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次のDRMは最終的なSLRT結果 に影響を与える:

1  戦闘結果表の結果:−2から+3 2  敵に専門砲兵がない場合(2.1):−1 3  敵砲兵値(地形による修正後)

 0-2:+0;

 3-6:+1;

 7-11:+2;

 12-17:+3;

18-24:+4:

 25以上:+5

 AP を受領した部隊からの砲兵値のみ計算 する。(割当 てのない砲 兵部隊と 専門砲 兵を持つ戦闘 部隊は 、0とし て計算する。)

4  ドイツ軍部隊:−1  戦闘に参加した部隊は純 粋にドイ ツ軍のみであり、A-H軍部隊は含 んではいけない。

5  防御側の士 気崩壊:−3  攻撃側 に対して。 防御側の どれか1個部隊が士気崩壊していなければいけない。

プレイノート:防御側は、 士気崩壊し た部隊を戦闘保留す ることができる−10.1.3参照

6  攻撃側がレベル4IP でスタックしている敵を攻撃して いる場合:+1  攻撃側に対して。

7  戦闘 優劣差 が6:1を 越える場 合:6:1を超 える2コラ ムごとに攻撃側 に対し−1( すなわち、7:1又は8:1=−

1;9:1又は 10: 1=−2; 11:1又は12:1= −3;以下 続く)。

8  戦闘 優劣差 が6:1を 越える場 合:6:1を越 える3コラ ムごとに防御側に対し+ 1(すなわち、7:1〜9:1=+ 1;

10:1〜12:1=+2;以下続く)。

9  戦闘優劣差が1:4未満の場合:1:4未満の1コラムご とに防 御側 に対 し− 1(すなわち 、1: 5=− 1;1: 6=−

2;以下続く)。

10  包囲された防御側(10.4):+2  防御側に対して。

11.0  戦闘結果        11.1  ステップロス

 1 ステップを超えるステップ数を有 する部隊 は、部隊の 駒の下 にステッ プロスマーカ ーを置い て、ステップロスを 表示 する。固 有の ステップ 数か らマーカ ーの数 を引いた 分が、部隊の減少したステップ数(裏面)と等しくなったら、

部隊の駒を裏返 す。 減少し たステップ数 から部 隊が使用 できるステップ数と等しいマーカー数を引いた時、部隊は プレイから除去される。部隊は部隊が使用できるステップ 数以上の損耗は受けない。1 ステップしかない部隊は、1 ステップの損耗を受けたら除去される。

11.1.1  ステップロスの配分:

プレイヤーは、戦闘中 に生じたステップロスを以下の制 限内でどの部隊にSLRTとして適用 するかを決める。

1  戦闘中 に被ったステップロ スは、戦闘 に参加し た部隊 に可能 な限り均 等に配分しなけ ればならない。 それ ぞれ の参加部隊は、除去される部隊があれば別として 1 個部

隊が2ステップロスする前に1ステップロスするように配 分しなければならない。

2  要塞 部隊は、ヘッ クスにいる全他 部隊が なくならない 限り、SLRTの適用は受けない。

3  戦闘保 留の部隊 は、ステッ プロスを受け取る ことはで きない。

プレイノート:増 強部隊(Asset Unit)のステップロスは、

配属先編成部隊(6.4.1)の戦闘後EC DRMに影響を与え る。

11.2  退却

  退却は2つの方法で発生する:CRTの結果又は戦闘後 ECの失敗である。

デザインノート:GTが2〜3日間という1914,Twilight in the East が選択したスケールのため、退却 の結果は戦 闘直後の 結果をまさ に表 現している 。退却 は多くの原因 で引き起 こされ 得る:情報 不足 による 神経質 な指 揮官の 決心、緊急に使用できる弾薬の不 足、混乱し た部隊の認 識の必要性等

11.2.1  一般的なルール:

