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SUZAKU へのダウンロード

ドキュメント内 SUZAKUスターターキットガイド(Linux開発編) (ページ 33-37)

SUZAKU の機能を変更するには、オンボードフラッシュメモリの内容を書き換える必要があります。こ

の章では、SUZAKUのフラッシュメモリの書き換え方法について、Hermitと呼ばれるツールを用いた方法 を紹介します。なお、作業用PCからSUZAKUにデータを転送することから、フラッシュメモリを書き換 えることをダウンロードと言います。

5.1. フラッシュメモリを書き換える

それでは、「4.3. ビルド」で作成したイメージファイルでフラッシュメモリを書き換えてみましょう。

注意

何らかの原因により「書き換えイメージの転送」に失敗した場合、SUZAKUが正常に起動し なくなる場合があります。書き換えの最中には次の点に注意してください。

• SUZAKUの電源を切らない。

• SUZAKUと開発用PCを接続しているシリアルケーブルを外さない。

TIPS

SUZAKUでは、フラッシュメモリの書き換え方法として、Hermitによる方法の他に、

• netflashによる書き換え

• モトローラSレコード形式による書き換え

の2通りの方法が用意されています。詳しくは、参考文献[1]を参照ください。

まず、SUZAKUをブートローダーモードで起動します。SUZAKUのジャンパピンを以下のように設定し、

SUZAKUの電源を投入します(「1.3.1. ジャンパ」参照)。

• JP1:ショート

• JP2:オープン

図 5-1 BBootメニュー画面(スターターキット版)

ジャンパピンが正しく設定されていると、シリアル通信ソフトウェアの画面に図 5-1が表示されます。こ

こでEnterキーまたはaキーを押下してください。ブートローダーであるHermitの起動画面へ移ります(図

5-2)。

5-2 Hermit起動画面

Please choose one of the following and hit enter.

a: activate second stage bootloader (default) s: download a s-record file

t: busy loop type slot-machine

Hermit-At v1.1.12 (suzaku/microblaze) compiled at 21:41:20, Oct 18 2007 hermit>

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次に、イメージファイルをダウンロードします。以降の手順は、作業用 PC の OSによって異なります。

書き換え終了後、JP1、JP2をオープンに設定してSUZAKUを再起動すると、新たに書き込んだイメージ で起動します。

5.1.1. Windows の場合

「3.2.2. ダウンローダ(Hermit)のインストール」にてファイルを展開したフォルダにある、「Hermit-At WIN32(hermit.exe)」を起動します。

「Download」ボタンをクリックするとDownload画面が表示されます。

"Serial Port" には、SUZAKUと接続しているシリアルポートを設定してください。

"Image" には、書き込むイメージファイルを指定します。ファイルダイアログによる指定も可能です。

"Region" には、書き込むリージョンまたはアドレスを指定します。ここでは「image」を選択します。

図 5-3 ダウンロード画面

「実行」ボタンをクリックすると、フラッシュメモリへのダウンロードが開始されます。ダウンロード中 は、進捗状況が図 5-4のように表示されます。ダイアログは、ダウンロードが終了すると自動的に閉じ、図 5-5のようなダウンロード終了画面が表示されます。

注意

シリアル通信ソフトウェアがシリアルポートを使用している状態では、Hermit がシリアルポ ートを使用できないためダウンロードに失敗します。必ずシリアル通信ソフトウェアを終了

(シリアルポートを使用できる状態)してからHermitを実行してください。

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図 5-4 ダウンロード進捗ダイアログ

図 5-5 ダウンロード終了画面

TIPS

FPGA およびブートローダー領域を書き換える(「Region」に「fpga」および「bootloader」

を指定する)際は、「ForceLocked」をチェックする必要があります。これを選択しない場合、

警告が表示されブートローダー領域への書き込みは実行されません。

5.1.2. Linux の場合

Linuxが動作する作業用PCでターミナルを起動し、イメージファイルとリージョンを指定してhermit

コマンドを実行します。-i オプションでファイル名を、-rオプションでリージョン名を指定します。

図 5-6 hermitコマンドの実行

作業用PCで使用するシリアルポートがttyS0以外の場合、オプション「--port “ポート名”」を追加し てください。

[PC ~/uClinux-dist-YYYYMMDD-suzakuX/images/]$ hermit download -i image.bin -r image

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TIPS

FPGAおよびブートローダー領域を書き換える(-rオプションにfpgaおよびbootloader を指定する)際は、--force-lockedを追加する必要があります。これを指定しない場合、

警告が表示されブートローダー領域への書き込みは実行されません。

5.2. まとめ

この章では、オンボードフラッシュメモリの書き換え方法を紹介しました。そして、実際にHermitと呼 ばれるツールを使い、フラッシュメモリの書き換えも行ないました。

SUZAKU には、ここで紹介したHermitによる方法以外にも、フラッシュメモリを書き換える方法が用

意されています。詳しくは、参考文献[1]を参照してください。

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