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マリオ・マレンゴ La Morra

『ブルナーテ』最高の区画を所有

バローロのクリュでも最高のクリュと言われるブルナーテ。その中でも最高の区画を所有するのがマリオ・マレンゴ。バ ローロの頂点とも言われるこの区画からは緻密で繊細、大きなワインが産み出される。

ブルナーテ最高の区画

「エリオ・アルターレ」の「バローロ・ブルナーテ」は「マ リオ・マレンゴ」の葡萄を使って造られてきた。(現在 は契約が終了した)

『バローロ最高のクリュの1つがブルナーテ。その最 高の区画を所有するのがマリオ・マレンゴ。斜面、方 角、土壌、樹齢、全てが最高』

「ラ・モッラ」の特徴である「優雅さ」を高いレベルで 表現することができるのは限られた畑。「ブルナー テ」こそが「ラ・モッラ」。

1haの「ブルナーテ」は丘の中心部、南東向き。日 光が一番初めに当たる区画。標高は350mで丘の 中部に位置する。

「ブルナーテ」最高の区画と言われる彼等の「ブル ナーテ」は僅かに年400ケースの生産。

『樹齢は80年。ブルナーテで最も古い葡萄樹。土 壌は粘土石灰質だがシルトが混じっているのが特 徴。鉄分が少ないのも特徴』

もう1つ彼等の重要な畑がバローロ村の「ブリッコ・デ ッレ・ヴィオーレ」。0.9haの小さな区画で丘の最上 部を所有。1950年に植樹された古い区画で標高は 450mを超す。

『ブルナーテより石灰含有量が多く、標高はバロー ロ村で最も高い。ワインはより繊細で名前の通りス ミレの花の香が出る』

有機栽培と持続的農業

「マリオ・マレンゴ」は1899年からボトリングを開始。

創設者は現在の当主「マルコ」の父「マリオ」。所有 畑は全て合わせて3.5ha。

2001年父「マリオ」が亡くなり、「マルコ」が後を継ぐと 一気に評価を上げていった。彼は毎日畑にいること で造り手達の間で有名。

『毎日樹を観察すると葡萄樹の病気等の変化に気 がつける。早く気付けば薬剤を使わずに対処できる。

だから硫黄だけしか使わずに済む』

畑では硫黄と銅以外は使用しない。殺虫剤、除草 剤も一切使用しない。病気は予防と観察、介入の3 段階で対応できるが、「マルコ」は予防と観察で全て 対処できると考えている。

『バローロで葡萄樹を健康に保つ為に重要なのは 区画の場所に合わせて仕立を変えて湿気と陽光の 当たり方を調整すること』

必要な時期だけ殺虫剤の代わりに特定の害虫の産 卵や繁殖に合わせてフェロモン・トラップや蜂蜜、ヴ ィネガーが使われている。

畑では下草が伸ばされている。春先と雨が多い時

期のみ湿気を除去する為に刈り込みを行うが基本 的に1年間伸ばしっ放し。

『下草は急斜面のブルナーテでは重要。表土が流 れ落ちるのを防ぐ。同時に葡萄樹の根が横に伸び るのを防いでくれる』

ブルナーテ・リゼルヴァ

■バローロ・ブルナーテ・リゼルヴァ

「ブルナーテ」の畑の一部に1940年に植樹された 75年以上の樹齢の樹が0.16haだけ残っている。こ の葡萄だけを使って造っているのが「バローロ・ブル ナーテ・リゼルヴァ」を造っている。良い年のみの生 産で1,000本のみ。

『以前はヴェッキア・ヴィーニュとしてリリースしてい たがポテンシャルが高いので2年熟成期間を延ば すことにした』■バローロ

近年、単一畑のバローロに加えて1999年に植樹さ れたバローロも3,000本だけ造り始めた。畑は「ラ・モ ッラ」の2ヶ所の畑のアッサンブラージュ。

『将来的には単一のクリュとして瓶詰めしたい。今 は樹が若いのでアッサンブラージュで補い合ってい る。栽培、醸造はクリュと同じくする』

■ネッビオーロ・ダルバ・ヴァル・マッジョーレ ネッビオーロ・ダルバは「ロエロ」の平地の葡萄が使 われることが多いが、グラン・クリュと言われる「ヴァ ル・マッジョーレ」の葡萄が使われている。

