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15(5):調理油過熱防止 装置

・高温モード

調理油過熱防止装置は、次に掲げる基準に適 合すること。

(5) 高温モードは、次に掲げる基準に適合す ること。

イ 点火の際及び使用中に使用者の意識なし に、設定できないこと。

ロ 使用時は、高温モードであることが表示 ランプなどにより明確に分かること。

ハ 高温モードから消火への操作は1操作で 実施可能であること。

ニ 高温モードのための設定ボタンやつまみ その他の設定操作部は、専ら高温モードのた めに使用されること。ただし、設定を解除す る機能を備えるものとの兼用にあつては、こ の限りではない。

ホ 1回の高温モード使用後、解除されるこ と。

- こんろ - - S2103 6.2.1

17(2):炎の安定性(キャ ビネット扉開閉時)

通常の使用状態において、次の表の事項の欄 に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準 に適合すること。

(2) 台所組込型及びキャビネット型のこんろ 部にあっては、キャビネット扉開閉時

・バーナーの安定性:消火及び逆火のないこ と。

消火がないこととは、点火15秒後にお いて、ノズルに対応したバーナーごと に炎が消滅することがないことをい う。

逆火がないこととは、点火して30分経 過するまでの間炎がバーナー内部で燃 焼している状態にならないこと及び逆 火による消火がないことをいう。

キャビネット扉 開閉時(組込形 及びキャビネッ ト形のこんろ部 に適用)

キャビネット扉開閉時(組込形及びキャビ ネット形こんろ部に適用)

・バーナの炎の安定性:消火及び逆火のない こと。

3.3.2 S2103 表4

20:ガスの取入部 (プ ラグ・ソケット)の着脱 の確実性

液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19の図1及び図2の形状のものにあつては、次 に掲げる基準に適合すること。

(1) プラグ又はソケットの着脱が、円滑かつ 確実にできるものであること。

- ガス接続口 ガス接続口に使用する器具コンセントは、次 による。

ガス機器用迅速継手との着脱が円滑、かつ、

確実であること。

(c)通常の使用操作で気密を損なう緩みや変 形などが生じないこと。

1.4.1 (5)

S2092 6.1

27(2):空気調節器のつ まみ操作

空気調節器は、次に掲げる基準に適合するも のであること。

(2) つまみを動かして空気を調節するものに あつては、つまみの操作が円滑、確実であ り、かつ、開閉のための操作の方向が明示し てあること。

- 空気調節器 バーナの空気調節器は、次による。

(2) 空気調節を行う機器でつまみを有するも のの空気調節器のつまみは、容易に操作が行 える位置にあり、操作が円滑、かつ、確実に できること。

1.4.6 (2)

S2092 6.7 使用者及

び使用場 所を考慮 した安全 設計

1(4) 液化石油ガス器具等は、

想定される使用者及び使 用される場所を考慮し、

人体に危害を及ぼし、又 は物件に損傷を与えるお それがないように設計さ れているものとする。

二次文書

(省令の運用及び解釈) JIA検査規程

こんろ機能付 業務用 ガス厨房機器

検査規程 (JIA D 009)

二次文書(例示基準) 要求事項

一次文書

(技術基準案・性能規定)

分類

性能規定 参考(関連JIS)

内容

省令技術上の基準 省令の運用及び解釈 規格番号 箇条

項目

JIS制定(案)

一次文書(技術上の基準・仕様規定)

- 材料一般 2.1 S2092 5.2

空気調節器 6.7

機種別構造 S2103 6.2

材料一般 2.1

2.1.2

S2092 5.2

空気調節器 6.7

燃焼ガスの通る 部分

6.8

機種別構造 S2103 6.2

耐熱性等 を有する 部品及び 材料の使 用

1(5) 液化石油ガス器具等に は、当該液化石油ガス器 具等に通常想定される使 用環境に応じた適切な耐 熱性、耐食性等を有する 部品及び材料が使用され るものとする。

機器に使用される材料は、通常の使用、保守 条件において受ける可能性のある機械的、化 学的及び熱的作用に耐えるものであり、か つ、次による。

耐熱性

・ガスを内包する部分(ねじ以外のガス接続 口を除く):500℃で溶融しない。

・こんろ用汁受け皿:500℃で溶融しない。

・バーナの空気調節器:500℃で溶融しない。

・燃焼部の外郭 及び水入れ皿 の材料( 下方 排気方式のものに限る。 ) :500℃で溶融し ない。

・ねじ以外のガス接続口:350℃で溶融しな い。

ただし、パッキン類(ダイヤフラム及びゴム 製弁体を含む。以下同じ。)などの気密保持 部材は、この限りでない。

液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液 化石油ガスの通る部分(ダイヤフラム、パッ キン類、シール材その他の気密保持部材は除 く。)、こんろ用汁受け皿、グリル水入れ皿 及び空気調節器は、温度500度において溶融 しないこと。ただし、液化石油ガスの取入部 が技術上の基準の欄の19の図1、図2、図3又 は図4の形状のものについては、温度350度に おいて溶融しないこと。

