Oracle Spatialを使用すると、ユーザーは、より簡単かつ直感的に空間データの格納、取出
しおよび操作を行うことができます。
空間データには、たとえば道路地図があります。道路地図は、点、線および多角形によっ て、都市、道路および県などの行政上の境界が表現されている、2次元のオブジェクトです。
道路地図は、地理情報を表します。都市、道路および行政上の境界の位置は、オブジェクト の相対的位置と相対的距離が保たれた状態で、2次元の画面または紙に投影されます。
表2-4を確認して、構成タスクを判断します。
Oracle Spatial の構成 の構成 の構成 の構成
1. MS-DOSコマンド・プロンプトからSQL*Plusを起動します。
C:¥> sqlplus /nolog
2. データベースにSYSDBAアカウントで接続します。
ユーザー名を入力してください: SYS/password AS SYSDBA 3. データベースを起動します(必要な場合)。
SQL> STARTUP 表
表表
表2-4 構成構成構成構成タスクタスクタスクタスク 状態
状態状態
状態 タスクタスクタスクタスク Oracle9iデータベースでOracle Spatial
をインストール
手動の構成は必要ありません。「Oracle Spatialの構成」で説明されている Oracle Spatialの構成タスクは、すべて自動的に実行されます。
Oracle9iデータベースの「カスタム」
インストールでOracle Spatialと Oracle9iデータベースを一緒に インストール
Oracle Database Configuration Assistantがインストールの終了時に起動し ます。次のオプションを選択した場合です。
■ 「カスタム」インストールの後に、「新規データベース・ファイルの作 成」
Oracle Database Configuration AssistantがOracle Spatialを自動的に構成 するかどうかを尋ねるプロンプトを表示します。
Oracle9iデータベースとは別の インストールでOracle Spatialを インストール
次のいずれかの方法で、Oracle Spatialを手動で構成する必要があります。
■ 「Oracle Spatialの構成」で説明されているOracle Spatialの構成タスク を実行します。
■ Oracle Database Configuration Assistantを起動して、「データベース 内のデータベース・オプションの構成」を選択します。
5. データベースにSYSTEMユーザーで接続します。
SQL> CONNECT SYSTEM/password
6. mdinst.sqlスクリプトを実行します。
SQL> @%ORACLE_HOME%¥md¥admin¥mdinst.sql
7. SQL*Plusを終了します。
SQL> EXIT
共有サーバーのサポート 共有サーバーのサポート 共有サーバーのサポート 共有サーバーのサポート
Oracle Database Configuration Assistantで、Oracle9i データベースの共有サーバー・サポー
トを使用可能または使用不可にすることができます。
Oracle9i データベースが共有サーバー・モード用に構成されていない場合は、専用サー
バー・モードで構成されています。
表2-5は、専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違いをまとめたものです。
注意注意注意
注意: スクリプトmdinst.sqlには、変数%MD_SYS_PASSWORD%が含ま れており、この変数はOracle Universal Installerによってインストール時に インスタンス化されます。したがって、mdsysユーザーのパスワードを変更 した場合は、手動インストールの際に、そのパスワードでmdinst.sqlスク リプトを更新することも忘れないでください。
表 表表
表2-5 専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い モード
モードモード
モード 説明説明説明説明
専用サーバー・モード Oracle9i データベースは、特定のクライアント接続専用としてリソースを割り当てます。
このモードは、次の環境に最適です。
■ データ・ウェアハウス環境
■ 少数のユーザーがOracle9i データベースに接続する環境
共有サーバー・サポートには、次の2種類があります。
■ Internet Inter-ORB Protocol(IIOP)クライアント
■ 2タスクOracle Netクライアント
この2つのタイプは相互に独立しています。つまり、次に示す組合せのいずれも使用できま す。
■ 両方のタイプのサポートを使用可能にする。
■ 一方のタイプのサポートを使用可能にし、他方のタイプのサポートを使用不可にする。 共有サーバー・モード
(以前はマルチスレッド・
サーバー・モードと 呼んでいた)
多くのクライアント・ユーザー・プロセスが、数少ないサーバー・プロセスを共有できま す。
多くのクライアント・ユーザーは、ディスパッチャ・プロセスに接続できます。その後、
ディスパッチャ・プロセスによって、クライアントの要求が、次の使用可能な共有サー バー・プロセスに送られます。接続が持続している間、それぞれのクライアント・ユー ザー・プロセスに対し専用サーバー・プロセスは存在していません。そのかわりに、アク ティブでないサーバー・プロセスがリサイクルされ、必要に応じて使用されます。このた め、システムのオーバーヘッドが軽減され、サポートされるユーザー数を増加できます。
このモードは、次の環境に最適です。
■ オンライン・トランザクション処理(OLTP)環境。
■ 多数のユーザーがデータベースに同時接続する。
■ 接続プーリング、接続多重化、ロード・バランスなどのOracle Netの機能を使用する 環境。
■ システム・リソースの高度な管理および使用が重要である環境。
■ 予測可能で高速なデータベース接続時間が非常に重要である環境。これは、Webア プリケーションの場合に非常に重要になることがあります。
注意 注意注意
注意: このモードは、Oracle9i JVM が正常に機能するために必要です。
関連資料 関連資料関連資料
関連資料: 共有サーバー・モードの詳細は、『Oracle9i Net Services管理 者ガイド』を参照してください。