全ての退却がヘックスで表される。移動ポイントではな い。退却する部 隊は常 にスタックとし て退却し、 以下の場 合を除き分離しない。

・もしある部隊 が他の部隊 以上に退却 すべき義務を負 ったとき。

・オーバ ースタック状 態を回避 するため退却の 最後の ヘックスでスタック限 度を満足さ せる必要が ある 部隊 は、退却を続ける。

例:2個歩兵師団の退却の最終ヘックスにはすでに2個歩 兵師団が存在する(オーバースタッ ク状態になっている)。

この状態を改善するためには、2個の退却師団のうち1個 をさらに1個ヘックス余分に退却させる。

11.2.1a  増強部隊(Asset Unit):

編成部隊と一緒にスタックしている増強部隊は、常に配 属先の部隊と一緒 に退却 する。 そして退 却が完了 するま で配属は解かない。

11.2.1b  効果チェックDRM:

CRTによる退却を要求された部隊のそれ ぞれのヘック スに対し、+1の戦闘後EC DRMを課し、退却する部隊 ごとサイコロを振る(11.3.1)。

11.2.2  退却の優先順:

退却を要求され た時、 それ ぞれのプレイ ヤーは部隊を 後方へほぼ真っ直ぐに退却させる。 一般に攻 撃方向とは 逆方向で下記の優先順に沿って退却 する:

1  戦闘中に占領 していた(以前の)ヘックスか ら最大限の 距離を退却

2  その配属軍地域(Army’s Area Attachment)内で留 まる

3  友軍占領ヘックス(4.3)へ

4  部 隊指揮 系統 上の補 給源 −軍団 段列、 小規 模補給 所又は大規模補給所の どれか1つの方向へ(これら補給 源から相当離れて退却する部隊はCELの減少を被る−

11.2.3下記参照)。

11.2.2a  退却を行うプレイヤーの裁量:

上記優先順を適合しようとする退却を行うプレイヤーは、

敵ZOCを避けるための経路を、又は上記11.2.2に記さ れている優先順の 1つでも遵守 できない場合は 、最小限 の敵ZOCの通過を選択 することができる。

(退却を行うプレイヤーはもし望むなら、敵 ZOCを通過し て退却する選択ができる。)

11.2.2b  退却の制限:

戦闘中、敵部隊が 占領していたヘックスに進 入又は通 過して退却はできない。しかし退却のために敵が放棄し、

退却不可能 な状態(11.2.6)を避けるためでないならば入 っても良い。

11.2.2c  要塞守備部隊退却の優先順:

12.4.1参照

11.2.3  自隊の補給源から離隔する退却:

CRTとECの結果による全ての退却が完了した後、も し部隊が2ヘックス以上の退却を(ある理由か ら)要求され たら、指揮系統上の 補給源−軍団段列、 小規模補給所、

大規模補給 所−か ら離隔し て退却 させる。 その時 もし友 軍要塞部隊 がスタックしているところ に退却し なければ、

1CEL減少することになる。もしCEL減少の割当てが不 可能ならばステップロスに変える。

11.2.4  退却と地形:

・部隊は退却の時移動を禁じ られているヘックスサイド を横切るか又はそのヘックスに入ることはできない。

・もしスタックが橋のない主要河川ヘックスサイドを越え

て退却を要求さ れたら、全任務 部隊(Forces)(2.1)の CELを1レベル落とす。さらに全砲兵部隊は除去され る。もしCEL減少の割当てが不可能ならばステップロ スに変える。

・山岳ヘックスから進出又は山 岳ヘックスに進 入しある いは山脈のヘックスサイドを横切 って退却を要求 され た砲兵部 隊は、 道路又は 鉄道線を 使用しない 限り除 去される。

例外:ID GAR.3、GAR.8、GAR.14を持つ A-H軍砲兵 は、山脈のヘックスサイドを越えてあるいは 山岳ヘックス から進出又は山岳ヘックスに進入して退却しても良い。

11.2.5  戦闘後の敵ZOCと退却:

