する反応の機序と関連する疾患に ついて学ぶ。
後藤田貴也 329-334
9/26 火 4 〃 (5/5) 15章全体の復習とまとめ 後藤田貴也
-155-
平成29年度 1年(後期) 講義予定表
【代謝生化学】
月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書
9/28 木 4 16.グリコーゲン代 謝と糖新生(1/4)
16・1グリコ-ゲンの分解:グリコ-ゲンが 分解してグルコ-ス6-リン酸になる機構 を学ぶ。16・2グリコ-ゲン合成:細胞内 に取り込まれたグルコ-スがグリコ-ゲン として貯蔵される反応機構について学ぶ。
後藤田貴也 336-344
10/2 月 2 〃 (2/4)
16・3グリコ-ゲン代謝の調節:グリコ-
ゲン代謝の調節物質、調節ホルモンとそ の機構について学ぶ。16・4糖新生:乳 酸、ピルビン酸、アミノ酸からグルコ-スが 合成される機構について学ぶ。
後藤田貴也 345-354
10/4 水 2 13.シグナル伝達 の生化学(1/3)
13.1ホルモン:生体は外部刺激に応答し ホルモンを通じて組織間・細胞間の情報 伝達を行う。シグナル伝達の各論に入る 前に、多彩な生理作用を有するホルモン の機能について学ぶ。
山本隆史 258-262
10/4 水 3 〃 (2/3)
13.2受容体チロシンキナーゼ:受容体チ ロシンキナーゼや非受容体チロシンキ ナーゼがホルモン刺激に応答し、細胞内 へとシグナルを伝達する仕組みについて 学ぶ。
山本隆史 262-272
10/5 木 2 〃 (3/3)
13.3ヘテロ三量体Gタンパク:ヘテロ三 量体Gタンパクによるシグナル伝達の仕組 みについて学ぶ。13.4ホスホイノシチド 経路:ホスホイノシチド経路で生じる第二 メッセンジャーのシグナル伝達における働 きについて学ぶ。
山本隆史 272-283
10/10 火 3
16.グリコーゲン代 謝と糖新生 (3/
4)
16・5その他の糖鎖生合成経路:多くのタ ンパクには糖鎖が結合しており、その合成 機構について学ぶ。また、グリコーゲン代 謝異常症である糖原病について学ぶ。
後藤田貴也 354-357
10/10 火 4 〃 (4/4) 16章全体の復習とまとめ 後藤田貴也
10/11 水 2 10.膜輸送(1/3)
10・1輸送の熱力学:膜を隔てた物質の 輸送は化学反応とパラレルに論じることが でき、その鍵となる概念は「14.代謝」で学 んだ自由エネルギー変化である。そして膜 輸送もまた重要な生体内化学反応つまり 代謝の一部であることを理解する。
田原義和 190-191
平成29年度 1年(後期) 講義予定表
【代謝生化学】
月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書
10/11 水 3 〃 (2/3)
10・2受動仲介輸送:ポリン、イオンチャネ ル、アクアポリンは、輸送する物質の選別 機構が輸送体の立体構造によって説明さ れる。それに基づいて、糖、イオン、水分 子だけを精確に速く輸送する分子機構を 理解する。
田原義和 191-200
10/12 木 4 〃 (3/3)
10・3能動輸送:受動輸送は輸送される 物質による自由エネルギー変化でおこり、
能動輸送はATP加水分解による(1次)あ るいは第2の物質による(2次)自由エネ ルギー変化でおこる。筋小胞体Caポンプ、
LacY、多剤耐性トランスポーター等輸送メ カニズムを通して能動輸送体の輸送原理 を理解する。
田原義和 200-206
10/16 月 2 17.クエン酸サイク ル(1/3)
17・1クエン酸サイクルの概要:サイクル の個々の反応を見る前に、全体を概観し、
