3 インストール環境と事前準備
5.1 Oracle Database のインストール
本章では、Oracle Databaseをインストールする手順について説明します。
1. インストーラの起動
インストールするユーザー(ここではAdministratorユーザー)でインストール・メディアからsetup.exeを実行し、
インストーラを起動します。
あるいは、次のコマンドを実行します。
> <DATABASE_INSTALL_IMAGE>\database\setup.exe
2. セキュリティ・アップデートの構成
セキュリティの問題について、電子メールで通知を受け取る設定を行うことができます。チェックをつけた場合、
My Oracle Support (MOS) よりセキュリティに関する情報が届きます。ここでは、「セキュリティ・アップグレード をMy Oracle Support経由で受け取ります。」のチェックを外して、「次へ」をクリックします。
チェックを外した場合、次の警告メッセージが表示されます。内容を確認し、「はい」をクリックします。
3. Software Update のダウンロード
「ダウンロードにMy Oracle Support資格証明を使用」を選択した場合、ソフトウェアの更新(推奨パッチ等)
をインターネット接続(MOS経由)でダウンロードして適用することができます。
「事前ダウンロード済のソフトウェア更新を使用」を選択した場合、事前にダウンロードしておいたソフトウェア更 新を適用することができます。
ここでは、更新のダウンロードや適用は行わないため、「ソフトウェア更新のスキップ」を選択して「次へ」をクリッ クします。
4. インストール・オプションの選択
インストール・オプションを選択します。ここでは、データベースの作成は DBCA を利用するため、「データベー ス・ソフトウェアのみインストール」を選択して「次へ」をクリックします。
5. Grid インストール・オプション
インストールするデータベースのタイプを選択します。ここでは、「Oracle Real Application Clustersデータ ベース・インストール」を選択し、インストールの必要があるすべてのノードを選択した後に、「次へ」をクリックしま す。
6. 製品言語の選択
製品で使用する言語を選択します。ここでは、「日本語」と「英語」 が選択されていることを確認し、「次へ」を クリックします。
7. データベース・エディションの選択
データベース・エディションを選択します。エディションはライセンスの許諾内容に合わせて選択します。ここで は、「Enterprise Edition」を選択し、「次へ」をクリックします。
8. インストール場所の指定
ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定します。ここでは、「Oracleベース」にOracleベースのディレ クトリを、「ソフトウェアの場所」にOracleホームのディレクトリを指定し、「次へ」をクリックします。
9. 前提条件チェックの実行
インストール実行前に、OUI により前提条件のチェックが実行されます。全ての項目のチェックに成功すると、
自動的にサマリー画面に遷移します。失敗した項目がある場合は、適宜修正を行ってください。
10. サマリー
インストールする内容を確認後、「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
11. 製品のインストール
インストールが実行されます。終了画面が表示されるまで待ちます。
12. 終了
注意の欄にリモート・ノードで <Oracle Home>\bin\selecthome.bat を実行する必要がある指示があります。
リモートノードに接続し、コマンド・プロンプトで次のコマンドを実行します。
> <Oracle Home>\bin\selecthome.bat
上記コマンドを実行し、閉じる」をクリックしてください。これで、Oracle Databaseのインストールは完了です。
13. ARP プロトコル ドライバのインストール(Windows 2008 以上)
Oracle Grid Infrastructureのインストール中に、OracleのARPプロトコル ドライバ(oraarpdrv)は、デフォル トではインストールされないため、以下の手順にてインストールします。
oraarpdrvをインストールすることで、ノードダウン等によりVIPがフェール・オーバーした場合にARP テーブル
を更新するため、迅速にクライアントからフェール・オーバーしたVIPへ接続できるようになります。
1. oraarpドライバのインストール画面の表示
> %systemroot%\system32\netcfg.exe -l <GI_HOME>\bin\oraarpdrv.inf -c p -i orcl_ndisprot
2. oraarpドライバのインストール
「"Oracle America. Inc."からのソフトウェアを常に信頼する」にチェックを入れ、「インストール」ボタンを クリックし、インストールします。
3. oraarpdrvの起動
> net.exe start oraarpdrv
Oracle ARP Protocol Driver サービスは正常に開始されました。
4. gnsリソースの停止(gnsが設定されている場合)
> <GI_HOME>\bin\srvctl stop gns
5. scanリソース停止
> <GI_HOME>\bin\srvctl stop scan -f
6. nodeappsリソース停止
> <GI_HOME>\bin\srvctl stop nodeapps -n node01,node02 -f
7. nodeappsリソース起動
> <GI_HOME>\bin\srvctl start nodeapps -n node01,node02
8. scanリソース起動
> <GI_HOME>\bin\srvctl start scan 9. oraarpdrvの自動起動設定
> sc config oraarpdrv start= auto
[SC] ChangeServiceConfig SUCCESS
10. oraarpdrv起動確認
oraarpdrvがRUNNINGであることを確認する。
> sc query oraarpdrv
SERVICE_NAME: oraarpdrv
TYPE : 1 KERNEL_DRIVER
STATE : 4 RUNNING ← RUNNING であることを確認
(STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, IGNORES_SHUTDOWN) WIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0)
SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0) CHECKPOINT : 0x0 WAIT_HINT : 0x0