TCP/IP IPv4
半角数字で 12 文字まで入力できます。
1. Report
74
3 印刷する1. 操作パネルの〈 〉ボタンを押します。
2. [サンプル プリント]が表示されるまで、
3.8 PDFファイルを直接印刷する
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3.8 PDF ファイルを直接印刷する
本機では、PDF ファイルをプリンタードライバーを使用しないで直接プリンターに送信 して印刷できます。印刷データが直接プリンターに送信されるので、プリンタードライ バーを使用して印刷するときよりも簡単で高速に印刷されます。
注記
・ PDF ファイルを直接印刷した場合、[ジョブ履歴レポート]の日付や時刻、ホスト / ユーザー名、ド キュメント名は空欄になります。また、バナーシートを付けて印刷した場合、バナーシートの日時や ユーザー名、文書名には何も印刷されません。
PDF Bridge 機能
PDF Bridge は、本機が標準で搭載している機能です。PDF Bridge 機能を使用して PDF ファイルを印刷するには、富士ゼロックス株式会社製の ContentsBridge Utility を使用 する方法と、lpr や ftp コマンドなどを使って直接プリンターに送信して印刷する方法が あります。
補足
・ ContentsBridge Utility を使用する場合は、ドライバー CD キットの CD-ROM 内のマニュアルを参 照してください。lpr や ftp コマンドなどを使用する場合は、「ContentsBridge Utility を使用しない で PDF ファイルを印刷する」(P. 76) を参照してください。
・ PDF Bridge の機能を使って正しく印刷するためには、増設メモリー(オプション)が必要な場合があ ります。
印刷できる PDF ファイル
印刷できる PDF ファイルは、Adobe Acrobat 4、Adobe Acrobat 5(PDF1.4 で追 加された一部機能は除く)、および Adobe Acrobat 6(PDF1.5 で追加された一部機能 は除く)です。
補足
・ PDF ファイルの作成方法によって、プリンターに直接印刷できないことがあります。その場合は、PDF ファイルを開き、プリンタードライバーを使って印刷してください。
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3 印刷するContentsBridge Utility を使用しないで PDF ファイルを印刷する
ContentsBridge Utility を使用しないで、PDF ファイルを直接 lpr や ftp コマンドなど を使ってプリンターに送信し、印刷します。この場合、次の項目は操作パネルの[PDF]
の設定に従って印刷されます。
参照
・「[PDF]」(P. 106) 補足
・ [ リョウメン ] は、両面印刷モジュール(オプション)が取り付けられている場合に表示されます。
・ lpr コマンドを使って印刷する場合、部数の指定は lpr コマンドで行います。操作パネルの[ブスウ]の 設定は無効になります。なお、lpr コマンドで部数の指定をしない場合は、1 部として処理されます。
lpr や ftp コマンドを使って PDF ファイルを印刷する場合は、操作パネルまたは CentreWare Internet Services を使って、プリンター側の LPD ポートまたは FTP ポー トを起動しておく必要があります(工場出荷時:起動)。
参照
・「[LPD]」(P. 112)
・「[FTP]」(P. 121)
対象 OS
Windows NT 4.0/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003/
Windows Vista
PDF ファイルを印刷する
次に、lpr コマンドと ftp コマンドを使って PDF ファイルを印刷する場合の、コンピュー ター側の指定例を示します。
補足
・ ここでは、入力する文字を太字で表します。
・ 空白(スペース)は、△で表します。
lpr コマンドの場合
対象 OSWindows NT 4.0/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003/
Windows Vista
指定例コマンドプロンプトから、次のようにコマンドを入力します。
例:プリンターの IP アドレスが 192.168.1.100 で、event.pdf ファイルを印刷する
・ 部数 ・ ソート
・ 両面 ・ 用紙サイズ
・ 印刷モード ・ レイアウト
・ パスワード ・ カラーモード
C:\>lpr△-S△192.168.1.100△-P△lp△event.pdf 〈Enter〉キー
3.8 PDFファイルを直接印刷する
77
ftp コマンドの場合
対象 OSWindows 95/Windows 98/Windows Me/Windows NT 4.0/Windows 2000/
Windows XP/Windows Server 2003/Windows Vista
指定例コマンドプロンプトから、次のようにコマンドを入力します。
例:プリンターの IP アドレスが 192.168.1.100 で、event.pdf ファイルを印刷する
C:\>ftp△192.168.1.100 〈Enter〉キー Connectedbto 192.168.1.100.
220 FUJI XEROX DocuPrint C3050 User (192.168.1.100:(none)): 〈Enter〉キー 331 Password required
Password: 〈Enter〉キー 230 Logged is
ftp>bin 〈Enter〉キー 200 Command successful
ftp>put△ event.pdf 〈Enter〉キー 200 Command successful
150 Opening data connection 226 Transfer complete
ftp: xxxxx bytes sent in xxxSeconds xxxxxkbytes/sec.
ftp>
78
3 印刷する3.9 XPS ファイルを印刷する
本機では、Windows Vista で作成した XPS ファイルを印刷できます。
XPS ファイルを印刷するには、次の方法があります。
・ XPS ドライバーを使って、Windows Vista のアプリケーションから直接印刷する方法
・ 富士ゼロックス株式会社製の ContentsBridge Utility を使用する方法
補足・「XPS」とは、「XML Paper Specification」の略です。
・ XPS ドライバーを使用する場合は、「A.4 製品情報の入手方法」(P. 236) を参照して弊社のホームペー ジから、XPS ドライバーをダウンロードしてください。XPS ドライバーの使用方法は、ダウンロード するページを参照してください。
・ ContentsBridge Utility を使用する場合は、ドライバー CD キットの CD-ROM 内のマニュアルを参 照してください。
XPS ファイルを印刷するための設定
XPS ファイルを本機から印刷する場合は、操作パネルで次の設定を行います。
・ WSD の設定(ポートの起動)
・ XPS の設定(PrintTicket 処理の設定)
操作パネルでの操作
WSD および XPS の設定手順を説明します。
補足
・ メニュー画面は、何も操作しない時間が 3 分間継続すると、メニュー操作を中断し、プリント画面に戻 ります。その場合、中断されたメニュー操作は無効です。
・ WSD は、工場出荷時に「キドウ」(起動)に設定されています。変更していない場合は、設定の操作は 必要ありません。
WSD の設定
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、
メニュー画面を表示します。
2. [キカイ カンリシャ メニュー]が表示され るまで、〈 〉ボタンを押します。
補足
・ 選択したい項目を行き過ぎてしまった場合は、〈 〉ボ タンで戻ります。
3. 〈 〉ボタンで選択します。
[ネットワーク / ポート セッテイ]が表示 されます。
補足
・ 間違って、違う項目で〈 〉ボタンを押してしまった 場合は、〈 〉ボタンで前の画面に戻ります。
・ 最初からやり直したい場合は、〈メニュー〉ボタンを 押します。
メニュー
プリントゲンゴノ セッテイ
メニュー
キカイ カンリシャ メニュー
キカイ カンリシャ メニュー
ネットワーク / ポート セッテイ
3.9 XPSファイルを印刷する
79 4. 〈 〉ボタンで選択します。
[パラレル]が表示されます。
5. [WSD]が表示されるまで、 〈 〉ボタンを 押します。
6. 〈 〉ボタンで選択します。
[ポートノ キドウ]が表示されます。
7. 〈 〉ボタンで選択します。
現在の設定値が表示されます。
8. 〈排出 / セット〉ボタンで決定します。