『奥さんがヴァル・マッジョーレの出身なので良い区 画を手に入れることができた』

商品記号 ワイン 入港予定 葡萄品種 VIN サイズ 参考上代 メモ 在庫

A4538 Barolo

バローロ Nebbiolo 2015 750 6,900 91P:WS

A4539 Barolo "Bricco delle Viole"

バローロ・ブリッコ・デッレ・ヴィオーレ Nebbiolo 2015 750 8,000 94P:RP93P:JS LIMITED

A4540 Barolo "Brunate"

バローロ・ブルナーテ Nebbiolo 2015 750 10,500 95P:WS95P:RP

A4541 Barolo "Brunate" Riserva

バローロ・ブルナーテ・リゼルヴァ Nebbiolo 2013 750 14,800 樹齢80年以上 LIMITED

Nebbiolo d'Alba "Valmaggiore"

ネッビオーロ・ダルバ・ヴァルマッジョーレ 完売 Nebbiolo SOLD

OUT

A4537 Barbera d'Alba "Pugnane"

バルベーラ・ダルバ・プニャーネ Barbera 2017 750 3,600

A4542 Dolcetto d'Alba

ドルチェット・ダルバ Dolcetto 2018 750 2,700

ロエロ地区ヴェッツァ・ダルバに位置する南向きの畑で奥様の実家が所有。標高300mとロエロとしては高く、土壌はローム質で粘土が多い。ステンレスタンクで野性酵母のみで発酵、マロラクティックからバリックに移し、最低で も18ヶ月熟成(新樽比率15%)。

ラ・モッラの新しい畑(1999年植樹)のアッサンブラージュ・バローロ(ボイロ、セッラデナーリ、ロンカリエ、フォッサーティ)。別々に収穫して別々に醸造。発酵は野性酵母のみっでマセラシオンは10日間。バリック(15%新樽)に 移し変え、セラーの温度を上げてマロラクティック発酵を促し、24ヶ月熟成。

所有するブルナーテの中心部にある樹齢90年の区画から造られる。クローンは不明でマルゴッタのよって保持されている。0.16haから年間1,000本程度造られる特別なワイン。発酵は野性酵母のみっでマセラシオンは10日 間。バリック(15%新樽)に移し変え、セラーの温度を上げてマロラクティック発酵を促し、24ヶ月熟成。その後、12ヶ月以上瓶内熟成。

1947、1957年に植樹された平均樹齢70年の区画でマルゴッタでクローンを保持している。土壌は典型的な石灰岩を多く含む泥灰土。熟成はフレンチ・バリックで24ヶ月。新樽は全体の15%以下に抑える。ブルナーテの中で も最も優れた区画を持つのがマレンゴと言われる。日当たりが非常によく毎年一番最初に収穫が始まるのがこの畑。

カスティリオーネファレットの0.48haの畑で1997,2000年にドルチェットに植え替えた。重いシルト土壌なのでドルチェットに相性が良い。ステンレスタンクで野性酵母のみで発酵。そのままステンレスタンクで10ヶ月以上熟成。

フレッシュでカジュアルなワインなので唯一樽熟成しない。

カスティリオーネファレットの0.38haの畑プニャーネ。1998年に植樹した粘土石灰土壌の畑。ステンレスタンクで野性酵母のみで発酵。発酵は野性酵母のみでマセラシオンは5~6日間。バリック(15%新樽)に移し変え、セ ラーの温度を上げてマロラクティック発酵を促し、10ヶ月熟成。ボトリング後、最低4ヶ月寝かせてから出荷。

標高410mの上部に位置する僅か0.38haのブリッコ・ヴィオーレ。1955年に植樹された区画で樹齢は約65年。素晴らしい状態。発酵は野性酵母のみでマセラシオンは10日間。バリック(15%新樽)に移し変え、セラーの温度 を上げてマロラクティック発酵を促し、24ヶ月熟成。砂が多い畑なので花や果実の香が強く、芳香に優れ女性的。

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Barolo/Piemonte

G.D. Vajra

G.D.ヴァイラ Barolo

すみれの香がする畑『ブリッコ・デレ・ヴィオーレ』

バローロ村の代表的造り手で、多くの醸造家がここで学んで独立していった。アルド氏は多くの造り手から先生と慕 われる醸造家であり人格者。現在では息子のジュゼッペも醸造に参加。