1:耐熱性

機器に使用される材料は、通常の使用、保守 条件において受ける可能性のある機械的、化 学的及び熱的作用に耐えるものであり、か つ、次による。

耐食性

・ガスを内包する部分:不燃材料であって、

耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理 を施したもの

・バーナの空気調節器:不燃材料であって、

耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理 を施したもの

・燃焼ガスの通る部分:不燃材料であって、

耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理 を施したもの

・燃焼部の外郭 及び水入れ皿の材料(下方 排気方式のものに限る。) :不燃材料で あって、耐食性材料又は表面に耐食性のある 表面処理を施したもの

・こんろ用汁受け皿:金属材料であって、耐 食性材料又は表面に耐食性のある表面処理を 施したもの

液化石油ガスの通る部分、こんろ用汁受け 皿、グリル水入れ皿 、クッキングテーブル における燃焼部のケース 、空気調節器及び排 ガスの通る部分は、日本工業規格

S2092(2010)家庭用ガス燃焼機器の構造通則 の表5耐食性のある金属材料に定める規格に 適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食 性のある材料又は表面に耐食処理を施した金 属で製造されていること。

「表面」とは、液化石油ガスの通る部 分(パイロットバーナー、メーンバー ナー及びノズル以外の部分に限 る。)、器具栓、バーナー受け及び汁 受けにあっては外面を、パイロット バーナー、メーンバーナー、ノズル及 び空気調節器にあっては内面及び外面 をいう。

2:耐食性

二次文書

(省令の運用及び解釈) JIA検査規程

こんろ機能付 業務用 ガス厨房機器

検査規程 (JIA D 009)

二次文書(例示基準) 要求事項

一次文書

(技術基準案・性能規定)

分類

性能規定 参考(関連JIS)

内容

省令技術上の基準 省令の運用及び解釈 規格番号 箇条

項目

JIS制定(案)

一次文書(技術上の基準・仕様規定)

4:耐ガス性 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール 材、パッキン類、弁及びダイヤフラム は、液 化石油ガスに侵されないものであること。

「液化石油ガスに侵されない」とは、

例えば、日本工業規格S2092(2010)家 庭用ガス燃焼機器の構造通則5.2材料 一般b)に適合していることをいう。

材料一般 ガスの通る部分に使用するパッキン類、シー ル材など の気密保持部材は、次による。

(1) ゴム又はプラスチック製の材料は、質量 変化率が20%以内であり使用上支障のある軟 化、ぜい化などがないこと。

(2) ゴム製のもの〔JIS B 2401(Oリング)の 規定に適合するものは除く〕は、n-ペンタ ンの1時間当たりの透過量が5mg以下であるこ と。

(3) シール材及び器具栓に使用するグリース は、質量変化率がガス温度20℃の場合10%以 内、ガス温度4℃の場合25%以内であるこ と。

2.2 (1) (2) (3)

S2092 5.2

18(2):温度上昇  (部品)

通常の使用状態において、各部の温度が次に 掲げる温度を超えないこと。

(2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユ ニットの表面にあつては試験室の温度に 50度 を加えた温度、器具ガバナーの表面にあつて は試験室の温度に 35度を加えた温度。ただ し、次の条件に適合する場合には、これらの 温度を超えることを妨げない。

イ 液化石油ガス閉止弁については、日本工 業規格S2093(2010)家庭用ガス燃焼機器の試 験方法の表16機能部品の耐熱試験の1ガス閉 止弁(器具栓を含む。)に定める規格に適合 する方法により試験を行い、弁の開閉に支障 がなく、かつ、技術上の基準の欄の22(4)

(器具栓にあつては、技術上の基準の欄の 22(3))に定める基準に適合すること。

「各部の温度」の測定は、例えば、日 本工業規格S2103(2010)家庭用ガス調 理機器の表4性能及び試験方法中平常 時温度上昇に定める方法がある。

温度上昇

(平常時 温度 上昇)

省令対応の平常時温度上昇

・器具栓を含むガス閉止弁本体のガスの通る 部分の外表面:85℃又は耐熱試験によってガ ス通路の気密の項に適合し、かつ、使用上支 障のないことが確認された温度以下

・点火ユニット(圧電素子を含む)の表面:

85℃又は耐熱試験によって使用上支障のない ことが確認された温度以下

・器具ガバナのガスの通る部分の外表面:

70℃又は耐熱試験によってガス通路の気密の 項に適合し、かつ、調整圧力の変化が (0.05P1+30)Pa

以下であることが確認された温度以下 P1:耐熱試験前の調整圧力

※基準周囲温度35℃の状態のものである。

3.4.2 S2103 表4

ロ 点火ユニットについては、日本工業規格 S2093(2010)家庭用ガス燃焼機器の試験方法 の表16機能部品の耐熱試験の2点火ユニット

(圧電素子ユニットを含む。)に定める規格 に適合する方法により試験を行い、変形及び 変色がなく、かつ、技術上の基準の欄の5に 定める基準に適合すること。

ハ 器具ガバナーについては、日本工業規格 S2093(2010)家庭用ガス燃焼機器の試験方法 の表16機能部品の耐熱試験の3器具ガバナに 定める規格に適合する方法により試験を行 い、耐熱試験の前後における調整圧力の変動 が試験前の調整圧力の5パーセントに30パス カルを加えた値以下であること。

機能部品の耐熱性試験

器具栓以外のガス閉止弁及び、点火ユニット において、3.4.2 省令対応の平常時温度上昇 で耐熱試験を行っているものにあっては、次 表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合す ること。

・ガス閉止弁(器具栓を含まない)本体のガ スの通る部分の外表面:耐熱試験によってガ ス通路の気密の項に適合することが確認され た温度以下

・点火ユニット(圧電素子を含む)の表面:

耐熱試験によって、電気点火性能の項に適合 することが確認された温度以下

3.4.3 耐熱性等

を有する 部品及び 材料の使 用

1(5) 液化石油ガス器具等に は、当該液化石油ガス器 具等に通常想定される使 用環境に応じた適切な耐 熱性、耐食性等を有する 部品及び材料が使用され るものとする。

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