出力 X G1=171 Octal
付図 3- 10 OFDM フレーム構成
SP
は、付図
3-10に示すようにキャリア方向に
15キャリアに
1回、シンボル方向に
5シンボル
に
1回挿入される。TMCC(付図
3-10では
TMと表記。)は
3本挿入される。挿入される
OFDMキャリア番号は、2、22、34 とする。
12 ガードインターバル付加
ガードインターバルは、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)後の出 力データのうち、時間的に後側から、指定された時間長のデータを有効シンボルの前にそのまま付 加したものである。この操作を付図
3-11に示す。
付図
3-11 ガードインターバルの付加1 アナログ方式特定ラジオマイク
(TV ホワイトスペース帯、特定ラジオマイク専用帯、1.2GHz 帯) (技適・別表第
1号)
アナログ方式特定ラジオマイクの陸上移動局の無線設備の技術基準適合証明に係る試験項目は、
次に掲げるとおりである。
・送信装置
・周波数
・占有周波数帯幅
・スプリアス発射又は不要発射の強度
・空中線電力
・周波数偏移又は周波数偏位又は変調度
・隣接チャネル漏えい電力又は帯域外漏えい電力
2 デジタル方式特定ラジオマイク
(TV ホワイトスペース帯、特定ラジオマイク専用帯、1.2GHz 帯) (技適・別表第
1号)
デジタル方式特定ラジオマイクの陸上移動局の無線設備の技術基準適合証明に係る試験項目は、
次に掲げるとおりである。
・送信装置
・周波数
・占有周波数帯幅
・スプリアス発射又は不要発射の強度
・空中線電力
・隣接チャネル漏えい電力又は帯域外漏えい電力
OFDM
デジタル方式特定ラジオマイクの情報源符号化部については、本参考を参考とすることが できる。
1 情報源符号化部のパラメータ
OFDM
デジタル方式特定ラジオマイクの伝送方式は、使用条件に応じて、OFDM のキャリア変 調方式と誤り訂正の符号化率を変えることで、4 通りのパラメータ(mode 4、mode 3、mode 2、
mode 1)を選択することができる。mode
の番号が小さくなるのに伴って伝送耐性が高まる反面、
伝送容量は少なくなる。占有周波数帯幅は、
600kHz、288kHz、192kHzの
3通りの選択肢がある。
本参考では、
OFDMデジタル方式特定ラジオマイクの伝送方式で取り扱う伝送モード、情報ビット レート、音声ビットレート等のパラメータを示す。
1.1 占有周波数帯幅が600kHz
の場合
占有周波数帯幅が
600kHzの場合のモノラル伝送の情報源符号化部のパラメータを参表
2-1に示
す。mode 4、mode 3 でリニア
PCM伝送が可能である。
ドキュメント内
特定ラジオマイクの陸上移動局の無線設備(TVホワイトスペース帯、特定ラジオマイク専用帯、1.2GHz帯)標準規格
(ページ 88-91)