2. R3 との接続
2.1 R3-NM1との接続
2.1.3 MSR128 Light の設定
MSR128 LightにてR3機器を使用する場合の方法を記述します。
2.1.3.1 ノード設定
基本設定で、通信ポートの設定をした後、「ノード設定」ボタンを押して、ノード設定画面を表示させて 下さい。
R3-NM1が接続されているModbus通信ノード番号の設定をします。図f2.1.4をご参照ください。
通信インタフェースカードのディップ SW の設定とノード設定での種別選択が合致していないとデータ の読み込みができません。設定を確認して下さい。
図f2.1.4 2.1.3.2 チャネル番号の設定
ペン設定画面にて、通信インタフェースカード(R3-NM1)に設定した占有エリアと、入出力カードの種 類およびR3ネストのカードスロットに対応して「チャネル番号」の設定をして下さい。
①アナログ入力の場合
カードスロット毎に設定した占有エリア分のチャネルをI/01から順に割り付けます。例えば、設定例の ようにカードスロット1~3のカードを占有エリア4、カードスロット4~6のカードを占有エリア1に設定 した場合、カードスロット1は1~4ch、カードスロット2のch番号は5~8ch、・・・カードスロット4の
ch番号は13・・・となります。
カードスロット9以降はカードスロット8と同じ設定になります。
■設定例:
□
注 R3 の場合、500ms でのサンプリングは、カードスロット 1 から順に割り付けて 1~64ch 以内です。ただし、サンプリング周期はパソコンの性能に大きく依存しますので、目安としてご考慮ください カードスロット 占有エリア チャネル
1 4 1~4
2 4 5~8
3 4 9~12
4 1 13
5 1 14
6 1 15
7 8 16~23
8 8 24~31
付録 1
②アナログ入力(R3-PA4A)の場合
1入力2ペンのデータとして割り付けます。下位番号のペンは無効にしてご使用ください。R3-PA4Aの 入力信号1のデータはch1に、入力信号2のデータはch3に、入力信号3のデータはch5に、入力 信号4のデータはch7に割り付けます。
③アナログ入力(R3-WT4)の場合
R3-WT4は、ベースのスロットを2つ使用しますが、製品仕様上、スロット2にデータエリアが存在しま
す。そのため、占有エリアを4に設定した場合R3-WT4の入力信号1のデータは、ch5に割り付けら れることになります。
ペン設定は、R3-WT4のデータが16bitデータの場合は1入力1ペン、32bitデータの場合は1入力 2ペンのデータとして割り付けます。下位番号のペンは無効にしてご使用ください。
④デジタル入力の場合
占有エリアが「1」の場合には16倍したアドレスを割り付けます。占有エリアが「4」、「8」または「16」の場 合には、強制的に64のアドレスを割り付けます。
カードスロット9以降はカードスロット8と同じ設定になります。
■設定例:
⑤アナログ、デジタル混在の場合
①、④の設定方法をふまえ、アナログ入力、デジタル入力を混在した場合の設定例をご紹介します。
カードスロット1~3のカードを占有エリア4に設定し、カードスロット1と3にアナログ入力カードを、カ ードスロット2にデジタル入力カードを取り付けた場合、チャネルの設定は以下のようになります。
■設定例:
□
注 トリガ入力を取り扱う際のご注意事項MSR128Lightでトリガ収録を行う場合、各ノードのch1の
入力信号をトリガ入力として扱います。R3を使用してトリガ 収録を行う場合は、接点入力カードをI/01番目に設置し、
トリガ入力をch1に設定してください。
図f2.1.5 カードスロット 占有エリア チャネル
1 4 1~64
2 1 65~80
3 1 81~96
4 1 67~112
5 1 113~128
カードスロット 占有エリア 入力カード チャネル
1 4 アナログ 1~4
2 4 デジタル 65~128
3 4 アナログ 9~12
■R3-WT4仕様書より抜粋
占有エリアの設定でそれぞれ伝送されるデータアドレスは、下記の通りとなります。
※n はベースのスロットによるアドレス値
・4 (n ~ n + 3)
・8 (n ~ n + 7)
・16 (n ~ n + 15)
付録 1 2.1.3.3 タイプの設定
■アナログの場合
入力機器がアナログデータの場合には「タイプ」設定が必要です。
