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3.地 球 温 暖 化 問 題 につ い て

当 社 は,LNG等 他 の 化 石 燃 料 を 使 用 す る発 電 所 と比 較 して,発 電 量 当 た りのCO2排 出 量 が 相 対 的 に高 い 石 炭 火 力 発 電 所 を 多 数 有 して お り,一 般 電 気 事 業 者 及 び 卸 電 気 事 業 者12社 で 取 り ま とめ た

「電 気 事 業 に お け る環 境 行 動 計 画 」に基 づ き,各 社 と共 同 して 地 球 温 暖 化 問 題 に 対 応 す る様 々な 対 策 に取 り組 ん で お り ます 。 また,平 成16年 度 に策 定 した 「● ● ● ● ● ● ● グル ー プ環 境 経 営 ビ ジ ョン」

の 基 本 方 針 に 基 づ き,平 成17年8月 に 「ア ク シ ョン プ ロ グ ラ ム 」 を 定 め,そ の一 環 と して,「2010 年 度 の● ● ● ● ● ● ● グ ル ー プの 国 内外 発 電 事 業 に お け る販 売 電 力 量 当 た りのCO2排 出量 を2002 年 度 比10%程 度 削 減 す る よ う努 め る」 を 中 長 期 的 な 目標 とす る こ と と いた しま した 。

国 内で はCO2を 排 出 しな い 原 子 力 発 電 の 開 発 に取 り組 む と と も に,廃 棄 物 発 電 な どの未 利 用 エ ネ ル ギ ー 及 び 風 力 発 電 な どの 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 開 発,石 炭 火 力 の 発 電 効 率 向 上 な どに 取 り組 ん で お り ます 。

な お,現 在,地 球 温 暖 化 対 策 に関 連 す る諸 施 策 につ い て の 検 討 が 行 わ れ て お り,こ の 結 果,新 た な 規 制 等 が 導 入 され た 場 合 に は,当 社 の 業 績 に悪 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 が あ りま す 。

図 表7電 気 業 以 外 の 主 な 業 種 の 有 価 証 券 報 告 書 「事 業 等 の リス ク」 にお け る キー ワー ド 「気 候 変 動 」 お よ び 「温 暖 化 」 の 記 述 事 例

(注:2010年3月 期 。 抜 粋,下 線 部 筆 者 加 筆 。)

7‑1キ ー ワー ド 「気 候 変 動 」 で の 「事 業 等 の リ ス ク」 記 述 事 例 食 料 品 製 造 業J社

① 材 料 価 格 が 損 益 に 与 え る影 響 につ い て

ピザ の 主 原 料 で あ るナ チ ュ ラル チー ズ は 輸 入 品 に依 存 して お り,世 界 的 な 需 給 ギ ャ ッ プの 発 生 や 海 外 生 産 地 に お け る旱 越 な ど の 気 候 変 動 に よ っ て,大 幅 に 価 格 が乱 高 下 す る こ とが あ りま す 。 ま た,当 社 製 品 の 原 材 料 の 大 きな 部 分 を 占め る小 麦 粉 の 価 格 も平 成19年 よ り相 場 連 動 型 とな り,国 際 的 な 相 場 の 影 響 を 受 け る よ う にな りま した 。 当 社 グル ー プで は,購 入 契 約 の 方 法 ・時 期 等 を 十 分 検 討 す る こ と に よ り,原 価 を 安 定 させ る よ う努 力 して お りま す が,そ の 価 格 動 向 が 年 間 損 益 に大 きな 影 響 を 与 え る こ とが あ り ます 。

電気機械器具製造業P社

(4)法 的 規 制 ・訴 訟 に 関 す る リス ク 環 境 に関 す る規 制 や 問 題 の 発 生

当 社 グル ー プは,気 候 変 動 対 策,大 気 汚 染,水 質 汚 濁,有 害 物 質 の 除 去,廃 棄 物 処 理,製 品 リサ イ クル,お よ び土 壌 ・地 下 水 汚 染 な ど に関 す る さ ま ざ まな 環 境 関 連 法 令 の 適 用 を 受 けて お り,環 境 に関 連 す る費 用 負 担 や 賠 償 責 任 が 発 生 す る可 能 性 が あ りま す 。 将 来,環 境 に関 す る規 制 が よ り厳 し くな り,有 害 物 質 等 を除 去 す る義 務 が さ ら に追 加 され た場 合 や,CSRの 観 点 か ら当 社 が 任 意 に 環 境 問 題 に取 り組 ん だ 場 合 に は,法 令 違 反 に よ る賠 償 や 任 意 の 支 払 い が 当 社 グル ー プの 事 業,業 績 お よ び 財 政 状 態 に悪 影 響 を 与 え る可 能 性 が あ り ます 。

