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SCRIPTSプロジェクトによるMaaS 12プロジェクトの整理

ドキュメント内 公共交通とまちづくり (ページ 38-42)

SMN( スマートモビリティネットワーク )

ニューヨーク市全体で 6 億台マイルの 交通量を追加した。

2)   SCRIPTSプロジェクトによるMaaS 12プロジェクトの整理

2012年以降実施されたMaaS実験/実装の12例を比 較整理している。12事例は、TransitApp、Optymod、 Mobility 2.0 services、SHIFT-Project100、UbiGO、 Mobility Shop、Smil、Tuup、My Cicero、Moovel、 Whim、WienMobil Labである。

SCRIPTS(Smart Cities’ Responsive Intelligent Public Transport System)

表 . MaaS schemes の特性比較表, 12 例

UbiGOは実装予定

【料金の支払い】 利用者が自らのニーズに合わせて複数のモビリティサービスを 自由に組み合わせて使い、その料金を後から支払うというタイプのMaaSと、月ぎめ でモビリティパッケージを購入するタイプのMaaSがある。

【統合プラットフォーム】 MaaSの利用者はデジタルプラットフォーム(モバイルアプ リかウェブページ)を通して、その移動に必要な全てのサービスにアクセスし、予約 し、発券し、支払い、リアルタイム情報を入手する。また、天気予報、個人の活動 スケジュールとの調整、移動履歴レポート、請求書発行、フィードバック等のその 他のサービスを利用できる場合がある。

【複数のアクター】 MaaSのエコシステムは、異なるアクターの相互作用の上に構築 される。アクターは、モビリティの需要者(個人と企業)、交通サービスの供給者(民 間と公共)、プラットフォーム所有者である

【技術面】 モパイルコンピュータ、スマートフォン、モバイルインターネット(WiFi,

3G, 4G, LTE)などのデバイス、GPS、電子発券と電子決済、データベース管理システ

ムと統合インフラ(IoT)など、が活用される。

【需要への対応】 需要応答型サービスを含むマルチモーダルなトリッププランニ ングを通して、顧客の観点から最適な交通解決策を提供しようとする。

【登録の要請】 利用者は利用可能なサービスにアクセスするためにプラットフ ォームへの参加を要請される。個人、ケース、世帯に対してアカウントが発効され

、サービス利用を容易にし、サービスのパーソナライゼーションを可能にする。

【パーソナライズ】 システムは、彼/彼女のプロファイル、表示されたし好、過去の 行動(移動履歴など)に基づき、特定の勧告やテーラーメイドの解決策を提供する。

【カスタマイズ】 利用者は、より好ましい移動を経験するために、特定のトリップ チェインや様々な手段の利用を自由に組合せたモビリティパッケージを構築する。

「統合型モビリティサービス」の提案

MaaSの利用者は,MaaSのサービスを一体的に 提供する主体である Mobility Operator”が用意 したサービスパッケージから任意のものを選択し

,そのパッケージに示された範囲内でのサービ スを受けることができる.利用者は

一つのスマートフォンアプリケーションで,移動手 段の選択肢の検索,予約手配,料金管理を実施 できる.

出典、藤垣 洋平・G.T. PARADY ・髙見 淳史・原田 昇;統合モビリティサービスの概念と体系的分析手法の提案、第54回土木計画学大会 出典、藤垣 洋平・PARADY ・髙見・原田;、The Multi-Cycle Model; A Modelling framework to evaluate MaaS Contract Scheme,TRB2018

「移動の新技術」を交通計画にどう活かすのかに関する知見

1) 自動運転の普及により、走行台キロと駐車需要が削減するとの大き

ドキュメント内 公共交通とまちづくり (ページ 38-42)

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