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SAP のリダイレクトリストアの環境例 (UNIX)

次のファイルを、ソースクライアント (通常、%ORACLE_HOME%¥database) から宛 先クライアント上の同じ場所にコピーします。

initSID.sap initSID.utl initSID.ora initSID.dba

%SAPDATA_HOME%¥sapbackup ディレクトリを、ソースクライアントから宛先クライ アント上の同じ場所にコピーします。

NetBackup for SAP のリダイレクトリストアを実行する方法

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NetBackup for SAP の宛先クライアントにログオンします。

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次のコマンドを入力します。

brrestore -d util_file -b last -m full

brrestore で -m dest_dir オプションを使用しないでください。このオプションを 使用すると、元のディレクトリではなく、指定したディレクトリにファイルがリストアされ ます。

#!/bin/sh

# this shell is used to change some logically linked files

# during a restore sed -e '

s¥/oracle¥/SAP¥/home_db¥/oracle¥/sap¥/' $1 > $2

バックアップが開始されると、ファイルリストには次のようなソフトリンクでファイルパスが表 示されます。

/oracle/SAP/sapdata1/btabd_1/btabd.data1

ただし、ファイルのバックアップを行う実際のパスは、次のとおりです。

/home_db/oracle/sap/sapdata1/btab_d/btabd.data

リストア要求が発行されると、入力ファイルリストにはソフトリンクでファイルパスが表示され ます。これらのファイルパスは、宛先クライアントの実際のパスに変換されます。このパス がソースクライアントのパスと異なると、リストアが照会フェーズで失敗します。このような失 敗を回避するために、restore_filter スクリプトを使用してください。

BRRECOVER を使用したディザスタリカバリ

BRRECOVER を使用してディザスタリカバリを実行するときに、initSID.sap ファイル

が存在しない場合、BRRECOVER は「-p init<SID>.utl」パラメータを指定せずに BACKINT を呼び出します。

util ファイルパラメータが指定されずに呼び出された場合は、NetBackupfor SAP は

SAP_RECOVERY 環境変数を確認します。 環境変数が「disaster」に設定されている

場合は、util ファイルパラメータを指定せずにリストアを実行できます。 その場合、

NetBackup for SAP では、デフォルトの SAP ポリシーを使ってリストアを実行します。

失敗した NetBackup for SAP バックアップおよびリス トアの再開

システムエラーまたはリソースの競合により、バックアップおよびリストアが失敗または終了 する可能性があります。 たとえば、テープライブラリのテープ不足、ストレージユニットの 領域不足またはネットワーク接続の切断などの理由により、バックアップが失敗することが あります。データが 1 TB を超える大規模な環境の場合は、バックアップを最初からやり なおすことが現実的でない場合があります。

ポリシーでチェックポイント再開が有効になっていれば、SAP ツールはエラーが発生す る少し前の時点からバックアップを再開できます。有効の場合、バックアップポリシーの属 性タブで調整されていないかぎりデフォルトのチェックポイント間隔は 15 分です。失敗し 第 7 章 SAP のバックアップとリストアの実行 90 BRRECOVER を使用したディザスタリカバリ

たジョブでは、すでにバックアップが完了したファイルの部分イメージおよびカタログエン トリが NetBackup によって NetBackup カタログに保持されます。

また、SAP ツールは前回リストアされなかったファイルのみのリストアを再開できます。こ の機能はバックアップポリシーのチェックポイント再開オプションには依存しません。

注意: アクティビティモニターからバックアップまたはリストアを再開しようとすると、失敗し ます。

メモ: SAP ツールでは、backintを使用して、Oracle データベースの失敗したバックアッ プおよびリストアを再開します。

SAP ツールでは、Oracle データベースの失敗したバックアップおよびリストアを再開す る場合に、RMAN の使用をサポートしていません。また、MaxDB でも失敗したバックアッ プまたはリストアを再開することはできません。

NetBackup for SAP バックアップの再起動

Oracle データベースの SAP のバックアップは、brbackup コマンドによって開始されま

す。 brbackup コマンドによって、適切なオプションが指定された NetBackup for SAP エージェント(backint)が呼び出され、バックアップの対象となるファイルのリストが提供 されます。 バックアップは、正常に終了する場合と失敗する場合があります。

結果として、次の処理が行われます。

バックアップが成功した場合:

バックアップが正常に行われた各ファイルに対して、backint は brbackup へ次の メッセージを送信します。

#SAVED BID filename

<Check Alignment of PHs>SAVED ... で始まるメッセージを受信するごとに、

brbackup は次の情報をログファイルに書き込みます。

UNIX または Linux の場合:

#FILE... /home1/orasap/inp/file1

#SAVED.... VXF1134574401 Windows の場合:

#FILE... C:¥oracle¥SUD¥sapdata1¥file1.dbf

#SAVED.... VXF1134574401

バックアップが失敗した場合:

第 7 章 SAP のバックアップとリストアの実行 91 失敗した NetBackup for SAP バックアップおよびリストアの再開

バックアップが失敗した各ファイルに対して、backint は brbackup へ次のメッセー ジを送信します。

#ERROR filename

<Check Alignment of PHs>ERROR ... で始まるメッセージを受信するごとに、

brbackup はログファイルに次のメッセージを書き込みます。

UNIX または Linux の場合:

BR0233E Backup utility has reported an error while saving file /home/orasap/inp/filename

Windows の場合:

BR0233E Backup utility has reported an error while saving file C:¥oracle¥SUD¥sapdata1¥file1.dbf

バックアップは、次に示すように、NetBackup の動作と関連しないいくつかの理由によっ て失敗することがあります。

テープライブラリのテープが不足した場合

ネットワーク接続に問題が発生した場合

ユーザーによってバックアップが強制終了されたが、後で再開する場合

このような場合、NetBackupNetBackup for SAP では、すでにバックアップが完了した ファイルの部分イメージが保存されます。

また、NetBackupNetBackup カタログのカタログエントリも保存されます。 次のメッセー ジが返されます。

#SUCCESS BID filename - ファイルがバックアップされた場合

#ERROR filename - ファイルがバックアップされなかった場合

NetBackupNetBackup に関係のない問題が原因でバックアップが終了した場合は、完 全なバックアップをやりなおす必要はありません。 brbackupコマンドおよび -f logfile パラメータを使用します。 brbackup コマンドによって、まだバックアップする必要がある ファイルが自動的に判断されます。 次の項では、-fパラメータを使用してバックアップを 再開する方法について説明します。

NetBackup for SAP ポリシーのチェックポイント再開オプション