(中 略)

(5)災 害 等 に関 す る リス ク 災 害 等 に よ る影 響

当 社 グル ー プの 本 社 お よび 製 造,販 売,研 究 開 発 等 の 主 要 な 拠 点 は 日本 にあ る ほか,調 達,製 造, 物 流,販 売,研 究 開 発 拠 点 等 は世 界 中 に展 開 して い ます 。 地 震,火 災,洪 水 等 の 災 害(気 候 変 動 の 進 行 に よ って 発 生 す る もの も含 む)や 戦 争,テ ロ行 為,コ ン ピ ュー ター ウイ ル ス に よ る攻 撃 等 が 起 こ った 場 合 や そ れ に よ り情 報 シス テ ム お よ び通 信 ネ ッ トワー クの 停 止 また は誤 動 作 な どが 発 生 した 場 合 に,当 社 グル ー プの 拠 点 の 設 備 が 大 きな 損 害 を 被 り,そ の 一 部 の 操 業 が 中 断 し,生 産 ・出 荷 が

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遅 延 す る可 能 性 お よび 損 害 を 被 った 設 備 の 修 復 費 用 が 発 生 す る可 能 性 が あ りま す 。 また,強 力 な 新 型 イ ン フル エ ンザ な どの 感 染 症 が 世 界 的 に 流 行 した 場 合 に は,当 社 グル ー プの 生 産 活 動 お よび 販 売 活 動 に大 きな 支 障 を きた す 可 能 性 が あ りま す 。

自動車製造業H社

事 業 等 の 変 化 に よ る リス ク (法 律,規 制 に関 す る リス ク)

・二 輪 車,四 輪 車 お よび 汎 用 製 品 の 業 界 に 係 る,気 候 変 動 へ の 対 応 を 含 む 環 境 お よ び そ の 他 の 規 制 製 品 の 排 気 ガ ス 排 出 レベ ル,燃 費,騒 音,安 全 性,有 害 物 質 お よび 生 産 工 場 か らの 汚 染 物 質 排 出 レベ ル な ど に関 して,二 輪 車,四 輪 車 お よび 汎 用 製 品 の 業 界 は,広 範 に規 制 され て い ます 。 これ ら の 規 制 は,改 正 され る可 能 性 が あ り,特 に 近 年,気 候 変 動 に対 す る懸 念 が 拡 大 して お り,多 くの 場 合,規 制 は強 化 され て い ます 。 これ らの 規 制 を 遵 守 す るた め の 費 用 は,当 社 グル ー プの 事 業 活 動 に 対 して 大 きな 影 響 を 与 え る可 能 性 が あ りま す 。

卸売業M社

⑳ 気 候 変 動 は当 社 及 び 連 結 子 会 社 の 経 営 成 績 に悪 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 が あ り ます 。

気 候 変 動 に よ り近 年 発 生 が 増 加 傾 向 に あ る異 常 気 象 の う ち,局 地 的 な 暴 風 雨,と りわ け大 西 洋 及 び 南 太 平 洋 で 発 生 す る強 い 熱 帯 低 気 圧 で あ るハ リケ ー ンや サ イ ク ロ ンは 当 社 及 び 連 結 子 会 社 が 行 う金 属 資 源,石 炭,石 油 ・ガ ス及 び塩 田事 業 の 生 産 活 動 及 び出 荷 に 悪 影 響 を 及 ぼ し,費 用 の 増 加 や 収 益 の 減 少 を まね く可 能 性 が あ ります 。 こ う した 異 常 気 象 に よ り生 産 現 場 や 生 産 設 備,出 荷 に 使 用 され る道 路,鉄 道,港 な どの イ ン フ ラ ス トラ クチ ャー が 甚 大 な 被 害 を 受 けた 場 合,そ の 復 旧 ま で 生 産 や 出 荷 が 長 期 間 に亘 り停 止 す る こ とが あ りえ ます 。 また,異 常 気 象 は当 社 及 び 連 結 子 会 社 が 出 資 す る 食 料 生 産 事 業 の 生 産 活 動 に対 して も悪 影 響 を 与 え る可 能 性 が あ り ます 。

