• 検索結果がありません。

M m d MVA

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 44-53)

r o e

o

h

w

・ 山氏C

Lm句いいU

N α D L R 7 L H

m

69. 0:t4. oab 128:t19a 113:t9

43.4:t6.8a 139:t26ab 119:t32

82.0:t14.4b 196:t13b 99.9:t16.8

Values are means:t SE恥1 fot fi ve rats per group.

Values with different superscript letters show significant difference at P < 0.05.

40

ル濃度に、 食事脂肪の違いによる影響は認められなかった。 肝臓のコレステロール7 α-ヒドロキシラーゼ、mRNAの発現量は、 ココナツ油食群>オリーブ油食群>サフラ ワ一泊食群のであった。 肝臓のLDLレセプタ-mRNAの発現量は、 ココナツ油食群

>サフラワ一泊食群>オリーブ、油食群の順で高かった。 肝臓のHMG-CoA還元酵素 mRNAの発現量は、 食事脂肪の違いによる影響を受けなかった。

III - 1 - 4 )拐さ

本実験ではコレステロールを負荷しない条件下で、 食事脂肪の種類がExHCラッ

トにおけるコレステロール代謝関連タンパク質の遺伝子発現へ与える影響を見るた めに、 飽和脂肪酸に官むココナツ油食群、 モノ不飽和脂肪酸に富むオリーブ油食群 および多価不飽和脂肪酸に富むサフラワー油食群を設けた。 第II章第2節に見られ たように、 ExHCラットにおいては食事コレステロールの刺激に対して、 コレステ ロール異化系の律速酵素であるコレステロール7αーヒドロキシラーゼ活性が大きく 応答したので、 その酵素活性に与える食事脂肪の影響ついても検討した。

本実験では、 血清脂質濃度はオレイン酸に富むオリーブ油食群で高く、 リノール 酸に富むサフラワ一油食群で低い値を示した。 飽和脂肪酸に富むココナツ油食群は

中間的な値を示した。 これらの結果は、

一般に飽和脂肪酸は血清コレステロール濃

度上昇的に作用するといわれ、 またオリーブ油はヒトにおいてコレステロール濃度 に対して中性的であるといわれている事[68Jとは一致しない。 しかし他の動物種 では[69, 70, 71 J、 同様な傾向も報告されている。 血清コレステロールレベルの 恒常性は、 主に肝臓におけるコレステロールプールサイズの変化に応じて、 リボタ ンパク質の取り込みやコレステロールの合成・異化のバランスが変化することによ り調節されることが知られている。 肝臓の総コレステロール濃度は、 オリーブ油食 群>サフラワー油食群>ココナツ油食群の順であった。 それに反比例してコレステ ロールの取り込みを行うLDLレセプターのmRNAレベルが低い値を示していた。 コ レステロール7α-ヒドロキシラーゼ、のmRNAの発現量は、 ココナツ油食群>オリー ブ油食群>サフラワ一泊食群の}I債であり、 活性も同様の傾向を示したがその変化は 顕著なものではなかった。 またコレステロールの合成を行うHMG-CoA還元酵素の

41

mRNAレベルは変化しなかった。 これらのことから、 食事にコレステロールが合ま れない場合には、 食事脂肪はコレステロール異化系の遺伝子の発現に直接影響する 可能性が示された。

111- 1 -5 小括

ExHCラットに3種類の脂肪を合むコレステロール無添加の純化食を与えて1週間 飼育し、 コレステロール代謝関連タンパク質のmRNAレベルを測定した。

血清の総コレステロール、 トリグリセリドおよびリン脂質濃度は、 オリーブ油食 群>ココナツ泊食群>サフラワ一泊食群の順であった。 肝臓の総コレステロール濃 度は、 オリーブ油食群>サフラワー油食群>ココナツ油食群の順であった。 肝臓の コレステロール7α-ヒドロキシラーゼmRNAの発現量は、 ココナツ油食群>オリー ブ油食群>サフラワー油食群のJI頃であった。 肝臓のLDLレセプタ-mRNAの発現 は、 ココナツ油食群>サフラワ一泊食群>オリーブ油食群の順であった。 肝臓の HMG-CoA還元酵素mRNAの発現量は、 食事脂肪の違いによる影響を受けなかった。