(1)  退却目的のために、友軍部隊は敵ZOCを無効にす

る。

(2)  スタッ クが 友 軍部 隊 によ って占領 さ れ てい ない 敵 ZOCのヘックスに退却で進入し たならば、ただち に

・全任務部隊(Forces)(2.1)のCELを1レベル落とす。

(3)  もし退却によって敵 ZOCの 2度目の非占領ヘックス に入ったならば、直ち に

・スタックの全任務部隊(2.1)のCELを追加レベルまで 落とし、

・スタックしているそれぞれの任務部隊から1ステップ 落とし、

・全砲兵を除去する。

(4)  もし スタ ッ クが3度 目 、4度 目 あるい は5度 目 に敵 ZOCの非占領ヘックスに入ったならば、直ちに

・スタックの全任務部隊(2.1)の CEL を追加したレベル (最大1)だけ下げ、

・退却したそれぞれのヘックスにいるスタック中の任務 部隊から追加のステップを取る。

  退却したヘックスに友軍部隊が存在すれば、敵 ZOCを 無効にする。

例:1個歩兵師団規模の部隊と1個歩兵増強部隊(Asset

Unit)と 1 個騎兵師団規模の部隊と2個砲兵部隊が2度

目の敵ZOCに退却する。スタックは歩兵1ステップ、騎兵 1ステップ及び両砲兵部隊を失う。

  歩兵増強部 隊(Asset Unit)は、歩兵師団規 模の任務 部隊の一部と考えられる。

プレイノート:敵 ZOCを通過して退却する際に被るステッ プロスは、戦闘後 ECを修正しない。(任務部隊はすでに

その戦闘効果状態を減少させている。)

11.2.5a  士気崩壊した部隊:

全てのCELの減少は敵ZOCを通過して退却すること を要求された部隊のステップロスに変換し、士気崩壊する。

(戦闘時かあるいは敵ZOCを通過して退却したため。)

例:−3の戦闘効果状態を持つ部隊が敵ZOCを通って3 ヘックス退却する。最初に敵ZOCに入った時、戦闘効果 状態は−4(士気崩壊)に落ちる。2度目の敵ZOC侵入で 2ステップロスとなる(1つは通常 のステップロス、 もう1つ はCEL減少が変換したステップロス)。3度目の敵ZOC 侵入で2ステップロスとなる。(1つは通常のステップロス、

もう1つはCEL減少が変換したステップロス)。

11.2.6  退却の不可:

ある編 成部 隊(2.1)は、 阻止 地形又 は敵部 隊 により退 却の義務を果たせない時がある。

(1)  もし退却 の義務が CRT によって発生し、 任務部隊

(Force) が 1ヘ ックスでも退 却 でき ない 時、 任務 部 隊

(Force)は降伏する(すなわち永久に除去される)。

(2)  もし退却の義務がCRTによって発生し、任務部隊が

少なくとも1ヘックス退却できれば又はもし退却の義務が EC の失敗によって発生したならば、任務部隊(Force)は 1 ステップロスと退却 に失敗したそれ ぞれのヘックスで1 CEL 減少の損害を被る。 それ ぞれ の任務部 隊(Force)

の CEL 減少を達成できなかった場合、ステップロスに変 えることができる。

プレイノート:敵部隊によって退却することがなかった任務 部隊(Force)は、 退却の不可 効果より も優先し て反撃

(Repulse)(8.5)してもよい。

11.2.7  以前に退却していた部隊との戦闘:10.1参照

11.2.8  補給所部隊の退却:

戦闘結果によって退却を要求された補 給所部隊は、崩 壊する。(補給所補充−16.4参照)

11.3  戦闘後効果チェ ック

  任 務 部 隊 (Force) は(1)  通 常 増 強 部 隊 (Asset Unit)を配属した 1個編成部隊か、(2) 1 個以上の増強 部隊(Asset Unit)を一緒にスタックさせて構成する。しか し編成部隊と一緒 にスタッ クはしない。(増強部 隊(Asset Unit)−6.4)

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