京 都 議 定 書 が 発 効 して い る こ とな ど,気 候 変 動 や 地 球 温 暖 化 の 原 因 と され る温 室 効 果 ガ ス の 削 減 を 目的 と した 取 組 み が 世 界 的 に進 め られ て い ます 。 こ う した 取 組 み の う ち,環 境 税 や キ ャ ッ プ ・ア ン ド ・ ト レー ド型 の 排 出 権 取 引 制 度 に代 表 され る温 室 効 果 ガ ス排 出 規 制 は当 社 及 び 連 結 子 会 社 が 出 資 す る海 外 発 電 事 業 な ど化 石 燃 料 を 使 用 し,温 室 効 果 ガ ス排 出 量 が 多 い 事 業 の 経 営 成 績 に悪 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 が あ り ます 。

(注)見 出 しの 下 線 部 分 は原 文 イ タ リッ ク体 。

7‑2キ ー ワー ド 「温 暖 化 」 で の 「事 業 等 の リ ス ク」 記 述 事 例 食 料 品 製 造 業A社

(7)原 材 料 価 格 変 動 の 影 響

当 社 グル ー プの 使 用 す る主 要 な 原 材 料 な ら び に重 油 等 の エ ネ ル ギ ー 原 料 には,そ の 価 格 が 市 場 の 状 況 に よ り変 動 す る もの が あ り ます 。 地 球 温 暖 化 に伴 う天 候 不 順 に よ る農 作 物 の 不 作 や エ タ ノー ル 需 要 拡 大 に よ る穀 物 価 格 の 上 昇 な どに 加 え て,こ れ らが 投 機 的 取 引 の 対 象 とな る こ と もあ り,従 来

に比 べ て 原 材 料 価 格 変 動 要 因 が 増 加 して きて お り ます 。

化学工業U社

(7)ア ル ミホイ ー ル 事 業 の 収 益

機 械 ・金 属 成 形 セ グ メ ン トの ア ル ミホイ ー ル 事 業 は,自 動 車 用 アル ミホ イ ー ル を 国 内 で 生 産 し, 主 と して 国 内 で 販 売 して い る。 当 社 独 自の ス クイ ズ プ ロセ スの 特 徴 を 活 か せ る大 口径 品 ・軽 量 化 品 や 意 匠 性 の 高 い製 品 の 受 注 増 に努 め,継 続 的 な コ ス トダ ウ ン と生 産 性 の 高 い 新 規 プ ロセ ス の 開 発 を 進 め て い る。 しか し,輸 出車 輌 の 現 地 生 産 化 や 景 気 低 迷 に よ る大 幅 な 市 場 の 縮 小,地 球 温 暖 化 対 策 を 背 景 と した 市 場 構 造 変 化 に よ る当 社 の 得 意 分 野 とす る大 口径 品 の 需 要 減 少,中 国 品 等 海 外 か らの 輸 入 低 価 格 品 と の競 争 の 一 層 の 激 化 に よ る販 売 価 格 の 低 下 等 の リス クが 顕 在 化 す る場 合,当 社 グ ル ー プの 業 績 及 び 財 務 状 況 に悪 影 響 を 与 え る可 能 性 が あ る。

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気 候 変 動 に関 す る リス ク と重 要 業 績 評 価 指 標(KPI)の 開示(川 原)

保険業M社

(2)自 然 災 害 の 発 生 に よ る多 額 の 保 険 金 支 払 の リス ク

台 風 や 地 震 等 の 自然 災 害 に よ る損 害 は と き に 巨額 にな る こ とか ら,当 社 グル ー プ で は,再 保 険 の 利 用 や 異 常 危 険 準 備 金 の 積 み 立 て に よ って これ らの 損 害 に 備 え て お り ます が,地 球 温 暖 化 の 影 響 等 に伴 う異 常 気 象 や そ の 他 予 想 を 超 え る 巨大 な 自然 災 害 が 発 生 す る可 能 性 が あ り,こ れ らに 係 る多 額 の 保 険 金 の 支 払 い に よ り業 績 が 悪 化 す る リス クが あ り ます 。

航空運輸業Z社

⑩ 環 境 規 制 に関 わ る リス ク

近 年,地 球 環 境 保 全 の 一 環 と して,航 空 機 に よ る温 暖 化 ガ ス の 排 出 量,環 境 汚 染 物 質 の 使 用 な ら び に処 理,主 な 事 業 所 にお け るエ ネ ル ギ ー 使 用 等 にか か わ る数 多 くの 法 規 制 が 導 入,ま た は強 化 さ れ つ つ あ る。 当 社 グル ー プ は,こ れ らの 法 規 制 を 遵 守 す るた あ の 多 額 の コ ス トを 負 担 して い るが, 現 状 の 規 制 の さ らな る強 化,EU域 内排 出量 取 引制 度,環 境 税 等 の 新 た な 規 制 が 導 入 され た 際 に は,

