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276 高 橋 庄 四 郎
〔註二〕
晶: ‑供試血清種別であるが, OH型免疫原の生菌(Lg〕・加熱死菌(Dg)に拠る免疫血清が夫々 L針OH凸Dg‑0〔HI o型免疫激こ拠る夫々がLg‑0 ‑ Dg‑0と表現されている.
如紳. c ・ ㊨ :一―‑‑‑一株‥ ‑被検Receptor〔Rpr〕 F家H]―吐血清で適材であるもの. ‑=「反応価よりすれば株例に労 るが,抗原配合の関係よりして株血清より優位に推さるべきもa〕. o :‑被検Rprの産生陰性 にして資料たり碍ないもの勺・ 〓未検0〕もの(他例同断)である.
十株.株+ b十株株o一株:一‑‑+株:一反応原性は猶保有されているが,多少の低下が認められる場液 株 株ではあるが,処置が強化されても十株所見以下にほ低下しない場液+株株‥一抗体産 生性は描保持されているが,漸減性で生菌原性能に及ばない場合.一株: =体表に於ける+‑‑
は激こ阪.陰表現符である(程〓類〔就いてほ本文参照〕.唯多少の影響が疑われるPhenol処置 と100×痕跡的屋性反応に,善いてのみ体符が附記されている.
(株〕血〔株〕 :‑反応原処置が夫々〔株〕 :一加熱.壷沈(〔BC〕系型式)の場合[株〕 ‥ ‑加熱 ftい;J傾・遠沈
〔〔BW]系〕の場合,是れ等参照符無言己の+‑‑は無処L屋(〔N〕系〕或いほ加熱処置〔〔B〕〕系の みの場合である.
株1 : ‑ loo℃. 2.5Hカ口熱色遠沈処置原CBC〕に拠る吸収型式
株2 : I 株1を原則とするが,時に遠JL、処置省暑の蘭液〔B〕に血清が直接混和される必要もあった吸収 型式の故に記別されている.
故呂: 「 Pipette潰拝下100℃. 2.5H処置匂洗場原〔BWO」に拠る吸収型式.
舶:‑ 鰯処置生菌原〔N〕に拠る吸収型式・
(株1) .
(株g). 加熱時問を夫々異にするだけの株1・株3である,株ユ。 : ‑100℃ 2H, c株8) : ‑100℃D1脹
〔〔註記〕参照o.
〔註記〕株空中(株1。の型式で因子血清化することは不能である。亦(株8。の型式では常に心ずしも成功しない.
間^‑rfn〕吉JE,謹聴J/i鰐cゝH一文主立U ir三重―T‑いir ^h ヱ
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株 Complex antigen O‑1署属Partial antigenとの関係も‑応疑われ得るのであるが未決定である・
然し独自性を示す性格も亦砂くない.
株 FFには反応原性100℃‑ 10M非耐性・100℃v 60M耐性の部分原的構成が一応疑われ得る所見も観 取されるが未決定である.表記入のFFほ後者である.細胞内在性ooS型原でR型化と共に消 滅するものの如く想定されるが未決定である. FF反応は非運性菌の100‑C. 60M処置原に於い て,生菌原以上の明確庶を以って陽性所見が認められるので既知H抗原自体ではあり得ない・
fi原反応の併現がFF反応判屋こ不利を来すことば当然であるが,逆の側より非雲賀状暁形成 の0原反応も除去さるべきである.血清としては現過程ではH一因子血痛反応原としては運動 類性S型の100℃. 10‑60M処置厭か運動陰性S型の生菌原特に加熱蘭原が供試される雪がある.
株T : ‑〓〓+を細は殆ど全く未決定である.
株8 : ‑‑I‑「株8‑株10何れの場合も検例寡少であるが,其0〕規格より推して一応Species ・ Genus‑ S=特異性と 芸冨. 想定される様である由
株10の如きにほ広義に解するとOrder‑非特異性かとの見解を採り得る所見も包容されている卓 株1ユ FF反応阻止性因子の存在等考えられる所見もあるが未決定である.
株1望: ‑ H叫9 0一共に従来の阻止性現象とは其の槻序を異にする.夫々Gi‑現象 LQ一現象と峯称される.
株13 :ーOH:O〔H〕差に就いてほ〔晶〕欄参脹
株 37℃.朶持後R. T. I〔放脹 当初より算して24H限の意である.
株1S : 「 稀に,反応陰性(o〕或いは殆ど全く24H限価に一致する例あることを示す由 株18 : ‑ 24H限反応陽性菅数を2n,其の半数相当の陽性管がnと表現されている.
株17一遅延型は37℃。2‑6Hの問著変無きもの,迅速型は類こ37℃・2Hより時間と共に反応価の上昇 か・;ことJ)ら:iLるもv).JBJ
長いJUI'I〓/.二(.いォトは/‑Il'‑
in榔希釈w精oiか大々⊥Li│‑│‑‑‥」'Il‑‑‑a̲)丸1Ml・J;
態を示す場合・
S. paratyphi Aの抗原構造に関する研究 277
*is : ‑*18は運動陰性型,無符例は運動陽性型.
