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まず最初に、本チュートリアルで使用する評価用のサンプルコードを確認します。本チュートリアルは、Green Hills Software 社製のクロス開発環境(MULTI)を使用した例を取り上げています。
「カバレッジマスターwinAMS チュートリアル」を参照して、このページ以降を差し替えて下さい。
本チュートリアルの教材としては、サンプルソースのみが用意されています。用意されたサンプルソースを利用して、
ご自身で開発環境を作成して下さい。
1. (製品インストールフォルダ)\Sample\GHS_V850E\winAMS_CM1_GHS_V850E.exe を C ドライブにコピー後、
解凍して下さい。
2. C:\winAMS_CM1\target フォルダをエクスプローラで開きます
本チュートリアルには、1つのソースファイルが用意されています。
main.c : 評価対象の関数 func1()~func4() と main()関数があります。
ソースファイル main.c に、本チュートリアルの実習で使用するテスト対象の関数が入っています。また、実際はアプ リケーションコードが記述される main 関数もありますが、このサンプルコードは空関数になっています。カバレッジマス ターは、実際のマイコンチップと等価な命令コード実行を行うマイコンシミュレータ(System Simulator)を利用するため、
リンカーで実行可能なコードを生成する必要があります。このため、main 関数を記述して、main のエントリを生成して います。
では、このソースサンプルをビルドして、実行可能なオブジェクトを生成します。
3. MULTI を使用してサンプルソースを追加して、最適化なし、デバック情報出力の設定でコンパイルして、
オブジェクトを作成して下さい。
※ターゲットマイコンは V850E、オブジェクトの出力形式は「ELF/DWARF2」に設定して下さい。
「実習3: スタブ機能を使用して 呼び出し関数を置換」でも同様にコンパイルする必要が ありますので、下記の点に注意して MULTI を使用してコンパイルを実行して下さい。
1. AMSTB_SrcFile.c を追加して下さい。
2. コンパイルスイッチ(プリプロセッサのマクロ定義:WINAMS_STUB)を設定して下さい。
※マクロ定義を設定しないとスタブ関数が作成されませんので、ご注意下さい。
実習の準備: さあ、はじめましょう!
評価ソースサンプルを確認 (クロス開発環境: MULTI マイコン: V850E )
開発ソースサンプルプロジェクトを開く
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本チュートリアルの実習教材のファイル構成は以下の通りにして下さい。
コンパイル後にはご自身で作成されたフォルダに、実行オブジェクトファイル(仮に SAMP1 とします)が生成されます。
カバレッジマスターでテストを実施する為には、MULTI のコンパイラが生成した実行オブジェクトファイルをガイオ 独自の SAUF フォーマットのファイル「*.xlo」に変換する必要がありますので、カバレッジマスターに内蔵されているオ ブジェクト変換機能「OMF 変換」を使用して変換を行います。(オブジェクトファイル中のデバッグ情報を変換するだ けで、命令コードに関しては影響ありません。)
※OMF 変換については 4 ページを参照して下さい
また、この実行オブジェクトファイルは、「デバッグ情報」を含んでいる必要があります。カバレッジマスターで単体テ ストを行うためには、このデバッグ情報が必須です。コンパイラに与える最適化などのその他のコンパイルオプション は、そのまま使用することができます。
※target フォルダより下の階層のフォルダ構成に関しては、任意で設定をして下さい。
チュートリアルでは、上記構成で説明を進めます。
実習環境のファイル構成について
Cドライブ直下に用意
単体テスト環境(実習1で作成)
静的解析環境(実習4で作成)
カバレッジマスターの「OMF変換」機 能で、SAUFフォーマットに自動変換 評価ソースのコンパイル環境
SAMP1 が
評価用実行(V850E)コード
・SAMP1はGreen Hills Software社製コンパイラ のオブジェクトファイル(ELF/DWARF2フォー マット)
・デバッグ情報が必要(コンパイルスイッチ指 定、debugモードでコンパイル)
←ICEデバッガ利用時と同様
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まず最初は、評価サンプルをテストするための CSV ファイルを作成して、テスト実行後に結果を出力する、一連の テスト作業を体験してみましょう。この実習では、テスト入力 CSV ファイルの作成方法と、入出力テスト結果、C0 カバレ ッジ結果の確認方法が学習できます。
まず、本チュートリアルで使用するテストプロジェクトを作成します。
1. 「スタート」→「すべてのプログラム」→「システムシミュレータ」→「SSTManager」を起動します。