さ ら に多 額 の 追 加 的 費 用 を 負 担 しな けれ ば な らな い可 能 性 が あ る。

図 表8有 価 証 券 報 告 書 に お け る キ ー ワー ド 「温 暖 化 」 の 石 油,石 炭 製 品 製 造 業3社 の 記 述 比 較 (注:2010年3月 期 。 抜 粋,下 線 部 筆 者 加 筆 。)

甲 社 「事 業 等 の リ ス ク」

(セ グ メ ン ト上 の リス ク) 石 油 製 品 部 門

(4)石 油 製 品 の 需 要 に つ いて

日本 の 石 油 市 場 は成 熟 して お り,石 油 製 品 需 要 は徐 々に 減 少 す る と見 込 まれ て い ます 。 更 に,原 油 価 格 の 高 騰 や,京 都 議 定 書 に基 づ く地 球 温 暖 化 に関 す る政 府 の 対 策 等 が,将 来 の 石 油 製 品 の 需 要 動 向 に影 響 を 与 え る可 能 性 が あ り ます 。 これ らの 要 因 に よ り石 油 製 品 需 要 が 減 少 した 場 合,当 社 グ ル ー プの 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 は 影 響 を 受 け る可 能 性 が あ り ます 。

〈中略 〉 (そ の 他 の リス ク)

(5)環 境 に関 す る規 制 につ い て

当 社 グル ー プの 事 業 は,当 社 グル ー プが 事 業 を 行 い,あ るい は 権 益 を 有 す る 日本 や そ の 他 の 国 に お け る広 範 な 環 境 保 全 や そ の 他 の 法 的 規 制 の 下 にあ り ます 。 例 え ば,当 社 グル ー プ は,製 油 所 や 工 場 か らの 汚 染 物 質 の 排 出,廃 棄 物 の 処 理 等 につ い て 規 制 を 受 け,基 準 を 超 え る環 境 汚 染 発 生 に 伴 う 罰 則 を 受 け る可 能 性 もあ り ます 。 また,日 本 や 他 の 国 の 当 局 が 新 た な 規 制 を 行 った り,あ るい は現 在 や 将 来 の 環 境 規 制 を 遵 守 す る こ とに よ り多 額 の 支 出 を 伴 う可 能 性 が あ り ます 。 特 に京 都 議 定 書 や そ の 他 の 地 球 温 暖 化 に 関 す る提 言 に基 づ き,日 本 や 他 の 国 が 温 室 効 果 ガ ス の 排 出 の 制 限 や 新 た な 炭 素 課 税 を 導 入 す る こ と に よ り,当 社 グル ー プ は多 額 の 費 用 負 担 や 投 資 が 必 要 とな る可 能 性 が あ りま す 。 この よ うな 環 境 や そ の 他 の 規 制 の 遵 守 に伴 う債 務 や 義 務 の 負 担 に よ り,当 社 グル ー プの 財 政 状 態 及 び経 営 成 績 は 重 大 な 影 響 を 受 け る可 能 性 が あ り ます 。

(注)「 石 油 製 品 部 門 」 の 下 線 部 は 原 文 ま ま。

乙 社 「対 処 す べ き課 題 」 環 境 対 応 策 の 推 進(中 略)

「環 境 効 率 の改 善」 と 「環境 経 営 の 強 化 」 を柱 に,地 球 温 暖 化 リス ク へ の戦 略 的 な 対 応 を 図 る と も に,チ ー ム ・マ イ ナ ス6%活 動 な どを 通 して,社 員 の 自主 的 ・自発 的 な 取 組 み を 促 進 して まい りま す 。

丙 社 「対 処 す べ き課 題 」 当 会 社 グル ー プを 取 り巻 く環 境

先 進 国 を 中心 と して,地 球 温 暖 化 ガ ス の 削 減,省 エ ネ ル ギ ー ・省 資 源 の 推 進 等,地 球 環 境 問 題 へ の 取 組 み が 一 段 と本 格 化 し,「 低 炭 素 社 会 」 の 実 現 に向 けた 動 きが 加 速 す る もの と考 え られ ます 。

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