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Format:

$PERDMSG , key [, string ] *hh <CR> <LF>

1 2

Field Data type Range Default Description

1 key - - 英数字イベント標識

2 string - - イベントの記述

Example:

$PERDMSG,1A*06 Notes:

- このセンテンスはある特定のイベントが発生されたときに出力されます。

- このセンテンスは弊社のエンジニアのみが使用します。

▲0

8 受信機が BBRAM にバックアップする項目

GF-870xは、各衛星の航法メッセージから得た情報、測位結果、および使用者が設定したコマンドの入力値などを

バックアップ領域に格納し、再通電時に利用することが可能です。

GF-870xには、BBRAMというバックアップ領域が存在します。

BBRAMは、バックアップ電源(VBK)が有効ときにバックアップ可能な記憶領域です。エフェメリスデータ、アルマナ

ックデータ、コマンド設定値などを記憶します。これらは電源のOFF/ON では消去されず、情報は保持されます。また、

BBRAMへのバックアップは毎秒自動で行われます。コマンド入力時はそのタイミングでバックアップされます。記憶さ

れたデータはRESTARTコマンド、またはバックアップ電源への印加を中断することで消去されます。

受信機がバックアップする項目を表 8.1、表 8.2、表 8.3に示します。

表 8.1 バックアップする時刻、位置、衛星データ

バックアップ内容 パラメータ HOT WARM COLD FACTORY 電源 OFF/ON 現在時刻 年月日 & 時刻 YES YES YES NO YES(*2)

ミレニアムデータ YES YES YES NO YES 測位位置

緯度 YES YES YES NO YES 経度 YES YES YES NO YES 高度 YES YES YES NO YES 固定位置(*1)

緯度 YES YES YES NO YES (*3) 経度 YES YES YES NO YES (*3) 高度 YES YES YES NO YES (*3) エフェメリス エフェメリスデータ YES NO NO NO YES (*4) アルマナック アルマナックデータ YES YES NO NO YES

表 8.2 バックアップするコマンド設定

コマンド名 パラメータ HOT WARM COLD FACTORY 電源 OFF/ON

ALMSET アラーム出力設定 NO NO NO NO NO

ANTSET ANTSETの設定 NO NO NO NO NO

CROUT CROUT出力設定 YES YES YES NO YES

DEFLS デフォルト閏秒 YES YES YES NO YES

EXTSYNC EXTSYNCの設定 NO NO NO NO NO

FIXMASK FIXMASK設定 YES YES YES NO YES

GCLK GCLKの出力設定 YES YES YES NO YES

GNSS GNSS設定 YES YES YES NO YES

HOSET Holdoverに関する設定 NO NO NO NO NO

MODESET MODESETの設定 NO NO NO NO NO

PHASESKIP PHASESKIPの設定 NO NO NO NO NO

PPS PPSの設定 YES YES YES NO YES

SURVEY

位置モード YES YES YES NO YES TOモード自動遷移の

閾値(分散値) YES YES YES NO YES TOモード自動遷移の

閾値(推定時間) YES YES YES NO YES 位置推定の分散値 YES (*3) YES (*3) YES (*3) NO YES (*3) 位置推定の処理時間 YES (*3) YES (*3) YES (*3) NO YES (*3)

TIME (*5) 初期時刻の設定 YES YES YES NO YES

TIMEALIGN 時刻&PPS同期 YES YES YES NO YES

TIMEZONE GMTの設定 YES YES YES NO YES

表 8.3 バックアップする通信設定

コマンド名 パラメータ HOT WARM COLD FACTORY 電源 OFF/ON

NMEAOUT NMEA出力設定 YES YES YES YES NO

UART1 UART1のボーレート YES YES YES YES NO

Notes:

(*1) 推定位置の計算が完了または"$PERDAPI,SURVEY,3"を入力し、位置モードTO(Time Only)モードに設定した 状態。

(*2) 内蔵しているLC回路の精度のため、電源OFF時間の長さによっては、バックアップ期間中の時刻更新は、大幅

にずれる場合があります。この場合、衛星を測位することで正しい時刻に再調整されます。

(*3) 位置モードがCSSモードまたはTOモードの場合に有効です。

(*4) エフェメリスデータを用いたHOTスタートは、電源瞬断5秒未満にのみ対応しています。

(*5) TIMEコマンドによる設定は、他の要因により時刻が確定していない場合に限り有効です。 ▲0

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9 TRAIM (Time Receiver Autonomous Integrity Monitoring)