コレステロール7αーヒドロキシラーゼ活性およびミクロソーム中のコレステロール 濃度に、 食事脂肪の違いによる影響は認められなかった。

42

第2節 コレステロール添加食摂食時の影響

1II-2-1

緒言

食事脂肪の種類による血清脂質濃度や肝臓の脂質代謝への影響は、 食事コレステ ロールと組み合わせることでさらに多様なものとなることが報告されている

[71J。 またExHCラットは、 外因性のコレステロールなしでは高コレステロール 血症を発症しない口 本実験では、 ExHCラットにコレステロール食を与えることに より高コレステロール血症を発症させ、 その際の食事脂肪の種類による血清脂質濃 度への影響を検討した。

111-2-2 実験材料および方法

実験動物および食事

第II章第1節と同様の食事に1%コレステロールを添加し、 ExHCラットを1週間飼 育した。 ただし食事脂肪としてオリーブ油、 サフラワー油あるいはココナツ油を用

、\tt.亡ロ

屠殺およびサンプルの調製は第III章第1節と同様の方法で行った。

血清および肝臓脂質濃度

第II章第1節と同様な方法を用いて測定した。

LDLレセプタ一、 コレステロール7αーヒドロキシラーゼ、 HMG-CoA還元酵素、 ァ ポリボタンパク質 mRNA測定

第11章第1節と同様の方法を用いて測定した。

コレステロール7αーヒドロキシラーゼ活性の測定 第III章第1節と同様の方法を用いて測定した。

43

統計解析

第III章第l�íJと[1-1j,t美の方法を用いて測定した。

IIl-2-3

結果

体重増加足および摂食註

飼育期間中の体重増加量、 摂食量には食事脂肪の違いによる影響は認められなかっ た(結果は示していなし、)。

血清および肝臓脂質濃度

表lII-2-1に血清および、肝臓の脂質濃度を示した。

血清総コレステロール濃度は、 オリーブ油食摂食群において他の2群と比較して 顕著に上昇した。 逆に、 血清HDLコレステロール濃度は、 オリーブ油食摂食群では 他2つの脂肪食若手より低い値を示した。 血清トリグリセリド濃度は、 ココナツ泊食 群>オリーブ油食群>サフラワー油食群の順であった。 血清リン脂質濃度は、 オリー ブ油食群>ココナツ油食群>サフラワー油食群の順であった。 肝臓総コレステロー ル濃度は、 ココナツ油食摂食群が他2つの脂肪食群より低い値を示した。 肝臓トリ グリセリド濃度は、 サフラワ一泊食摂食群が他2つの脂肪食群より高い値を示した。

肝臓のリン脂質濃度、 遊離型コレステロール濃度には、 食事脂肪 の違いによる影響 は認められなかった。

無コレステロール食時(表IlI-l-l)と比較して、 コレステロール摂食に伴う顕著 な肝臓コレステロールとトリグリセリドの蓄積が見られた。 コレステローノレ負荷に 伴う血清コレステロール濃度の上昇は、 オリーブ油で最も顕著であった。 血清トリ グリセリド濃度はコレステロール負荷に伴っていずれの食事脂肪群も低下した。 血 清HDLコレステロール濃度ならびにリン脂質濃度はコレステロール負荷に伴って低

下した。

肝臓mRNA量およびコレステローノレ7αーヒドロキシラーゼ活性

表III

-2-2に肝臓mRNA量およびコレステロール7αーヒドロキシラーゼ活性を示し

Table III-2-1 Serum and liver lipids in ExHC rats fed a cholesterol­

containing diet

Dietary Fats

01ive oil Safflower oil Coconut oil

Serum lipids (mg/dl)

