Network Equipment-Building System (NEBS) 準拠のインストール済み環境で動作さ せる場合、Storwize V3700 システムを構成することによって、NEBS 動作温度要件 に適合するように動作温度範囲を拡張することができます。
注: Storwize V3700 システムが拡張温度範囲で動作中に電源障害が発生すると、シ
ステムはキャッシュ・データおよび状態データを保存できない場合があります。こ れは、温度が上がるにつれてバッテリー容量が低下するためです。キャッシュ・デ ータおよび状態データの保存が完全にできない場合、システムをリカバリーするた めの拡張サービス・アクションが必要になり、データが失われる可能性がありま す。可能な場合は、温度を正常動作範囲に保ち、信頼性のある電源機構を維持して ください。
v システム内のすべてのエンクロージャーの動作温度範囲を NEBS 動作温度要件に 合わせて拡張するには、以下の CLI コマンドを入力します。
chsystem -hightempmode on
一度設定すれば、high_temp_mode はシステム内のすべてのエンクロージャーに適 用されます。
v デフォルトの動作温度範囲を構成するには、以下の CLI コマンドを入力します。
chsystem -hightempmode off
v 現在の構成がどのモードになっているのかを判別するには、lssystem 出力の high_temp_mode パラメーターの値を読んでください。
注: Storwize V3700 システムを NEBS 準拠に構成する場合、温度上昇に対するシス
テムの応答方法が変わるだけです。ラックへのシステムの設置方法、および動作環 境が NEBS 要件に準拠していることも確認する必要があります ( 17ページの
『NEBS 準拠のアース接続』 を参照)。
既存のシステムへの拡張エンクロージャーの追加
拡張エンクロージャーを既存のシステムに追加する場合は、Storwize 管理 GUI を 使用してシステム構成を更新する必要があります。
このタスクについて
管理 GUI を使用するには、サポートされる Web ブラウザーが必要です ( 55ペー ジの『管理 GUIにアクセスするための Web ブラウザーの要件』を参照)。
手順
拡張エンクロージャーをシステムに追加するには、以下のステップを実行します。
1. 新規エンクロージャー用のサポート・レールを取り付けます ( 17ページの『サ ポート・レールの取り付け』を参照)。
2. 新規エンクロージャーをラックに取り付けます ( 23ページの『エンクロージャ ーの取り付け』を参照)。
3. 拡張エンクロージャーの接続ケーブルを接続します ( 42ページの『拡張エンク ロージャーへの SAS ケーブルの接続』を参照)。
4. 電源ケーブルを接続し、SAS LED が点灯するまで待ちます ( 52ページの『シス テムの電源オン』を参照)。
5. 管理 GUI を始動します。
6. 「モニター」 > 「システムの詳細」を選択します。
7. ツリー内のシステム名を選択します。
8. 「アクション (Actions)」 > 「エンクロージャーの追加 (Add Enclosures)」 >
「拡張のみ (Expansion only)」を選択します。
9. 続行して画面の指示に従います。
第 3 章 システムの構成 63