日本 0. 43mSv/y
0.1 Svの急性全身被曝→0.8%(米国科学アカデミー 1989年) 一生涯に毎年1mSv被曝→0.6%(
放射線による発癌と癌死のリスク
放射線による発がんの潜伏期
最小潜伏期 潜伏期の中間値
白血病
約2年 約8年固形癌
平均 10年 16〜24年(白血病の2〜3倍)
がん発生率の年齢による変化
5.福島原発事故と過去の大量被ばく
澤田、原子総合シンポジウム(2011.10) 63
19 -‐ 91 9.5 ʹ 19 3.8-‐9.5 1.9-‐3.8 1.0 ʹ 1.9
< 1.0 No Data 1F NPP
80km 60km 30km 20km
福島第一原子力発電所周囲の空間線量率の分布
Source: MEXT
地上
1m
での 線量率(ȝ6YKU
住民の避難経路・時期 に関する聞き取り調査
3月12日午前10時 避難開始
3月12日午前11時避難完了
被ばく線量の算定
福島第一原発周辺の 線量率の時間変化に 関する情報
住民の被ばく線量
内山正史:「ホールボディカウンティグと日本人の放射性セシウムによる内部被曝線量」 放射線科学 34(6):169-170,1991 1986年以降のデータはセシウム-137とセシウム-134との和である。チェルノブイリ事故(1986年)の影響で1987年のセシウム
-137の体内量は再び増加した。
日本人成人男子の体内の137
Cs
1.7 Ǎ6Y
1.3 Ǎ6Y
積算被曝線量Ǎ6Y年
積算被曝線量Ǎ6Y年
年月 体内量(Bq) 体内被曝線量
(ǍSv) 放射性
K40
1964 130 200
1990 120 170
75
セシウムの場合はKと同じような生体内動態で筋 肉への集積が問題となる。
セシウムの半減期は30
年と長いが生体内での生 物学的半減期は100
日程度と短い。
チェルノブイリではセシウム被曝での発癌の報告 はない。
昨年末に偶然セシウムの内部除染剤が発売され た。ĺ
ラディオガルターゼ (メジフィジックス)セシウム 137 被曝は怖いのか?
6.チェルノブイリ事故との比較
94
チェルノブイリ原発事故での放射線恐怖症
•ノルウェー :3ヶ月後、妊娠率が減少した
•デンマーク :法律上の流産が増加した
•イタリア :5ヶ月後、人工流産が増加した (20 〜52/日)
•スエーデン :合法的な堕胎が増え、事故後の妊娠率が減少 ヨーロッパにおける低線量の放射線による新生児の先天異常 は、ほとんど認められなかった。しかし、不安と恐怖は次の ことをもたらした。
• 旧ソ連邦だけでなく、欧州各国で堕胎が増加
• 四半期の出生数が事故後急激に減少
• 放射線に対する過剰不安が国民を不合理的な健康行動に走 らせた
100
放射線除染
身体表面被曝、創傷汚染、内部被曝では除染が 必要な場合がある。
今回の災害での外部除染基準±
GIサーベイメータで13000CPM ĺ10.0000CPM
内部被曝の除染基準±
自衛隊でのスクリーニング基準(次ページ)±
英国健康保護局(H e alth Prot ec tion Age n c y: HPA)
137-C sの内部被曝は30mSvでは利益無し。300mSvでは
有意な効果有り101
内部被曝の対応
内部被曝の測定法±
鼻腔スメア± WBC(
ホールボディーカウンター)±
バイオアッセイ(排泄物から計測) Bq
からSv
への換算±
核種が確定できたら実効線量係数から求める
除染は専門家に任せる±
放医研に後送が原則102
内部除染は汚染源の特定が重要(汚染のルート)±
気道からの吸入鼻腔スメアの約40倍が内部汚染の目安
±
経口摂取±
創傷汚染
内部除染は放射線核種により手技が多種±
キレート剤±
胃洗浄±
下剤、利尿剤±
阻害剤±
その他食の安全性
3
月17
日 食品の暫定規制値を設定緊急時の対応として、
放射性ヨウ素(I) 実効線量 2mSv/年 放射線セシウム
(Cs)
実効線量5mSv/
年(
ICRP
等の緊急時対応に関する見解に準拠している)7
月26
日 食品安全委員会「食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価(案)」
生涯における追加累積実効線量で100mSv以上で健康影響
小児ではより放射線の影響を受けやすい可能性
104
報道で問題となった水と野菜、さらに 魚の被曝は?