*19 ‑各個例としては下記P.A 。Dura之JてOの如くにS型の間で,亦Kun脚dorfに於ける如くS = R盟の
*20 間で陽陰差の認められる場合があるが,此の因は他に求むぺく菌種.株本来の性状とは考え難.
い.例えば^20 Durazzo‑S ‑ Kunヱendorf‑R‑所見の)如き是れである。 FF反応に関する*8と対 比さるぺきである.
^21 : ‑‑Group 1 : Salmonella 〔P.A ‑ P.B 6617 ‑ P.C "Hirschfeld" ‑ Muenchen ‑ Ty T2 ‑ ^nteri・tidi・s.
Niloese〕. Bailer坤107,
Group 2 : ‑Salmonella 〔Shangani 5630 Selandia Rubislaこu 193 carrau 34 Hvi・ttingjoss 。
Ki・rkee ‑ Cerro 415,. Minnesota 22 Tel‑aviv ‑ Urbana ‑ Adelaide ・ Inverness <
Champaign.
Group 3 : ‑綜括‑I ‑ 〔資料〕 ‑ 1‑2.掲載の!) Salmonella member 22例Cて)中P.A‑S〔Ⅲ〕 ‑ Berlin Niloese 3の例が除外された残り全例が包容される.
*22 Shigella ¢u. type 1 ・ Vibrio cholerae以下,各Genus所属memberに就いて不安定性乍ら兎まれ LQ陽性例が検出される FF‑I」Q等の不安定性に就いては本文に記述の通りである。
〔附記〕 未検の分野も砂くなく爾余の関係所産を基に推定的に規定されている項目も含まれている.中間的 整理の為一応叙上の如くに要約された訳であるが,不備に就いては慣次追補されることを附記
しておく・
表の如くに記別される.猶叙上何れの Rpr も所謂
Mucoid'‑‑Slime antigen Capsule ‑ Masked antigen
Anaerobic antigen 等より判別可能なことは夫々の 規格対比より明らかであり,其の一部に就いては既に 解れた処である.
10.抗原配合既定の標準株Paratyphi A IO15の)如き を資料にして猶叙上の如き未知原追究が敢えて為され た所以のものは.抗感染免疫原としての菌体性組成の 分離に際して所謂抗菌原性組成の介入を可及的防止せ むことに在る.嘗て Paratyphi Bを資料とする菌体 分屑分離に際して(未報)1呂),化学的処置以前に於け る各種抗原性組成の免疫学的性状其の他に関する確認 の必要を識り得たことに其の基礎が置かれている・資 料としてParatyphi Aが採択された主なる理由は其の 抗原配合が比較的簡略なことに在するか仔細に検す れば 9.に既述の如くにて錯雑たるものが認められる の)みならず,其の)間I一Q a)如き重要な存在が副産物的 に立証されたことになる L.Vi Z‑Oa (倉田1〕〜s) は A. FELIX & R. M. PITT*サ> (1936)のP.A‑Vi r‑viに対応せしめて実施された,抗感染免疫原に関
する研究に際して分析実証されたものであるが,其の 他抗菌原免疫の)分野に於いても現行法に拠るO ‑1.
O ‑2一因子血清の純發〔t」定に,或いはO.2の構成 (Complex antigen : Partial antigen)検討に資せらる ペきRprである.続く Gi(倉田4).高橋29) 〔未報〕) は, H原故乏に由来する従来の所謂H.阻止現象とは 其の本態を異にするH一阻止性,換言すれば例えばVi 系 O.阻止現象に対応して特殊抗原の介入を槻序とす るH.阻止現象の追究資料,として留意さるぺく,更 に亦一例を挙ぐれば所謂H.因子血清に対する100。 c・
60"加熱原化非運動性菌と謂う如き条件下にすら党 規する非特異性異常雲架状凝塊形成の支配原として想 定されるFF (田中3D)は所謂O : Hの定義にすら直 結する規格のRpNで,未だ不明の分野は多しとして も追究されるに足るものである.
要するに既にReceptor schema認容の資料と雄も.
是れを仔細に検討すれば各種未知Receptorの分析さ れる場合もあるペく,亦該Receptorにして抗菌性或い は抗毒性免疫の各傾城に想わぎる意義を示す場合のあ ることが,本稿全業績を通して留意されるのである・
文 献
1)倉田 畳: S.paratyphi Aの抗原構造に関する研 究・第1報 S.paratyphiAに於ける所謂Vi抗原の
存否に関する検討,特に著者のLabile antigen L.Vi に就いて.長崎医会誌, 29 (12) : 1002‑1018, 1954
(昭. 291
2)全 人:仝前.第2報 ParatαhiA に於ける
278 高 橋 庄 四 郎 所謂Labile antige皿 に関する研果 特に著者による
抗原芸に就いて.仝誌。 30 (2):338‑352, 1955 (昭. 30).