表 表表
表2-5 専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い専用サーバー・モードと共有サーバー・モードとの違い(続き)(続き)(続き)(続き)
モード モードモード
モード 説明説明説明説明
表2-6は、データベースをどのようにインストールしたかによってOracle9i データベースの 現在の構成がどのように異なるかを説明しています。
表表表
表2-6 インストール方法に基づくデータベースの構成インストール方法に基づくデータベースの構成インストール方法に基づくデータベースの構成インストール方法に基づくデータベースの構成 インストール方法
インストール方法インストール方法
インストール方法 実行される構成実行される構成実行される構成実行される構成
Oracle9i Enterprise Editionインストール IIOPクライアントには共有サーバー・モード、2タスクOracle Netク ライアントには専用サーバー・モード。
Oracle Database Configuration Assistantを スタンドアロンで起動してインストール
Oracle9i JVMを選択した場合、モードはIIOPクライアントの場合に共 有サーバー・モード。
次の手順を実行していない場合には、2タスクOracle Netクライアン ト用の専用サーバー・モード。
1. Oracle Database Configuration Assistantを実行します。
2. 「データベースの作成」を選択します。
3. 「New Database」を選択します。
4. 「共有サーバー・モード」を選択します。「共有接続パラメータの 編集」ボタンをクリックします。
5. 「共有サーバー・モード」ページの「基本」タブで、「サーバー・
プロセスの最大数」に対して20以上を入力します。
これで、2タスクOracle Netクライアント用の共有サーバー・モード のデータベースが作成されます。
IIOP クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能にする方法 クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能にする方法 クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能にする方法 クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能にする方法
IIOPクライアント用の共有サーバー・サポートは、Oracle9i JVMをインストールすると自 動的に使用可能になります。
2 タスク タスク タスク タスク Oracle Net クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能に する方法
する方法 する方法 する方法
2タスクOracle Netクライアント用の共有サーバー・サポートは手動で使用可能にする必要
があります。
2タスクOracle Netクライアント用の共有サーバー・サポートを使用可能にするには、次の
ようにします。
1. 「スタート」→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」→「Configuration and Migration Tools」→「Database Configuration Assistant」を選択します。
Oracle Database Configuration Assistantの「ようこそ」ページが表示されます。「次へ」
をクリックします。
2. 「データベース内のデータベース・オプションの構成」を選択します。「次へ」をクリッ クします。
3. 変更するOracle9i データベースを選択し、入力を求められたら、SYSDBAユーザー名と
パスワードを入力します。
4. 「次へ」をクリックします。
5. 「共有サーバー・モード」を選択し、「共有接続パラメータの編集」ボタンをクリックし ます。
6. 「共有サーバー・モード」ページの「基本」タブで、共有サーバー・パラメータに必要 な変更を加えます。パラメータの詳細を表示するには、「ヘルプ」をクリックします。
7. 「OK」をクリックします。
8. 「完了」をクリックします。
使用する初期化パラメータ・ファイルを選択するダイアログ・ボックスが表示されま す。
9. 該当するファイルを選択し、「OK」をクリックします。
初期化パラメータ・ファイルが変更されます。
10. Oracle9i データベースを停止して再起動し、変更を有効にします。
2 タスク タスク タスク タスク Oracle Net クライアント用の共有サーバー・サポートを使用不可に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用不可に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用不可に クライアント用の共有サーバー・サポートを使用不可に する方法
する方法 する方法 する方法
2タスクOracle Netクライアント用の共有サーバー・サポートは手動で使用不可にする必要
があります。
2タスクOracle Netクライアント用の共有サーバー・サポートを使用不可にするには、次の
ようにします。
1. 「スタート」→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」→「Configuration and Migration Tools」→「Database Configuration Assistant」を選択します。
Oracle Database Configuration Assistantの「ようこそ」ページが表示されます。
2. 「データベース内のデータベース・オプションの構成」を選択し、「次へ」をクリックし ます。
3. 変更するOracle9i データベースを選択します。
4. 「次へ」をクリックします。
5. 「専用サーバー・モード」を選択し、「完了」をクリックします。
使用する初期化パラメータ・ファイルを選択するダイアログ・ボックスが表示されま す。
6. 該当するファイルを選択し、「OK」をクリックします。
初期化パラメータ・ファイルが変更されます。
7. Oracle9i データベースを停止して再起動し、変更を有効にします。