2. 「ファイル」メニュー→「プロジェクト新規作成」を選択します。
テストプロジェクト作成のダイアログで、以下の様に設定します。
3. プロジェクト名に、「UnitTest」と入力します。(この名称のフォルダが作成されます)
4. 参照ボタンを押して、フォルダに、「C:\winAMS_CM1」を選択します。(この位置に UnitTest フォルダが保 存されます。)
5. エンジン(マイコンシミュレータ)に「systemg.exe」を選択します。
6. MPU 名に「V850(GHS)」を選択します。(ご利用のマイコンの種類に合わせて変更します。)
7. 型番に「V850SA1 シリーズ」を選択します。(ご利用のマイコンの種類に合わせて変更します。)
8. コンパイル環境に「その他」を選択します。(「OMF 変換」のオプションが有効になります。)
9. 起動シミュレータに「WinAMS」を選択します。
10. CasePlayer2 プロジェクトは空欄のままにします。(後の実習4で使用します。)
これにより、C:\winAMS_CM1 フォルダが作成され、この中にテストに関するデータが格納するための、UnitTest フ ォルダが作成され、テストプロジェクトが開きます。
実習1: 一連のテスト実行フローを体験する(導入)
課題設定について
テストプロジェクトを新規作成
← プロジェクト名のフォルダが作成されます 「C:\winAMS_CM1」 を選択
← 「systemg.exe」を選択
← 「V850(GHS)」を選択
← 「V850SA1シリーズ」を選択
← プロジェクト名のフォルダができます。
← その他
← winAMSを選択
← 実習1~3では空欄
※実習4で、テストデータ作成支援 機能を利用する際に使用します。
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OMF 変換機能は、後で説明するテストプロジェクト作成のダイアログのコンパイル環境で「その他」を選択した場合 に機能が使用できるようになります。
OMF 変換機能が使用可能な状態で、OMF 変換の設定を行います。
1. 左に並んだ上から1番目の「起動設定」ボタンを押します 2. コンバータ名は v850 GHS OMF コンバータを指定します
3. 参照ボタンで、オブジェクトファイルに「C:\winAMS_CM1\target\SAMP1\Debug\SAMP1」を指定します 4. OMF 自動変換のチェックボックスを ON にします
※3.で指定したファイルに変更があれば、起動時やテスト実行前等に自動で OMF 変換を行いますので、
下記 5.の操作は最初の1回だけとなります。
5. ウィンドウ上部の「OMF 変換」ボタンを押します
6. 3.で指定したフォルダに SAMP1.xlo のファイルが作成されます。
OMF 変換について
変換オプションについては、今回は設定がありません。
詳細についてはOMF Converter マニュアルでご確認できます。 スタート → プログラム → WinAMS → OMF Converter マニュアル
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プロジェクトが開いたら、本チュートリアルに最初に必要な設定を行います。本チュートリアルでは、CSV 作成のた めに、Microsoft EXCEL を使用します。(※使用する PC に EXCEL がインストールされている必要があります。)この ために、EXCEL が利用できるように設定を加えます。
1. 左に並んだ一番下のボタン「その他」を押します。
2. 設定項目の上から2行目「テスト結果 CSV ファイルを外部エディタで開く」をチェックします。
次に、本チュートリアルのテスト対象の設定を行います。
まず1つ目は、テスト対象とするマイコン実行オブジェクトファイルの指定です。ここには、前章でコンパイルして作 成し OMF 変換した「SAMP1.xlo」を指定します。このファイルには、デバッグ情報が含まれており、テスト内容を設定 するための変数シンボル名や、ソースファイルパス、ソースコード行と実行コードの対応情報(ライン情報)などが含ま れています。このため、テスト対象に指定するファイルは、この.xlo ファイル1つだけです。
1. 左に並んだ上から2番目の「起動設定」ボタンを押します。
2. 参照ボタンで、オブジェクトファイルに「C:\winAMS_CM1\target\SAMP1\Debug\SAMP1.xlo」を指定しま す。
次に、マイコンシミュレータの環境設定のためのファイル「スタートアップコマンドファイル」を指定します。このファイ ルは、マイコンシミュレータ(System Simulator)起動時に実行されるコマンド(スクリプト)ファイルで、毎回のテスト環境 を同じ設定で起動するために、便利な機能です。
「作成」ボタンで基本コマンドのみが入った雛形を作成することができますが、本チュートリアルでは、実習のための 機能を盛り込んだスタートアップコマンドファイルを使用します。
3. 参照ボタンで、スタートアップコマンドファイルに「C:\winAMS_CM1\target\SS_STARTUP.com」を指定し ます。