解糖と連続し、電子伝達系へと電子を渡 す「エネルギーの流れ」を把握する。17・2 アセチルCoAの代謝源:サイクルはアセチ ル基をCO2に酸化する場である。アセチル 基の由来を知り、サイクルの意義を理解 する。
田原義和 359-365
10/17 火 3 10/17 火 4
10/18 水 2 17.クエン酸サイク ル(2/3)
17・3クエン酸サイクルの諸酵素:アセチ ル基はCoAからオキサロ酢酸へと担体を 換えクエン酸となる。クエン酸が反応し再 びオキサロ酢酸に戻る各反応の詳細を学 び、17・1で把握したサイクルの全体像に 個々の反応をはめ込んで行く。
田原義和 365-369
10/18 水 3 〃 (3/3)
17・4クエン酸サイクルの調節:異化と同 化の分岐点であるTCA回路の調節機序を 理解する。17・5クエン酸サイクルの関連 反応:糖新生など他の代謝経路との関係 や、植物のグリオキシル酸サイクルについ て学ぶ。
田原義和 369-375
10/18 水 4
18.電子伝達と酸 化的リン酸化(1/
3)
18・1ミトコンドリア:特異な形態が化学浸 透共役によるATP生産のために必須であ ることを膜輸送の観点から理解する。18・
2電子伝達:NADH、FADH2として得たエネ ルギーが、複合体Ⅰ〜Ⅳによる酸化還元 反応の連鎖を経て、内膜を隔てたプロトン 濃度差の持つ自由エネルギーに変換され ることを理解する。
田原義和 378-391 後藤田貴也
田原義和 山本隆史 定期試験(1) 13,14,15,16章
-157-
平成29年度 1年(後期) 講義予定表
【代謝生化学】
月日 曜 時限 講義テーマ 講義内容 担当 教科書
10/19 木 4 〃 (2/3)
18・3酸化的リン酸化:ミトコンドリア内膜 を隔てたH+濃度差を使ってATP合成酵素 がADPをリン酸化(ATP合成)する分子機 構を理解する。18・4酸化的代謝の制御:
解糖からTCA回路を経て電子伝達・酸化 的リン酸化に至る酸化的代謝が各代謝経 路と協調的に制御されることを理解する。
田原義和 391-402
10/23 月 3 23.ヌクレオチド代 謝(1/2)
23・1 プリンリボヌクレオチドの合成:全 てのプリンヌクレオチドの元となるイノシン
-リン酸のde novo合成経路と調節、食物 中のプリン塩基を再利用するサルベージ 経路を理解する。23・2 ピリミジンリボヌ クレオチドの合成:共通前駆体であるウリ ジン-リン酸のde novo合成経路とその調 節を理解する。
田原義和 517-524
10/24 火 3 〃 (2/2)
23・3 デオキシリボヌクレオチドの生成:
ヌクレオチドを還元してDNA前駆体である デオキシリボヌクレオチドを得る経路の鍵 となる酵素リボヌクレオチドレダクターゼは 厳密に調節される。23・4 ヌクレオチドの 分解:プリン塩基の尿酸への代謝と、ヌク レオチド代謝を標的とする薬剤について学 ぶ。
田原義和 524-535
10/24 火 4
18.電子伝達と酸 化的リン酸化(3/
3)
電子伝達と酸化的リン酸化の果たす生理 的役割を、臨床的事象との関連から学 ぶ。
後藤田貴也 資料配付
10/25 水 2 酵素(1/2)
1.酵素反応速度論:酵素反応速度論の 基礎となる物理化学的な議論をやや詳しく 学ぶ。そして各種熱力学的パラメータの導 出方法を理解し、実習のための準備とす る。
田原義和 資料配付
10/25 水 3 〃 (2/2)
2.酵素反応の速度に影響する因子:酵素 反応に影響を与える因子(温度・基質濃 度・阻害剤・pH)を変化させたときの酵素 の挙動を理解する。また、協同性を示すパ ラメーターであるヒル係数についても学 ぶ。
田原義和 資料配付
10/26 木 4 実習オリエンテー ション 11/8 水 2 実習のまとめ
後藤田貴也 田原義和 山本隆史