GF-870xは、追尾している衛星の中に、測位に不適切な衛星があるかどうかを自動判定し、検出や排除を行う

TRAIMという仕組みが実装されています。TRAIMは不適切な衛星を測位衛星から除外するほか、PPS出力条件と

して利用することも可能です。TRAIMが動作するためには、位置モードによって下表に示した追尾衛星個数が必要と なります。

表 9.1 位置モードがSS, CSS, TOモードの場合 必要衛星数 異常衛星の検出 異常衛星の排除

3衛星以上 ● ●

2衛星 ● N/A

1衛星以下 N/A N/A

表 9.2 位置モードがNAVモードの場合 必要衛星数 異常衛星の検出 異常衛星の排除

6衛星以上 ● ●

5衛星 ● N/A

4衛星以下 N/A N/A Notes:

- 3衛星まで排除が可能です。

- 排除可能対象はGPSまたはGLONASSです。QZSSは排除対象に含みません。

10 閏秒の確定処理および挿入処理について

GF-870xは、UTC(USNO)やUTC(SU)に素早く時刻同期を行わせるために、下記(A)~(E)の通り、閏秒を確定させ るための方法が複数用意されています。

(A) 閏秒情報をバックアップ

閏秒情報はBBRAMにバックアップされます。閏秒情報がBBRAMへバックアップされている場合は、電源の

OFF/ONを行った後でも、適切な時間を出力することができます。

(B) GPS衛星から放送されているUTCパラメータより閏秒を抽出

GPS衛星が放送しているアルマナック情報から閏秒を取得する方法です。測位タイミングによっては、この方法で 閏秒が確定するまでには最大12.5分を要します。

(C) GPS衛星とGLONASS衛星を同時に測位することでその時刻差分から閏秒を取得

GPS衛星が放送している時刻情報は閏秒を含んでおらず、GLONASS衛星が放送している時刻情報は閏秒を予 め含んでいることを利用し、それらの時刻を同時に取得することで、その差分から閏秒を取得する方法です。

GLONASS衛星を追尾する必要がありますが、両衛星の追尾は良好な受信環境下であれば1~2分で行えるため、

GPS衛星のアルマナック情報の取得(最大12.5分)を待つよりも閏秒確定が素早く行える利点があります。

(D) コマンドにより閏秒を直接挿入

使用者が既に確かな閏秒情報を認識している場合、デフォルト閏秒にその値を設定することで、直ちに

UTC(USNO)やUTC(SU)に同期させることが可能となります。デフォルト閏秒は、DEFLSコマンドにより設定すること

ができす。

この方法で仮に誤ったデフォルト閏秒を挿入した場合、あるいは、デフォルト閏秒を設定した後に閏秒更新があった 場合でも、衛星から得られる情報によって閏秒が確定した場合は、そちらの閏秒で上書きされます。

(E) GLONASS衛星のみによる測位

GLONASS衛星が放送している時刻情報は閏秒を予め含んでいるため、閏秒の確定・設定なくUTC(USNO)や

UTC(SU)を出力することが可能です。

Notes:

GLONASS衛星は閏秒そのものの値は放送していません。また閏秒挿入時における航法メッセージの挙動に対す

る規定がありません。GLONASS衛星単独で測位させる場合、下記1)~3)を考慮し、ご使用してください。

1) UTC(USNO)やUTC(SU)を出力する際には閏秒の確定・設定は不要ですが、GLONASS衛星の単独測位状態

でGPS時刻に同期させる場合は、閏秒が既知である必要があります。この場合は、上記のいずれかの方法で 閏秒を確定させた後にGLONASS単独測位を行うか、あるいは、デフォルト閏秒を設定するコマンドで正確な閏 秒を入力した後、GPS時刻同期に設定してください。

2) GLONASS衛星の単独測位状態では、正しい閏秒を取得・更新することができません。しかし、閏秒更新予定時

刻、および、その時刻における閏秒の更新量(+1,0,-1)は放送しているため、上記のいずれかの方法で事前に 正確な閏秒を取得した後であれば、その事前に取得した閏秒に対して、相対的に閏秒の更新を行うことができま す。なお、この更新を行うためには、事前に閏秒が設定されていることと、GLONASSから放送されている閏秒 更新予定時刻の情報を、その予定時刻よりも前に取得していることが必要になります。

3) GLONASS衛星の閏秒挿入時における航法メッセージの挙動に対する規定がないため、閏秒が挿入されるタイ

ミングにおいて、GLONASS衛星が放送する航法メッセージの挙動によっては、GLONASS衛星の追尾・測位が 一時的に中断する恐れがあります。また、測位再開に再起動が必要な場合があります。

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