6 データベース作成
6.1 ASMCA を利用したディスク・グループの作成
「ディスク・グループ」タブの画面には既存のディスク・グループが一覧表示されます。ディスク・グループの新 規作成を実行する場合は「作成」をクリックします。
2. ディスク・グループの作成
ディスク・グループの作成に必要な情報を入力後、ASMで使用可能なデバイスにするためにディスク・ヘッダー へマーク付け(スタンプ)をします。ここでは、「ディスク・グループ名」に「DATA」を入力し、「冗長性」に「通常」が 選択されていることを確認した後に、「ディスクのスタンプ」をクリックします。
「Add or change label」ではラベルの追加や変更を実施します。ここでは、「Add or change label」が選択 されていること確認し、「次へ」をクリックします。
すべての共有ディスク・パーティションが候補として表示されます。Ctl キーを押しながら、ディスクをクリックしま す。ここでは、「DATA」ディスク用に、Harddisk5~6を選択し、「Generate stamps with this prefix」にチェック が入っていることを確認してから、作成するディスク・グループ名「DATA」を入力し、「次へ」をクリックします。
「ASM link name」と「Device」の項目を確認し、「次へ」をクリックします。
内容を確認し、「完了」をクリックします。
ディスク・グループに使用するデバイスを、スタンプされたディスクから選択し、ディスク・グループの作成を行 います。ここでは、使用するディスクを選択し、「OK」をクリックします。
ディスク・グループ「DATA」を作成しています。
作成が完了するとメッセージが表示されます。ディスク・グループが正常に作成されたことを確認し、「OK」をク リックします。クリック後、ディスク・グループの一覧画面に戻ります。
3. ディスク・グループの作成後の確認
作成したディスク・グループ「DATA」が正常にマウントされていることを確認します。ここでは、ディスク・グルー プ「DATA」の「状態」が「MOUNTED」となっていることを確認し、「終了」をクリックします。
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(注意)この後データベースの作成で使用するディスク・グループは「状態」列を確認して、ディスク・グループ を使用する全てのノードからマウントされている状態であることを確認しておきます。
ディスク・グループに対する管理操作メニュー(マウントあるいはディスマウント、ディスクの追加など)
は、操作を実行したいディスク・グループ行上で右クリックで表示できます。
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同様に、「FRA」ディスク・グループを作成します。
6.2 DBCA による RAC データベースの作成
DBCAを使用してRACデータベースを作成する手順を紹介します。
1. DBCA の起動
Oracle Databaseをインストールしたユーザー(ここではAdministratorユーザー)で、「スタート」メニューから
「Database Configuration Assistant」をクリックします。
または、Oracle Databaseのホーム・ディレクトリ下のBINから起動コマンドを実行します。
> <DB_HOME>¥bin¥dbca
2. DBCA の起動画面
DBCA を起動すると、「ようこそ」画面が表示され、作成するデータベースのタイプを選択します。ここでは、
RACデータベースを作成するため、「Oracle Real Application Clusters (RAC) データベース」を選択し、「次 へ」をクリックします。
3. 実行する操作の選択
実行する操作を選択します。ここでは、「データベースの作成」を選択し、「次へ」をクリックします。
4. データベース・テンプレートの選択
データベースの作成に使用するテンプレートを選択します。ここでは、データファイルを含むテンプレートの「汎 用またはトランザクション処理」を選択し、「次へ」をクリックします。
5. データベース識別情報の入力
データベースの作成に必要な情報を入力します。構成可能なRACデータベースのタイプは「管理者管理型」と
「ポリシー管理型」の2種類のタイプがあります。「構成タイプ」でどちらの構成タイプにするかを選択します。そし て一意のデータベース名を「グローバル・データベース名」に入力します。
ポリシー管理型のRACデータベースを作成する場合は、データベースを作成するサーバー・プールを指定す る必要があります。サーバー・プールを新規作成する場合は、「このデータベースのサーバー・プールを新規作 成」を選択して任意の「サーバー・プール名」を入力し、「カーディナリティ」でそのサーバー・プールに含まれるサ ーバーの最大数を定義します。
管理者管理型でRAC データベースを作成する場合は、サーバー・プールではなく RAC データベースを作成 するノードを指定します。ここでは、構成タイプに「ポリシー管理型」を選択し、グローバル・データベース名に
「orcl」、サーバー・プール名に「srvpool1」、カーディナリに「2」を入力し、「次へ」をクリックします。
6. 管理オプションの選択
管理オプションを選択します。Database Controlの構成やオプティマイザの統計の収集などのメンテナンス・タ スクを自動管理する機能の設定ができます。設定の変更は、「Enterprise Manager」あるいは「自動メンテナン ス・タスク」タブを切り替えて選択します。ここでは、Database Controlを構成するため、「Enterprise Manager の構成」がチェックされていることを確認し、「次へ」をクリックします。
7. データベース資格証明の指定
データベース管理者アカウント(SYS ユーザー、SYSTEM ユーザーなど)のパスワードを設定します。なお、
