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3. 基本機能設定

3.9 NDP の設定

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<設定内容の表示例>

NDPテーブル情報参照コマンドの実行例を以下に表します。

図3-8-1 NDPテーブル情報参照コマンドの実行例

1.NDPテーブル

Sorting Method 表示する順番を表示します。

By IP IPv6アドレス順に表示します。

By MAC MACアドレス順に表示します。

By Static 手動設定したアドレスを表示します。

By Dynamic 自動設定したアドレスを表示します。

NDP Reachable Time

NDPテーブルのReachableタイムのタイムアウトを表示します。

NDP Stale Time NDPテーブルのStaleタイムのタイムアウトを表示します。

IPv6 Address NDPテーブルに学習されたIPv6アドレスを一覧で表します。

Hardware Address

NDPテーブルに学習されたMACアドレスを一覧で表します。

Type NDPテーブルへの学習種別を表します。

Dynamic 自動学習されたアドレス情報です。

Static 設定により登録されたアドレス情報です。

M24eG> enable

M24eG# show ndp sort ip

Sorting Method: By IP ・・・1

NDP Reachable Time: 30 seconds NDP Stale Time: 600 seconds

IPv6 Address Hardware Address Status Type --- --- --- --- 2001:1::1:201 xx:xx:xx:xx:xx:xx Reachable Dynamic

M24eG#

show ndp sort <ip | mac | type-static | type-dynamic>

NDPテーブルの登録状況を表示します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

なし なし

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

なし なし

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

なし なし

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

なし なし

177 ndp reachable-time <timeout>

NDPテーブルのReachableタイムのタイムアウト時間を設定します。

ndp stale-time <timeout>

NDPテーブルのStaleタイムのタイムアウト時間を設定します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<timeout> NDPテーブルのRachableタイム、またはStaleタイムのタ イムアウト時間を秒単位で指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<timeout> Reachableタイム:30(秒)

Staleタイム:600(秒)

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<timeout> Reachableタイム:30 ~ 86400(秒)

Staleタイム:0 ~ 86400(秒)

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

<timeout> なし

ndp <ipv6-address> <MAC address>

NDPテーブルにアドレスを登録します。

no ndp <ipv6-address>

NDPテーブルに登録したアドレスを削除します。

【パラメータ】

パラメータ名称 説明

<ipv6-address> NDPテーブルに登録するIPv6アドレスを指定します。

<MAC address> NDPテーブルに登録するMACアドレスを指定します。

【工場出荷時設定】

パラメータ名称 工場出荷時の設定

<ipv6-address> なし

<MAC address> なし

【値の設定範囲】

パラメータ名称 設定範囲

<ipv6-address> ::2~FEFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF:FFFF

<MAC address> ユニキャストアドレス

【注意事項】

パラメータ名称 注意事項

<ipv6-address> なし

<MAC address> なし

ご注意: NDPテーブルに登録可能なエントリ数はStatic/Dynamic併せて256個です。

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<設定例1>

概要:Reachable timeを500秒、Stale timeを1,000秒に設定します。

1.NDP情報のReachable timeを500秒に設定します。

2.NDP情報のStale timeを500秒に設定します。

図3-8-2 NDP Reachable time、Stale timeの設定例

<設定例2>

概要:NDPテーブルにアドレスを手動登録します。

1.NDPテーブルにアドレス(IP-2001::1、MAC-00:00:00:00:00:01)

を手動登録します。

図3-8-3 NDPテーブルの手動登録設定例

M24eG> enable M24eG# configure

M24eG(config)# ndp reachable-time 500 ・・・1

M24eG(config)# ndp stale-time 1000 ・・・2

M24eG(config)# exit M24eG#

M24eG> enable M24eG# configure

M24eG(config)# ndp 2001::1 00:00:00:00:00:01 ・・・1 M24eG(config)# exit

M24eG#