3)金 丸:仝前.第3報 PamtyphiAに於ける 所謂Labile antigen に関する研究,特に著者による 抗原O2に就いて。仝誌. 30 (3):439‑457, 1955
(昭= 30),
4)全 A:仝前.第4報。鞭毛性凝集反応に於け る阻止性現象に就いて.仝誌. 30 (4):538‑549, 19SS (昭.301
ち)仝 Å;生前.第5報 Salmonella抗原i2に就 いて。仝誌・ 30 (7) : 993‑1000,19SS (昭.30).
6)内藤達男:抗菌性免疫に関する分析的考察の趨向 にJ哉て。長崎医会誌. 18 (2) : 103ー127,1940 (昭.
15).
冒) BT也ners Ba闇. & Edwards P.R, : Changes induced in the O antigens °f Salmonella, (Note), J. Bact. 55 (3) : 449,1948.
畠) Ide‑ : Changes inducedin the 1 2, 3 antigens °f Salmonella。 (Note), ibid. 55 (1) :
137,11948.
9)拍本質‑ :微生物の)免疫遺伝学的研究.第12報.
サルモネラに放ける菌体抗原1の潜原変換.医学と生 物学44 (1) : 38‑41,11957 (日勇32),
1㊦)全 A:仝前.第13報.サルモネラA,B,D群 に於けるiotaファージによる形質導入と抗原変換.
仝誌. 44 CO : 164‑168, 195冒(昭.32).
ll)安東洪果 中村善治:チフス菌Ⅹ抗原(安住)或 は広義Vi抗縣、 (Felix)に関する研究.其‑.凝集 反応による分析.細菌学雑誌 554: 175‑189, 1942
(昭. 1?)。
12)高橋庄四郎:パラチフスB菌の不安定性抗原に就 いて.微生物学会記録 第113回記録:33, 1939 (昭.
14)・
1))仝 A:免疫(感染防禦力)に関するサルモネ ラ抗原の分析的研究.文部省綜合研究抗原抗体班研究 報告書 第1桓Iシンポシウム記録:34‑39,1949 (昭;
241
14)金 丸:チフス性疾患の予防に関する研究(中 間報告).仝書B‑704 第2回シンポシウム記録:36
‑37, 1950 (昭.251
13)全 A: 」 typhiの集落優に/哉いて.仝書.罪 4匝】シンポシウム報告:(記録脱落) ; 1952 (昭.27).
16)金 本:陽背痛原菌の集落優に就いて。日本細 菌学雑誌習(特) : 416,19S2 (果27)s
17)全 人 S.typhi・集落に於ける余等の)所 謂色像と抗原配合の関係に就いて・仝誌. 8 (8):
877, 1953 (HS. 28).
18)旺auff‑ann, F. : Z. Hyg. 116:368, 1936.
CIdem : Enterobacteriaceae, Ejnar Munksgaard, Copenhagen. 19出(96‑122)より引用〕
l9)小島三郎,八田貞義:食物中毒菌(初版) 。金果 東京・ 1941 (昭. 16) (105‑107).
20) Kauffmann, F. : Zur Serologie des I
‑Antigens in der Salmonella Gmppe. Acta Path, et Micro. Scan. 17 : 135‑144, 1940,
21) Idem : On the transduction of serological properties in the Salmonellagroup, ibid. 33 (4) : 409‑420, 1953.
22)ト原 垂:サルモネラに於ける抗原の人工変換, E2亜群よりE1亜群へのO抗原の人工変換.札幌医科 大学紀要 1 (2) : 68‑78, 1950 (昭.25)・
23) Cole‑an, M. B. : Vi agglutinative properties
of B.蔓yphosum demonstrated following injection with malaria parasites. J. Lab. & Clin. Med. 29 : 916‑920, 1944.
24)麻生卓郎:恥'panosoma lewisiによるProteus OX 19の抗原物質の吸着現象の観察.医学研究27 (3) :
483‑500, 195了(昭. 32).
23)旺auff‑ann, F. ; Die serologische Salmonell針 Diagnose・ q.v. 19). 16 : 278ー302, 1939・
26)井手正典:サルモネラ屈菌のR塑変異菌の研究, 殊に血清学的性状に就いて(補体結合反応にて確定し たる=Serologic Cosmopolitanism")・細菌学雑誌494
: 237‑252, 1937 (昭.12).
27) White, P. B. : The p‑variant of V. cholerae.
J. Path. Bact. 39 : 530‑531, 1934.
28)岡本 啓:細菌の解離変果 特に抗原物質との関 係に就て.日新医学32(ll) : 894‑907} 1943 (日勇18), 29)高橋圧四郎: S. paratαhi A の抗原構造に関する
研究;第6報.凝集価低下現象の瞭序考察と1aもi1e antigen Qの勇日、定(1)。長崎医会誌.吉2(ll) : 1347‑
1379, 195了(昭.32),
3o)田中義信:仝前.第8朝.鞭毛性凝集反応に於け る所謂異常低下被凝集性の槻序に関する研究CD.長 崎大学風土病紀要1 (1) : 1‑12, 1959 (昭.34)。
3l)全 人:仝上.第9朝.非鞭毛性抗原に由来す る特異な雲架状凝塊反応に就いて.仝誌. 1(2) : 99‑
119, 1959 (昭34).
32)全 人:抗原抗体分離に関する研究・第I報。