86年の雹害が転機

現当主「アルド・ヴァイラ」と「ミレーナ」は穏やかでピ エモンテは勿論、他の産地の造り手からも慕われる 人格者。醸造や栽培の経験を若い世代に伝えるこ とにも力を入れていている。

現在は息子の「ジュゼッペ」が醸造を担当。「イシド ロ」が栽培担当としてカンティーナに参加し、家族経 営を続けている。

「アルド」の父はワイン造りを仕事とせず、アルバで働 いていた。「アルド」は醸造学校を卒業後、お爺さん が所有していた僅か0.3haの畑と樽の鉄枠だけを相 続してワイン造りを開始する。

『転機は不況下の1986 年。雹害で全ての畑が壊 滅的な被害を受けた。多くの造り手が廃業したが、

僕は借金をして畑を買い増した』

この判断で「アルド」はバローロ村の重要な畑「ブリッ ク・ヴィオーレ」「フォッサーティ」「レ・コステ」等最良 の畑ばかりを所有している。

伝統派でなく現代派でもない

彼等はワインが美味しいのは当然と考える。その上 で安全で清潔でなくてはいけない。そして、美しいも のでなければならない。

『リンゴジュースを飲めばリンゴの味。他の味は必要 ない。バローロを飲めばネッビオーロの味だ。樽由来 の甘味、タンニン、香は必要ない』

タンク内で全ての葡萄が一斉に発酵を始めることが

重要。ジュースの部分は酸化とバクテリアに侵され、

葡萄以外の香で出てしまう。

彼等のバローロは均整の取れた酒質。素直にフル ーツを感じさせる。熟成と共に妖艶さを増していくが、

ネッビオーロらしさは薄れない。

『僕等は伝統派だが、革新的でありたい。だから毎 年100種以上の発酵を行い、最適の発酵を試して いる。醸造は毎年変わる』

ネッビオーロはカベルネやメルローと違い果汁自体 に「アントシアニン」を含まない。

『香味成分は果皮に多い。だからフォラトゥーラ(櫂 入れ)が大切。櫂入れで果皮にアルコールが染み 香味成分を抽出する』

高樹齢の葡萄は小粒なので果皮比率が高い。高樹 齢であれば過度な抽出は粗さをだしてしまう。櫂入 れも半分程度で果帽をぬらす程度。強く動かしては いけない。

「ブリッコ・デッレ・ヴィオーレ」は樹齢50年を超える。

マセラシオンは25日間と長いが、櫂入れは他のバロ ーロの半分程度となっている。

『ブリッコ・デッレ・ヴィオーレはミケとランピアだけの 50 年樹。寒い畑なので名前の通りスミレの香が出 る。強く櫂入れすると繊細な香は消えてしまう』

マルセル・ダイスから移植

彼等は様々な挑戦を続けている。「アルド」の醸造 学校の卒業論文は「白ワインのマロラクティック発

酵」だった。そして、当時憧れていた品種リースリン グを植樹した。

『友人マルセル・ダイスの100年以上の畑から無作 為に取った色々なアルザス・クローンとドイツ・クロー ンを混植してみた』

単一のクローンでは複雑味がでないことをマルセル・

ダイスは知っていた。だから彼の畑は色々なクローン が混植されている。

『畑はセッラルンガの近く。岩盤の上にある畑で石 灰が強くネッビオーロには痩せすぎている』

当初、全く売れなかったというリースリングは今では ランゲ地方だけで14もの造り手がリリースする人気 品種となった。

ヴァイラは全ての品種が素晴しい。中でも「ドルチェ ット」は秀逸。通常、ドルチェットは低価格なので収量 を多くしがち。だからヴェジタルな風味がでる。

『通常、収量が落ちるので30年程度で抜かれるが コステは50年、フォッサーティも30年と高樹齢。チ ェリーやスミレの香』

「ドルチェット・コステ・エ・フォッサーティ」はバローロ のクリュ「コステ」と「フォッサーティ」に植えられた贅 沢なドルチェット。ヴェジタルなニュアンスは全く無く、

「アルド」曰く、卵料理にも合わせられる。

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