3/23
:金町浄水場で210Bq
のヨウ素131
検出乳児摂取基準は
100Bq
以下 3/20
:茨城のほうれん草から15000
Bqのヨウ素131
が検出された。野菜の基準値は
2000Bq/Kg
以下 4/10
:コウナゴ(魚)から570Bq
のセシウム137
が検出された。
魚の基準値は
500Bq/Kg
以下報道で問題となった水と野菜、さらに 肉の被曝は?
3/23
:金町浄水場で210Bq
のヨウ素131
検出乳児摂取基準は
100Bq
以下 3/20
:茨城のほうれん草から15000
Bqのヨウ素131
が検出された。
野菜の基準値は
2000Bq/Kg
以下 7/8
:福島県産の牛肉からセシウム137
が1Kg
あたり2300Bq
検出された肉の基準値は
500Bq/Kg
以下106
金町浄水場で 210Bq の 131 I 検出
210
Bq/
Lの131 I
Svに換算すると約
ȝ6Y/
例え
210
Bq被曝の水だとしても22 ㌧を飲まなけ
れば100mSv
の被曝には達しない
しかし乳児であれば短期間に
430
L飲めば甲状腺の発癌リスク20mSv
に達する可能性がある。その理由は?
107
乳児は成人よりリスクが大きい
実効線量係数は年令によっても異なる。乳児は成人の約
10
倍(131Iの場合)
報道にあったヨウ素210Bq
なら成人であれば
4.3
㌧飲めば20mSv
の被曝に達する乳児はその
1/10
で430 Lで 20
mSvに達する可能性がある
この数値はあり得る被曝?原子力安全委員会は乳児の
1
日摂取水分量は710ml/
日と想定ヨウ素の半減期
8
日を考慮すればまずあり得ない。108
報道で問題となった水と野菜、さらに 魚の被曝は?
3/20
:茨城のほうれん草から15000
Bqのヨウ素
131
が検出された。100mSv
被曝するには303Kg
のほうれん草を短 期間に摂取しなければならない 4/10
:コウナゴ(魚)から570Bq
のセシウム137
が検出された。100mSv
被曝するには13 ㌧の魚を摂取しなけれ
ばならない乳児では本当に危険?
実効線量係数は年令によっても異なる。乳児は成人の約8倍
報道にあったヨウ素210Bqなら530L飲めば発癌リ スクが高くなる。
この数値は100%あり得ない被曝?ヨウ素の半減期8日を考慮すればまずあり得ない。
茨城のほうれん草から 15000Bqの 131 Iが検出
成人の発癌や胎児被曝100mSvが問題15000Bqĺ0.33mSv/Kg
となる100mSv
被曝するには303Kgのほうれん草を短期間に摂取しなければならない
乳児は?短期間に7.4Kgのほうれん草摂取すれば20mSvの被 曝になる。
乳児に大量のほうれん草を食べさせるか?
111
福島原発関連記事から
1.
職業被曝限度が100mSv
から250mSv
に引き上げ られた根拠は?2.
ヨードK内服は必要か?3.
被曝した水や野菜、魚は危険か?4.
屋外活動する子供の被曝限度20mSv
の根拠は?112
線量限度は、規制当局が定め、計画被ばくや緊急ひばく状況の作業者や公衆に対して適用
緊急時被ばく状況の公衆被ばくは状況に応じて20
〜100mSv
以下この数値の最下限を採用すると
20mSv
事故後の復旧段階の現存被曝は1
〜20mSv
以下この数値の最大値を採用すると
20mSv
ICRP pub103 ( 2007 )
役に立つホームページ
日本医学放射線学会
http://www.radiology.jp/
放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/index.shtml
日本原子力学会
http://www.aesj.or.jp/
農林水産省
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/
小児内分泌学会(