Total cholesterol 302:t8a 147:t2b 167:tl0b

HDL-cholesterol 14.3:tl.2a 21.8:t1.8b 25.2:t2.6b

Triglyceride 122:t30ab 95.4:tl1.6a 167:t15b

Phospholi pid 188:t6a 137:t6b 167:t16ab

Hepatic lipids (mg/g)

Total cholesterol 30.7:t2.0a 26.5:t2.4a 16.8:t2.7b Free cholesterol 6.03:tO.37 5.64:tO.97 4. 97:tO. 67 Triglyceride 30.4:tl.4a 53.1:t3.2b 23.9:t4.2a Phospholipid 27.9:tO.7 28.4:tO.9 27.1:t2.8

Values are means :t SEM for five rats per group.

Values with different superscript letters show significant difference at Pく0.05.

45

Table 111-2-2 Hepatic mRNA abundance of cholesterol metabolism related proteins and activities of cholesterol 7α-hydroxylase in ExHC rats fed a cholesterol-containing diet

OIive oiI

OF-u wd一明尚一覧D一nM

Coconut oil

7α-hydroxylase activity (pmol/min/mg protein) Microsomal free cholesterol (μg/mg protein)

42.0::tl.9a 37.4::t1.7a 84.7::t8.0b

20.7:t2.0 23.1:t1.0 22.1:t1.0

mRNAs (arbitrary unit) 7α-hydroxylase LDL receptor

HMG-CoA reductase

107:t15a 187:t19 113:t9

150:t49a 174:t22 102:t12

285:t29b 158:t30 9O.4:t22.8

Values are means :t SEM for five rats per group.

Values with different superscript letters show significant difference at P < 0.05.

46

た。

コレステロール7αーヒドロキシラーゼ活性は、 ココナツ油食摂食群が他2つの脂 肪食群より高い値を示した。 ミクロソーム中のコレステロール濃度に、 食事脂肪の 違いによる影響は認められなかった。 肝臓のコレステロール7αーヒドロキシラーゼ mRNAの発現は、 活性と同様にココナツ油食摂食群が他2つの脂肪食群より高い値 を示した。 肝臓のLDLレセプタ-mRNAおよび、HMG-CoA還元酵素mRNAの発現は、

食事脂肪の違いによる影響を受けなかった。

コレステロール無添加食時(表1II-1-2)と比較して、 コレステロール添加食ExHC ラットでは、 食事脂肪の穐類に関わらずコレステロール 7 αーヒドロキシラーゼ活性 とそのmRNAレベルは増加した。 LDLレセプター及び、HMG-CoA還元酵素mRNAレ ベルは、 食事コレステロール添加による影響を受けなかった。

111-2-4

考察

本実験ではExHCラットにおける高コレステロール血症発症に対する食事脂肪の 種類の影響を見るため、 コレステロール添加食に、 飽和脂肪酸に宮むココナツ油、

モノ不飽和脂肪酸に富むオリーブ油および多価不飽和脂肪酸に富むサフラワ一泊を それぞれ添加した。

コレステロール添加食にオリーブ油を組み合わせた食事群では、 他の脂肪食群に 比べ血清コレステロール濃度の上昇が大きく、 顕著な高コレステロール血症を発症 した。 サフラワー油食群とココナツ油食群では、 ほぼ同程度の血清コレステロール 濃度を示した。 ココナツ油食群の血清コレステロール濃度がオリーブ油食群のそれ よりも低い原因として、 コレステロール 7 αーヒドロキシラーゼ活性の増加に基づく 胆汁酸へのコレステロールの異化の充進が予想される。 また、 この酵素活性増加に は、 本酵素のmRNAレベルの増加から推定して、 酵素タンパク質量の増加が関与し ていると考えられる。 一方、 サフラワー油食群では、 オリーブ油食群と比較して、

この酵素の活性とmRNAレベルには差が見られなかった。 従って、 サフラワ一泊食 群の血清コレステロール抑制の機作はココナツ油食群のそれとは異なっていると考 えられる。 肝臓トリグリセリド濃度は、 サフラワー油食群で他の食事脂肪群よりも

47

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 44-53)

関連したドキュメント