アナログ入力種別には大別して「電圧入力(電流入力)」と「温度(熱電対、測温抵抗体)入力」とがあり ます。
電圧入力カードを使用する場合はタイプに「0 TO 100 PERCENT」を選択して下さい。(図f2.1.6参 照)。温度入力カードを使用する場合はタイプに熱電対または測温抵抗体の種別を選択して下さい。
(図f2.1.7参照)
温度入力を使用する場合、温度単位を摂氏(℃)、華氏(°F)、絶対温度(K)から選択することができま す。
摂氏で使用する場合 入力カードの温度単位の設定を摂氏に設定してください。
(各入力カードの仕様書をご参照ください。)
華氏で使用する場合 入力カードの温度単位の設定を華氏に設定してください。
(各入力カードの仕様書をご参照ください。)
絶対温度で使用する場合 入力カードの温度単位の設定を摂氏に設定してください。
(各入力カードの仕様書をご参照ください。)
表f2.1.5にR3入出力カードの形式別入出力タイプ一覧を示します。
図f2.1.6
図f2.1.7
付録 1
■デジタルの場合
入力機器がデジタルデータの場合、他のI/O機器と同様に設定してください。
ただし、R3のデジタル出力状態をMSR128のチャート上で表示することはできません。アラーム出力のみ 可能です。
■R3-PA16(積算パルス入力カード)、R3-PA4(パルス入力カード)の場合
R3-PA16のデータをMSR128のペンに割り付ける場合、タイプは「COUNT16」に設定してください。
■R3-PA4A(積算入力カード)の場合
R3-PA4AのデータをMSR128のペンに割り付ける場合、タイプは「COUNT32」に設定してください。
■R3-PA4(パルス入力カード)の場合
R3-PA4のデータをMSR128のペンに割り付ける場合、タイプは「Count16」に設定してください。
■R3-WT4(電力入力カード)の場合
測定要素の種類が有効電力の場合、タイプは「Count16」に設定し、アナログ収録の場合と同様に設定して ください。測定要素の種類が電力量の場合は、タイプは「COUNT32」に設定してください。
付録 1
表f2.1.5 形式別入出力タイプ一覧
形式 入出力タイプ 入力レンジ名称 デフォルトレンジ 測定範囲
(PR) 0~ 1760 ℃
K (CA) -270 ~ 1370 ℃ E (CRC) -270 ~ 1000 ℃ J (IC) -210 ~ 1200 ℃ T (CC) -270 ~ 400 ℃ B (RH) 100 ~ 1820 ℃
R -50 ~ 1768 ℃
S -50 ~ 1768 ℃
C (Wre 5-26) 0 ~ 2315 ℃
N -270 ~ 1300 ℃
U -200 ~ 600 ℃
L -200 ~ 900 ℃
R3-TS□S
R3-TS□W 熱電対入力
P (Platinel2) 0 ~ 1395 ℃ Cu10@25℃ -50 ~ 250 ℃
Cu50 -50 ~ 150 ℃
JPt100(JIS‘89) -200 ~ 510 ℃ Pt100 (JIS‘89) -200 ~ 660 ℃ Pt100 (JIS‘97、
DIN,IEC751) -200 ~ 850 ℃
Pt1000 -200 ~ 850 ℃
Pt50Ω(JIS‘81) -200 ~ 649 ℃
Ni100 -80 ~ 250 ℃
R3-RS□S
R3-RS□W 測温抵抗体入力
Ni508.4
-
-50~ 200 ℃
R3-SV□S
R3-SV□W DC入力 0~100%
R3-DS□S
R3-DS□W ディストリビュータ入力 0~100%
R3-SS□S
R3-SS□W 電流入力 0~100%
R3-CT□S
R3-CT□W CT 入力 0~100%
ペン設定画面の
“スケール”で 設定する
0~100%
R3-DA□S
R3-DA□W DI 16点、32点 - -
R3-DC□S
R3-DC□W DO 16点、32点 - -
R3-PA4 高速パルス入力 Count16 0~10000 0~10000
R3-PA16 Count16 0~10000 0~10000
R3-PA4A
積算カウンタ入力
Count32 0~999,999,999 0~999,999,999 有効電力 Count16 0~10000 0~10000 R3-WT4
R3-WT4A
R3-WT4B 電力量 Count32 0~999,999,999 0~999,999,999
付録 1