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Syslog 転送の設定

3. 基本機能設定

3.4. 各ポートの設定

3.5.7. Syslog 転送の設定

137

<設定内容の表示例>

Syslog転送参照コマンドの実行例を以下に表します。

図3-5-6-1 Syslog転送参照コマンドの実行例

1.Syslog Transmission

Syslog転送機能の状態を表します。

Enabled Syslog転送機能が有効です。

Disabled Syslog転送機能が無効です。

2.Syslog Server List

No. 対象とするSyslogサーバのエントリ番号を表します。

Status Syslogサーバ毎の動作状態を表します。

Enabled Syslogサーバへシステムログを転送します。

Disabled Syslogサーバへシステムログを転送しません。

IP Address SyslogサーバのIPアドレスを表します。

Facility Facilityの値を表します。

Include SysName/IP Syslogのヘッダーへ追加する情報を表します。

空白 通常のSyslogを転送します。

SysName SysName(Hostname)を追加します。

IP 本装置のIPアドレスを追加します。

IPv6 Address SyslogサーバのIPv6アドレスを表します。

M24eG> enable

M24eG# show syslog conf

Syslog Transmission: Disabled ・・・1

Syslog Server List ・・・2

No. Status Ip Address Facility Include SysName/IP ---- --- --- --- --- 1 Disabled 0.0.0.0 Facility0

2 Disabled 0.0.0.0 Facility0

No. Status IPv6 Address

---- --- --- 1 Disabled 1::1

2 Disabled 0::0 M24eG#

show syslog conf

Syslog転送の設定を表示します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

なし なし

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

なし なし

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

なし なし

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

139 syslog enable

Syslog転送機能を有効にします。

syslog disable

Syslog転送機能を無効にします。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

なし なし

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

なし syslog disable

Syslog転送機能は無効に設定されています。

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

なし なし

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

syslog server enable <index>

指定したエントリ番号のSyslog転送を有効にします。

no syslog server enable <index>

指定したエントリ番号のSyslog転送を無効にします。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<index> エントリ番号を指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<index> なし

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<index> 1~2

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

141 clear syslog server <index>

指定したエントリ番号のSyslog転送設定を削除します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<index> エントリ番号を指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<index> なし

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<index> 1~2

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

syslog facility <index> <value>

指定したエントリ番号のFacilityを設定します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<index> エントリ番号を指定します。

<facilities> Facilityの値(Local0~Local7)を指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<facilities> 0

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<facilities> 0~7

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

143

syslog server-ip <index> {<ip-address> | ipv6 <ipv6-address>}

指定したエントリ番号のSyslogサーバのIPv6アドレスを登録します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<index> エントリ番号を指定します。

< ip-address > SyslogサーバのIPアドレスを指定します。

< ipv6-address > SyslogサーバのIPv6アドレスを指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

< ip-address > 0.0.0.0

< ipv6-address > ::

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<index> 1~2

< ip-address > Class A:1.x.x.x~126.x.x.x Class B:128.1.x.x~191.254.x.x Class C:192.0.1.x~223.255.254.x

< ipv6-address > ::2~FEFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

syslog header-info <index> <info>

指定したエントリ番号のSyslogヘッダー情報を設定します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<index> エントリ番号を指定します。

<info> Syslogに追加するヘッダー情報を指定します。

none ヘッダー情報を追加しません

ip ヘッダー情報に本装置のIPアドレスを 追加します

sysname ヘッダー情報にSysName(Hostname)を

追加します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<info> none(空欄)

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<index> 1~2

<info> none / ip / sysname

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

145 <設定例>

概要:Syslog転送を有効にします。

1.エントリ番号1のFacilityを5に設定します。

2.エントリ番号1のSyslogサーバIPアドレスを192.168.1.100に 設定します。

3.エントリ番号1のヘッダ情報にIPアドレスを追加します。

4.エントリ番号1の設定を有効にします。

5.Syslog転送機能を有効にします。

図3-5-6-2 Syslog転送設定例 M24eG> enable

M24eG# configure

M24eG(config)# syslog facility 1 5 ・・・1

M24eG(config)# syslog server-ip 1 192.168.1.100 ・・・2

M24eG(config)# syslog header-info 1 ip ・・・3

M24eG(config)# syslog server enable 1 ・・・4

M24eG(config)# syslog enable ・・・5

M24eG(config)# exit M24eG#