パスワードの長さは8文字以上で、アルファベットの大文字と小文字、および数字をそれぞれ1文字以上使うこ とを推奨しています。ここでは、「別の管理パスワードを使用」を選択し、各ユーザーのパスワードを入力して「次 へ」をクリックします。
8. データベース・ファイルの位置の設定
データベース・ファイルを配置する記憶域のタイプと配置場所を指定します。「記憶域のタイプ」では、「自動スト レージ管理(ASM)」 あるいは「ファイルシステム」を選択することができます。ここでは、「自動ストレージ管理
(ASM)」を選択し、使用するディスク・グループとして「+DATA」を設定します。設定した後に、「次へ」をクリックし ます。
ASM を 利 用 す る 場 合 、ASMSNMP ユ ー ザ ー の パ ス ワ ー ド を 要 求 さ れ ま す 。 「4.1 Oracle Grid Infrastructureインストールと構成」 の「11. ASMパスワードの指定」で指定したASMSNMPユーザーのパス ワードを入力し、「OK」をクリックします。
9. リカバリ構成の設定
データベースのリカバリ・オプションを選択します。「高速リカバリ領域の指定」にチェックをつけた場合、高速リ カバリ領域が設定されます。また、「アーカイブ有効化」にチェックをつけた場合、ARCHIVELOG モードで運用さ れます。ここでは、「高速リカバリ領域の指定」にチェックをつけ、「高速リカバリ領域」に事前に作成したディスク・
グループの「+FRA」を設定します。「高速リカバリ領域のサイズ」のサイズはデフォルトのままとします。そして、
「アーカイブの有効化」にチェックをし、「次へ」をクリックします。
10. データベース・コンテンツの設定
サンプル・スキーマの追加やデータベース作成後に実行するSQLスクリプトの設定が可能です。「サンプル・ス キーマ」あるいは「カスタムスクリプト」タブを切り替えて選択します。ここでは、「サンプル・スキーマ」へチェックを 外したまま、「次へ」をクリックします。
11. 初期化パラメータの設定
初期化パラメータの設定を行います。ここでは、「キャラクタ・セット」タブをクリックし、データベースの使用言語 を「Unicode(AL32UTF8)を使用」に設定後、「次へ」をクリックします。
12. データベース記憶域
データベース作成用の記憶域パラメータを設定します。設定可能なオブジェクトには、制御ファイル、表領域、
データファイル、ロールバック・セグメント、REDO ログ・グループがあります。これらのオブジェクトの新規作成や 変更を実施する場合は設定を行います。ここではデフォルトのまま、「次へ」をクリックします。
13. 作成オプションの選択
作成オプションを選択します。作成するデータベースをテンプレートとして使用する場合は「データベース・テン プレートとして保存」にチェックを入れます。また、データベース作成スクリプトを生成する場合は「データベース 作成スクリプトの生成」にチェックを入れます。ここでは、データベースのみ作成するため、「データベースの作成」
にチェックを入れたまま、「完了」をクリックします。
14. サマリーの確認
作成するデータベースのサマリーを確認します。内容を確認し、「OK」をクリックするとデータベースの作成が 開始されます。
15. 構成の実行
DBCAによるデータベースの作成が開始されます。
データベースの作成が完了すると、次の画面が表示されます。内容を確認し、「終了」をクリックすると、データ ベースの作成は完了です。
6.3 データベース作成後の確認
6.3.1 データベース稼働確認
srvctlコマンドを使用して、データベース・インスタンスが稼動していることを確認します。
> <DB_HOME>\bin\srvctl status database -d <DB_NAME>
インスタンス orcl_1 はノード node01 で実行中です。
インスタンス orcl_2 はノード node02 で実行中です。
次は、本ガイドでの接続例です。
ここでは、<DB_HOME>はD:¥app¥oracle¥product¥11.2.0.3¥dbhome_1です。
> D:\app\oracle\product\11.2.0.3\dbhome_1\bin\srvctl status db -d orcl
インスタンス orcl_1 はノード node01 で実行中です。
インスタンス orcl_2 はノード node02 で実行中です。
6.3.2 SCAN 接続確認
SCANによる接続を確認します。次の接続文字列を使用します。
また、接続にあたり環境変数ORACLE_HOMEおよびORACLE_SIDも設定しておきます。
> set ORACLE_HOME=<DB_HOME>
> set ORACLE_SID=<ORACLE_SID>
> sqlplus system/<SYSTEM_USER_PASSWORD>@<SCAN_NAME>:<PORT_NUMBER>/<SERVICE_NAME>
次は、本ガイドでの接続例です。
> set ORACLE_HOME= D:\app\oracle\product\11.2.0.3\dbhome_1
> set ORACLE_SID=orcl_1
> sqlplus system/[email protected]:1521/orcl
SQL*Plus: Release 11.2.0.3.0 Production on 火 11 月 28 10:10:42 2011 Copyright (c) 1982, 2011, Oracle. All rights reserved.
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.3.0 - 64bit Production
With the Partitioning, Real Application Clusters, Automatic Storage Management, OLAP, Data Mining and Real Application Testing options
に接続されました。
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